maru5585さんが投稿した麺処 ほん田 秋葉原本店(東京/秋葉原)の口コミ詳細

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ラーメンか、ラーメン以外か。

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maru5585 (男性・神奈川県) 認証済

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麺処 ほん田 秋葉原本店秋葉原、岩本町、末広町/ラーメン、つけ麺、汁なし担々麺

2

  • 昼の点数:4.4

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/08 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

『日本一』を目指す『天才』のあくなき探求心が注ぎ込まれる一杯に死角無し。

東十条の若き天才が秋葉原に戦場を移して早3年、3年連続百名店に選出されるまでに至ったものの、矢継ぎ早に生まれる実力派新店の中で埋もれつつあるような印象が無くもなかったのも事実。

行列は相変わらずで、再訪の機会を逸することも多く、評価を落としている訳ではないのは確認していましたが、今年1月に「本田麺業」さんをOPENさせて新境地を開拓したりと、本店ブランドの維持について賛否があったりと気になることもありましたので再度その実力を確認すべく訪問して来ました。

平日の12:45現着すると並びは17名、18番目に接続します。
夏休みだからか家族連れが目立ちますが、こちらはミシュラン店ではないのでインバウンドがいないのが助かります。ガード下なので直射日光をほとんど浴びずに待てるのも良いですね。
後客はあっという間に19名となり相変わらずの人気店であることが分かります。
回転は意外と早く、10分後ぐらいに食券購入を促されましたので、今回は「特製醤油」1500円をポチって並び直しました。
それからスタッフさんに食券を渡して13:15に入店でしたので待ち時間は30分、これぐらいは仕方ないですね。

店内はカウンター4席に、6名席、4名席、2名席が1台ずつでMAX16名のキャパですが、6名席の相席(V型フォーメンションで3名)に通されました。本田店主もいらっしゃったのでカウンター席に座りたかったのですが。

待つこと5~6分で「特製醤油」が着丼しました。
こちらの特製はチャーシューが一気に増えるもので、ワンタンは入らず250円でトッピングできますが、それをやってしまうと丼がカオスになりそうだったので止めておいて正解でした。

スープをいただくと、やはりひたすら美味いです。
以前よりもやや濁りを増したスープは、適度な鶏油と混じり合って表現の難しい複雑な旨味がありますが、醤油自体の主張はふわっとした感じで弱めです。
鶏豚混合の動物系に煮干し、節、貝などの魚介系が合わされているのは分かるのですが、それらが完全に融合してしまっているのでまとめて美味いという表現しかできない感じです。
使用している素材の良さと量と、抽出にかける時間等いろんな要素の結晶なのだと思いますが絶品です。
個人的に「貝」という食材は嫌いなのですが、これくらい主張せずに全体を丸める仕事をされると降参するしかありません。

麵は自家製の中細麺で、ツルシコ系で小麦香る美味いやつです。
スープの持ち上げよりもスープとの親和性を重視した麺で、極上のスープを纏わせてくる感じで相性が良いです。
手揉み系の縮れ麺が好きな自分でも、このスープにこの麺を持ってこられると天才に任せるのが間違いないということを理解させられます。

チャーシューは豚が3種5枚、鶏が2枚入っています。
全て低温調理がベースにあって出口を変えているように思いますが、違っていたらすみません。
鶏はモモ肉が2枚、程よい味付けと臭みの無いしっとりジューシーで柔らかな仕上がりで美味いです。
豚は、ちょっと分かりづらくて、大判の肩ロースと肩ロースを切り分けたような部位が2種入っています。
小さい方は、普通のオーブン焼きのような感じの適度な歯ごたえのものが2枚と、吊るし焼きの薫香のするものが2枚あって、どちらも美味いです。
驚いたのは、大判の肩ロースで、低温調理からの吊るし焼きのような感じのものなのですが、スモーキーなフレーバーが良いだけでなく、溶けるほど柔らかくジューシーでとんでもなく美味いです。これ1本で勝負したら良いのにと思うくらいです。
自分の走馬灯スイッチを押してみると、今は無き「ののくら」さんのチャーシューがが思い出されました。

