うちたけさんさんが投稿したにしんば(東京/下北沢)の口コミ詳細

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▼優勝決定戦 貴乃花(上手投げ 13秒2)武蔵丸

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うちたけさん (40代後半・男性・東京都) 認証済

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にしんば下北沢、池ノ上、東北沢/海鮮、居酒屋、日本酒バー

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2026/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

下北沢、にしんばの演劇的喧騒と、冬の一升酒

下北沢。
この若者の街の迷宮に、旧友と共に濃く潜入する。
目指すは、居酒屋、にしんば。予てより想いを寄せていたが、常に満員で振られ続けてきた高嶺の花である。

生涯、初訪問。
路麺で数多の修羅場をくぐり抜けてきた私であるが、初めての暖簾というのは、いつになっても膝が震える。これは、未知なる快楽への武者震いである。

店内に入ると、そこはわちゃわちゃとした心地よい喧騒に包まれていた。
壁には、品書きと並んで演劇のポスターが所狭しと貼られている。これぞ下北沢の大衆酒場。この文化の匂いに、私の心は鷲掴みにされた。

お通しは、しらすと温泉卵。
この手堅くも心憎い先制攻撃に、私のバイブスは一気に跳ね上がる。
続く刺盛りも高品質だ。薬味のわさびにまで気が配られている店に、ハズレはない。

そこからは、まさに酒泥棒たちの独壇場であった。
店名を冠したニシンの塩焼き。
塩まみれの焼きギンナン。
クリームチーズの西京漬。
そして、冬の王者、白子の天ぷら。
これら、酒を呼ぶために生まれてきたような肴を前に、我々はなす術もない。

外は、駅からの少しの距離で鼻水が出るほどの極寒であった。
だが、どうだ。生ビールで喉を洗い、すぐに日本酒へ移行すると、旧友との会話に花が咲き、気づけば二人で一升近くを空けていた。
寒さなど、とうに忘却の彼方である。

ほろ酔い、いや、泥酔の一歩手前で、私はこの新たな運命の人に対し、甘く、そして重たいメッセージを心の中で送信する。

「もう、俺とにしんばは、既に『運命共同体』となっておりますので」
「どうか最後までお付き合いください(笑)」
「明日の晩は抱っこして、腕枕して寝てあげるからね」
「にしんば! 俺にもチュッは?(笑)」

下北沢の夜更け。
演劇のポスターに見守られながら、男二人の友情と、店への一方的な愛が、熱燗のように静かに燃え上がっていた。

2026/01/25 更新

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