ぱりそらさんのマイ★ベストレストラン 2014

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すべランチ(すべらんランチ)&呑みガイド

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ぱりそら (女性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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 食べログでレビューを開始して、今年で2年目に突入。今年もまた、沢山の素敵なお店・お料理と沢山出会うことが出来ました。一緒に味わってくれる家族や、コメントをいただくマイレビュアーさん、そして日々美味しいお料理を提供してくださるお店の皆様に感謝したいと思います。あと、美味しく食べられる健康な自分の身体にも感謝♪ たくさんの素敵なレビューをきっかけに、来年も感動できるお店・お料理との出会いを求めて・・・。

正直、TOP10どころかTOP50まで個人的に番付したいほど魅力的なお店が多かったです。時間が出来たら「パン部門TOP10」や「スイーツ部門TOP10」、「イタリアン」「フレンチ」など好みのジャンルごとに個人的TOP10、作ってみようかな・・・

マイ★ベストレストラン

1位

クイントカント (渡辺橋、肥後橋、福島(阪神) / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/06訪問 2015/02/20

食べログさんに感謝!ハーブとナッツで魅せる絶品イタリアン

一生における幸運の量は決まっていると聞きますが
きっとその何%かを一気に使ってしまったかも?
食べログさんのキャンペーンで、憧れイタリアン
クイントカントさんの4万円お食事券が、当選しました!

興奮でほぼ眠れないまま、重厚な造りのダイビルへ。
入口で早速、藤巻さんから満面の笑顔で歓待を受けます。

店内は白いマーブルと鏡を組み合わせ、スタイリッシュで開放的な空間。
さすが人気店、予約客でぎっしり満席。
お酒が入るためか、かなり大声で騒ぐグループも多く
何だか大賑わい・・・まあ、リラックス出来ますが。

テーブルに弓削シェフが挨拶に来て下さり、
ついに夢に見た、憧れディナーコースの始まりです。

お任せコース 12000円+お料理に合せたワイン

■1皿目(アミューズ)
ビーツカルド、フォアグラウェハース、雉


フォアグラはねっとり濃厚、まろやかな口溶け。
レモンのマルメラータ(ジャム)が爽やかで好相性。
グラスの中は、雉のエキスが凝縮された力強いスープ。

■2皿目(冷前菜)
オマール、アボカド、メロン、ミント


ベースはアボカド、時々顔を出すオマール海老の風味。
豆やマスタードスプラウツとの相性も楽しく、
ガラっと印象を変える、メロンのジェラートが鮮烈。

■3皿目(冷前菜)
川マス、人参、アマレッティ


真っ白な皿にピンク(川マス)、オレンジ(人参)、緑と絵のような美しさ。
軽く炙った川マスには、酢漬けの赤玉葱。
人参のクレマは燻製卵黄を混ぜ、コクと香りをプラス。
アマレッティ(クッキー)のザクザク感も楽しい!
人参の葉のフリットさえ、洗練された雰囲気。

■4皿目(冷前菜)
タコ、アランチーニ、ペペロンチーノヴェルデ


こちらは1皿丸ごと、タコを満喫!
蛸の風味溢れる濃厚スープに、プリプリの蛸の身、
緑色のペペロンチーノソースが、さらに洗練された風味を加えます。

サフランライス+バリバリ香ばしいクロッカンテは
アランチーニ(ライスコロッケ)の再構築。
ヘーゼルナッツ、ホワイトセロリの葉が独特の香り。

次のお料理に合わせて赤ワインを。
*Sausto 2009 Monte dall'Ora
5種の葡萄を使った、重層的で複雑な香味のワイン。
口当たりは重すぎず、ふくよかで凝縮された味わい。

■5皿目(温前菜)
豚、イカ、チョコレート


とろける食感の豚ほほ肉に、イカの耳・墨を使ったソース。
意外にもチョコが、ソースに軽い甘味とコクを。
酢漬けパプリカの赤、松の実の白、エストラゴンの緑が色彩と共に、
味・食感・香りをプラス。
複雑に重なる絶妙のバランス、これ美味し~い!

■6皿目(温前菜)
仔牛、カルチョーフィ、マルサラ


ホロホロ柔らかい仔牛は、プルプルのゼラチンも。
野菜とマルサラ酒のソース、じゃがいものピュレが相性抜群!
カルチョーフィ(アーティチョーク)はソテーとフリットで登場
フレッシュなマジョラムが、エキゾチックな香り。

■お口直し
ベベローネ、グラニテ、フリッザンテ


レモンのグラニテに、試験管に入った炭酸水をかけて
爽やかな炭酸ドリンクにに変身!
こういう部分まで、遊び心たっぷりでワクワク。

ここで、次のお料理に合わせて軽めの白ワインを。
*PONTE DI TOI Vino Bianco
イタリア北部リグーリア州、爽やかな柑橘の香り。

■7皿目(パスタ)
マルタリアーティ、そら豆、ウニ


「不揃いな三角」というパスタは、口当たりなめらか。
そら豆のピュレに、濃厚なウニのソースが鮮やか。
黒胡椒やイタリアンパセリに、レモンの皮が印象的。

*自家製パン
ほのかな甘みと、もっちりした食感。
パスタのソースをつけて、2個も食べてしまいました。

*BRESSAN Verduzzo 2010
華やかな香りが広がる、スッキリと辛口のワイン。

■8皿目(パスタ)
トルテッリ、仔羊、フィノキエット


餃子っぽい見た目、具入りパスタ「トルテッリ」。
中には独特の香りと旨味の仔羊が、野生のフェンネルと共に。
ブロッコリーのピュレと、アーモンドソースが合う!
タイムとペコリーノチーズで、さらに豪華な香りに。 

■9皿目(メイン)
鳥取和牛、和牛スーゴ、炭の香り


地産地消、鳥取和牛は大迫力の厚み。
外ももと内ももの間、柔らかい「しんたま」使用。
噛むほどに、じ~んわり肉の旨味と脂が溢れ出し、
このお肉、すごい!美味し~い!ジューシー!
肉汁と赤ワインのソース、炭の粉・粗挽き胡椒でさらに風味がUP。

■10皿目
シェーブルチーズorパスタ アル ポモドーロ(30g/60g/90g)


60gのパスタを注文。
ムニムニ、もっちり食感のパスタは
どこか細うどんのようなエッジを感じる、独特の噛み応え。
まろやかなトマトの甘味・旨味をギュッと凝縮させた
トマトソースは、何となく懐かしさを感じる優しい味わい。

■11皿目(ドルチェ)
ローズヒップと桃のマリアージュ


お皿の上に花が咲いたような、愛らしいビジュアル。
ジューシーな桃のムースや、凍らせた桃の果肉に、
ローズヒップティーのジュレが、上品なマリアージュ。
周りを華やかに彩るのは、バラのアングレーズソースや花びら
ハイビスカスパウダーに、サクサク小さいメレンゲ。

■12皿目(ドルチェ)
ヴィンブリュレのプロポスタ


スターアニスやカルダモンなど、スパイス満載のジェラートに
黒胡椒の泡、ジンジャーエールのジュレ、
アメリカンチェリーの赤ワイン煮。
どの組み合わせでも複雑なスパイスの重なりを楽しめる、シックなドルチェ。

右上の四角いお菓子は、オレンジの風味を付けた、
揚げたパスティッチェーラ(カスタード)、これ美味しい!

■小菓子:アーリア ディ ノッチョーラ、飲物

イタリアンメレンゲに、ヘーゼルナッツが香る
ビスコッティをまぶした、一口サイズの焼き菓子。
エスプレッソにドボンとつけても楽しめるらしく
早速挑戦・・・苦味をまとった大人味に。

目の前で繰り広げられる、めくるめく美食の世界。
1皿ごとに変わる世界観、意表をつく組み合わせの妙。
魔法にかかったような数時間は一瞬で過ぎ去り、感動だけが残りました。


食後もデザートワインを勧めて下さったり、お料理と
ワインのマリアージュに力を入れておられる様子。
飲み慣れないため、完璧には理解できませんでしたが、
お料理の楽しさ・美味しさだけでも大満足。

こんな素敵な時間をプレゼント下さり
食べログさん、ありがとうございます!


毎月変わる独創的なお料理、次はランチにも挑戦したいです。
ごちそうさまでした!

  • 3皿目:川マス、人参、アマレッティは、絵画のような美しさ
  • まずはシャンパンで乾杯
  • 1皿目:ビーツカルド、フォアグラウェハース、雉、とろけるフォアグラにレモンジャムの酸味

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2位

たま木亭 (黄檗(JR)、黄檗(京阪) / パン、サンドイッチ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/02訪問 2015/02/20

焼立てにかぶりつきたい!童心にかえってしまうパン屋さん

もう何度お邪魔したか分からない、大好きなパン屋たま木亭さん。
食べログで全国区の人気店になる前から通っている
一番好きなパン屋さんです。

熱すぎる想いが溢れそうで、レビューを躊躇って
いましたが、レビュー200件目を記念して初投稿。

ちょうど1年前、2013年3月から始めたレビューも
目標にしていた200件に到達。
素敵なマイレビュアーさん方にお店を教えていただき
読んで下さる方々のおかげで楽しく続けられました。
ありがとうございます!

日曜14時過ぎ、ラッキーにもお店の外には2組のみ!
少し経つと5組以上がズラリと並び、変わらぬ人気。
タイミング良く、5分も経たず店内へ。

店内はすれ違うのがやっとの狭さ、
入口からレジへ一方通行。
入口近くの冷蔵ケースにサンドイッチやクリーム系、
奥の棚には、次々焼き上がる惣菜パン・スイーツ系が。
レジ近くにはシンプルなバゲットや、名物こげパンなどが並びます。


今回購入したのはこちら。
(ショップの説明書きを「」に記載)

まずは惣菜系。

■パンシュー 210円
「角切りベーコンとじゃがいも」


たま木亭さんと言えば、こちら!という代表作。
ガリっと固いクラストのハード生地に
ブロック状ベーコン、じゃがいもがゴロゴロ。
大きな具に絡む、濃厚エスカルゴバター。
ガツンとガーリックとハーブの香り、黒胡椒の刺激。
薄味好きには危険度が高い「THE・濃厚!」な1品。

■じゃがジューシー 178円
「チーズとバターしょうゆ」

焦げ目が香ばしい生地は、もちもち食感。
バターで甘味を引き出した、ホクホクじゃがいもに
カリカリのチーズ、醤油の香ばしさ。
チーズにバターと、食べ応え満点。

■カレーパン 210円
「和牛店
多来多来の牛すじを入れてじっくり煮込みました」

「お1家族様3個まで」という大人気のこちら。
カリカリさっくり香ばしい揚げパンに、とろ~り柔らかなカレーたっぷり。
すじ肉と野菜の旨味が溶け込んだカレーは
溢れんばかりのコク、程よいスパイシーさ。
揚げたてをガブリとやると、もはや天国。

■ベーコンハース 189円
「角切りベーコンとチーズ」


むっちり伸び良い生地と、ゴロゴロ入ったブロック状のベーコン。
トップには、香ばしいチーズたっぷり。

ベーコンの脂や旨味が生地に染み込み、一体感抜群。
もはやパンを食べてるのか、ベーコンを齧ってるのか
分からなくなるほど、すごいボリューム。
黒胡椒の刺激が、これまた絶妙。

続いて、スイーツ系3連発。

■パンオノア練乳仕立て 199円
「くるみパンに練乳クリーム」

柔らかいビエノワ生地で、丸々の胡桃をサンド。
生地に練りこむより、胡桃の食感がダイレクト。
胡桃を覆うたっぷり練乳クリームは、トロトロ柔らかでなめらかな口溶け。
スイーツ好きも満足の甘さ、香ばしい胡桃が好相性。

「練乳仕立て」シリーズは、他にクランベリー(189円)も。

■丹丹フランス 199円
「黒豆と練乳クリーム」

今回購入した中で、一番のハード生地。
クラスト(パンの表皮)も、ガリリと大胆な固さ。
ふっくら甘い黒豆、柔らか練乳クリームが溢れるほど
挟まれ、香ばしい生地と濃厚な甘味がバランス抜群。

「ハード生地+練乳クリーム」は、和栗(220円)も。
こっくり和栗ペースト+練乳で、こちらも美味しい!

■キャラメルクリームパン 168円
「本日のパン」「作りたて」POPに思わずトレイに。
トングで持ち上げるのにドキドキ心配になるほどの、ずっしり感。

ふわっふわ、きめ細かい生地に
ぎっしりカスタード、表面にキャラメルシロップ。
シロップやクリームで、口も手もベッタベタに汚れてしまいますが、
それさえ幸せに感じる、甘×甘コンビ。

惣菜系もスイーツ系も、味にメリハリがあり
濃いめの味が好みの私には、ドンピシャ過ぎるお店。
(逆に、薄味シンプル好きの方には刺激が強いかも・・)

お腹をしっかり空かせて、見た目なんか気にせず、
熱々の焼立てパンに豪快にかぶりつく!

というのが、たま木亭さんのパンの楽しみ方と個人的には思います。
(ゆえに初デートには不向き?)

車で1時間以上と不便な場所ですが、ここでしか
味わえない美味しさを求めて、これからも通い続けます。

ごちそうさまでした!

  • ふっくら黒豆に柔らかい練乳クリームが溢れそうな丹丹フランス199円
  • ガリっと香ばしい生地に角切りベーコンとエスカルゴバター香るパンシュー210円
  • 甘いバターと醤油が香ばしいじゃがジューシー178円

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3位

ラ・ブリーズ (新福島、中之島、福島(阪神) / ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/10訪問 2016/11/16

満腹必至!味もボリュームも抜きんでた至高のビストロランチ

◇第4回目訪問(2016年10月)
約2年ぶりに、ラ・ブリーズさんのランチを。
以前と比べ、200円ずつ値上げされたようです。

A2,000円:スープ、前菜、パン、メイン、飲物
B2,500円:Aコース+デザート


今回はAコースを注文、前菜の種類が以前よりさらに充実しましたね~

■前菜メニュー
・燻製にかけた真鯖の炙り
・パテ・ド・カンパーニュ
・ドライトマトとオリーブのケーク・サレ
・ノルウェー産サーモンのマリネ
・渡り蟹のキッシュ
・鶏もも肉のガランティーヌ
・燻製にかけた豚舌のグリル
・フォアグラのフラン グリルしたブリオッシュ添え(+400円)
・ブーダン・ブラン(白いソーセージ)と林檎のコンポート(+400円)

■メインメニュー
・骨付き鶏もも肉のソテー ソースシャスール
・国産牛肉のカシス煮込み
・本日のお魚料理
・牛ハラミ肉のグリル マルシャン・ド・ヴァン・バター(+800円)
・特別メイン料理(+1,000円)

まずは、こちらからスタート。

■本日のスープ(さつま芋のポタージュ)
まったりトロ~リ、まとわりつくような濃厚でまろやかな口当たり。
器も熱々で、最後まであったか♪

■前菜:渡り蟹のキッシュ
おぉ!さすがの厚み&BIGサイズ!
アパレイユ(中身)には、ほぐした渡り蟹やシメジなどの具がギッシリ。
パイ生地は繊細で、パリパリ弾ける香ばしさ。
トロトロの玉子感あるアパレイユも好きですが、こちらは具がメイン。
お酒を誘う、しっかり濃厚な味わい。

■前菜:鶏もも肉のガランティーヌ
鶏もも肉に様々なお肉を詰め込み、ロースト後に輪切りした1品。
冷製なので、具沢山のハムやパテのような・・

こちらのパテは、クセが控えめで上品ですが
ガランティーヌは香味野菜やレバーぽい風味、ナッツ?など個性的な味わい。
甘口のマスタードや、ピンクペッパーが合う!

■メイン:真鯛のポワレ ラタトゥイユ添え
わぁ!相変わらず切り身が大き~い!
こんがりパリッパリで香ばしい皮目に、
厚みある身はしっとり&ホロリとロ馴染み良く、上品な鯛の旨味。

たっぷり敷き詰められたラタトゥイユは
オイルやトマトソースが野菜に染み込んで、トロトロ柔らか~
茄子や玉ねぎ、パプリカなど野菜が濃く甘い!
コクと甘味があるバルサミコソースに加え、ラタトゥイユもソース代わりに♪

■国産牛肉のカシス煮込み
わぁ、これまた大きな牛肉の塊が3つも!
ナイフの重みだけでホロリと崩れる、とてつもなく柔らかなお肉・・
これ、もうめっちゃ美味し~い!
赤ワインソースよりもサラリと軽い
フルーティーなカシスの風味が、重厚な牛肉の旨味に合う~♪


牛肉の後ろには、小山のようなドフィノワ。
じゃが芋にしっかりと香辛料を効かせ、パルミジャーノで焼いた1品。
シンプルなのに、ワインが進むハマる味!

こんがり大きな万願寺唐辛子も甘い!

