2回
2019/07 訪問
超予約難となった京都の名店！飯田
外観
2019/08/13 更新
2014/05 訪問
鰻の八幡巻きに感服 ミシュラン1ツ星 飯田
京都 烏丸にある飯田さんに夕食を頂きに行きました。
祇園界隈の懐石料理店を回っているうちに、一般のお客さんが好む絶品懐石が「前田」さん、
同業の玄人が好むのが、こちらの飯田さんであると最近、よく評判を聞くようになりました。
こちらの御主人と前田さんも年齢の近い友人関係です。
場所は、烏丸御池から徒歩7、8分程度のところにあります。
外観は、昭和初期の町家を改装した非常に風情のある建物となっています。
祇園周辺も色々と検討していたのですが、
タイムリーにこちらの物件に巡り合い即決されたとの事です。
店内は、カウンター6席と個室となっています。
今回、仕事関係の方と食事を共にしたため、個室を利用させて頂きました。
個室に通される際、廊下を歩きながら見える坪庭も綺麗に手入れされています。
これだけで期待値が上がってしまいます。こちらの物件を即決された気持ちがよく分かります。
「祇園 さヽ木」、「緒方」、「炭火割烹 いふき」さんの個室の方が広く高級感がありますが、
少人数ですと、こちらの個室もなかなか良いですね。カウンター、個室共に上質な空間です。
料理は、お任せコースとなっています。
(女将さんに確認すると、個人的な撮影はして頂いて構いませんが、店内、料理写真の
WEB上への投稿は控えて欲しいとの要望があったため、写真の掲載は控えさせてもらいます。
カウンターは、基本的に撮影NGです。)
菖蒲酒で始まりました。
先付
養老豆腐
山芋をおろした豆腐に雲丹が乗せられています。
雲丹のボリュームが半端なくあります。
養老豆腐の食感も滑らかで、風味良く美味しいです。
椀物
上に鯉、下にお麩が敷かれています。
新生姜、芽葱が添えられています。出汁は、薄口です。
向付
アブラメ、鰹
アブラメは、関西の呼び方で鮎魚女の事です。ほんのりと焼き目が付けられています。
鰹は、京番茶で香付けされています。これをちり酢、醤油で頂きます。
一手間加えられた向付で、香りも良く美味しいです。
凌ぎ
伝助穴子です。山葵、梅肉で頂きます。
骨の下処理、切り目の入れ方も良いです。
薄口ですが、穴子の旨みが口に入れると広がります。
八寸
粽寿司などがあり、おそらく八寸に当たると思われます。
鯛の粽寿司、クレソン、蕎麦茶の和え物、桜海老のかき揚げなど。
焼物
鰻の八幡巻き
牛蒡を芯として、その周りに鰻を巻き付け、
タレで焼き上げる調理法を八幡巻きと呼びます。
こちらの八幡巻きは、炭を用いた蒸焼きで作られています。
一寸豆が添えられています。旨い！旨過ぎる！
こちらの鰻の八幡巻きだけで、鰻屋として充分に商売が出来ますよと、
女将さんに言うと、じゃあ、昼間に鰻屋さんでもやりましょうか、
と乗っかってくれました。(笑)
稚鮎
こちらの焼き加減も秀逸です。
お口直し
徳島県産 徳谷トマト
フルーツトマトの最高級ブランドです。
販売価格は、1つ500円以上します。糖度も高く絶品です。
鍋料理
牛しゃぶです。レアーに近い牛肉に花山椒と蕨が添えられています。
花参照のピリッとした味と香り、出汁も良く美味しく頂きました。
御飯物、香物、吸物
長野県産のお米を用いています。
先程の鍋料理のお肉と出汁を用いての卵とじ御飯は、最高でした。
水物
和三盆のアイス、サクランボ、美生柑
美生柑とは、愛媛県産の河内晩柑の事です。
和製グレープフルーツと言った感じでしょうか。
甘さ控えめで、さっぱりとした味わいでした。
焼き柏餅
柏の葉をめくると、餡が入っています。
こちらの餡は、食べるとホクホクでとても美味しかったです。
料理全体として、味付け、香付け、盛付共に抜群のセンスを感じました。
特に後半にかけて、アクセル全開になっていくという印象でした。
やはり微妙な火入れ加減、香付けは、玄人を唸らせる技量です。
こちらの御主人は、飯田真一さんです。
金沢から京都へ出てこられて、「紫野和久傳」、「祇園丸山」、「櫻川」など、
そうそうたる懐石料理店で修業されていました。
まだ若干30代で、この領域にいらっしゃるのは、今後が非常に楽しみです。
女将さんものルックス、気立ても良いです。
こちらで開業する前に菊乃井 本店にて、村田さんの元で接客されていました。
私の友人が、京都3大女将というだけの事はあります。
会話の引き出しも多く、とても楽しい時間を過ごせました。
代金の方ですが、正確には把握していないのですが、
徐々に値上げされ、料理代金のみで2万弱からとなっています。
決して安くはありませんが、器、手間、食材を考えると充分、満足のいく内容です。
今回、鰻の八幡巻きの味に深い感銘を受けました。
早速、次回、良い鰻の入荷する頃合いを見計らって、予約を入れて帰りました。
2015/09/02 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
Instagram gurumebuta 毎日外食グルメ豚
京都にある飯田さんに再訪しました。
以前伺った時はミシュラン1つ星でしたが、
現在は3つ星で食べログ点数も4.63と凄いことになっていますね！
あれよあれよと超予約難の人気店となっています。
関西グルメビューティークイーン
まり子ママの貴重な貸切会に呼んで頂きました。
いつもありがとうございます。
東京から著名な料理人、フーディーが集いました。
揃ったところでお料理の始まりです。
お料理はご主人のお任せとなっています。
☆山桃の炭酸水
☆毛蟹とイチヂク
☆椀物 鮑、冬瓜、肝豆腐
☆向付 カレイ、蛸
☆鱧のお寿司、骨せんべい
☆岩牡蠣のフライ、酢橘
☆鮎の塩焼き
☆雲丹、白芋茎、焼き茄子と生ハム
☆鱧雑炊
☆京番茶のアイス
☆新生姜、抹茶
やはり飯田さんの料理は変わらず素晴らしかったです。
カキフライは意表を突かれましたが、絶品でした！
お酒なしで1人4万円弱でした。
都内の割烹店ですと標準的なお代ですが、
京都の地元の方にとっては少し高めに感じるかもしれません。
（あくまでも私個人の印象です。）
飯田さん、緒方さん、アカさんなど、
好きな京都のお店が軒並み4万円クラスとなっています。
私のような庶民が毎日外食するのに、いよいよ通いづらくなってきましたね。
都内鮨バブルと京都名店の高騰の波に乗り遅れている感が・・・。（苦笑）
イケメンご主人、美人女将さんのサービスも変わらず良かったです。
また今後共よろしくお願いします。