20回
2022/06 訪問
【鹿児島の良心を渋谷で味わえるお店】 - 渋谷・表参道ランチ 偏愛日記
鹿児島の郷土料理を供するおてちきやさん。
渋谷駅から徒歩9分。2015年オープン。
私が愛してやまないお店です。
前身のさつまやさんは20代のときから数え
切れないほど訪問させていただきました。
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◆ 料 理 ◆
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【烏龍茶:ホット】税込300円
かつては焼酎お湯割りをまさに湯水の如く
呑んでいた私も今はこちら。気楽な値段が◎
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【夏やさいの揚げびたし】税込500円
夏の名物のひとつ。夏野菜たちが美味なる
出汁をたっぷり含んで。冷たさもごちそう。
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【揚げとうもろこし山椒塩添え:ハーフ】
税込230円
こちらも夏の訪れを知る逸品。甘やかな粒と
ピリリとした山椒の対比がたまらない。
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【なんこつ(気管)】税込160円
【しいたけ】税込150円
なんこつはコリコリしながら身も楽しめる。
しいたけは軸も味わえるのがうれしい。
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【手羽】税込360円
圧巻の一品。一時期これを食べるために
通っていた。ジューシー&プリリで恍惚。
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【たこぶつ】税込490円
良質なたこに心躍る。つけ合わせまで
心配りがしっかりと通っている。
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◆ 雰 囲 気 & 接 客 ◆
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座敷が掘りごたつになり、椅子も新調。
いついかなる時もあたたかい接客。
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◆ ま と め ◆
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大仕事のセルフ打ち上げでフラリと訪問。
そしたら友人が何人もお店にいて驚く(笑)
お店の方々や友人たちと他愛もない会話。
これほど幸福なことが他にあるか。
私はなんと恵まれていることか(涙
お味はもちろん良質。空気感も癒される。
渋谷の良心、ぜひお確かめください◎
というわけで
『鹿児島の良心を渋谷で味わえる』、
そんなお店です。
記事URL:https://iko10151.hatenablog.com/entry/2022/06/23/220532
2022/06/23 更新
2021/07 訪問
【身も心も元気になるお店】 - 渋谷・表参道ランチ 偏愛日記
#食の緊急支援宣言!僭越ながら
今日も食べて飲食店様を応援です!
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鹿児島の郷土料理を味わえる
おてちきやさん。
渋谷駅から徒歩9分。2015年オープン。
私が最も愛するお店と言っても
過言ではないお店です。
前身のさつまやさんは20代からまさに数え
切れないほど利用させていただきました。
昨日に引き続き、2日連続(笑)
緊急事態宣言下のテイクアウト利用です。
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◆ 料 理 ◆
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【夏野菜の揚げびたし…税込500円】
ゴーヤ、ミョウガ、ナスなど夏野菜が
たっぷり。丁寧な調理が心に響く。
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【焼きとん:ナンコツ…税込160円】×2
【焼きとり:皮…税込160円】
ナンコツが特に秀逸。精妙な仕込みで骨と
肉を喰らう。レバー2本のサービスに泣く。
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【唐揚げ弁当…税込1,000円】
醤油系の独特な風味を感じる唐揚げ。
つけあわせの金平とポテサラが名脇役。
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◆ 雰 囲 気 & 接 客 ◆
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我が心のふるさと。
いついかなる時もあたたかい接客。
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◆ ま と め ◆
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なんとレバーを2本もサービスして
いただいてしまいました。。。
ありがとうございます!!!
身も心も元気になる、ほっとする味わい。
これで明日の人間ドックに臨みます(笑)
というわけで
『身も心も元気になる』、
そんなお店です。
★5.0
記事URL:https://iko10151.hatenablog.com/entry/2021/07/15/212354
2021/07/15 更新
2021/07 訪問
【あたたかくまっすぐな真心をいただけるお店】 - 渋谷・表参道ランチ 偏愛日記
#食の緊急支援宣言!僭越ながら
今日も食べて飲食店様を応援です!