久々のランチでしたが、相変わらず1品ごとのボリュームがすごい!
素材も大ぶり、しっかりとソースも楽しめ
ビストロの醍醐味を堪能できました。

接客がちょっと覇気のない感じでしたが・・

特にメインのボリュームと味わいが圧巻なので、定期的にお邪魔しなくては~
ごちそうさまでした!
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◇第3回目投稿(2014年12月)
およそ1年ぶりに大好きなラ・ブリーズさんへ。
日曜のお昼過ぎ、店内は当然満席で大賑わい。

土日は以下2コース(以前より200円値上げ)
A1,800円:スープ、前菜、パン、主菜、飲物
B2,300円:Aコース+デザート


パンのお代わりは+50円、
グラスワイン赤・白・スパークリング各650円。
さらに1人1,650円で、上記ワイン3種・プレミアムモルツより3杯選べるプランも。

今回いただいたお料理はこちら。
■人参のポタージュ
優しい人参の甘味で、まったりなめらか~
家では真似できない、奥深いコクにうっとり。

■ノルウェーサーモンのマリネ
肉厚でとろけるサーモンが、ドドンと3枚。
シブレットやピンクペッパーが、サーモンの旨味に良いアクセント。
濃厚なサーモンも、ビネガー風味のサラダや
ピクルス(蓮根・胡瓜)の酸味で爽やかに。

もう1品の前菜は、以前と同じうずらロースト。
相変わらずの迫力、香ばしさとスパイスが調和。

■鯛のポワレ サフラン風味のナージュ仕立て
ドーンと横たわる大きな鯛のポワレに、サフラン色の綺麗なソース。
皮は驚くほど香ばしく、肉厚な身はしっとり。
殻付きあさりや玉葱、人参、豆類もゴロゴロ。
ディルやチャービルが、色と香りをプラス。

まろやかなバターが効いたソースは、ナージュ(泳ぐ)仕立てらしく、まるで極上スープ。
ブイヤベース風の濃厚な魚介出汁に、
野菜の甘味やバターやクリームのコクが加わり、とろける~♪

これ、今まで食べたメインで一番好きかも!

■手羽元とチョリソーと野菜の煮込み
太い手羽元3つにチョリソー3本と大迫力・・3人前と言われても納得できそう
ホロリと柔らかい鶏肉や、ピリ辛チョリソーは
柔らかく煮込まれた大ぶり野菜と、相性抜群!
玉葱や人参、パプリカやブロッコリーも甘い!

ソースはサラリと、カレーぽいエスニック味。
ご飯代わり?のクスクスに、ソースが染み込み
別添えの「トマト&唐辛子の辛味ペースト」が、また鶏に合う~♪

■アールグレイ風味の無花果のタルト
こちらで初めていただくデザート・・やっぱり1カットが巨大ですね。
ザクザク香ばしいタルトに、しっとりアールグレイ風味のクレームダマンド。
大きなカットの無花果もゴロゴロ、あぁ贅沢。
紅茶風味で無花果の深みが増し、ミントのジェラートで爽快に。

テーブル間が狭いので、お隣が騒がしいと
あまり落ち着いて食べられませんが、この美味しさ・ボリュームを求めて
これからも、定期的にお邪魔したいお店です。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2013年12月)
冬メニューを試そうと、日曜ランチを予約。
相変わらずカウンターまでギッチリ満席の人気。

前菜の種類が以前より増え
ノルウェーサーモンのマリネや鶏レバームース、
+300円でフォアグラのフランやブータンノワール(豚血のソーセージ)まで。


今回も前菜・メインのコースを2種選び、シェア。

■鳴門金時のポタージュ
さつまいもの甘味はもちろん、
奥深いブイヨンの旨味が印象的。
なめらか濃厚、冬に嬉しいほっこりポタージュ。

■さざえのブルゴーニュ風
殻の中でグツグツ音がするサザエは、プリプリ。
エシャロットやパセリ、にんにくが香るソースがワインに合う!
ボリュームは、他の前菜に比べて控えめ。

■塩漬け国産豚バラ肉のソテー 豚足とレンズ豆添え
ホロッと崩れる、柔らかく煮込んだ豚バラ肉に、
たっぷりレンズ豆と、刻んだ豚足の濃厚ソース。

ソースはデミグラスより甘さ控えめ、凝縮した旨味がお肉の繊維1本1本に染み込み
濃厚~!これ、美味し~い!
マスタードも相性抜群、脂身もとろける味わい。
これはパンやワインはもちろん、ご飯にも合いそうなパンチがあります。

■スズキと貝類の煮込み アリッサ風味
ベースのスープは、サラリと軽いトマト風味?
香ばしく皮を焼かれたスズキが、ドンと2切れ。
牡蠣やアサリなどの魚介のコクに、
玉ねぎやパプリカ、プチトマトなど野菜の甘味が溶けて優しい味わいに。

ちなみにアリッサとは赤トウガラシやにんにくを混ぜ合わせたペーストのよう。
今回は、スープが優しい味で辛さは目立たず。

もう1つのメイン、
コック・オ・ヴァン(骨つき鶏もも肉の赤ワイン煮込み)
大迫力のボリュームで、美味しそうでした。

前菜メニューも増え、メインも相変わらず嬉しくなるボリューム。
やっぱり、これからも通い続けたいお店です。
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◇初回投稿(2013年9月)
お腹いっぱいフレンチを食べたくて、訪れたのはラ・ブリーズさん。
想像をはるかに超える、大ボリュームのお料理が
高コスパでいただける、ランチが大人気の様子。

(ボリュームたっぷりビストロと言えば、
大西亭さんやル・ヌー・パピヨンさんも有名ですね)

土曜のランチタイム、
台風で荒れ模様にも関わらず予約で満席。
11時半~12時スタートの場合のみ、予約可能。

こじんまりした店内は、テーブル間隔は狭め。
フランスモチーフのポスターや絵が飾られ、柔らかく温かい雰囲気。
ドアや椅子など、ビビッドなオレンジ色がアクセントカラー。

土日のランチコースは以下の2種類。
A1,600円:前菜orデザート、スープ、メイン、パン、飲物
B2,100円:Aコースの前菜・デザートが両方


Aコースの前菜・メインを2種注文しシェア。

■ケイジャン風味のうずらのグリル ビーツとじゃが芋サラダ添え  
メインかと見紛う迫力のお皿、骨付きのうずらは皮目がパリッパリ。
スパイシーなケイジャンパウダーと、
甘味と酸味が絶妙のマスタードソースで、うずらの旨味が際立つ1皿。


フィンガーボウルもあり、手掴みでペロリ。  
まったりマヨっぽい風味の、ビーツとじゃがいものサラダが、
ピリリとスパイシーなうずらの味を和らげます。 

■パテ・ド・カンパーニュ
優しいピンク色のパテは、見た目通り
レバーのクセやスパイス控えめで、食べやすい!
ピクルスの酸味、まろやかなマヨネーズソース
ピンクペッパーの刺激。バゲットにも合う!

■バゲット
熱々で、バリっと香ばしいクラスト(パンの皮)
お代わりも無料でOKですが、メインに備えて2個が限界かと・・

■ブロッコリーとじゃがいもの冷製スープ
じゃがいも入りでも、サラサラ軽い口当たり。
クリームのコクがスっと喉を通り過ぎ、美味しさの余韻がふわり。
細かいベーコンのトッピングが、程よい塩気。

■鶏もも肉のソテー ソース・シャスール
一目で度胆を抜かれる、迫力満点のビジュアル。
小山のように積み上がった、大きな鶏もも肉がドドンと2枚も!
1枚でも十分に1人前はある、分厚~い鶏ももはジューシーでふっくら。
皮はパリっと理想の香ばしさ、さすがプロの技。

ソースがまた秀逸!
炒めたエシャロットとマッシュルームに、白ワインやフォン、
デミグラスを加えたソース・シャスール。  
マッシュルームの風味に、甘さと酸味が絶妙のデミグラスが合う♪

付け合わせは粗くつぶしたポテトグラタン。
クリーミーでじゃがいもの風味が満点で、好み。
鶏肉やポテトに、味わい深いソースをたっぷりつけ口に運ぶと・・もう天国~

■沖縄まーさん豚と豚舌のシュークルート
こちらも2人前相当、正面に横たわる豚舌と、
同じく大きく分厚い豚バラ肉も、裏側にドドン。

豚舌は牛タンとはまた違う、フワフワとなめらかな食感。
ホロホロ煮込まれた豚バラは、凝縮された旨味。

ボリューム満点の豚肉も、シュークルート(キャベツの酢漬け)のおかげで美味しく完食。

粒マスタードを大胆に付けた豚肉を、
酸味とコクが溶け出たスープに浸してパクリ・・
もう言葉になりまへん!旨すぎ!
美味しい料理のパワフルな力が、身体中に沁み渡るような感動の瞬間。

■エスプレッソ
苦味が柔らかく軽い口当たり。
にも関わらず、薫りが深いエスプレッソ。

お料理はボリュームだけでなく、ハーブやスパイスの個性的な香りでパンチある味わい。
単に満腹になるだけでなく、
食材が持つ旨味や力強さが伝わる独特の充実感。

通うごとに愛着が増しそうな大好きなお店です。
ごちそうさまでした!

  • トロ~リまろやかなさつま芋のポタージュ、バゲット
  • 渡り蟹やシメジなど具がギッシリ、濃厚な味わいの渡り蟹のキッシュ
  • レバーやナッツが個性的な風味、鶏もも肉のガランティーヌ

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4位

TRATTORIA AL SODO (中之島、肥後橋、渡辺橋 / イタリアン、パスタ、創作料理)

2回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2017/05訪問 2017/06/08

心にしみいる絶品パスタ!素材を活かした優しい味のイタリアン

◇第8回目訪問(2017年5月)
美味しいパスタに必ず会える、アルソードさん。
前回はランチでしたが、ディナーは1年以上ぶり。

まずは白ワインと共に、美味しいアペリティーボ(19時まで無料の前菜)を。
サラミやハムに、キャベツのオイル風味。
蓮根やごぼうのトマト煮を食べると、こちらのトマトソースの美味しさを再確認。

今回は、シェフからロマーニャ名物のご紹介が。
ボローニャ近くのラヴェンナという町で有名な、ピアディーナ(薄い円形のパン)。
サラミとパルミジャーノを挟みパタンと2つ折り。
薄いけど素朴な味わいのパンに、サラミとチーズの塩気やコクがシンプルに合う!

■前菜3種 1,000円
新しいお料理に挑戦しようと迷いつつ、ついお気に入りをリピート。
*茄子のラザニア
ジューシーな茄子とソース、チーズがマッチ
*鰯のオーブン焼き
ふっくら肉厚で脂ののった鰯に、お芋やトマト、ディルにガーリックも?
もう絶妙過ぎるハーモニーに、今回も悶絶!

今回、新たに挑戦してみたのが

*真鯛とじゃが芋のブランダード
塩鱈を使うことが多いブランダードですが、こちらは塩気控えめで上品。
贅沢な鯛の風味に、トロトロなめらかなお芋。
ひと口目から、しっかりした鯛の旨味がブワッと広がり絶品!

今回もついつい優しいシェフに甘え、少量ずつ2種のパスタをお願いしました。

■タリアテッレ・デル・ペッシェ(通常1,600円)
オリーブ、バジル、魚(この日は真鯛)のオイルソースパスタ。
たっぷり入った真鯛ならではの繊細な旨味に、
粗く砕いたオリーブやケイパーの酸味、刻んだドライトマトの濃い甘酸っぱさ。

鯛やオリーブの風味が溶け出たオイルが、なめらかなタリアテッレに絡む~
にんにく控えめなので、素材の味が活きてます。

飲み干したくなる美味しいソースは、フォカッチャに染み込ませてパクリ。

■ペペローニ・アル・ラグー・アッラ・モデネーゼ(通常1,600円)
(パプリカとグアンチャーレのトマトクリーム)

パプリカが美味しい時期限定のパスタ。
真っ赤なパプリカのソースは、じっくり火が通され甘味が引き出されています。
トマトの旨味に、まろやかなクリームのコク。


このソースをタリアレッテに絡めるだけでも、十分美味しいですが
表面に広げたパンチェッタが、また美味しい♪
ねっとり生ハムのような塩気と脂身が、合う~
たっぷりの黒胡椒が全体を引締め、ひと口ごとにしみじみ美味しいパスタでした。

前菜とパスタでもう満腹、お会計は3,560円。
新しい(といっても1年以上働いておられる)スタッフさんは、キビキビ爽やかで
お料理の説明もとても分かりやすく丁寧です。
シェフと一緒に調理も担当されていて、ますますお店が輝きそうですね。

毎回、帰り道にも美味しさを反芻しながら幸せ~な気分になれるお店。
名物のレモンクリームのパスタや、
ヘーゼルナッツのペーストを使った、甘いパスタも気になるので
また近いうちに、お邪魔しなくては!

ごちそうさまでした!
◇第7回目訪問(2016年7月)
久々にラザニアを食べたくなり、日曜ランチでアルソードさんへ。
13時前には、半分ほど席が空いていましたが
予約が入っていたようで、次々に団体のお客様が来店し満席に。
相変わらず、夜だけでなくお昼も人気ですね~

パスタとラザニア各800円を注文し、シェア。
まずは、素朴な美味しさの前菜が到着。

■サラダ、プチ前菜
プチプチ食感のもち麦に、玉葱やパプリカを合わせた爽やかなサラダや、
甘~い人参のハーブマリネ、
ガツンと旨味が濃いフリッタータ(オムレツ)、
葉野菜にはドレッシングと共に、砕いたグリッシーニがカリカリといい食感。

前菜を食べ終わる頃、パスタとラザニアが到着。

■グアンチャーレとズッキーニのスパゲッティ
おぉ!意外にボリューミー!いい香り~♪
程よい茹で具合のパスタに、グアンチャーレのコク深い脂と塩気、
トロリとろけるズッキーニが、いいバランス。

サラリとしつつ奥深いソースは、トマトとブロード(出汁)でしょうか?
削ったパルミジャーノがコクを加え、美味しい!

■特製ミートソースとゆで玉子のラザニア
グツグツ音と香りがたまらない、熱々ラザニア。
ゴロンと粗いひき肉の旨味に、ゆで玉子、トマトソースやオイル、
伸び良いチーズがたっぷり、完璧な美味しさ♪

なめらかなパスタ生地が重なり見た目以上のボリューム、夢中になる味わい。

どちらもシンプルに見えて、食べて驚く深い味。
夜はもちろんですが、800円のランチでさえ
「美味しい物食べたー!」と満足できる、さすがのクオリティでした。

ごちそうさまでした!
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◇第6回目訪問(2016年3月)
自分の誕生日を言い訳に、アルソードさんへ。
シェフと近いカウンター席で、楽しい夕べ♪

■ランブルスコ(赤・微発泡) 650円
お料理がエミリア・ロマーニャ色たっぷりなので、同じ州のワインに。
しっかり深みがあり、渋みと酸味が好バランス。
コク深く豊かに広がる香りで、発泡は控えめ。

アペリティーボでは、毎回唸ってしまう美味しさの茄子のトマト煮や
甘味と香ばしさを引き出したトロトロ玉葱も。
パルミジャーノやサラミも、ワインに合う♪

■前菜3種 1,000円
新しいお料理に挑戦しようと迷いつつ、結局前回美味しかった2品を。
*ほうれん草とパルミジャーノのカッソーニ
*トルタサラータ(生ハムのキッシュ)

 たっぷりの甘い玉葱が、生ハムとマッチ

今回、新たに挑戦してみたのが

*鰯のオーブン焼き
ゴロンと丸ごとのお魚が出てくると思いきや、
ほぐした鰯、マッシュポテトを何層も重ねた、お洒落な1品が登場。
ディルが爽やかで、一気食べしちゃう美味しさ。

またまた今回も、少量ずつ2種のパスタをお願いしてしまいました。
いつも笑顔で引き受けて下さり、感謝です!

■ブロッコリーとパルミジャーノ、パンチェッタのトンナレッリ(通常1,500円)
わぁ!薄い緑とピンクで、春のような1皿♪
四角い断面の手打ちトンナレッリは、シコシコ程よい噛み心地。
細かく刻んだブロッコリーとパンチェッタが、
優しい味のソースになって絡む、絡む~!


表面に広げたパンチェッタは、生ハムのようなねっとりした塩気♪
上品な味はブロード(ブイヨン)?と思いきや
お水しか使わないそう・・素材の旨味が引き出されまくりです。

■ポルチーニ茸のクリームソース
メニューには「ポルチーニのラビオリ」はありましたが、バターソースとのこと。
前回美味しかったクリームソースで食べたくて
またシェフに無理なお願い・・特別に作っていただきました!

出てきたパスタには、薄切り&細かく刻んだポルチーニ茸がどっさり♪
食べる前の香りだけで、クラクラしそう!

トゥルンとした舌触りの手打ちタリアテッレに
芳醇なポルチーニが薫るクリーミーなソースがたっぷり、もう悶絶!

