23回
2017/04 訪問
旨い唐揚げ一個入って海苔は二段。自分には最強の海苔弁です。
順番は前後しますが、北海道に発つ前日に伺った蒲田駅東口にある唐揚げとお弁当のお店についてのレビューです。この店の唐揚げを世界一と言う人もいるし、大田区民のソウルフードと言う人もいますが、それらがあながち誇張とばかりも言い切れない旨さ。自分的にはここの唐揚弁当は元祖の日本橋弁松、横浜崎陽軒とともに東京・横浜三大折詰弁当と思っています。
でも今回買ったのは折詰弁当ではありません。ランチタイムだけ販売されるエコノミーなのり弁460円です。海苔の下に敷いてあるのが昆布のと鰹節のとがあって、前者を選択しました。
容器こそ簡易な発泡スチロール製ですが、折詰弁当同様に唐揚げがちゃんと一つ入ってこの値段は本当にお得。見つけたらかうべしです。自分は今回特に並ぶことなしに海苔弁買えましたが、買った後、後ろに大行列が出来ていてビックリ。皆さん海苔弁狙いでしょうか。
家に持って帰って早速頂きます。蓋を開けると右側に唐揚げ、左側にご飯というレイアウト。海苔が敷かれたご飯の上には透明なカップに入ったゴボウの漬物としば漬が置かれているのでそれらは蓋に避難させるのが定石です。
まず唐揚げから。鶏肉にじんわり下味が付いていて適度な油感の衣もいい。いつもと同じ安定の旨さです。ご飯にもツマミにもこの唐揚げが一番。
左側は上から1海苔、2昆布とちりめんじゃこ、3ご飯、4海苔、5ご飯という五層構造になっています。海苔が二段になっているのなどこの値段にしては超良心的。唐揚げをオカズに食べてももちろん美味しいですが、左側だけ食べても十分に満足できる味だと思います。
白身魚フライと竹輪天乗ったほか弁の海苔弁よりもちろん旨いし、近年流行りの1000円以上する高級海苔弁にも味では決してひけを取らない。自分にとっては最強の海苔弁です。
2017/05/02 更新
2016/06 訪問
やっぱり東京・横浜三大折詰弁当の一つ。唐揚げももちろん旨いし、きじ焼きもいい
2016年6月訪問
週末の午前10時過ぎ、蒲田駅東口のこちらの売り場を通りかかると、なんとラインナップの中にきじ焼き弁当が。めったに買えない弁当だけに条件反射的に即購入しました。
容器に巻かれた紙を外すと蓋の上には刻み海苔。蓋を開けるとご飯の上に鶏のきじ焼きが3~4個と野菜の天ぷら、タケノコの煮物、しば漬け、昆布の佃煮、タレ瓶などが所狭しと並んでいます。そのままではちと食べにくいので、きじ焼き以外は一旦蓋の上に退避させ、きじ焼きにタレをかけ、刻み海苔をかけるのが自分の流儀。
この日のきじ焼きはいつもにも増していい焦げ具合。香ばしくてとても美味しく頂きました。こちらの一番のオススメは何といっても唐揚げ系のお弁当ですが、そちらは早朝から夕方までだいたい何時でも買えるので、見かけた時はきじ焼き弁当を買うのもいいと思います。
2015年9月訪問
自分が勝手に東京・横浜三大折詰弁当の一つと呼んでいるこちらのお弁当(他の二つは日本橋弁松総本店の白詰と横浜崎陽軒のシウマイ弁当)。この日は雨でランチに外出は面倒だし、それ以前に会議が詰まって時間が無い。ということで通勤途中に調達することにしました。
朝7時前に蒲田駅東口のお店に着くと、本店から着いたお弁当の搬入作業の真っ最中。金属トレイに入った沢山のお弁当を3人がかりでお店に運びこんでいます。かれこれ20年くらいこちらに通っていますが、朝のこの時間にこの光景に出くわしたのは初めて。せっかくなので作業を見学させていただいた後で紫色の箱に入った特選弁当730円を購入して会社に向かいました。
会社でのランチタイムは案の定次の会議まで20分くらいしかない。でもこのお弁当があるから安心。白い粉をふいた唐揚げは味がしみていつ食べても旨い。朝買ったものをこの時間に食べてもやはり旨いです。焼き鳥とチキンカツも入ってボリュームも十分。午後へのエネルギー充填が美味しくサクッとできました。本当にこの店の存在は有りがたいです。
2015年3月訪問
今回は特選弁当(730円)を頂きました。というか閉店前に行ったら他の有力候補は全て売り切れ。でもこれも十分に美味しいお弁当です。
おかずは定番のから揚げに加えて、ねぎまの焼き鳥、チキンカツ、じゃがいもの煮物、かまぼこなど。塩の焼き鳥は久しぶりに食べたけれど意外に美味しい。ここの焼き鳥ってこんなに旨かったっけ。から揚げは味がしみてやっぱり旨い。古今東西無敵の味。チキンカツはボリュームアップに貢献度大ですが、やっぱりから揚げには到底敵わない。チキンカツの代わりにもう一個から揚げを入れて欲しいところ。