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鹿児島の郷土料理を味わえる
おてちきやさん。
渋谷駅から徒歩9分。2015年オープン。
私が最も愛するお店と言っても
過言ではないお店です。
前身のさつまやさんは20代からまさに数え
切れないほど利用させていただきました。
なんと1年ぶり。。。ご無沙汰です。。。
緊急事態宣言下のテイクアウト利用です。
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◆ 料 理 ◆
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【夏野菜の揚げびたし…税込500円】
ゴーヤ、ミョウガ、ナスなど夏野菜が
たっぷり。丁寧な調理が心に響く。
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【焼きとり丼…税込1,300円】
ねぎま、鳥だんご、皮、野菜。粒立ちの良い
ご飯も気の利いた漬け物も大変グッド。
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◆ 雰 囲 気 & 接 客 ◆
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我が心のふるさと。
いついかなる時もあたたかい接客。
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◆ ま と め ◆
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仕事でモヤッとすることがあったのですが、
おてちきやさんの方々にお会いしたのと
その味ですべて吹き飛びました(笑)
やはり私にとって何よりの癒し。。。
思いやりが味から接客から伝わってきます。
真心。とてもあたたかく、まっすぐな。
それをいただくために、
私は通い続けているのかもしれません。
というわけで
『あたたかくまっすぐな真心をいただける』、
そんなお店です。
記事URL:https://iko10151.hatenablog.com/entry/2021/07/14/204003
2021/07/14 更新
2018/10 訪問
【FOOD WRITING】1 さつま おてちきや(鹿児島郷土料理・居酒屋/渋谷)
腹いっぱい、心ゆくまで。
それが鹿児島弁の
「おてちき」の意味するところ。
その名を冠した居酒屋が渋谷にある。
鹿児島の郷土料理を堪能できる
「さつま おてちきや」。
腹いっぱい、
真心のこもった品々を味わえる。
心ゆくまで、
ゆるやかなひとときを楽しめる。
そう、このお店はまさに
「おてちき」を提供しているのだ。
◆
例えば「カツオの腹身」。
燻され旨味が凝縮した一片をつまめば、
薫香がふわりと上がり、
噛みしめた分だけ
鰹の奥深いコクがにじみ出る。
たまらなく、お酒がほしくなる。
ビールも日本酒もいいが、ここに来たら
芋焼酎のお湯割りを合わせたい。
焼酎を水で割って一晩寝かせた
「前割り」でつくるそれは、
優しい口当たりで酔い心地も穏やか。
これで焼酎に開眼した女性も多いとか。
これらを供する、
女将の五月さん
料理長の善さん
看板娘のくにこさんは、
おおらかに、時に繊細に、
訪れた人を何とも幸せな気分にしてくれる。
◆
さつま おてちきやは2015年の師走に開店。
しかしそのルーツは1970年まで遡る。
渋谷ガード下の名店と知る人ぞ知る、
「さつまや」がその前身にあたる。
常連客夫妻が2代目店主となったさつまや。
だが大将が亡くなり、一度は店を閉める。
女将の五月さんの奮闘で再開するも、
諸事情でガード下から去ることに。
しかしさつまやの灯火は消えなかった。
五月さんたちは元より、
常連客の奮闘もあり、
「さつま おてちきや」と名も新たに
再び暖簾を掲げた。
それは、単なる再開ではなかった。
二代目大将の友人でもあり、
銀座や新橋の串焼き屋で30年以上
腕を振るってきた善さんが新たに加入。
串焼きやオヤジ垂涎のポテサラなどが
品書きに加わった。
さらにアルバイトだった
気立てのいいくにこさんも、
正式におてちきやへ就職。
フロアを取り仕切る看板娘となる。
芋焼酎の取り扱いも大幅に増え、
季節の一品が味わえる
「本日のおすすめメニュー」など
通う楽しみもさらに増した。
店舗は昭和の風情が色濃いさつまやとは
打って変わり、新築のビル。
トイレも和式からウォシュレットに。
しかし、変わらないものもある。
長年常連客と共に
歴史を刻んできたカウンターや椅子は、
さつまやから移築した。
温かみがあり落ち着ける雰囲気は
さつまや時代と変わらない。
変えるべきものは変え、
残すべきものは残す。
新しいチャレンジもプラスする。
なぜ永きに渡り愛され続けるのか、
その理由が垣間見えた。
◆
最後に粒揃いの逸品をご紹介。
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《鹿児島郷土料理》
■茹で落花生
柔らかな殻を開けば
ポクポクかつジューシィな実。
食べ出すと止まらない。
■とんこつ
ほろほろ崩れる豚の角煮。
甘辛く濃厚な味が蒟蒻と
大根にもしっかり染み込む。
■きびなご
美しく輝く刺身。
酢味噌でいただく。
浅葱と茗荷でサッパリと。
■地鶏の刺身
新鮮な地鶏の表面を炙り
中はレアで。
九州の甘い醤油がよく合う。
■つけあげ
やわらかな甘味のさつまあげ。
中にごぼうと人参。
疲れた時、特にほっとする味。
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《四季折々の味》
■春/鰆の若竹煮
鰆と筍とわかめを
炊き合わせ、春が香る。
上品ながらお酒に合う。
■夏/夏野菜の揚げ浸し
茄子や茗荷、苦瓜などの
夏野菜がたっぷり。
ひんやりと涼をとれる。
■夏/揚げとうもろこし
芯を付けたまま素揚げに。
添えられた山椒塩により
甘みが引き立つ。
■秋/鰆ときのこの蒸し焼き
鰆、椎茸、しめじがたっぷり。
スダチをギュッと絞れば
食欲の秋が満開。
■冬/ふろふき大根
芯まで出汁を吸った熱々の大根。
甘辛い味噌と一片の柚子。
身も心も温まる。
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《串焼き その他》
■手羽先〈串焼き〉
目を見張る大ぶりな身。
両手でかぶりつけば
鶏のジューシィさに無心に。
■なんこつ〈串焼き〉
身も付いた軟骨は
ムチムチの中に
クキクキとした食感が快感。
■山芋のとんがら焼き
山芋に唐辛子と白ごまを振り
こんがり焼き上げて。
香ばしさとピリ辛が後を引く。
■亀の手
見た目は亀の手のよう。
貝のようだが甲殻類。
磯の風味がたまらない。
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《お酒》
■芋焼酎のお湯割り各種
鹿児島の酒器「からから」で。
差しつ差されつ、友人とも
お隣さんとも仲が深まる。
■るりかけす
国産初のラム酒。
黒砂糖をかじり、ぐびり。
芳醇さが口一杯に。
■おてちきや梅酒
芋焼酎などもブレンドした
特製の梅酒。
深みのある大人の味わい。
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料理、お酒、おもてなし。
そのすべてが、「おてちき」だ。
2018/10/13 更新
同僚の歓迎会。