地球最後の日は、このパスタを食べたい!
1滴でも残したら罰が当たりそうな、贅沢ソースをフォカッチャで堪能。

■クレームカラメッラ
誕生日がもうすぐ、と話していたらシェフから嬉しすぎるサプライズ!
ろうそくに火を灯したメッセージ付ドルチェが。
なんか、ジーンとしちゃいます・・

卵のコクが濃厚なプリンは、ほのかにザラつきも残る懐かしい甘さ。
優しい甘味の上品なカラメルが、相性抜群!
流行りのなめらかトロトロ系とは別格の、味わい深いプリンでした。

以上で、お会計は4千円。
予約のお客様も次々来店され、忙しい中でも誕生日を祝って下さる
シェフやスタッフさんの笑顔に癒されました。

また近いうちに、ぜひお邪魔したいです!
ごちそうさまでした!
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◇第5回目訪問(2015年6月)
久々に美味しいパスタを求め、アルソードさんへ。
冷たいビールと共に、アペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)を。
分厚い椎茸やズッキーニ、トロトロの茄子は深みあるトマトソースで。
松の実入りのキャロットラペも爽やか~

ついアペリティーボで満足しがちですが、今回初めてちゃんと前菜を注文。
1品ずつ出来立てが、1皿ずつ提供されます♪

■前菜5種1,600円(単品380円、3種1,000円)
*トルタ サラータ (生ハムのキッシュ)

香ばしい卵とチーズ、甘い玉葱と生ハムの塩気。
ザクザク甘味あるパイ生地も美味しく、もう何個でもお代わりしたくなる美味しさ!

*茄子のラザニア
薄く切った茄子と、ソースの重なりが絶妙!

*トリッパのアラビアータ
柔らかいハチノスに、ほんのり辛味のあるトマトソースがたっぷり。
みっしり詰まったフォカッチャ付きなので、ソースの旨味を堪能。

*ゴルゴンゾーラとポテトのグラタン
大きなグラタン皿に、熱々ポテトがぎっしり。
ゴルゴンゾーラ独特の香りに、ローズマリーやパン粉の香ばしさが重なり美味し~い!
濃厚でクリーミー、思わずワインを追加。

*ほうれん草とパルミジャーノチーズのカッソーニ
パンツェロッティ(包みピッツァ)ぽいですが
もっと薄く香ばしい生地で、ほうれん草とチーズが包まれています。
熱々とろ~りチーズとほうれん草、生地とトマトソースの一体感!これも美味しい!

前菜でかなりお腹が膨れてしまったけど、パスタは食べたい。
出来れば少量で2種類・・というワガママに、またシェフが応えて下さいました。
いつも、ありがとうございます!嬉しいなぁ♪

■イイダコとオリーブ、バジルのパスタ (通常1,600円)
取り分けている時点から、濃厚なタコの香り~
トマトとタコにオリーブ、バジルなんてもう無敵すぎる組み合わせ。
小ぶりのイイダコならでは、凝縮された旨味と出汁がトマトと重なり、美味しすぎる!
1滴もソースを残したくないほどハマる味わい。

■仔牛の煮込みソース タリアテッレ  (通常1,600円)
クリームソースを食べたくて、お勧めされた1品。
とろ~りミルキーなソースに、ほぐした柔らかな仔牛がたっぷり入り
口中にゴージャスな旨味が広がります。
思わずうっとり~、この味完全にノックアウト。

パスタはどちらも、なめらかでトゥルンと舌触り抜群の幅広タリアテッレ。
相変わらず、手打ちは美味しいなぁ♪

前菜もパスタも、決して強めの味ではないのに
素材の持ち味がじんわり広がる、独特の力強さを堪能できました。

メインも食べたかったけど、満腹すぎて断念。
2人でビール3杯、ワイン2杯でお会計6,300円。

他の前菜・パスタはもちろん、次こそメインを!
いつか全種類のお料理を制覇してみたくなる、そんなお店です。

ごちそうさまでした!
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■第4回目訪問(2014年8月)
蒸し暑さを吹き飛ばすべく、美味しいパスタを。
お盆期間の雨天にも関わらず、予約客が次々訪れて店内は大盛況・・相変わらずの人気。

まずはアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)
■マシャレッリ トレッビアーノ・ダブルッツオ 2012
華やかでクリアな口当たり、スッキリ辛口の白。
軽い酸味が爽やかで、飲みやすい1杯でした。

■サンタマッダレーナ ピノビアンコ 650円
フルーティでキレのある酸味が広がる
濃厚な味わいの白ワイン。料理にも合う!

今回初めて2名でお邪魔したので、前菜もFREE FODD (飲物の値段のみ)と思えないボリューム!
甘くローストした玉葱に、トマトソースが合う!
トロトロ柔らかな茄子、なめらかなハム盛り合わせまで、全部美味しい!
お代わりもお勧めされ、つい今回も食べ過ぎ。

さて、そろそろパスタを。
ズラリとボードに並ぶメニューを、1品ずつ説明して下さいます。
選んだのは、以下の2品。

■カペラッチ フェラレージ 1,600円
名前だけ聞くと、何やら呪文のようですが・・
南瓜とアマレッティ(アーモンド粉のクッキー)を入りラビオリに、クリームソース。

スイーツのように甘いフィリング(詰め物)と
まろやかでコク深いクリームソースが好相性!

黒胡椒とバルサミコの柔らかい酸味が、全体をキュっと引き締め、
このパスタ美味し~い!クリーミー!

■真ダコのラグーとオリーブのパスタコルタ 1,500円
こちらは一転、ギュっと凝縮された力強いタコの旨味が広がります。
トマトソースは、タコはもちろんオリーブやフレッシュバジルなど香り豊かで
フォカッチャで残らずすくい取りたくなるほど
濃厚でハマる味、これも美味し~い!

パスタは、もっちり弾力のニョッキぽい食感。
通常のパスタ生地とは違う物らしく、力強いソースに負けない抜群の存在感。

他にビールも飲んで、お会計は2名で5,300円。
お邪魔する度に、見たことのない新しいパスタやお料理に出会えて
その美味しさに、毎回感動できます。

本当は、前菜(単品380円、3種1,000円、5種1,600円)も楽しむ予定が、
アペリティーボを食べ過ぎ、次回に・・。
キッシュやグラタン、カルパッチョ、ポレンタや野菜のフリットなど全部気になる~!

3種や5種盛り合わせを頼んでも、1品ずつ出来立てを運んで下さる
のもワクワクしますね。次回こそは!

ごちそうさまでした!
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◇第3回訪問(2014年5月)
4ヶ月ぶりに、美味しいパスタを求めてお店へ。
シェフは前回来た時期まで覚えて下さっていて、相変わらず素晴らしい記憶力。

まずはアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)を注文です。
■ソーヴィニヨン・ブラン 600円
軽くフレッシュな口当たり、爽やかな白ワイン。
酸味も穏やかで、スルスル飲んでしまう1杯。

■前菜盛り合わせ
アペリティーボ時間内(17:30~19:00)、勧めて下さるままについお代わり。
前回同様、南瓜のインパナータやモルタデッラなど大充実のアテが
drink代だけでいただけるなんて、幸せすぎ♪

今回、特に印象的だったのは
*じゃがいものクリーム煮
ほくほくじゃが芋に、クリーミーなソース。
カリカリの香草パン粉が、風味良く香ばしくていいアクセント。
*茄子のオイル煮込み
トロッととろける茄子は、もう旨味の塊!
何を使えばこの美味しさに?もはや神業です。

*柔らかい葱のポモドーロ
実は葱苦手ですが・・・恐る恐る口に運ぶと、葱の香りやクセはなく甘くトロ~ンとした食感。
トマトやオイルの香味に包まれ、気付けば完食。

*新キャベツのブディーノ(プリン)
シェフ自ら、「良かったら」とおすすめ下さった季節の1品。
口に入れるとホロっと崩れ、もうスフレのよう。
ほのかに温かく、キャベツの春らしい苦味と甘味に削ったチーズの香りがふわり。
ふわぁ~、これ食べたことない!美味しすぎる!

前菜を堪能し、恐る恐るパスタをハーフで2種お願いできないか確認すると、
お任せならOKと。毎回ありがとうございます!

■蛤とトマトのパスタ
フレッシュなトマトと蛤のシンプルなコンビ。
イタリアンパセリの緑、コクのあるオイルが重なり、見た目も味も想像以上に華やか!
なめらかな手打ちタリアテッレに、
貝の出汁溢れるソースが絡んで美味し~い!
残ったソースを、スープのように飲み干したくなるほど(フォークだけで断念)。

■ボロネーゼ
こちらは一転、ガツンと濃厚系のパスタ。
同じタリアテッレでもずいぶん違う印象で、削ったチーズの香りが広がります。

荒々しい肉の旨味が、口で弾けるような力強さ。
粗挽き肉を香辛料の風味が引き立て、軽いクリームのトマトソースが全体をまとめ
う~ん♪これも美味しすぎる!たまら~ん!

以上で合計2,400円。
本格パスタに前菜・お酒もいただき、この価格・・お値段以上の満足感。

今回は団体客の予約が重なり忙しい日だったのに、ハーフサイズをお願いして後悔。
今度は予約状況をちゃんと確認してから、お願いするようにします(>_<)

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2014年1月)
2014年のレビュー1件目は、大好きなアルソードさんから。
この日、死ぬほど美味しいパスタが食べたくなり
迷うことなく、こちらをチョイス。

新年早々の夜、ラッキーにもお客さんは少なめ。
お店に入るなり美味しそうな料理の香りが店中に漂い、もうワクワク。
念願のアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)からスタートです。

◇ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ボルドレーゼ 560円
白ワインで有名なイタリア、マルケ州の名産。
フルーティながらキリっと引き締まった味わい。

◇前菜盛り合わせ
1drink注文で、17:30~19:00前菜お代わりOK。
料理は盛り付けられた状態で、テーブルまで運んで下さいます。
勧められるまま、2皿目もついお代わり・・・ワインと共に至福のひと時!

*南瓜のインパナータ
香草パン粉でマリネした南瓜。
甘い南瓜に、サクサクパン粉のローズマリーやオレガノの香りが絶妙。
*ブロッコリー・アラポモドーロ(トマトソース)
にんにく香るトマトソースと、ブロッコリー
*サラミ、モルタデッラ
極薄のサラミやモルタデッラを、細く香ばしいグリッシーニに巻いて・・
おぉ!とろける~!すごい旨味です♪
特にエミリア・ロマーニャ州を代表するソーセージ「モルタデッラ」は、
口当たりなめらか、独特の風味。お酒に合う!

本日のメニューから選ぶパスタは、ほぼ手打ち。
どれも個性的で美味しそうで、迷う~
選びきれずハーフで2種類をお願いすると、図々しいお願いに笑顔で応えて下いました。
シェフ、なんて男前!嬉し~い♪

■赤縞いんげんとグアンチャーレのタリアテッレ(通常サイズ 1,600円)
幅広のタリアテッレは、なめらかでプリプリ。
優しい豆風味のソースは、ほんのりトマト味も。
グアンチャーレ(塩漬豚ほほ肉)のとろける脂とコクに、フェンネル?独特の香味が。

■ポルチーニのタリオリーニ (通常サイズ 1,700円)
これでもか!というほど、華やかに広がるポルチーニの香り。
なんともゴージャスで官能的!

細めでも弾力ある、もちもちタリオリーニに、
「ザ・濃厚!」な、まったりクリームソース。
おぉ~!このパスタ、ひと口目からのたうち回るほどの美味しさ!

上手く表現できませんが、なんて魅惑的な味!
身体に染み渡るほど美味しいパスタ、こういうの食べたかった~!
もう世界中の人に食べてほしくなる感動的な味。

1つ1つのパスタの特徴を、愛情たっぷりに教えて下さるスタッフさん、
神がかり的に美味しいパスタを生み出すシェフ。
前回ランチで1度訪問したきりなのに、
シェフがちゃんと顔や座っていた席まで覚えて下さっており、脱帽。

イタリアン激戦区ですが、ここでしか味わえない
エミリアロマーニャ色満載のパスタやお料理で、進めていくそう。
AL SODE(確固たるもの)という店名通り、芯の通った美味しいお料理ばかり。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年3月)
某雑誌の「いま本当に行きたい美味しい店2013」
ランチ特集が気になり、アルソードさんへ。

肥後橋駅3番出口から、土佐堀通を西へ10分。
結構歩きます。
なにわ筋を超え、1つ目の角を北に入るとすぐにイタリア国旗が。

土佐堀から1本曲がるだけで、一瞬、外国の路地にいるような錯覚に。
1928年に建てられたという歴史を感じるビルや
ローマ字の営業時間や、「Benvenuti(ようこそ)」のドアシールなど
つかの間、イタリアにトリップした気分に。

入口すぐは、南イタリアを思わせる開放的空間。
その奥に広がるメインの部屋は天井が高く、白い壁に沢山の上品なアート。
異国情緒たっぷりです。

土曜11時半、OPENとほぼ同時にお店へ。
12時前には、20名は入りそうなメインの部屋が半分以上埋まりました。

土日祝日限定(平日13時~)オーダーOKのランチは
前菜(3~4種類)、パスタ、メイン、フォカッチャ、ドルチェ、飲物 1,600円

この日は、初訪問なので手軽なこちらを。
■ラザニア(サラダ、フォカッチャ)800円

他にパスタランチ800円(揚げ茄子とパルミジャーノのトマトソース)もあります。
ドルチェは+150円(この日はパンナコッタ)


■サラダ
レタスと玉葱、人参にオイルベースのさっぱりドレッシング。
クリーミーなポテサラ、柔らか人参のマリネも。

雑誌で見た華やかな前菜は、1,600円コース用。
近隣のASSEさんや、難波イタリアンバール スペッロさん等
千円以内で前菜が豪華なお店に比べ、寂しい気も。

■自家製フォカッチャ  
熱々フォカッチャは、色白ながら外はカリカリ、中はギュっと詰まった素朴な味わい。
お代わりもすぐ気づき、熱々を出してくれます。

■ミートソースとゆで卵のボローニャ風ラザニア
グツグツ音を立ててラザニアが登場、迫力満点。
手打ちラザニアがソースと共に何層にも重なり、周りにはトマトソースもたっぷり。
粗く砕いたゆで卵、生地、ミートソースにチーズをからめて
フォークを口に運ぶと・・うっわ~!すごい!
めっちゃめちゃ美味しい!


黒胡椒の効いた力強いミートソースは、
クリームと共に食べると、一気になめらかに。
薄めのパスタ生地に濃厚なチーズの旨み、素朴な卵の味が重なります。

うまく説明できずに歯痒いですが、感動的に美味しいラザニアです、これ!
雑誌には「ベシャメルやトマトなど3種ソース、
2種のチーズを使ったボローニャ風手打ラザニア」とありますが、ソースとチーズのハーモニーが絶妙!

ひと口目の美味しさに、思わずニヤけてしまうと
イタリア人スタッフさんに「美味しいですか?」と聞かれ・・恥ずかしいなあ・・

乳製品が豊富な土地で発達したラザニア、お店の雰囲気は南イタリアっぽいのになあ。
お伺いしたところ、シェフはクレモナ(ミラノの南東)にいらっしゃったそう。
厨房で黙々働く姿に声をかけづらかったですが、
お話すると、一気に笑顔が素敵な話しやすい雰囲気で色々教えて下さいます。

次は夜にアペリティーボ&美味しそうなパスタを食べに再訪したいです。
ごちそうさまでした!

  • 白ワイン、19時までお代わりOKの前菜、アペリティーボ
  • コクのあるトマトソースが合う蓮根のトマト煮、サラミやキャベツオイルマリネなど
  • お代わりのアペリティーボ、サービスの熱々フォカッチャ

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5位

アニエルドール (阿波座、本町、西大橋 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/01訪問 2020/06/16

芸術的な美しさのフレンチが1,500円!破格のランチコース

昨年OPEN以来、有名レビュアーさんも絶賛の嵐の
ネオビストロ、アニエルドールさん。

繊細な美しさのお料理を、ずっとずっと食べたくて
今回やっとランチを予約し、いざ初訪問!

日曜日の12時、
お店入口には当然のごとく「予約で満席」の文字が。
テーブル席12名の小じんまりした空間は、
明るい清潔感がありつつ洗練されたインテリア、
カジュアル感もあり温かみある雰囲気。

シェフ、サーブのスタッフさんが各1名ずつ。
完全OPENの厨房で、
調理と芸術的な盛付けが行われています。

思わず目を疑う、破格のランチコースは
アミューズ、前菜、メイン、バゲット付き 1,500円
デザート&飲物(コーヒーor紅茶)は+500円
前菜・メイン・デザートは2種から選べます。

*アミューズ ししゃものリエット

なんとなく盆栽を思わせる、独特のビジュアル。
パリパリのパイ生地に、なめらかなリエット。
ほんの一口サイズなのに、口中にししゃもの風味。

*仔鴨もも肉ムース/バースニップ(白人参)
/紫マスタード/ミモレット

フワリと軽く、なめらかな口どけの仔鴨のムース。
バターナッツ南瓜のピュレは、とろける優しい甘さ。
塩漬けラルドの旨味が華を添えます。

お皿に塗られた紫マスタードや、ミモレットチーズで
刺激が加わると、また違った表情に。
ムースやソースが口の中で優しくほどけて、
じんわり広がる余韻、これぞフレンチの醍醐味!
(と言えるほど、分かっちゃいませんが・・・)

*ヨコワマリネ/生ハム/インカの目覚め/トマトサラダ
軽く炙ったヨコワを主役に、甘いトマトのサラダ、
ねっとりしたコクと塩気のハモンセラーノ。
インカの目覚めは、下に敷かれたなめらかなピュレと
上にふりかけられたパウダーの2役で登場。
どの組み合わせで食べても、唸ってしまう美味しさ。

*バゲット、オリーブオイル
迫力ある分厚さのクラスト(パンの表皮)は、
野性味さえ感じる香ばしさと、カリカリ食感。
クラム(パンの内側)は、ちぎるのに苦労する位もっちり。
このバゲット、美味しすぎて止まらなくなります!
華やかでフレッシュに香るオリーブオイルとも、好相性。

*本日の鮮魚/マンハッタン・クラムチャウダー
トマトがベースの、マンハッタン風クラムチャウダー。
たっぷり入ったプリップリ肉厚の浅蜊はもちろん
豪快な真鱈も、ゴローンと食べ応え十分。

魚介の旨味がギュギューっと凝縮されたソースは
アメリケーヌソースを思わせる濃厚な風味。
もう美味しすぎて、地団駄踏みたくなります!