メンマも丹念に仕上げられたコリっとした食感と味付けのしっかりした美味いもので、スパイラルにカットされた青ネギもシャキッと瑞々しく美味いです。

海苔が3枚入っているのですが、かなり上質なもので単体で美味いやつです。「勝本」さんの海苔に近いですかね。

「奥久慈卵」使用の味玉も、もうちょっと緩めの茹で加減が好みですが、絶妙な味染みで実に美味かったです。
味玉好きな自分は、黄身の白身に接する部分が白く硬化していないのが丁寧な仕事の表れだと思っていて、そうした茹で方だと白身も柔らかく美味しく仕上がるんですよね。細かいところですが素材だけでなく仕事ぶりが窺える重要なポイントだと勝手に思っています。

全体的に完璧に近い仕上がりのラーメンをいただけて、また、当初より確実に進化を遂げていることを認識できて良かったです。
秋葉原周辺はとんでもない激戦区の様相を呈していますが、このレベルが維持されていれば「横綱」の地位が揺らぐことは無さそうです。

ごちそうさまでした。


  • 外観

  • 食券購入は指示があるまで待つ。

  • 煮干しと卵の空き箱

  • 券売機は外にあります。

  • 看板や暖簾は無く窓のカッティングシートのみ。

  • 店内撮影禁止のようなので卓上のみ。

  • 「特製醤油」1500円

  • スープ美味い!

  • 自家製中細麺

  • 「絶品」吊るし焼き肩ロース

  • 低温調理系肩ロース

  • 鶏モモ

  • 脂身が多いが肩ロース系の焼豚

  • シャキッと美味いスパイラルカットの青ネギ

  • 海苔も美味い。

  • 味のしっかり染みたコリコリメンマ

  • 「奥久慈卵」の味玉

  • 完飲

2023/08/11 更新

1回目

2021/11 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

流行りではなくその先を行くラーメン、百名店参りました。

たまたま神田で用事があったので食べログでラーメン検索したらこちらがヒット。
百名店なので覚悟はしましたが平日13:30過ぎで先客11名の行列に並んでしまいました。
先に食券を買わされたので仕方なく30分ほど並ぶ羽目に。

店内に入る頃には後客15名、こんな行列は久しぶりに遭遇しました。
緊急事態宣言解除後ですがコロナ対策も徹底していて安心して入れました。

今回は、初訪だったため食券をせかされてとりあえず味玉醤油1250円を発券しました。
なかなか強気の価格設定だなぁと思いながら待ってました。

予め並び前に食券を渡していたせいもありオペレーションはまずまずで、入店してそれほど待たずに着丼。
待たされたせいもありましたが、最初にスープを一口飲んで感動しました。
流行りの鶏清湯スープかと思いきや、一口目からパンチのある動物系でしょうか、その後魚介系が追いかけてくるような複雑極まりない奥深いスープ。化調に頼った感じでもありません。

慌てて麺をすすりましたがこれもいかにも自家製のつるつる麺で風味も良く、ただ流行りを追いかけているラーメンとは明らかに違うことを感じることができました。

チャーシューも豚2種+鶏1種乗っており、もともと好きではない低温調理チャーシュー以外は絶品と言える代物、メンマの歯ごたえ味付けも程よく、味玉に至ってはこれ以上の出来は無いでしょうと言えるほどの味染みと茹で加減でした。

やっぱりスープが良くて、行儀悪いですが食後のゲップまで良い香りがしました。
スープの香りで唸ったのは「春木屋」さん以来のこと、このスープなら「櫻井中華そば店」さんのような麺との組み合わせでも最高に美味いでしょうね。

久々に参りました。

  • 平日でも行列です。

  • 味玉醤油 1,250円

2022/08/15 更新

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