426回
2025/12 訪問
[今朝のひさご.426]
天ぷらそば(420)
週始めの町内清掃の後、路麺詩人こと店主のはっちゃんに元気を貰いに、路麺四天王の浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
あたたかい天ぷらそばを頂きました。
カルロス・トシキ&オメガトライブがコロモ1000%♪と歌いそうな天ぷらは今朝も冴え渡っていました。
はっちゃんは日中関係について熱く語っていました。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり色々ご馳走してくれたりオシャレなプレゼントしてくれたりほんとうにほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せはお金かからないよって」
とLINEしたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/12/10 更新
2025/12 訪問
四百二十円の「世界」と、変幻自在の朝
週の始まり。町内清掃で箒(ほうき)を動かし、少しばかりの埃と汗を払った後、俺は浅草橋駅のガード下へと向かった。目指すは路麺四天王の一角、「ひさご」。そして、路麺詩人こと、店主の「はっちゃん」に会うためだ。
店の前で、いつものようにスマホを構え、外観を一枚撮る。
「ちょっと、盗撮はやめてよ~」
暖簾をくぐった瞬間、お母さんから、まさかのツッコミが飛んできた。
「勘弁してくださいよ。捕まった◯◯党の地方議員じゃないんですから」
とっさに切り返す。こんな軽口がポンと出るのも、この店との間に流れる時間の積み重ねがあればこそだ。
注文したのは、あたたかい天ぷらそば。四百二十円。
丼を覆い尽くす天ぷらの衣。「カルロス・トシキ&オメガトライブが、コロモ1000%♪と歌いそう」なんて、昭和のヒット曲を思い出させるその姿は、今朝も冴え渡っている。
店内は、たまたま、はっちゃんと、お母さんと、俺の三人だけだった。
貸し切りの空間で、はっちゃんの「独演会」が幕を開ける。
「東神田岩本町ファミリーバザール、あれ、どうだい?」
地元の話題を皮切りに、話は高市早苗さんの高支持率へ飛び、そこから片山財務大臣が語る自動車の税金の話へと転がる。さらに海を越えて香港の火事の話になり、世界規模に広がったかと思えば、
「そういや、柳橋の方のガード下、今度新しく改装されるらしいね」
最後はきっちりと、地元のガード下の話題に着地する。変幻自在。まるで、この狭い店の中に、世界中のニュースと、地元の生活が同居しているようだ。
ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
心の中で、俺は静かに手紙を綴る。
ディズニーシーに連れて行ってくれたり、色々ご馳走してくれたり、オシャレなプレゼントをしてくれたり……そんな特別なことは何もない。けれど、ほんとうに、ほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
ただ、この店で、お母さんと軽口を叩き、はっちゃんの語る「世界」に耳を傾け、四百二十円のそばを啜る。それだけで、ただただ幸せだった。
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたいよ」
ふと、そんな思いが込み上げる。
ほんとうの幸せは、お金なんてかからないよ、って。
四百二十円で手に入る温もりと、世界とつながる変幻自在な会話。それが、俺の朝を豊かに満たしてくれる。ガード下の喧騒さえも、心地よいBGMのように聞こえる朝だった。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/12/02 更新
2025/11 訪問
[今朝のひさご.424]
天ぷらそば(420)
今朝の週始めの町内清掃の後、路麺詩人こと店主のはっちゃんに元気を貰いに、路麺四天王の浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
あたたかい天ぷらそばを頂きました。
カルロス・トシキ&オメガトライブがコロモ1000%♪と歌いそうな天ぷらは今朝も冴え渡っていました。
店内はたまたま、はっちゃんとお母さんと私の3人だけ。
はっちゃんは今年は紅葉見たかい?というフリから、子どもがインフルエンザにかかると熱が上がり過ぎてマンションから飛び降りるかもしれないから注意しなよという話題から、台湾有事に広がり、警察を取り上げたテレビ番組で数個入ったタマネギの袋に単品のタマネギを入れて会計する万引きの手法があるんだよ、そういえばうちの店にも無料だと思って七味を缶の中身全部投入する奴がいるんだよ、他の店では出禁らしいけど最近見かけないねえと、歯切れの良いはっちゃん節をたっぷり聞けて大満足でした。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり色々ご馳走してくれたりオシャレなプレゼントしてくれたりほんとうにほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せはお金かからないよって」
とLINEしたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/11/25 更新
2025/11 訪問
【路麺四天王 激闘録】 野望課長と浅草橋「ひさご」、路麺詩人の「衣1000%」!
週始めの朝! 町内清掃という「業(ごう)」を終えた野望課長の魂は、路麺詩人こと店主はっちゃんに「元気」という名の熱量を貰うため、路麺四天王の浅草橋駅ガード下、ひさごへ濃密に突入する!