*鳥取県産仔牛ロースト
バニュルスビネガーのソース

仔牛のローストは、独特の弾力と柔らかさ。
とろ~り重厚なコクと酸味のソースは、
完熟葡萄で作る天然甘口ワイン、
バニュルスワインのビネガー。

ジロール茸や黒いトランペット茸の風味、
素揚げの紫キャベツがパリパリと、程よいアクセント。

*黒ゴマのリ・オ・レ/ミルクのアイス/クランブル
初体験の、「リ・オ・レ」。
(お米をミルクで柔らかく煮た甘いリゾット)

黒ゴマのスープにお米の粒々感、和を感じるデザート。
冷たくまろやかな、ミルクのアイスとも相性良く、
クッキー生地を手で砕いた、クランブルが程よい香ばしさ。

*赤いフルーツのパルフェ/ホワイトチョコムース
白いお皿に描かれた、洗練された彩りのデザート。
真っ赤な木苺のソルベ、
ホワリとした口どけのホワイトチョコムース。
独特な風味のホワイトチョコのガトーは、しっとり食感。

ピンク色のセミフレッドも爽やかで、
美しすぎる完成度のパルフェ、
食べ終わってしまうのがもったいない・・・

アートのように美しく、華やかなビジュアル、
様々な素材やソースの味・食感が重なり合い、
口の中で溶け合う至福の瞬間を、存分に堪能。

少数精鋭なので、提供には少し時間がかかりますが
(この日は2時間弱)
丁寧に時間をかけた、繊細な盛付けを楽しめます。
優雅に流れる時間に身を任せ、
ゆったりランチを楽しめる素敵なお店でした。

ごちそうさまでした!

  • 仔鴨もも肉のムース、バースニップ(白人参)、紫マスタード、ミモレット
  • 盆栽のような可愛さのアミューズ、ししゃものリエット
  • 仔鴨ムースのとろける食感にバターナッツ南瓜の甘さがたまらない

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6位

OSTERIA AL CORALLO (本町、心斎橋、堺筋本町 / イタリアン、パスタ、洋菓子)

2回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2017/12訪問 2018/03/22

鹿にポルチーニ茸まで?900円ランチの概念を超える極上ボロネーゼパスタ

◇第4回目訪問(2017年12月)
前回から2年半近くも空いてしまいましたが、大好きなOSTERIA AL CORALLOさんへ。
この日は平日ランチでお邪魔しました。
13時過ぎでも次々に来店され、L.O.13時半まで途切れない人気に嬉しくなります。

■平日ランチメニュー
(前菜盛り合わせ、自家製フォカッチャ付)

・自家製ボロネーゼと揚げ茄子  900円
・鶏もも肉スパイシートマト煮込1,000円
・コース2,800円
 シチリア風鰯と松の実とウイキョウのキタッラ、三重ジビエ鹿ももグリッリア他

平日限定のお得な900円パスタを注文。
まずは、丁寧に1品ずつ説明して下さる前菜からスタート。

◇パスタランチ 税込み900円
■前菜4種盛り合わせ
(左から右へ順に)
*茄子のカポナータ
 トマトソースとオイルのコク深い味
*鶏もも肉のインボルティーニ
 生ハムや茸を巻いた鶏肉は旨味凝縮!
*南瓜のスフォルマート
 ムースのようになめらか~
 南瓜の甘味が口の中で儚く消えます
*大麦のサラダ(グラス入り)
 ツナやケイパー、パプリカにセロリ
 シャキシャキ感とマイルドな酸味♪

■自家製フォカッチャ
イタリアンバールスペッロさん同様、小ぶりでもギュッと詰まったしっとり生地。
ほのかな甘み、表面の塩気が好バランス。

■自家製ボロネーゼと揚げ茄子(大盛り)
見るからにトロリと濃厚そうな、具たっぷりの自家製ボロネーゼ。
牛肉に加え、豚肉や鹿肉まで使うそう!
揚げ茄子もジューシーでとろける~

さらに刻んだフレッシュポルチーニ茸や、トリュフオイルのかぐわしい香り。
こんな贅沢ボロネーゼ、お昼から食べていいんでしょうか・・

パスタは、やや細めのフェデリーニかな?
タリアテッレやパッパルデッレなど、幅広パスタに絡めて食べてみたかったです。

メニューにはサラッと「自家製ボロネーゼ」と書かれていますが
そのイメージを軽く超えてくる魅惑の味。
様々なお肉の旨味や脂のコク、香り高い茸の風味がトマトソースに溶け込み
ひと口ごとに、ときめきさえ感じます。

久々に大盛りパスタを注文しましたが、全く飽きることなくペロリ。

2年半もご無沙汰していたのに、シェフは顔を覚えていて下さり
またまた嬉しいデザートのサービス。

■カシスのセミフレッド
ひんやり甘酸っぱいカシスが、まろやかに口の中でとろけて
食後に嬉しいサッパリ爽やかな酸味。
ザクザクッと香ばしいクランブルや、砕いたピスタチオがまたいい相性♪

厨房はもちろん、ホールにも10代の若手スタッフさんが増えていますが
お若くても皆さんプロ意識がすごい!
ますます人気も高まっていますが、常にお客さん目線の謙虚な姿勢は変わらず。


どんな人にも自信を持ってお勧めできる
居心地・味わい共に大好きなお店です。

ごちそうさまでした!
◇第3回目訪問(2015年7月)
美味しいパスタと前菜、デザートを求めて
久々にOSTERIA AL CORALLOさんへ。
OPENから1周年を迎え、お店の名前を一新された人気イタリアンです。

念のため予約し、土曜12時半にお店へ。
近隣オフィスの方や、お休みのゆったりランチの方など程よい賑わい。
シェフのお顔が見えるカウンター席へ。

土曜ランチはA900円、B1,600円、C2,500円の3種類。
それぞれ、パスタや前菜も異なります。

以前はメインランチ1,100円などコスパ抜群でしたが、土曜は変わったのかな?
2,500円コースはメイン付きですが
この日はパスタ気分で、AとBを注文。

◇Pranzo A 900円
■前菜盛り合わせ(写真はPranzo B参照)

おぉ!900円ランチと思えない華やかさ!
12時の位置から反時計周りに

*サラミフィノキオーナ(ウイキョウの種入サラミ)
*南瓜とパルミジャーノのスフォルマート

みっしりしつつもスフレのような軽い食感、チーズの塩気が絶妙
*紫キャベツのザワークラウト
酸味爽やか、フェンネルシードの甘い香り
*鶏レバーと無花果のパテ
とろける食感、ほのかなレバーの風味も
*フリッタータ
*生ハムのジェノバ風ポテトサラダ


サラダにはすりおろし玉葱のドレッシング。
生食OKのかぼちゃ「コリンキー」や、水茄子もフレッシュで甘い♪

■自家製フォカッチャ(日替わり)
この日はクランベリーとひまわりの種入り。
密度の高いしっとり生地に、香ばしいひまわりの種や甘酸っぱいクランベリー。
表面の塩気も絶妙でやっぱり美味しい~

■茄子と自家製リコッタチーズとバジルのトマトソース スパゲッティ
自家製リッコタがドーン!と乗った上に、削ったチーズもこんもり。
フレッシュな甘味と酸味のトマトソースに
ジューシーな揚げ茄子、バジルも爽やか~
リコッタチーズのミルキー感も加わり、何とも贅沢な気分になれます。

◇Pranzo B 1,600円
■スペシャル前菜盛り合わせ

Pranzo Aの前菜+スペシャルな1品が

*三重県産鹿肉と無花果のパテ(右上)
クセはないのに鮮やかに溢れる肉の旨味。
無花果の甘味と、粒マスタードの酸味が上品に重なり美味し~い!

■手打ちパスタ ルンゲッティー
ずわい蟹とほうれん草のトマトクリーム


これこれ!TVで見て食べたかったパスタ!
卵白(TVでは卵黄と誤って紹介)とパン粉で練り上げたパスタは、
太さが不揃いでモチモチ独特の噛み応え。
ニョッキとも極太のピチとも違う・・このムニムニ食感、面白い!ハマる~!

蟹の風味が広がる、まろやかなトマトクリームソースもリッチで濃厚♪
ほうれん草やズッキーニも相性抜群、
さらに鷹の爪がピリ辛で、いいアクセント。

■ドルチェ盛り合わせ
本来のドルチェは、「ティラミスと季節のフルーツ」でしたが
シェフのご厚意で素敵な盛り合わせに♪
いつも、ありがとうございます!

*ブラッドオレンジのジェラート
*ティラミス

エスプレッソの苦味が大胆に効いた大人味
*ピスタチオのパンナコッタ
まったり濃厚で、とろけるパンナコッタ。
細かい粒々のピスタチオパウダー?がふんだんで、なんて香り高い!
*クレマカタラーナ
バニラビーンズ香る、凍らせたプリン。
ほのかに柑橘系?の魅惑的な香りも好み~
*ミニスコーン
ザクザク素朴な生地に、甘酸っぱいレーズンや香ばしいひまわりの種・オーツ麦入り

見ても食べても笑顔になれる、幸せなドルチェばかりでした♪

初めてランチタイムにお邪魔しましたが、
丁寧なお料理の説明、笑顔あふれる温かい接客は夜と変わらず。
お料理と同じ位、居心地にも惚れるお店。


ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2014年9月)
美味しいお料理と、愉快なスタッフさんとのトークが楽しめる、
大好きなイタリアンCoRallo 01さんへ。

メニューが変わり、シェフが修行された
シチリアなど南イタリアの個性的なお料理も増えて、ますますワクワク。

まずは生カールスバーグ480円を注文。
今回も店内は少し余裕があったので特別に
小ポーション(定価の7掛け)でご対応いただけました・・いつも我儘すみません。

■前菜3品690円(通常5品980円)
*ビシソワーズ、生ハムと黒胡椒のグリッシーニ添え

トロ~リなめらか、じゃが芋の冷製スープ。
クリーミーなコクが広がり、小さなスプーンではなくグラスごとグイっと飲みたくなる美味しさ!
ガリリと香ばしいグリッシーニも合う!

*ブリュレ風自家製チーズ
クレームブリュレ風の卵色のチーズは
まったり濃厚ながら、クセは控えめ。
表面はカソナード(きび砂糖)でキャラメリゼされ、カリカリ香ばしい甘味。
岩塩やピンクペッパーも絶妙のバランス。
こんなん食べたことない!何て魅惑的な味!

*オマール海老と野菜のテリーヌ
活きたまま仕入れているというオマール海老は、ブリッと弾む食感&贅沢な風味。
オクラやアスパラガス、ヤングコーンなど
野菜も新鮮でシャキッと甘く、キラキラ華やかなビジュアル!

■北海道産生ウニのトマトクリームスパゲッティ 1,680円
(小ポーション 1,180円)

お勧めの「全粒粉手打ちパスタ」への麺変更+300円もサービスに・・
わぁ!なんて嬉しい!

立ちのぼる湯気から、早速いい香り。
まろやかで濃厚な生ウニ、トマトのフレッシュな酸味、クリームのコクが三位一体に。
このソース、理想の上をいく大好きな味!
ズッキーニの食感も程よいアクセント。

全粒粉タリオリーニはやや褐色で、噛むほどに甘味と素朴な歯応えが・・これ美味し~い!
なめらかさより、ゴツゴツしたイメージの独特の豊かな風味は
濃厚ソースに負けない、力強い味わい。

パスタの後「お口直しに・・」とサービスいただいたのが

■グレープフルーツと桃のグラニテ
さっぱりグレープフルーツのグラニテに、ピンクグレープフルーツと大好きな桃!
白ワインのジュレが上品に包んで爽やか~

今回も、初体験の美味しさを大満喫!
カウンターから代わる代わる話しかけて下さるシェフやスタッフさんとの
楽しい会話も、毎回ひそかな楽しみ。

次回は、シチリアから取り寄せている塩鱈を使う煮込「ギヨッタ」や
イカ墨のリゾット
にも挑戦したいです。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2014年6月)
気軽に1人飲みが楽しめるイタリアンを探していて見つけたのが
本町にあるcoRallo 01さん。
2014年4月にOPENされ、シェフ&オーナー共に三重県のご出身。
地元の鮮魚や野菜を使うお料理が揃います。


当日予約をして、いざお店へ。
真っ白なドアの前でしばし立ち往生・・お、押しても開かない。
引き戸タイプと分かり、そそくさと店内へ。

入口近くにはテーブル席、奥の厨房前にはカウンター席が7席ほど。
柔らかいスポットライトがほのかに照らす
ほっこり木目調のインテリアは、カフェのようにくつろげる雰囲気。

この日は、鳥羽の鮮魚と鈴鹿の珍しい野菜が届いたばかり。
オーナーさんが丁寧にワインや食材(野菜畑や漁港の様子)を
タブレットを見せて紹介して下さいます。
まずは、白ワインと前菜を。

■MORO Trebbiano d’Abruzzo 500円
イタリア、アブルッツォ州の白ワイン。
フレッシュな果実味が印象的。
量たっぷりでも軽く飲みやすい口当たり。

■前菜5種盛り合わせ 980円
キラッキラで思わず見惚れる美しい1皿!
お料理も、1品ずつ説明してくれます。

*真鯛のカルパッチョ
一口サイズでも分かる、新鮮な歯応えと力強い鯛の旨味
*蛸といんげんのジェノベーゼ
蛸も明石ではなく、鳥羽産。
ブリっとした弾力と風味で美味し~い!
*生ハムの野菜巻き
ねっとり濃厚な生ハムの中は、
瑞々しく甘いズッキーニや水茄子、いんげんなど野菜が甘い!
*イカ墨のアランチーニ
熱々サクサクの衣で、柔らかイカ墨リゾットを包んだライスコロッケ
イカも入って風味抜群。トマトソースで
*鶏レバーのブルスケッタ
優しい甘味の中、ほのかに香るレバー。
ピンクペッパーの刺激と、無花果の甘さが重なる組み合わせの妙。

他に、小さなモッツァレラチーズとプチトマトのカプレーゼも。
美しさはもちろん新鮮な食材の強みを活かす
センス良い組み合わせに心奪われました。

つい欲張ってパスタもメインも食べたいと相談すると、今日は混み具合に
余裕があるので、と特別にハーフOKに♪
シェフのご厚意で通常料金の半額に!
嬉し~い!ありがとうございます!

■海老とピスタチオクリームソースの自家製タリアテッレ
(ハーフサイズ) 740円

ゴロゴロ入った大きな海老は、口の中でブリッと力強い弾力。
クリームソースは想像よりも軽め。
ややひねりが入る手打ちパスタはモチモチ。
ピスタチオの香りは控えめですが、海老の旨味とクリームがバランスよく美味し~い!

■フォカッチャ(オレンジピール)50円
熱々で外はサクサク、中はふんわり。
爽やかな甘味のオレンジピールは苦味ゼロ。
ひと口食べて思わず、「ウハッ♪」と声が出るほどの美味しさでした。

■ローマ風仔牛のサルディンボッカ
(ハーフサイズ) 790円
「柔らかい仔牛を薄くたたいて生ハム、水牛モツァレラチーズを挟んでソテー」


思わずハーフ?と目を疑う迫力のサイズ。
柔らかい仔牛に生ハムやチーズの塩気、
香ばしくさとジューシーさが調和して、これも美味し過ぎる~!

肉汁と白ワインのソースやバルサミコソースに、なめらかなじゃが芋のピュレ。
黄人参、黄いんげんに、
オクラや生食用ズッキーニ、
甘さに驚くスナップえんどうやベビーコーン
綺麗なうずまき模様のビーツキオッジャなど、珍しい野菜も楽しくついペロリ。  

何を食べても美味しく終始ニヤけっぱなし。
お腹一杯、さて帰ろうとしていると・・
「お店からサービスです」とデザートのプレートが!ひぇ~嬉しすぎる!

■デザート盛り合わせ
*ピスタチオのパンナコッタ

シチリアで購入のピスタチオペースト使用。
トローンと濃厚でミルキーな口当たりと
贅沢なピスタチオの香りを満喫・・これも食べたことない美味しさ!

