この口コミは、うちたけさんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
にしんば下北沢、池ノ上、東北沢/海鮮、居酒屋、日本酒バー
-
夜の点数:5.0
-
¥6,000~¥7,999 / 1人
-
-
料理・味 5.0
-
|サービス 5.0
-
|雰囲気 5.0
-
|CP 5.0
-
|酒・ドリンク 5.0
-
-
[ 料理・味5.0
-
| サービス5.0
-
| 雰囲気5.0
-
| CP5.0
-
| 酒・ドリンク5.0 ]
下北沢、にしんばの演劇的喧騒と、冬の一升酒
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303517 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303517","content_type":"ReviewImage","content_id":340303517,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303520 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303520","content_type":"ReviewImage","content_id":340303520,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303524 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303524","content_type":"ReviewImage","content_id":340303524,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303532 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303532","content_type":"ReviewImage","content_id":340303532,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303539 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303539","content_type":"ReviewImage","content_id":340303539,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-340303542 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-340303542","content_type":"ReviewImage","content_id":340303542,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
2026/01/25 更新
下北沢。
この若者の街の迷宮に、旧友と共に濃く潜入する。
目指すは、居酒屋、にしんば。予てより想いを寄せていたが、常に満員で振られ続けてきた高嶺の花である。
生涯、初訪問。
路麺で数多の修羅場をくぐり抜けてきた私であるが、初めての暖簾というのは、いつになっても膝が震える。これは、未知なる快楽への武者震いである。
店内に入ると、そこはわちゃわちゃとした心地よい喧騒に包まれていた。
壁には、品書きと並んで演劇のポスターが所狭しと貼られている。これぞ下北沢の大衆酒場。この文化の匂いに、私の心は鷲掴みにされた。
お通しは、しらすと温泉卵。
この手堅くも心憎い先制攻撃に、私のバイブスは一気に跳ね上がる。
続く刺盛りも高品質だ。薬味のわさびにまで気が配られている店に、ハズレはない。
そこからは、まさに酒泥棒たちの独壇場であった。
店名を冠したニシンの塩焼き。
塩まみれの焼きギンナン。
クリームチーズの西京漬。
そして、冬の王者、白子の天ぷら。
これら、酒を呼ぶために生まれてきたような肴を前に、我々はなす術もない。
外は、駅からの少しの距離で鼻水が出るほどの極寒であった。
だが、どうだ。生ビールで喉を洗い、すぐに日本酒へ移行すると、旧友との会話に花が咲き、気づけば二人で一升近くを空けていた。
寒さなど、とうに忘却の彼方である。
ほろ酔い、いや、泥酔の一歩手前で、私はこの新たな運命の人に対し、甘く、そして重たいメッセージを心の中で送信する。
「もう、俺とにしんばは、既に『運命共同体』となっておりますので」
「どうか最後までお付き合いください(笑)」
「明日の晩は抱っこして、腕枕して寝てあげるからね」
「にしんば! 俺にもチュッは?(笑)」
下北沢の夜更け。
演劇のポスターに見守られながら、男二人の友情と、店への一方的な愛が、熱燗のように静かに燃え上がっていた。