オーダーは、魂を温める一撃! あたたかい天ぷらそば(420)だ!
目の前の天ぷらは、カルロス・トシキ&オメガトライブが「コロモ1000%♪」と叫びそうなほどの輝き! 今朝もその「芸」は冴え渡っている!
店主のはっちゃんとは、路麺戦線の情報交換だ。「あの朝市をやったのは、うちたけさんの町会かい?」と、隣の町の戦況を尋ねてくる。町会は違えど、俺たちは「路麺」という名の運命共同体だ!
そして、この一杯の熱狂が、俺の魂に熱いLINEを書き殴らせる!
「ひさご。テメエの素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり、色々なご馳走してくれたり、オシャレなプレゼントしてくれたり…本当にほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せは、金(かね)かからないよって」
この純粋な熱狂こそが、野望課長の朝の「正解」だ!
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/11/17 更新
2025/11 訪問
[今朝のひさご.422]
天ぷらそば(420)
今朝の週始めの町内清掃の後、路麺詩人こと店主のはっちゃんに元気を貰いに、路麺四天王の浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
あたたかい天ぷらそばを頂きました。
カルロス・トシキ&オメガトライブがコロモ1000%♪と歌いそうな天ぷらは今朝も冴え渡っていました。
はっちゃんは今日は黙々と天ぷらを揚げていました。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり色々ご馳走してくれたりオシャレなプレゼントしてくれたりほんとうにほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せはお金かからないよって」
とLINEしたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/11/11 更新
2025/11 訪問
一斉清掃と「コロモ1000%」
週の始まり。今日は、半期に一度の千代田区一斉清掃を兼ねて、町内清掃が盛大に行われた。早朝から、普段は顔を合わせないような人たちと一緒に、箒と塵取りを握る。区の一斉清掃なんて、少し大袈裟かもしれないけれど、この、皆で同じことをする「一体感」が、悪くない。
汗をかいた後、俺はいつものように、浅草橋駅のガード下を目指した。路麺四天王の一つ、「ひさご」。そして、その店主である「路麺詩人」、はっちゃんに元気を貰うのが、この後の「儀式」だ。
カウンターで受け取った、あたたかい天ぷらそば。四百二十円。
汁の上に浮かぶ天ぷら。その衣が、ふっくらとして、見るからに美味そうだ。カルロス・トシキ&オメガトライブが「コロモ1000%♪」と歌いそうなんて、昔の歌のフレーズが、自然と頭に浮かんでくる。衣の存在感。それが、この店の天ぷらそばの魅力だ。
そばを啜りながら聞く、はっちゃんの今朝の話題は、卵の自給率と、卵価の高騰について。清掃で汗を流したばかりの俺にとって、この店で交わされる会話は、いつも現実の匂いがする。生活に直結する、小さくて、でも切実な問題だ。
この天ぷらそばの温かさ、この会話の日常感が、なぜか、遠い、満たされていた頃の記憶を引っ張り出す。
ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
別に、この店が豪華なプレゼントをくれたわけでも、東京ディズニーシーに連れて行ってくれたわけでもない。けれど、心の中の、誰かに向かって、そう語りかけたくなる。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。
過去形なのは、その日々がもう戻らないからか。それとも、今、ここにある、清掃の後の汗と、四百二十円の温かさが、あの頃と同じくらい、自分を満たしているからだろうか。
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい」
ふと、そんな思いがよぎる。このガード下の薄暗い店で味わう、たった四百二十円の満腹感と、はっちゃんの日常の話題。
ほんとうの幸せは、お金かからないよ、って。
そんな、単純で、でも力強い真実を、俺は、今、温かいそばを啜りながら、確かに知っている。そして、それで十分だ。すべてを肯定してくれる、路麺の朝だった。
2025/11/04 更新
2025/10 訪問
[今朝のひさご.420]
天ぷらそば(420)
週始めの町内清掃のあと路麺詩人こと店主のはっちゃんに元気を貰いに、路麺四天王の浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
あたたかい天ぷらそばを頂きました。
カルロス・トシキ&オメガトライブがコロモ1000%♪と歌いそうな天ぷらは今朝も冴え渡っていました。
はっちゃんの今朝の話題はトランプさんの来日でした。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり色々ご馳走してくれたりオシャレなプレゼントしてくれたりほんとうにほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せはお金かからないよって」
とLINEしたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/10/27 更新
2025/10 訪問