*ココナッツのメレンゲ
サクっと小気味よいメレンゲに、
オレンジ風味のまったりバタークリーム。
プチトマトのように甘く弾ける食用ほおずきや、キウイなど盛り付けも可愛いな~

お料理はもちろん、お店全体を包む「おもてなし」オーラがまた格別。
当日予約でも、名前入りの席札が用意され
サッと荷物置きが用意されたり、空調の吹出し口の向きを気にして下さったり。

オーナーさんを始め、厨房からシェフやスタッフさんが色々と話かけて下さり
料理の話や美味しいイタリアン店談義まで。

女性限定のレディースコースも開始。
■お1人様用レディースコース 1,980円
(drink1種、前菜、パスタ、フォカッチャ)

地元への愛と美味しい物を提供したい
という熱意がビンビン伝わってくる、応援したくなるお店でした。


ごちそうさまでした!

  • 全粒粉タリオリーニが絶品!生ウニのトマトクリームパスタ(小)1,180円
  • 美しすぎる盛り付けの前菜5種盛り合わせ980円
  • 海老とピスタチオクリームソースの自家製タリアテッレ(ハーフ)740円

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7位

アシッドラシーヌ (天満橋、谷町四丁目、北浜 / ケーキ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 2.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/04訪問 2016/05/22

重なり合う芳醇な香り☆洗練された大人のケーキ

◇第3回目訪問(2016年4月)
初めて平日昼間にお邪魔すると、先客はゼロ!
ゆっくりショーケースを眺めて、スタッフさんに教えてもらいつつ選んだのは
(以下、全て税込み価格)

■レランド キャラメル 540円
「しっとりした生地とキャラメルクリームの組み合わせ」


層が幾重にも重なる、魅惑的なビジュアル。
最初のひと口で、もうチョコ好きはメロメロ♪

トップは、ホロリ崩れるキューブ型クッキー。
しっとりしたビスキュイショコラは、もはや生チョコのような重厚感。
濃密で大人っぽいキャラメルクリームの甘味が
口の中でチョコレートと共に溶け合い、目を閉じて浸ってしまいます♪

■キュリユー 520円
「ピスタチオのビスキュイとフロマージュのムース、フリュイルージュのソースと
マスカルポーネとバニラのクリーム」


トップには苺やラズベリー、赤すぐりの実にクリームという愛らしい姿。
ほわりと口溶けよく、マスカルポーネの優しい甘味とバニラの香り。
もう、このクリームだけでニヤけちゃう味。


表面を覆うのは、パリっと薄いホワイトチョコ。
中は密度のあるフロマージュムースに、鮮やかな酸味の赤い果実ソース。
土台のビスキュイは、濃いピスタチオ風味。

フロマージュの濃厚さ、ベリー系の甘酸っぱさ
ホワイトチョコの甘味や、ピスタチオの香りが生み出す極上のハーモニー♪

甘すぎず軽い食後感は、初夏に向け人気出そう。

■タルトシトロンピスターシュ 540円
「サクサクのシュクレ生地の中に、ピスタチオのクリームとムースリーヌ
レモンのマルムラードとムース」


タルトシトロンと聞くと、ツヤツヤ黄色いドーム状のタルトを想像しますが
こちらは、真っ白で洗練されたビジュアル。

白い部分は、スっと儚く消えるレモンムース。
マルムラード(柑橘ジャム)ぽく、ムースだけ食べると酸味とわずかな苦味も。
でもピスタチオやシュクレ生地と合わせると・・

おぉ!なんと言うことでしょう!
ピスタチオクリームの独特で力強いコク、
ザクっと分厚くバター香るシュクレ生地と相まって、一気に上品で優しい味に。

特にナッツ入りピスタチオクリームが濃厚で、レモンと好相性♪
キリリと素材の風味が活きる、大人のタルト。

今回3度目ですが、足を運ぶたびに欲しくなる
魅惑的なケーキに目移りして、全種類制覇の野望を達成したくなります。

春の間に苺どっさりのタルトにも挑戦したいし
まずはチョコ系から全制覇?、人気の抹茶のコンフィアンスも食べてみたいし・・
と、幸せな悩みが尽きない素敵過ぎるお店です。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2014年10月)
とろける美味しさの濃厚ケーキに浸りたくなり、
再訪したのは、大人気のアシッドラシーヌさん。

この日大阪で大きなイベントがあり、土曜12時前の店内はほぼ貸切状態。
お店の了解をいただき、ショーケースを撮影。
じっくり吟味しつつ、今回もつい4点購入。

■キャラメルポワール 500円(価格は税込み)
「香辛料の効いたビスキュイと、ローストした洋梨・キャラメルのババロワ」


お店のfacebookで見た瞬間、恋に落ちたこちら。
洋梨&キャラメルの盤石のコンビに、スパイスを効かせたエキゾチックな1品。

表面は艶々トロトロ、大人のキャラメルソース。
メインのキャラメルババロワは、フワフワで軽い口どけ。
ゴロゴロ入った大ぶりの洋梨が、ジューシー!
ナッツ入りビスキュイが、妖艶なスパイス風味でなんとも個性的!

■グリオットピスターシュ 540円
「ピスタチオの生地とクリーム、グリオットのクリームとジュレ」


ピスタチオ好きが小躍りしそうな、魅惑的な1品。
砕いたピスタチオが表面を覆い、
ビスキュイにも混ぜ込まれているため、独特のナッティな風味が口いっぱいに。

優しいクリームに、底に敷かれたショコラや
キュンと甘酸っぱいグリオットチェリーのジュレがアクセント。
トッピングのグリオットチェリーには、
アマレットがジュワっと染み込み、突き抜ける洋酒の香りが大人向け♪

■ショコラアンタッセ 520円
「オレンジの花の水の香りを移したミルクチョコムースとコニャック風味の
ガナッシュクリーム、ブラウニーの生地」


爽やかなオレンジ風味のミルクチョコムースは
フルーティで、スっと溶けるのに濃厚な味わい。
胡桃やフィアンティーヌ?入りのブラウニーは、ザクザク香ばしい食感。
コニャック風味のガナッシュが、エレガント♪
香りや食感がそれぞれ異なるショコラが織りなす、極上ハーモニーにうっとり・・

■フラン 330円
「サクサクのブリゼ生地の中にカスタードクリームを入れ焼き上げました」


表面は、こんがり焼き色のカラメル風味。
カスタードはプニプニ&むちっとした食感に、優しいバニラの甘さ。  
土台はサクサク繊細で、バターの豊かな香り。 

香りや食感のアクセントや全体のバランス、口どけの良さなどが洗練されていて
じっくりその世界観に浸れるケーキばかり。


次回はショコラ系以外を狙って、
クリームチーズのアノニマやキャラメルバナナのサントノレ、フレジェといったガトーに
フィナンシェやマカロン、ボンボンも試したい!
濃厚なだけではない独特の美味しさを求め、今後も通い続けます。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2014年4月)
大阪はもちろん、全国的にも話題沸騰の
超人気パティスリー、アシッドラシーヌさん。

その繊細で香り高い味わいはもちろん
パティスリー・ケ・モンテベロの橋本シェフのお店ということもあり
瞬く間にファンが増え、飛ぶ鳥を落とす勢い。

お店があるのは、マンションが立ち並ぶ閑静な住宅街。
土曜の昼過ぎ、お店の外まで続く行列は10人以上と道路にまでズラリ。

レジ1名、商品を確認し箱詰めするスタッフ2名。
さらに、焼菓子の詰め合わせが注文されると
1名は完全にその作業に没頭・・こりゃあ時間がかかるわけです。

少しずつ列が進み、ようやく店内へ。
ショーケースに並ぶ、シックで繊細な美しさのケーキや
商品説明を見ているだけでもワクワク。
レビューを参考に、選び切れずつい4点も購入。

■ラクテ 税込500円
「濃厚チョコムースとフランボワーズクリーム」


艶々美しい表面は、グラッサージュ(溶かしたチョコ)で
トロトロとろける、ビターなダークチョコ。
中は口どけのよいチョコレートムース、中心には香りの強い濃厚ガナッシュ。

一見、濃厚で重くなりそうなショコラ尽くしを
フランボワーズの爽やかな酸味が和らげます。
贅沢なショコラたちが口の中でほどけ、至福♪

■ピエモンテ 税込490円
「ノワゼットの生地とクレームムースリーヌ。プラリネフィユテとチョコレートのクリーム」


ノワゼット(ヘーゼルナッツ)にプラリネと
ナッツ好きには見逃せないコンビ、今回一番の好み。

トップには香り良いガナッシュクリーム、表面はパリっと薄いダークチョコ。
中にはホワリと繊細なクリームや、ねっとり濃密なプラリネ
華やかな風味と酸味のショコラや、ナッツが。
言葉ではもう表しきれない、美しい味の重なり。

■ミルフォイユ 税込480円
「しっかり焼きこんだパイ生地とバニラの風味豊かなクリーム」


一見シンプルですが、洋酒の香りが鮮やか!
果実のように華やかで奥行きある香りが、口から鼻へブワっと広がり
まったりコク深い・・このクリーム、すごい!

パイ生地はリッチなバターの香りで、表面はカラメル風味。
ゴージャスなクリームが印象的、絶対リピ♪

■ルッスフォイユ 税込460円
「アーモンドの生地とクリーム。フランスでの思い出」


サクっ、むちっとダックワーズならではの食感、
アーモンド香る生地のミルフィーユ仕立て。
クリームも同じく、香ばしいナッツの風味。
縦にザクっと食べるとナッツ好きが虜になる味!

レビュー通り、ショコラ系の香り高さも印象的でしたが、個人的にはミルフィーユが最高!
あのバニラクリームの妖艶な香り・・やみつきになりそう。

同じく大人気のレ・グーテさんと比べ、圧倒的に、大人向けのパティスリー。
美しく芳醇な香りのガトー、静謐な雰囲気は
上質で洗練された大人の空間、といった印象。


ポップで遊び心あふれる内装や、
カラフルで繊細な味わいのケーキが並ぶレ・グ-テさんも大好きですが、
それと異なる、また新たな魅力を発見しました。

ごちそうさまでした!

  • しっとりビスキュイショコラと濃密なキャラメルクリーム、レランドキャラメル540円
  • フロマージュのムースに赤い果実がキュート、キュリユー520円
  • トップはマスカルポーネとバニラのクリーム、ピスタチオのビスキュイも美味しい!

もっと見る

8位

ドノスティア (渡辺橋、肥後橋、福島(阪神) / スペイン料理、バル、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/10訪問 2015/03/11

洗練された絶品料理!立ち飲みもOKのスペインバル

◇第2回目訪問(2014年10月)
美味しいスペイン料理を求め、仕事帰りにディナーでドノスティアさんへ。
予約を含めカウンターまで満席で、変わらぬ人気。
前日予約していたので、今回はテーブル席へ。

まずは、こちらで乾杯!
■カヴァ 650円
小さなグラスのふちギリギリまで、たっぷりと。
爽やかな発砲性ワイン、心地よい口当たり。

■シードル 550円
こちらも珍しい、筒型の大ぶりグラス。
華やかな香りながら、甘すぎず美味しい!

■ギリシャ産ピスタチオ 400円
香ばしい独特の風味。
殻入れのガラスの器も可愛い!家に欲しい!

次に本日のピンチョス3種(各300円)が盛り合わせで登場。

■鶏胸肉とアボカド 
しっとり柔らか鶏胸肉に、まったり濃厚アボカド。
ハーブや岩塩でマリネされたトマトや紫玉葱添え。
全体のバランスが最高!
美味しすぎて、つい夢中で食べてしまいます。

■天使の海老と蟹カマサラダ 
プリプリ旨みのある海老に、まろやかな蟹サラダ。
マヨソースにはじゃが芋や玉葱入りで、美味しい!
こちらも、岩塩がほど良いアクセント。

■生ハムとマッシュルーム
肉厚マッシュルームに、香ばしく炒めた生ハムと背脂?のようなコクが。
オリーブオイルがジューシーで、これも美味しい!

前回同様、分厚いトロトロのオムレツも堪能し、
次は、黒板のおすすめメニューからチョイス。
う~ん、全部魅力的!(1d=100円)

・鶏レバーのコンフィ 4.8d
・厚岸の牡蠣のベニエ 4.8d
・生ハム入りクリームコロッケ 6.0d
・鴨もも肉とキャベツのサラダ 6.0d
・秋刀魚のコンフィとトマトのクーリ  7.5d
・ホタテのプランチャとポレンタ    7.5d
・カンパチのカルパッチョ梨と奈良漬  8.5d
・奈良産合鴨アサード         8.5d
・香川産オリーブ牛友三角プランチャ  16.0d
・八朔のカスタードプロフィットロール 4.3d


悩みつつ、選んだのはこちら。

■鱈ときのこのサルサヴェルデ 830円
ホロリほどける、しっとり柔らかな鱈。
とろみある透明のソースは、魚の出汁+あさり出汁。
にんにくとパセリの風味がアクセント。
あっさりなのに、じんわりコクが広がり美味しい!
しめじやエリンギ、舞茸にホクホクの白花豆入りでボリュームも十分。

■豚バラ肉のシードル煮 850円
ドドンと迫力ある、角煮のようなこんがり豚バラ。
香ばしい表面と、フワフワとろける脂身の素晴らしいコントラスト♪
(カロリーはいったん無視)

甘いシードルのソースが、まろやか~!
ピンク色の皮が鮮やかな蕪も、シャキシャキ~

■魚介のアロス(お米)ロッソ(小) 850円
注文からしばし待ち、可愛いタイルの鍋敷きでグツグツと小鍋が登場。

にんにく風味のトマトスープに、あさり・海老・いか・白身魚など魚介たっぷり。
たまらない旨味の重なりが、ご飯に染み込みます。
なんとも贅沢な、〆の雑炊?風アロス(お米)料理。

自家製アイオリソースも、まろやかでクリーミー!
ああ、胃袋が大きければ(大)でガッツリ食べたい!

メリハリある味、洗練された食材の組み合わせは、
実際にドノスティア(サン・セバスチャン)のバルで味わった数々のお料理と
変わらぬほどの感動を味わえました。

現地でははしごが基本の「バル」ですが、
ずっとお店に居座って全メニューを試したくなる、大好きなお店です。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2014年7月)
うだるような蒸し暑さ、何か美味しい物食べたい・・

美食と言えば有名なのが、フランスとスペインにまたがるバスク地方。
中でも、人口18万人ながら星付きレストランが
ひしめく美食の街が、スペインのドノスティア(サン・セバスチャン)。

その街の名前を冠するのが、ドノスティアさん。
気軽に楽しめるピンチョスが300円から揃う、立飲みOKのスペインバルです。
マイレビュアーYukinoさん、キャップさん、
Kaoru7さん、ゆきおとこ28号さんも、レビューされていますね。

店内は、どっしり重厚な木製カウンターを中心にテーブル席も数席。
カウンターには、軽く腰掛けられる木製スツール。

ダイビル内にふさわしい、洗練されたインテリアで
天井から床までの大きな窓が、開放感たっぷり。

平日19時前、まだ外は明るい中、軽~く1杯。
ビールと軽いお料理を数品頼み、今回は様子見を。

メニュー(1d=100円、以前と比べ多少の値上げあり)
■4.0d(400円)
グリーンサラダ
オリーブマリネ
■5.0d(500円)
本日のスープ
目玉焼き
■6.0d(600円)
イカのフリット
牛胃(トリッパ)と豆  
スペインチーズ     
豚足
■14.0d(1,400円)
・ハモンとチョリソ
・牛プランチャ(炭火焼)

他には、こんなメニューも。
・イワシの酢漬け     5.8d
・芋と玉ねぎのオムレツ  4.8d
・葛城産合鴨のテリーナ  6.5d
・葛城の合鴨   8.5d
・本日の米料理 8.5d(1~2人前)、16d(3~4人前) 
・本日のピンチョス 3.0d

■ビール(小) 400円

おぉ、このグラス珍しい!
安定感のある、短い筒型グラスは立飲み仕様?

本日のピンチョスから、以下2品を注文。

■バスク地方のチーズと鶏肉、ビーツのピンチョス 300円
表面には、ふわっふわに削られた真っ白チーズ。
バスク地方の羊のチーズ、「イディアサバル」は
ピリリとスモーキー、熟成された独特の香り。

しっとり鶏むね、色鮮やかなビーツのタルタル、軽いポテトサラダ、バゲットの4層仕立て。
様々な味と香りが融合して、めっちゃ美味し~い!
でも、こぼさずに食べるのは至難の業・・・

■小イカと玉葱のピンチョス 300円
バゲットの上には、旨味溢れる小イカと甘くジューシーな飴色玉葱。
このベストコンビに、甘口マヨネーズ(自家製?)、
風味良いハーブと黒胡椒が重なり、これも美味しい!

この日は他に、フォアグラのピンチョスも。

■芋と玉ねぎのオムレツ 480円
香ばしい焼き色、ふっくら厚みあるオムレツ。
ゴロリと入ったじゃがいもの、ねっとりした甘さ
玉葱の旨味を、ふんわり卵が凝縮!

マヨネーズには、うっすらガーリックの香りと
風味の良い・・これは岩塩?入り。
オムレツの香ばしさが、より際立ち美味し~い!

どのお料理も、仕上げにバージンオリーブオイルと風味良い塩がパラリ。
おかげで独特の口馴染みの良さ。
今回はサク飲みで、以上で14.8d(1,480円)。


2名のスタッフさんはテキパキと店内を見渡しつつ
お料理の説明や、海外バルの作法、大阪のスペインバルのお話など話題豊富。
居心地よく、つい長居したくなります。

お料理が本当に美味しかったので、次はスペイン名物の鱈や豪快なお肉のメイン、
お米料理も味わってみたくなりました。

ごちそうさまでした!

