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昼の点数:4.2
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¥8,000~¥9,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
伝統の技で斬新なお料理。進化を続ける日本料理に感動。決して遺産ではありません。
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伝助アナゴ
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2014/08/10 更新
いわずと知れた京都の名店です。
5月に伺ったのですが、S級なので完全にこのブログの範囲を超えているのと、うかつなことを書くと普段ろくなものを食べていないのがバレるのとで今日まで投稿は保留していました。今日は台風の影響の大雨で食べ歩きは不可能。時間もあるので恥をしのんで書くことにしました。
本店はさすがに敷居が高いので、伺ったのは四条河原町からも近い木屋町の「露庵 菊乃井」さん。多少カジュアル感はありますが、それでも立派なミシェラン二つ星店。昼懐石の7000円のコース(おそらく自腹では人生で一番高いランチかも)。夜の懐石のメニューから品数だけを減らしたものとのこと。
お料理はいずれも感動モノのおいしさ。お造り(お刺身)など、材料さえよければどこでも大差ないようなものですが、それが大違い。大ぶりに切られた身は断面がきれいでエッジが立っています。口に入れると舌にあたる面積が大きいせいか、より素材の良さが一層引き立ちます。まさに包丁さばきの冴えというやつですね。
この日のお料理で一番のサプライズは写真の「伝助アナゴ」。明石で取れた300g以上のアナゴをこう言うそうですが、それをごま油で香ばしく揚げ、タケノコと一緒に卵でとじたものです。というのは食べた後に分かったことで、食べているときはアナゴの甘さ、ゴマ油の香ばしさ、卵のとろとろ感などが混然一体となってもう食べるのに無我夢中。パンチがありながら和食の技法を使った斬新な一品でした。
締めの鯛ごはん(ご飯に乗せて炊き上げた尾頭付きの鯛を目の前で板前さんがほぐしてくれます)と水菓子まで閑然とすることなく、
至福のひと時を過ごさせていただきました。中居さんのさりげないサービスや料理長の方のきさくな様子も、あまりかしこまらずに食事ができてよかったと思います。