その朝、僕はガード下の「ひさご」にいた。
町内清掃は雨で流れた。週の始まりにはよくあることだ。僕の生活のほとんどは、そうしたごくありふれた出来事と、いくらかのアンニュイで構成されている。まあ、それはともかく、とにかくひどく腹が減っていた。
浅草橋の駅のガード下。路麺四天王、そう呼ばれているという「ひさご」は、その日も変わらず、まるで深い地下水のように静かに営業していた。濃い出汁の匂いが、湿った空気に重く沈んでいる。
そこで、僕は天ぷらそば(420円)を注文した。
あたたかいそばは、その日の僕がまさに必要としていたものだった。天ぷらは衣が立ったまま、濃い汁を吸い込みながらも、それでもどこか硬質な骨格を保っている。それはまるで、カルロス・トシキ&オメガトライブが「コロモ1000%」と、やや甘ったるくも切実に歌いそうな、そんな質感を持っていた。
店主の「はっちゃん」は、いつものように淡々と話していた。柳橋界隈の小さなイベントが盛況だったこと、そして、遠い異国の野球場で繰り広げられた大谷選手の活躍について。どちらも僕とは直接関係のない、遠い場所の出来事だ。僕はただ、耳の半分でそれを聞きながら、そばを啜る。
しかし、そのとき、不意に一つのLINEメッセージの草稿が頭の中に浮かんだ。それは誰かに送るわけでもない、僕自身の心の底から湧き上がってきた、形のないメッセージだった。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり、色々ご馳走してくれたり、オシャレなプレゼントをしてくれたり、そういうことすべてに、本当に、本当に感謝している。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだったんだ。」
と、僕は心の中で打ち込んだ。
そして、間髪入れずに次の行が続く。
「幸せだった。」
さらに、だめ押しのように。
「うん。ヒルズ族に教えたい。本当の幸せはお金かからないよって。」
やれやれ。僕は思わずそうつぶやきそうになった。もし本当にこのメッセージを送ったとしたら、相手は少しばかり困惑しただろう。でも、それはどうでもいいことだ。ともかく、路麺の熱いそばを平らげた僕は、今朝ばかりは、このガード下の薄暗い空間と、その中で見つけた、お金では買えないささやかな幸福の輪郭を、確かに感じ取ることができたのだ。そういう朝だった。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/10/20 更新
2025/10 訪問
[今朝のひさご.418]
天ぷらそば(420)
週始めの町内清掃のあと路麺詩人こと店主のはっちゃんに元気を貰いに、路麺四天王の浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
半年ぶりにあたたかい天ぷらそばを頂きました。
カルロス・トシキ&オメガトライブがコロモ1000%♪と歌いそうな天ぷらは今朝も冴え渡っていました。
はっちゃんの今朝の話題は次期首相と浅草橋フードフェスとクマの襲撃でした。
「ひさご。素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり色々ご馳走してくれたりオシャレなプレゼントしてくれたりほんとうにほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せはお金かからないよって」
とLINEしたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/10/14 更新
2025/08 訪問
[今朝のひさご.408]
冷やしおろしそば(460)
週初めのラジオ体操と町内清掃のあと、店主のはっちゃんに元気を貰いに、浅草橋駅ガード下のひさごへ濃く行きます。
冷やしおろしそばを頂きました。
今朝のはっちゃんは銀杏岡八幡のラジオ体操が大盛況という話題と金のネックレスをしていたお客さんがいたんだけど、気をつけないと盗られるだけじゃなくて殺されちゃうぞと忠告した話をしていました。
暑い日にキンキンに冷えたひさご汁とよく締まったそばがよく合って、もう織姫と彦星の気持ち!とLINEに書きたくなるような朝でした。
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食
2025/08/04 更新
週始め!
町内清掃という業を完遂した野望課長の魂は、路麺詩人こと店主はっちゃんから元気という名の熱量を奪取するため、路麺四天王の浅草橋駅ガード下、ひさごへ濃密に突入する!
オーダーは、冷えた身体を芯から温める一撃! あたたかい天ぷらそば(420)だ!
天ぷらのコロモ! それはカルロス・トシキ&オメガトライブが「コロモ1000%♪」と絶叫しそうなほどの輝き! 今朝もその芸は冴え渡っている!
店主のはっちゃんは、警察の歳末パトロールについて熱く語っている。街の安全を守る男たちの矜持! 俺たちはその最前線で麺を啜り、情報を共有するのだ!
そして、この一杯の熱狂が、俺の魂に熱いLINEを書き殴らせる!
「ひさご。テメエの素敵な天ぷらそばをありがとう。
シーに連れて行ってくれたり、色々なご馳走してくれたり、オシャレなプレゼントしてくれたり…本当にほんとうにありがとう。
幸せだった。
ずーーーっと幸せだった。
一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった。」
「幸せだった」
「うん。ヒルズ族に教えたい。
ほんとうの幸せは、金かからないよって」
この純粋な熱狂こそが、野望課長の朝の真実だ!
#早朝ひさご倶楽部 #路麺ファースト #そばが朝食