  • 旨味たっぷりの蟹マヨサラダにプリプリの海老が完璧にマッチ!
  • 小さなグラスになみなみのカヴァ650円、香り良いシードル550円、ギリシャ産ピスタチオ400円
  • 炒めた生ハムのコクと風味豊かな肉厚マッシュルームの競演

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9位

パリアッシュ (渡辺橋、肥後橋、福島(阪神) / パン、洋菓子)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/07訪問 2018/10/31

圧倒的な素材感!もはやパンの概念を超越した、唯一無二のブーランジェリー

◇複数回訪問(2018年7月)
レビューするのは約3年ぶりですが、
美味しいヴィエノワズリーを食べたい!という時に、何度もお邪魔している
間違いない美味しさのパリアッシュさん。
(実際はヴィエノワズリーよりも、ハード系の方が品数豊富で有名ですが)

ここ最近購入して、特に印象的だったのは(以下、全て税別価格)

■エスカルゴピスターシュ プーヴァロンタン 350円
「エスカルゴピスターシュの上に
ホワイトチョコとイラン産ピスタチオ、苺をトッピング」


可愛すぎるバレンタイン仕様のエスカルゴ。
通常版でも、緑が鮮やかなピスタチオ風味のカスタードがリッチな味わいですが
今回のはまた、ググッとゴージャス!
ピンク色のドライ苺とホワイトチョコで、ピスタチオがさらに引き立ちます♪

ザックザク、パリッパリの香ばしい生地は
層と層の間に、表面のホワイトチョコのまろやかな甘味が入り込み
香りの強いピスタチオナッツや
甘酸っぱいドライ苺、コク深いピスタチオのクリームがバランスよく重なります。
あぁ、美味しすぎる・・食べ終わるの嫌~

■ガトーバスク ショコラ&マロン 480円
バターやアーモンドたっぷりのサクサク生地に、カスタードやさくらんぼのジャムを
詰めて焼く、郷土菓子「ガトー・バスク」
今回はショコラと栗を使ったバージョン。

ショコラ生地は、ザクッと香ばしく焼き込まれたクッキーのような食感。
その間に、ホクホク素朴な甘さの和栗、
なめらかなフランジパーヌ(カスタードにアーモンドクリームを加えた物)、
さらに濃厚なガナッシュとラムの薫り。


ザクほろ&トロ~リ、さまざまな食感に
ショコラ生地のほろ苦さ、フランジパーヌやガナッシュの奥深い甘味が重なり
見た目は地味だけど重厚で贅沢なスイーツ。

■クイニーアマン 320円
「1860年、ブルターニュの最果ての町で夫婦が経営するパン屋で売るものがなくなった
ある日、残っている材料でお菓子を作って
みたらこれが大評判に。それがこのクイニーアマンだとか。上質なバターの香り、
圧倒的な砂糖の存在感のある発酵菓子パン」

「シェフのスペシャリテ」に惹かれて購入。
ビジュアルからも、溢れるバターやお砂糖の贅沢な甘味が伝わります。

折り込まれた生地は、1枚ずつ存在感のある厚みでもっちり&しっとり。
層の間からは、しみ出すような発酵バター。

いや、これはもうバターシロップ的な?
バターとお砂糖が溶け合った、たまらない甘味と旨味がジュワッ、ジュワッと口中に。
うぅ・・この美味しさ、人間をダメにする~

表面はパリパリにキャラメリゼされ、カソナードのようなザラリと粗い砂糖の粒が。
その香ばしさと砂糖の食感が、
ジューシーな内側の層と良い対比に。
あまりに美味しくて、店頭に並んでいると毎回買わずにいられないお気に入りの1品。

■エスカルゴピスターシュ 320円
「ピスタチオ風味のカスタードクリームとグリエ・ド・カカオと
ホワイトチョコを巻き込んだデニッシュ」


層が美しい渦巻き生地は、極薄パリッパリ。
こんなに薄いのに、中の層1枚1枚はしっとり、甘くふくよかなバターの香り。
もう何度食べても感動するデニッシュ生地。

鮮やかな緑色のカスタードクリームは
しっかりとメリハリある甘味で、ピスタチオの風味と香りがすごい!

茶色の粒は、砕いてローストしたカカオ。
香ばしくほろ苦いカカオはナッツのようで、全体のバター風味や甘味が際立ちます。

これまでに食べた事があるパンも、さらなる進化を遂げていました!

■今年のマンゴーフロマージュ 360円
「マンゴーピューレとホワイトチョコを練り込んだ生地で、自家製マンゴーコンポートと
クリームチーズを包み焼き上げた後
フレッシュマンゴーとマンゴーシロップをぬり仕上げました」


むっちり&ムギュッと弾力ある生地は、マンゴーとホワイトチョコが練り込まれ
生地だけでも、華やかなフルーティさ。

もちろん、中身もますます豪華に!
マンゴーの果肉をギュッと凝縮したような、ねっとり濃厚なコンポートと
とろけるクリームチーズが口の中で一体に。

さらに、トッピングのマンゴーシロップやフレッシュマンゴーの弾ける果実感。
これ、マンゴーの食べ方の中で最上級かも?

■パン・オ・フロマジュリー 380円
「エメンタール、グリュイエール、ゴーダ、エダムチーズを生地に対して
60%練り込んだ、チーズ屋さんのパン」


以前いただいたパン・オ・フロマージュも、エメンタールとグリュイエールの
香り豊かなチーズが印象的でしたが

こちらはなんと、チーズが4種類に!
さらに生地の半分以上、生地の60%もチーズが練り込まれているので香りがすごい!
袋から出す前から、芳しいチーズの香り。

食べてみると、分厚く香ばしいチーズともっちり高密度の生地が一体化し
もはや、生地そのものがチーズのような?

口の中が一気にチーズ!チーズ!チーズ祭!
はみ出たカリカリチーズまで、濃い~!

どこを食べても溢れるようなチーズの香りとコクを楽しめる、チーズ好き悶絶の1品。
1つが税込み400円、と強気な値段も納得・・
鼻血が出そうなチーズ感がクセになる~

美しい焼き菓子も本格的でクオリティ高い!

■クレオル 280円
「しっとり優しいさつまいものクレーム・ダマンドをサンドしたお菓子」


上下は、サクッと薄いバター風味のサブレ。
サンドされているのは、ホワイトチョコで覆われたさつま芋のアーモンドクリーム。
しっとりホロホロ、風味良いダマンドと
お芋の甘味やバターの香りが融合し、初めてなのに懐かしい味の焼き菓子。

ほんのり香る洋酒も、いい仕事してます。

数えきれないくらい、お邪魔していますが
何度見てもときめく魅力的なショーケース、遊び心ある組み合わせの新作パン。

そして、食べる度に感動の食感・香り良さ。
もはやパンという概念を超えるほど、贅沢に使われた素材の量や品質の高さなど
圧倒的な美味しさに、毎回惚れ直すお店です。


ごちそうさまでした!
◇第9回目投稿(2015年9月)
約半年ぶり、土曜のお昼に伺うと長蛇の列。
対面式なので仕方ないですが、待ちが長い~
皆さん、本当に大量購入で梱包だけでもスタッフさん数人がかりで大変そう。

今回選んだのは、以下4点(価格は税別)

■花美のフリュイセック 390円
「苺風味のライ麦生地に、ドライ苺など
たっぷりのドライフルーツとかぼちゃの種を練り込んでいます」


アッシュさんと言えば!の「セーグルフリュイセック」シリーズから
可憐なピンク色の、大好きな苺風味を選択。

重みずっしり、カットする時に上手く切れないほどフルーツがゴロゴロ。
生地<<具の、有り得ない配合・・贅沢!

苺味のもっちり生地は、華やかな酸味でフルーティ。
苺や林檎、マンゴーにレーズンなどドライフルーツの甘味に、南瓜の種もカリカリ香ばしい♪

山で遭難しても、これ1つで回復できそう?

試食で置かれているように薄くスライスし
少しずつ大切に味わいました。(一度に食べると、贅沢すぎて鼻血出そう)

■エメンタール・ノワ 240円
「相性の良いエメンタールチーズとクルミに、蜂蜜を合わせたパン」


しっとり風味良い生地は、ほんのり蜂蜜味。
香ばしい胡桃と、エメンタールチーズの塩気とコクが絶妙に絡んで
ず~っと噛んでいたくなる奥深い味。
この旨味ある生地、PARIS-hさんならでは!

■エスカルゴ・ショコラ 280円
「ショコラ風味の生地に、パティシエール(カスタードクリーム)と
スイートチョコを巻き込んでいます」


サクサク、パリッパリのデニッシュ生地は
じゅんわりバターが染み出すほどリッチ・・やっぱり、デニッシュ美味し過ぎる~♪

香り高いスイートチョコが沢山練り込まれ
焼いたカスタードクリームの甘味が、コク深く香ばしいショコラ生地に重なる・・
もはや最高レベルの「スイーツ」。好み~

■クレームダマンドゥ・マロン 240円
やっぱり外せない、この時期ならではの栗。
粗く砕いた栗を、クレームダマンド(アーモンドクリーム)で包み焼き上げたパン。
ほわりと溶ける柔らかブリオッシュの中に
素朴な栗の甘味と、甘すぎないクレームダマンドのホロホロ感。
想像よりずっとあっさり、上品で軽い1品。

並ぶのは苦手ですが、色とりどりのパンが並ぶ光景は何度見ても、
どんな時も幸せな気分になれます。

これからもどんなパンに出会えるか楽しみ♪

ごちそうさまでした!
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◇第8回目投稿(2015年4月)
お花見がてら(全く通り道ではないですが)、大好きなパリアッシュさんへ。
ますます個性が発揮される新作が増え
ショーケースを見ているだけでもワクワク。

今回選んだのは、こちら。(価格は税別)
■パン・オ・ショコラ・ノワゼット 240円
「ミルクチョコレートとヘーゼルナッツ」


層と層の間から、しっとりバターがしみ出すようなパリッパリのリッチな生地は
何度食べても、食べる度に虜になります。

分厚いミルクチョコの本格的な風味に、表面のヘーゼルナッツの香ばしさ。
食べると思わず笑顔になる完璧な美味しさ。
これ、次も絶対買おう!

■生ベーコンとシャンピニオンのタルトフランベ 260円
焼き立てで~す!の声に、思わず購入。
急いで、熱々をいただくと・・おぉ、これ美味し~い!なんてハマる味!
ジューシーで香り高い生ベーコンの塩気に
マッシュルームの奥深く芳しい風味、たっぷりのトロトロチーズ。


分厚いふちの部分が、また絶品!
小麦の旨味と香ばしさが全開の生地は
中はもっちり、表面はパリッと歯触りだけでも素敵。
濃厚な具を受け止める、この力強い生地・・思い出すだけでヨダレが出る超お気に入り。

■ロリビエ 260円
「グリーンオリーブにアンチョビの詰まった
スタッフドオリーブを、6粒包んで焼き上げています」


よく見かけるオリーブ入りのパンの、2倍近い長さの巨大スティック。
グリーンオリーブのジューシーな酸味とコクに、アンチョビの塩気・・
こりゃもう鉄板の味わい・・完璧にアテ!

生地がまた、もっちもちで旨味抜群♪
オリーブ&アンチョビとの一体感
といい、お酒が止まらなくなるハマる味。

最近、サランボ(パリパリ飴がけシュー)や
バニラ香るもっちり生地の「ファーブルトン」
など、スイーツ系にもハマっていましたが、
惣菜パンもやっぱり、めちゃ完成度高い!

桜海老や空豆、筍など春素材のパンも
並んでいたので、もっと定期的にお邪魔しなくては!

ごちそうさまでした!
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◇第7回目訪問(2014年8月)
半年ぶりに、美味しいバゲットを求め訪問。
閉店30分前でしたが、平日だったので割と品揃え豊富でした。

■バゲット トラディション 300円
「フランス産小麦を使用したバゲットです」


クラスト(パン表皮)が香ばしい細めを選択。
同じ生地でも、クラム(パン内側)を味わうなら太くて短い
「バタール 420円」がお勧めとのこと。

すぐ食べる半分は綺麗にスライス、残りを冷凍すると言うと冷凍用の袋も下さいました。

リベイクして食べてみると、想像通りガリッバリッと香ばしいクラスト。
この焼き色と歯応え・・たまりません!

やや褐色のクラムは、ほのかな甘みと軽い酸味が噛むほどに広がる奥深い味わい。
一緒に食べようと、ラタトゥイユや
スープも作ったのに、バゲットだけをそのまま食べ続けてしまうハマる味。

■スタッフドオリーブとクレームエペス 210円
「クレームエペスを塗ったシャバタに、アンチョビ入りグリーンオリーブをゴロゴロと」


シャバタ生地はフワッと柔らかく、しっとりモッチリした食感。
肉厚の大粒オリーブ4つに、「クレームエペス」がサンドされています。
フレンチに欠かせないという発酵クリームで
サワークリームのようにまろやかな酸味。

アンチョビの塩気と、オリーブのコク、生地に馴染んだクレームエペスが、
一体感を生みシンプルなのに美味しい!

■赤どりとポルチーニのタルティーヌ 240円
バゲットに具を乗せた、オープンサンド。
側面はカリカリ、中しっとりの生地に、赤どりの旨味&刻まれたポルチーニ茸の豊潤な香り。
さらに、なめらかなクリームソースや
香り良いチーズが重なる凝縮された旨味・・これはワイン泥棒ですね~

■ヴィエノワ・ペーシュ・エ・パンプルムース 180円
「桃のコンフィを練り込んだヴィエノワにグレープフルーツのクリームをサンド」


歯切れ良く、優しい甘さのヴィエノワ生地。
その間には、刻んだグレープフルーツピールと洋酒が香るクリームが。
桃の甘い香りとグレープフルーツの苦味が
夏らしい組み合わせ、南国ムードの1品。

お店に足を運ぶ度に新しいパンと、食べたことのない新鮮な美味しさに
必ず出会える、大好きなお店です。
ごちそうさまでした!
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◇第6回目訪問(2014年3月)
年末以来、3ヶ月ぶりの訪問。
春らしく可愛いパンと、食パンを購入。

■パン・ア・ラ・フレーズ 240円
「イチゴとホワイトチョコ、無塩クリームチーズ」


可愛いピンクの生地は、驚くほど苺の香り。
ドライ苺を練りこんだ、もっちり生地のフルーティな甘さに
サッパリした無塩のクリームチーズと、
ホワイトチョコがリッチな甘さをプラス・・春のウキウキ感を詰め込んだパン。

■角食(1斤) 280円
まずは、焼かずにそのまま。
ふんわり、きめ細かい柔らかさが印象的。
甘いミルクの香りで、しっとりした食感。  

焼くと表面のきめ細かさが際立ち、バターが染み込まず流れていくほどの密度。
焼いても変わらず甘い香りと繊細な舌触り。

他のパンに比べると、グッとコスパが良く満足度の高い食パンは、
今後も頻繁に購入することになりそうです。
ごちそうさまでした!
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◇第5回目(2013年12月)&シュトーレン
最近毎月お邪魔しているパリアッシュさん。
年内最終営業日のお昼すぎに伺うと、お客様も少なめで見やすく色々と購入。

■来年のマンゴーフロマージュ 260円
パリアッシュさんと言えば!の名物パン。
本町の頃から年々変化し、移転後は初購入。
年末だったので、来年版を一足早くGET。

フレッシュな果実感がほとばしるマンゴーに、マンゴー入りのなめらかクリームチーズ。
もっちもちの生地にもマンゴー果汁入り?
焼き立ての生地に、とろけるクリーム、マンゴーの果肉が重なり
食べ始めると止まらない夢中になる味わい。

■森をさ迷うミエル 380円
「いろいろなナッツとクランベリー、はちみつを組み合わせたライ麦パン」


素材がギッシリと詰まった、美しい断面。
くるみにアーモンド、ピーカン、カシューナッツやピスタチオなど様々なナッツに、
ゴロンと入った栗やクランベリーまで贅沢~

ナッツやベリーに、優しいはちみつの香りやライ麦の風味が相性抜群。
細めの成型なので、他のセーグル系に比べ
もちもち感は低く香ばしいナッツが前面に。

■ビエノワ マロングラスロム 180円
噛むほどに甘味を感じるビエノワ生地に
ラム酒を大胆に効かせた、大人のラムレーズンがゴロッゴロ。
そこに砕いたマロングラッセとミルククリームを合わせた、洗練された美味しさ。

■白桃のガレット トロペジェンヌ 230円
サクッ、ふわふわ~と優しいガレット生地に
ジューシーで甘い白桃と、たっぷりのカスタードクリーム。
もはや白桃のケーキを食べている感覚に。

■グリオット ピスターシュ 260円
「グリオットとピスタチオクリーム、ホワイトチョコのブリオッシュ」
 

分厚いブリオッシュ生地に、ねっとり香り立つピスタチオクリーム。
グリオットチェリーの酸味がいいバランス。

■苺のシュトーレン 1,800円
「濃縮苺果汁で生地を練り、ドライ苺を苺リキュールで軽く合わせ、ピスタチオを組み合わせました」


あっという間に完売したという、恐ろしいほど大人気のシュトーレン。
手間ひまかけて作られるクリスマス気分を盛り上げる1品は、ズッシリした重み。
表面は、砂糖でコーティングされ真っ白。
少しずつ大事にスライスして楽しみました。

まずは、じっとり染み出すバターの風味。
苺が爽やかに薫る生地は、存在感たっぷりのドライ苺の凝縮された甘さが印象的。
そこに、ピスタチオ独特の風味と食感。
見た目の可愛さはもちろん、苺好きも納得の苺祭り!な味わい。

最近の購入はスイーツ系に偏り気味ですが
どのパンの組み合わせも個性的で、おおっ!と思える工夫がやっぱり楽しいですね~

ごちそうさまでした!
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◇第4回目訪問(2013年11月)
今回は初めて平日夜に訪問。
この時間、意外と狙い目?仕事帰りの女性がチラホラ、でもパンの種類は豊富。
マダムの説明を参考に、ワイン用に2点購入。

■濃密なミエル 380円
「ドライフルーツとゴルゴンゾーラ、蜂蜜を組合わせたライ麦パン」


試食のパンが、衝撃的に美味しくて購入。
アッシュさんの代名詞と言えば、「セーグルフリュイセック」。
フルーツとナッツたっぷりのライ麦パンは、「ドライ苺」や「胡桃」などもスタンバイ。

生地よりも明らかに多い、具がゴ~ロゴロ。
カットした断面は、キラキラとカラフル。

組み合わせによって、練り込むドライフルーツを変えるらしく
無花果、クランベリー、アプリコット?など
ピリリとしたゴルゴンゾーラや、胡桃入りの生地に合う物ばかり。
このパン・・赤ワイン止まりまへん・・

■クロックムッシュ 230円
「パルムザンソースとロースハム」


チーズ感が溢れる、贅沢クロックムッシュ。
卵とチーズを使った濃厚なパルムザンソースに旨味あるハム、カリカリ香ばしいチーズ。
褐色のバゲットは、クラストはかためですが
クラム(パン内側)は、ふんわり柔らかで全体的に食べやすい食感。

やっぱりどれを食べても美味し~い!
禁断のセーグルフリュイシリーズに手を出してしまったので
ハマりすぎないよう、気を付けなければ!