そういえば、ここのお弁当は全部から揚げ1個しか入っていない。2個入っているお弁当があればウケると思うんだけどなあ。ここのお弁当で唯一の不満はから揚げが1個だけというところですね。
2014年12月訪問
何かと忙しい年の瀬は手軽に食べられて美味しいこちらのお弁当が大変重宝します。
今回頂いたのはいつもの「から揚げ弁当」よりもちょっとだけ豪華版の数量限定「からたつ弁当」800円。
から揚げ弁当からシュウマイとカマボコが抜け、もも照り焼きとめかじきが入っています。
から揚げはお約束の味。やっぱり味が浸みていてウマイ。大田区民のソウルフードたる絶対盤石の美味しさです。
もも照り焼きもおいしかったけれど、今回はめかじきが新発見。自分が勝手に呼んでいる東京・横浜三大折詰弁当のうち、弁松の白詰めと崎陽軒のシウマイ弁当にあってこちらの「から揚げ弁当」に無かったのは焼き魚系のアイテム。これは他の二店に完全に対抗できるお弁当ですね。しかも崎陽軒の鮪の照り焼よりもこっちの方が旨い。弁松に負けていません。
やっぱりここは東京・横浜三大折詰弁当の一つであると改めて確信しました。
2014年8月訪問
日本の誇るべき食文化の一つ、弁当。
東京~横浜で1000円以内で買える折詰弁当というと、1位は元祖に敬意を表して弁松総本店の白詰、2位は知名度も考慮すると崎陽軒のシウマイ弁当でしょうか。そして3位は.....。こちらのお弁当は1、2位に匹敵する質とコストパフォーマンス。少なくとも五本指に入ることは間違いないと思います。
この日は会議が立て込んでいて昼休みに外出する時間がなかったので、予め朝の出勤時にこちらで「からあげ弁当」(630円)を購入。7:20頃伺ったのですが、朝早くから開いているので、こういう使い方ができるのがうれしいところ。
昼休みに開封。20年以上かわらぬレギュラーメンバーが並んでいます。
メインは大きめのから揚げ1個。たぶん胸肉に味付けをしたものを片栗粉の衣をまぶしてあげたもの。表面に白い粉を噴いたように見えますが、決して粉っぽくはありません。お肉に味がしみて白飯によく合います。
鶏肉の二品目はミートボール。甘めの醤油味。つくねというよりミートボールです。三品目はシュウマイ。これらもおいしいです。
そして特筆すべきは煮物。じゃがいもとタケノコです。しっかりした味付けでこれも白飯にマッチ。この煮物は弁松に匹敵する味だと思います。後はかまぼこ一切れ、昆布のつくだに、紅しょうが。
これだけ入って630円は本当に得だと思います。
他にはからたつ弁当や特製弁当、きじやき弁当などもおすすめです。
2016/06/21 更新
蒲田駅東口の駅前広場から路地に入った右側にある蒲田住民のソウルフード、唐揚げ弁当の売場です。
年も押し詰まった週末のある日の午前中、用事があって蒲田駅近くを歩いていたら、掃除が忙しくて昼食作る時間がないからこちらで弁当を買ってくるようにという自宅からの指令。
至急売場に駆け付けるとまだ11時過ぎと早目の時間だったのでまだほとんどのお弁当が販売中です。特に滅多に買えないレア物のきじ焼き弁当700円もちゃんと並んでいました。
こちらでは白い粉を吹いたような衣の唐揚げが入った三種の弁当、特製730円、唐揚げ630円、からたつ800円が大好きでよく買いますが、きじ焼きもなかなか。見かけた時には原則買うようにしています。
電話で改めて指示を仰ぐことなく今回も即決で二個購入して帰りました。
家で開封した弁当はまだほんのり温かい。ご飯の上にはこんがり焼かれたもも肉が4枚とカボチャ天、しし唐天、筍の煮物、漬物、昆布、がりに加え、焼鳥のタレ瓶と辛子が載っています。
例によって漬物、昆布、がり、焼鳥のタレ瓶、辛子を一旦蓋の上に避難。添付の刻み海苔と焼鳥のタレを掛けてから食べてみると相変わらず旨~い。鶏肉に適度に着いた焦げが香ばしくタレが染みた肉も美味しい。
やはりここは何食べても外れがありません。唯一残念なのは今で言うグランデュオ蒲田西館(当時の名称サンカマタ)地下のお店が10年前に閉まってしまったこと。店内厨房完備のサンカマタ店では強火で焼いたばかりでアツアツのきじ焼き弁当が待ちさえすれば食べられたものです。そろそろ復活してくれないものだろうか。