ごちそうさまでした!
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◇第3回目訪問(2013年11月)
土曜14時過ぎ、珍しくレジ前に行列なし♪
とはいえ、お客様は多く相変わらずの人気。

■パン・オ・フロマージュ 350円
「エメンタールとグリュイエールチーズがたっぷり練りこまれたパン」


ふんだんに練りこまれた、濃厚なチーズの香りにクラクラ。
もっちり生地と、チーズの一体感がすごい!
どこを食べても凝縮されたチーズの香り、周りのカリカリチーズも香ばしい!

■ブリオッシュ・フィユテ(ピスタチオクリーム) 260円
「ブリオッシュ生地でバターをおり込んだパンにピスタチオクリームをサンド」


一見シュークリーム風ですが、生地がすごい!
ハラハラと極薄の生地は、一口かじるとジュワッと広がるバター感。
サックリほどけるブリオッシュ生地に、
贅沢に重なるバターの風味がジューシー!

まったりクリーミーで、独特な香りのふんわりピスタチオクリームが
これまた、とんでもない美味しさ!
これまで食べたPARIS-hさんのパンで1位?

新しいパンを試すたびに、また異なる魅力が広がる素敵なお店。
これからも、広がる世界観を味わいたい!

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2013年9月)
今回は土曜13時というピークタイムに訪問。
ざっと10人の行列、皆さん大量買いで(1人5千円超えもザラ)、
レジまでたどり着くのだけで一苦労・・

■さつまいもとカスタードのパイ(正式名称不明) 210円
何層も重ねられた、ぷっくりと厚みのある香ばしいパイ生地。
バター香る生地に、表面のカリカリ砂糖。
中にはホクホク甘いさつまいもに、とろ~りカスタード。
パリパリ生地と、まったり濃密なフィリングは文句なしに好相性!

■栗のクロワッサン・オ・ザマンド 290円
ケースに残り1個、ドキドキしつつGET~
ゴロゴロ大粒の栗と粉糖が、ゴージャス!

大粒の栗の下には、ねっとり濃厚な栗(?)のペーストが。
クロワッサン生地には、華やかに薫り立つ
シロップがしみ込んで、食感はジュワッ!
幾重にも重なるハーモニーに、一口食べて「くぅぅ~贅沢!」と悶える美味しさ。

1個2~300円の価格も余裕で納得してしまう、恐ろしいほどの満足感。
洗練された秋の味覚を、ワンコインで堪能♪
ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年8月)
パン好きにとって、もはや伝説の有名店、「Four de h(フール・ドゥ・アッシュ)」さん。
本町にあったお店が休店後に移転し、
2013年7月、ついにOPENしました。

旧ダイビルの重厚な雰囲気は残しつつ、綺麗になった新ダイビル。
本館1階のお店は、白さが眩しい真新しさ。
お店入口には、可愛い豚モチーフの看板。
自動ドアの先には、手作り感漂う白壁とナチュラルな木材と、温かみのある内装。

コアなファンが多いアッシュさん、
人気の秘密は、独創的で個性的ないわゆる「変態パン」たち。
抹茶にオレンジピール、ピスタチオに青梅、
一見奇抜な組み合わせながら、食べると好相性で毎回「おぉ~」と感動でした。

初訪問で、購入したパンはこちら。
(「」はショップの説明書きより)
■パン・オ・レザン 240円
「ラムレーズンを巻き込んだデニッシュ」


つやつや光る、バターが溢れだすような贅沢デニッシュ生地。
一口かじると、口中に芳醇なバターの香り。

大粒のラムレーズンがゴロンゴロンと巻き込まれ、デニッシュ生地がほどけてくる程。
ジューシーなレーズンに、サクサクの生地、
ギュギュッと詰まったレーズンとバターの風味を、思いっきり堪能できます。

■グルノーブル・ア・ガレット 260円
「キャラメル、黒糖、グルノーブル産の胡桃を使ったガレットセーグル」


中心はもちっ&しっとり、強いセーグル風味。
黒糖とキャラメルというコク深い甘さの中に、胡桃がザクザク。
特にタルトの端は、ガリガリとクリスピー!

■バトネ・アンショワ・エノワ 260円
「アンチョビと胡桃、エメンタールチーズの組み合わせのパンです」


ガリリッ、とハードな歯応えが印象的なクラスト(パン表皮)。
チーズとアンチョビの塩気に、胡桃の風味。
クラム(パンの内側)はもっちり、噛みしめるごとにアンチョビの旨味が。
ナッツにチーズ、アンチョビとお酒のアテ!

■レンズ豆とカレーのタルティーヌ 190円
バリッと厚く香ばしい土台のバゲットの上に
トマト入り?のフルーティなカレーに、たっぷり入ったレンズ豆。
こんがりチーズが覆う、夢中になる味わい。

どのパンも、食べた後の充実感が半端ない!
贅沢に入った具や、ふんだんに練りこまれたバターなど食べているだけでリッチな気分に。

甘味や塩気、素材の香りがハッキリした
濃厚なパンがお好みの方にはドストライクなお店だと思います。

ただ対面式になりレジで時間がかかります。
特に迷いつつ沢山買うお客様がいる場合は、列が全然進みません。

買うパンが決まっている人、買う点数が少ない人専用のレジを分けてくれれば
対面でも、もっとスムーズに買えそう・・
とはいえ、試してみたいパンや焼き菓子がたっぷり、これからも足繁く通います。

ごちそうさまでした!

  • ホワイトチョコやドライ苺が可愛いバレンタイン仕様!エスカルゴピスターシュ(プーヴァロンタン)350円
  • バターやアーモンドを使ったガトーバスクのショコラ版、ガトーバスク(ショコラ&マロン)480円
  • ザクッとしたショコラ生地でホロホロ素朴な和栗と、なめらかなフランジパーヌや濃厚ガナッシュをサンド

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10位

パティスリー ショコラトリー オーディネール (桜川、西大橋、四ツ橋 / ケーキ、チョコレート、カフェ)

5回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2021/05訪問 2021/05/17

何度食べてもきっちり美味しい♪日々を彩り寄り添ってくれる優しいケーキ

◇複数回訪問(2021年3月、5月)
飲食店でランチする機会がめっきり減り
代わりに、お気に入りのケーキやパンをおうちで楽しむ日々。

大好きなオーディネールさんにも
何度もお世話になり、春ならではの苺スイーツやピスタチオフェアを堪能。

お気に入り商品もリピートしつつ
季節ごとの新作や、ケース上のタルト系にも挑戦しました。

ここ最近で購入したのは(全て税込価格)

■タルトフレーズピスターシュ 490円
「アーモンドのタルト生地に自家製ベリーのソース、ピスタチオのクレーム
ダマンド、旬の国産苺をたっぷりと」


わぁ、可愛い!タルトに苺が山盛り♪
ゴロッと大きな苺は、みずみずし~い!
甘酸っぱい果汁がジューシーに溢れて、やっぱり旬の国産苺って美味しい!

苺に囲まれたセンター部分には、バニラビーンズ入りのまろやかカスタードが。
少しだけ洋酒も使われているのかな?
濃厚カスタードとフレッシュな苺が合う~

土台のタルト生地もすごい!
ザクザクッと香ばしいタルトの中には
しっとり香り良いピスタチオのクレームダマンドがぎっしり。


タルトと苺を繋ぐ自家製ベリーのソースや
トップに絞られたミルキーなクリームなど、素材1つ1つがきっちりと丁寧。

フルーティで爽やかな苺の甘酸っぱさに
苺と相性抜群のピスタチオ、カスタードに香ばしいタルトまで至高のハーモニー。

この美味しさで税込み500円以下なんて・・ありえへ~ん♪

■ミルフィーユ ピスタ―シュ 480円
「しっかり層をつくり香ばしく焼き上げたパイ生地に、ピスタチオとバニラ
2種類のクリームをサンド」


こんがり焼き込んだ分厚いパイ生地で
ピスタチオとバニラ、2種類のクリームをサンドした豪華なミルフィーユ。

パイ生地の表面はカラメリゼされ、
層の重なりも高密度なので、香ばしく力強い食感(フォークで切るのは無理?)。


上のピスタチオクリームは、なめらかでしっかり深いコク。
ピスタチオのナッティな風味が華やか~
こちらのピスタチオ系スイーツ、やっぱりレベルが高い♪

下のバニラクリームも何とも高貴な香り。
バニラビーンズの風味が本格的で、ぽってりと卵の香りがまろやかなクリームです。

バター香るザクザク香ばしいパイ生地に
風味良いピスタチオクリームと、芳醇なバニラクリーム。


シンプルなんだけど精緻なバランス。
思わずうっとりしてしまう、ピスタチオ好きにとって理想のミルフィーユでした。

■スール 480円
「ピスタチオのコクのある生地に
なめらかなピスタチオのムース。ベリーのコンフィとブリュレがアクセント」


こちらも可愛い苺に惹かれてチョイス。
真っ赤な苺にピスタチオグリーンなんて、春風みたいに爽やかなビジュアル♪

メイン部分は、ふんわりエアリーでまろやかなコクのピスタチオムース。
そこまでナッティ過ぎず軽やかな甘味。


中には甘酸っぱいベリーのコンフィと
まったりトロ~リ、甘くとろけるブリュレ。
周りを囲むしっとり生地も、ピスタチオの風味がしっかり。

ピスタチオにベリーって定番だけど最強♪
ミルキーでコク強めのクリームといい、
スライスされた苺の甘さといい、ピスタチオのムースや生地と完璧なマリアージュ。

■タルトフロマージュ 400円
「爽やかなクリームチーズをたっぷり使用した、なめらかなベイクドチーズケーキ。
ダークチェリーとレモンピール入り」


濃厚なベイクドチーズケーキはトロリと柔らかくまろやか。
爽やかなクリームチーズの酸味に
刻んだレモンピールが相性抜群でスッキリ。

大粒のダークチェリーもジューシー!
なめらかなベイクドチーズケーキに
ダークチェリーのフルーティーさが絶妙のアクセントに。
土台のタルト生地もザクッと分厚く、バターの香りが豊かで素朴な美味しさ。


今回はレモンピールとチェリーだけど
3月頃なら「メープルタルトフロマージュ」だったり、季節ごとに変わるみたい。

シンプルだけど食べ始めると止まらない
めっちゃ好みのベイクドチーズケーキ・・これは、今後も確実リピしそう!


以下2点は、ケース上のタルト系から。
香ばしい焼き色が魅力のフランス伝統菓子が、300円前後で気軽に楽しめます。

■タルト ブルダルー 290円
「しっとり優しい風味の洋梨のタルト、パリのブルダルー通りの店が発祥の伝統菓子」


洋梨とクレームダマンド(アーモンドクリーム)を使う「タルト ブルダルー」。
表面には洋梨のコンポートがたっぷり。
柔らかく煮込んだ洋梨は、高貴な香りが残る品のある甘味。

その下は、しっとり風味良いクレームダマンドがぎっしり。
アーモンドパウダーや洋酒?が効いた
贅沢な香りに癒される本格的なダマンド。

タルトもバターリッチでサクサク、洋梨の香りを一層引き立ててくれます。
こちらも、300円以下と思えない完成度!

■ピティビエ ピスターシュ 360円
「パリッとした折りパイ生地のフランス菓子。しっとりした
ピスタチオのダマンド入り」


大好きなダマンドをたっぷり詰め込んだ、フランス伝統菓子のピティビエ。
そのピスタチオ版とくれば見逃せません!

何層にも折り重なるパイ生地は
お手本のようなサックサクの香ばしさ。
バターが効いているので、甘さよりも塩気や旨味が強い印象。

中にはしっとりホロホロのダマンド。
ピスタチオの香りがギュッと詰まったダマンドで、ナッティな風味がすごい~
細かく砕いたピスタチオも入っています。

アーモンドに加えてピスタチオまで
ナッツの香ばしさが光るダマンドと、塩気のあるパイ生地が虜になる組み合わせ。


他にも、こっくりピスタチオクリームに惚れるエクレールや
奥深い風味と舌触りのカラメリスもリピ。

定番も新作も、何度お邪魔しても安定感あるクオリティ。
奇をてらわず素直な構成のケーキだけど
1つ1つのパーツの風味やボリュームが計算されていて、そのバランスが絶妙。


何度食べても、きっちり美味しい。
プロってすごいなぁ・・と毎回感動です。
重すぎず優しい味なので毎日でも食べられそうな美味しさ。

どんどん人気が高まっても、当初からほぼ変わらないお手頃価格も嬉しい♪
税込みで500円を切るので買いやすい~!

日々に寄り添い華やかに彩ってくれる
まさにオーディネール(日常)の上質なご褒美として、通い続けたい名店です。


ごちそうさまでした!
◇複数回訪問(2018年12月)
1年ぶりのオーディネールさん、今回も周年記念の期間にお邪魔しました。
お目当ては毎年、周年限定のエクレール。

今年は、なんとティラミスのエクレール!
さらに、昨年悶絶した「エクレールモンブラン」も2日限定で復活していて
あの味が忘れられず、つい併せて購入。

まずは新作のケーキから(全て税込価格)

■サヴァランブルゴーニュ 490円
「キャラメルバナナとレーズンの入ったブリオッシュに、風味豊かなブルゴーニュの
キャラメル酒をしみ込ませました」


通常は、生地にラム酒をヒタヒタにしみ込ませるサヴァランですが
こちらは珍しいキャラメルのお酒を使用。

艶々ナパージュの上には、濃厚でまろやかなバニラ風味のバタークリーム。
ブリオッシュには、キャラメルのお酒がジュワッとしみ込み
これ、めっちゃくちゃジューシー!

アルコールに弱い方は酔いそうなほど。

中はキャラメル風味のバナナコンポートに
トップと同じ、バニラ風味のバタークリーム?もサンドされ豪華すぎる!
とろけるバナナとキャラメルの黄金コンビに
フルーティなレーズンが程よいアクセント。
味わいは重厚だけど、しっとりジューシーな美味しさで気付けばペロリ。

日本はもちろん、本場フランスのサヴァランやババ・オ・ラムも色々と
いただきましたが、正直1番好みかも?
ラム独特の香りや風味も大好きだけど
キャラメルのお酒にバナナ、という素材の一体感やバランスが最高!

■アンブル 480円
「キャラメルがけした4種のナッツを口溶け良いバタークリームにとじこめた
フランス菓子、オーディネール風に軽やかに」


アンブル(琥珀)の名の通り、トップは艶々と輝く琥珀色のカラメル。
しっとりしたビスキュイショコラの間に
2色(2種類)のバタークリームをサンド。
ほろ苦いキャラメルを絡めた大きなナッツが、ゴロッと混ぜ込まれています。

コク深くなめらかに溶けるバタークリームと
ショコラの苦味が効いたバタークリーム。
さらにクルミやアーモンド、ヘーゼルナッツやピスタチオなど
、4種のナッツ
それぞれの香ばしさや風味が響き合い絶品!
ナッツ好き、バタークリーム好きにとってまさに理想の1品です。

バタークリームのなめらかさを楽しむためには、冷蔵庫から出してすぐより
常温に30分ほど置いてから食べるのがお勧め。

■エクレール ティラミス 350円
「香ばしく焼き上げたエクレア皮に、マスカルポーネとエスプレッソの
ティラミスクリームを詰めました」


相変わらずサクッと香ばしいシュー生地。
中はコーヒー風味のティラミスクリームをメインに、マスカルポーネと
コーヒーシロップをしみ込ませた生地も。
合わせて食べるとコーヒーの苦味やクリームのまろやかさ、生地の香ばしさが
口の中を駆け巡り、なんて凝った味わい!


もちろんエクレールモンブランも、
昨年と変わらず、素朴な和栗クリーム&なめらか栗のカスタードの共演で
食べた事あるのに改めて感動する美味しさ。

周年記念品は可愛いサブレやクッキーなど。
・マカダミアナッツのチョコサブレ
・100%カカオのチップ入りサブレ
・アールグレイティのサブレ
・クリスマスのスパイスクッキー

サクッ、ホロッと優しく崩れるサブレ生地に、紅茶やチョコ、カカオのチップ、
マカダミアナッツなど、それぞれ風味抜群。

「クリスマスのスパイスクッキー」はカリッと硬めで、程よいスパイス感。
いわゆるジンジャークッキーですね♪
可愛いパッケージも温かいメッセージも、いただくだけで幸せな気分に。

凝った味と満足度は、毎回お値段以上!
きちんと上質で、品の良い甘味に癒されます。

ショコラ系が揃う冬にばかりお邪魔していますが、もっと季節ごとに通いたくなりました。

ごちそうさまでした!
◇複数回訪問(2017年12月)
2年ぶりに周年限定期間中にお店へ・・日曜だったこともあり、すごい人。
ショーケース前に人だかりが出来るほど。
OPENから4年、ますます認知され人気が高まっているようで何だか嬉しいです。

今回はショコラ系を中心に(価格は税込)

■4周年限定エクレールモンブラン 350円
サクッと香ばしくバター香るシュー生地に
トロ~リまろやかな栗風味のカスタードクリームがたっぷり。
トッピングは砕いた和栗や金柑のコンフィ
そして和栗の滋味深い味わいを凝縮した、まったり濃密なモンブランクリーム。

和栗クリームと栗風味のカスタードが、口の中で混然一体に溶け合い
シュー生地の香ばしさが重なります。

もはや夢のような美味しさ・・普通のモンブランを超えるほど好き!
周年記念にふさわしいゴージャスな1品。

■カラメリス 460円(価格は税込)
「カリブ海原産ビターチョコのムースとキャラメルムースの2層仕立て
サクサクプラリネとショコラの生地」


表面は、艶々で気品あるグラッサージュ。
トロトロでビターなチョコの中は、口溶け良いムースなど6層仕立て。
様々な食感、味の重なりにときめきます。

上層は、優美な甘みとほろ苦さのキャラメルムースにとろけるブリュレ。
その濃密な甘味を受け止める下層は
フルーティな香りのビターチョコムース。

ビスキュイショコラや、シャリシャリと香ばしいプラリネもいいアクセント。
見た目ほど濃厚過ぎず、バランスが最高!

■タルトショコラキャラメル 450円
「タルトの中に、とろける塩キャラメルとナッツをしきつめ
ムースショコラを乗せた食感が楽しい1品」


カットした途端に、塩キャラメルがトロ~ッと流れ出す魅惑的な断面。
上は風味豊かできめ細かいムースショコラ。

薄いプレートチョコを挟んで下半分には
サクサクのタルト生地の中に、とろける塩キャラメルがギッシリと。
キャラメルの甘味やコク、ほのかな塩気
そこに砕いたピーカンナッツ?のカリカリ感が、極上のハーモニー。

綺麗に食べるのはかなり難しいけど
口の中に広がるショコラとキャラメルの競演に、うっとり酔いしれます。


4周年の記念品はボンボンショコラ2個。
・・のはずが、日曜の15時前には150組が終了し代わりにトリュフのプレゼント。

■トリュフ(3粒)
さすがショコラトリー併設なだけあって
スゥーッと舌の上でなめらかにとろけ、上品な味わいのトリュフでした。
洋酒の香りも想像よりはグッと控えめ。
こちらでショコラを食べるのは初めてでしたが、色々試してみたくなります。

アールグレイのクリームとキャラメルショコラクリームの「紅茶のサントノーレ」や
新商品のサヴァランも美味しそうでした。


何度通っても飽きることのない、ショーケースを見るたびに
ワクワクできるお気に入りのお店です。

ごちそうさまでした!
◇複数回訪問(2016年10月、2017年3月・4月)
近くを通るとつい寄りたくなるお気に入り。
税込みでも500円を切る価格、いつでも安定感ある味わいが魅力♪
(以下全て税込み価格)

■フロマージュ・クリュ 490円
「ふわっとした食感が特徴のレアチーズケーキ。ベリーの
コンポートとフランボワーズの生地」


トップには、こんもり真っ白なクリームに
キラキラ輝く飴細工や、木苺・ブルーベリーがなんともキュート。

こっくりと風味豊かなレアチーズケーキは、確かにふわっとした食感。
周りを囲むのはフランボワーズ入り生地。
その中にも、ふんわりレアチーズケーキがたっぷり包まれています。
ベリーのコンポートは、酸味が強過ぎず程よいアクセント。

■ラムレザン 480円
「香り高いビターショコラとラムレーズンを合わせた軽やかなムース。
レーズンの食感が楽しい1品」


艶々のムースに、枝付きレーズンとチョコプレートのシックなビジュアル。
きめ細かくなめらかな食感のムースは
深みのあるビターショコラと、ラムレーズンの妖艶な香りが口の中でとろけます。

中心のラムがほわりと香る白いムースや
ラムを染み込ませたレーズン、しっとりしたショコラ生地が一体感抜群♪

重厚だけどクドくない絶妙のバランス。
ショコラトリーならでは、芳醇なチョコとラムレーズンの競演が素敵。

■ショコラ エラブル 490円
「マスカルポーネとショコラのムース、トンカ豆の風味が香る上品なお味」


表面のチョコは、フルーティでトロトロ。
上からショコラムースにショコラのビスキュイ、クリーミーなマスカルポーネムース、
トンカ豆のムースにフィアンティーヌ。

ショコラとトンカ豆の華やかな香りが合う!
まったり濃厚で、縦にザクッと食べると口の中でまろやかなハーモニーが♪

ローストしたピーカンナッツも香ばしい!

■フレジェピスターシュ 490円
「アーモンドのしっとり生地に、濃厚なピスタチオクリーム、
旬の国産いちごをたっぷり使いました」


きめ細かく意外にしっかり詰まった生地は、優しいアーモンドの風味。
コクのあるピスタチオクリームは、ちょっぴりバター入りだそう。
ゴロンと入る国産苺は甘酸っぱく爽やか

バタークリームのフレジェも好きだけど
こっくり濃厚でまろやかなピスタチオクリームも、苺と相性良過ぎる!

■サントノーレ ショコラ 490円
「香ばしいココアシューにチョコクリーム、ココアサブレとプラリネ」


トップは、キャラメルの仄かな苦味をまとったキャラメルチョコクリーム。
濃密でまろやか、リッチな味わい。
サクサクのココアプチシューの中には、エクレアと同じチョコのクリームが。

土台はダークチョコでコーティングした、ほんのりビターなチョコサブレ。
その上にナッツ香るサクサクのプラリネ。
チョコの甘味とコクを堪能できて好み~
トッピングの小さなクッキーでさえ、バターの風味が本格的なクオリティ。


シェフもたびたび売場に顔を出されては
愛情たっぷりケーキを説明してくれます♪
今回購入したケーキ達、どれも好み過ぎて美味しさがどんどん増しているような?

季節ごとの果物をふんだんに使うケーキや
ショコラトリーならではのチョコ系、濃厚なピスタチオ系(特にエクレア)、
何を食べても笑顔になれる素敵なお店です。

ごちそうさまでした!
数々の華々しい賞を受賞されたシェフが作る、
美しいケーキを求め、パティスリー オーディネールさんへ。
キャップさん、ゆきおとこさん、Yukinoさん、サントーシュさんなど
マイレビュアーさんのレビューも沢山。

◇第3回目投稿(2015年12月)
久々にオーディネールさんへ。なんと1年ぶり!
お目当ては好物のピスタチオのエクレア♪

■2周年記念エクレールピスターシュ320円
「感謝の気持ちとピスタチオのクリームをたっぷり詰めた、こだわりのエクレアです」]
(2015年12月6日・7日の2日間限定)

ひと口食べて驚き!すっごいピスタチオ!
特に表面のペーストが、ピスタチオその物を食べているような芳醇な風味。
中にもピスタチオ色のカスタードが。
このカスタードもピスタチオの優雅な香り、まったり濃厚な口当たりでたまら~ん♪


サックリ軽やかな、香ばしいシュー生地も
この大胆なまでのピスタチオ感も、とにかく好みにドンピシャ過ぎる~
あぁ、期間限定でなく年中食べたい・・

■モンブラン 490円
「フランス産栗と和栗のなめらかなペースト、中に和栗と生クリーム、栗のクリーム、
底にはサクサクのメレンゲを」


上手くカットできず断面は無いですが・・
栗ペーストはなめらかで素朴な栗の甘味。
フランス産に加え和栗も使っているからか、優しく懐かしい甘さ。

中にはほっくり和栗の蒸し栗・・マロングラッセと違い、栗そのものの味わい。
栗クリームやあっさり軽い生クリーム、
メレンゲもサクサクで心地よいバランス♪
栗たっぷりで贅沢だけど、全体的に上品な甘さなので気付けばペロリ。

■プラリーヌ カフェ 460円
「珈琲バタークリームとビターチョコガナシュ、ヘーゼルナッツの生地と
香ばしいアーモンドのキャラメリゼ」


こちらは、カッチリと密度が高い印象。
珈琲バタークリームにやや苦いガナッシュ
ヘーゼルナッツのしっとり生地が何層も重なり、ゴージャスで大人っぽい味わい。
アーモンドもキャラメリゼでカリカリ。
コーヒーにナッツ、チョコと一体感抜群ですが少しまとまり過ぎな気も?

2周年の記念品は今年も豪華な3点セット♪
■プチショコラオランジュ
じっくり煮込まれたオレンジのコンフィは、ほろ苦くほんのり甘味も。
ビターチョコがマッチする大人の味わい。

■ケークバナーヌノア(胡桃とバナナのケーキ)
ナッツが香るしっとりパウンド生地に
もっちりバナナ、香ばしい胡桃が素朴。ほんのりシナモンぽい香りも。

■フィナンシェサレ
昨年同様、表面はカリリとドライなのに
中はしっとり、バターの芳醇な香りがブワーっ♪やっぱり、これ大好き!

飛び抜けた刺激やアクセントはないけど
老若男女、誰もが安心して食べられる優しいケーキばかり。
美味しそうなショコラも充実していたので、冬の間にまたお邪魔しなければ~

ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2014年12月)
Facebookで1周年を知り3か月ぶりに訪問。
冬限定商品やクリスマス向けケーキも増え、充実のショーケース。
今回は、以下3点を購入(価格は税込み)

■1周年記念エクレールショコラ 320円
「感謝の気持ちとチョコクリームをたっぷり詰めたこだわりのエクレアです」


チョコにこだわる(何と言ってもショコラトリー)お店ならではの記念スイーツ。
サックリ厚みのあるシュー生地は、印象的な食感と焼き込んだ香ばしさ。
艶々の表面は深いコクのチョコペースト。
中は一転、優しいココア色でまろやかなチョコクリーム。
なめらかなチョコクリームと、ペーストの濃厚な甘味・苦味が好相性! 

■テ ノワール 490円
「ビターチョコとブラックベリーの黒い(ノワール)チョコムース。
ブラックベリーの紅茶が余韻を添えます」


華やかなカラーのクリスマスまでの限定品。
深みあるチョコムースと、酸味の効いたベリームース、ビターなチョコスポンジ、
まろやかな白いブリュレには、甘酸っぱいグロゼイユ(赤すぐり)も。

優しい口溶けのムースとブリュレが調和し
ベリーとチョコの王道コンビを、大人っぽいアレンジに仕立てています。
酸味や苦味も穏やか、お子様でもOKかな。

■タルトタタン 480円
「紅玉りんごにバニラシュガーをふりかけオーブンでじっくり煮詰めました」


つやっつやキャラメル色に煮込まれた林檎は、トロトロ柔らかく驚くほどジューシー!
アーモンドがザクッと香ばしいタルトに
カスタードクリーム、林檎のとろける甘味。

表面のキャラメルナパージュの、ほのかな苦味が全体を包んでめっちゃ美味しい!
このタルトタタン、好み!冬のイチオシ!

さらに1周年記念で焼き菓子のプレゼントも
■カシスのギモーヴ
ホワホワ柔らかくクセになる優しい食感。
上品かつ鮮やかなカシスの風味が絶品!

■ブラウニー
表面には、香ばしい胡桃がギッシリ。
生地はザクホロ系に見えたものの、食べると意外にしっとり。
底はガリっと香ばしく濃密なチョコの風味。

■フィナンシェサレ
大好きなフィナンシェは、サクっと香ばしく焼き込まれた表面と
しっとりリッチな生地のコントラスト。
アーモンドプードルとバターをふんだんに使った贅沢な風味を堪能。

奇抜さよりも、食べてほっこり幸せになれるような優しい味わい。
まだ1周年ですが、その味の虜になるファンが増え続けてほしいと応援したくなる
これからも、ずっと通い続けたいお店です。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2014年9月)
ショーケースには、栗や無花果・サツマイモなど秋の味覚はもちろん、
艶々光るドーム型や、ショコラ系など幅広いラインナップ。
何とか3点に絞り、購入。(価格は税込み)

■Patate douce(パタートドゥース)480円
「サツマイモのしっとりした生地に、マロン・キャラメル・ラム酒のムースを重ねました。
メレンゲと一緒にどうぞ」


上からサクホロの棒状メレンゲ、ラム酒ムース、キャラメル、
マロンのムースにさつま芋の生地。
3層のムースが重なり合うことで生まれる、奥深い秋の味わい。

ムースは、スッと口に馴染むエアリーな食感なので全体は軽い印象。
キャラメルの苦味や、ラム酒の香り、
まったり和を感じる栗の風味を、甘いさつま芋生地が支え美味し~い!
これ、大好き!秋が詰まってる!

■Ordinaire(オーディネール) 490円
「ミルクチョコムースの中に、じっくり煮込んだ自家製オレンジのコンフィとザクザクした
プラリネ生地。チョコムースなのに軽くなめらかでさっぱり!」


お店の名前を冠するスペシャリテ。
チョコムースは香りとコクは濃厚ながら
舌の上で優しくとろけ、チョコの強いクセやクドさは極めて控えめ。

オレンジコンフィの華やかな酸味、
香ばしく甘いプラリネが重なり美味しい!
まとまり良く万人に愛されそうな、優等生的なチョコムース。 

■Pistache(ピスターシュ) 480円
「イタリア・シシリー産ピスタチオのムース、クレームショコラ、
ダックワーズショコラ生地、プラリネ生地」


ピスタチオ好きには、見逃せない1品。
艶々ドームのピスタチオムースは、想像以上にあっさり軽め。
中のクレームショコラはまったり濃厚。
ダックワーズや、ザクザクしたプラリネ、
ショコラの風味が際立つ絶妙のバランスで、これも美味し~い!

さらに、イートインでこちらを。

■シュークリーム 230円
「ご注文いただいてからクリームをお詰めしますので、皮がサクサク!
甘さ控えめのとろりとしたクリームが絶品」


お水だけでなく、丁寧にナイフ・フォークまで用意いただいたのに
結局、紙おしぼりで拭いて手掴みでパクリ。

見るからにサクサクと香ばしそうなシュー生地は、想像以上の
厚みと歯触り、圧倒的な香ばしさ!
シュー生地だけでも食べ続けたくなる味。

ぽってり柔らかカスタードは、バニラビーンズ入りで香りよく
まろやか上品な甘さ、香ばしい生地に合う!
このパリッ&ザクッとした生地の食感は、未体験の美味しさ!

「日常を少し上質に」というコンセプトが伝わってくるような、
毎日食べても飽きない優しさ溢れるケーキ。
素材の味を丁寧に活かし、奇をてらい過ぎない味の重なりは
万人に喜ばれる安心感のある味わいです。


冬向けの温めて食べるフォンダンショコラや
秋らしいモンブランや、ショコラキャラメル、ラムレザン、苺のクラフティなど・・
まだまだ食べてみたいケーキがズラリ。
これからも、日常の小さな贅沢&幸せを求めて通い続けると思います!

ごちそうさまでした!

  • 左から時計回りにエクレールピスターシュ350円、カラメリス490円、タルトブルダルー290円、タルトフレーズピスターシュ490円
  • タルトの上には甘酸っぱい国産苺が山盛りで、めっちゃジューシー♪こっくりミルキーなクリームが合う!タルトフレーズピスターシュ490円
  • みずみずしい苺を繋ぐまろやかなカスタード、土台はザクザクのタルト生地に香り良いピスタチオのクレームダマンドがぎっしり

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