maru5585さんが投稿した桜上水 船越(東京/桜上水)の口コミ詳細

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ラーメンか、ラーメン以外か。

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maru5585 (男性・神奈川県) 認証済

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桜上水 船越桜上水、下高井戸、上北沢/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/02 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

『渡なべ』出身の『暴君』が桜上水に降臨。

こちらは今年の2023/1/15OPEN、まだ2週間ちょっとなのにこの時代の情報の拡散は凄いですね。
店主の船越さんは「渡なべスタイル」代表の渡辺樹庵氏の5番目の公認のお弟子さんで、渡辺氏が「先生」と呼ぶ2人のうちの一人だとか。その他情報は他のレビューで詳しく書かれています。
噂が噂を呼びとんでもないことになる前に行かなければと思っていましたが、時既に遅しでした。

渋滞やら駐車場が見つからないやらで土曜の11:25現着。
ざっと数えて30名以上の行列。これは「ふっく」さんの時の行列に相当します。毎回ラヲタを止めたくなる瞬間でもあります。今後の展開を考えるとこの程度の行列では済まなくなる可能性もあるため待つしかないと覚悟しました。流石に30名以上の列になると新たに加わらずに諦める人も多いので常時30数名の列をキープしている状況です。
GoogleWatchの示す気温は8℃でしたが日陰で風もあったため結構辛かったですね。

結局店内に案内されたのは13:08でしたので1時間43分待ちという「ふっく」さん超えの待ち時間となりました。
外観はかなり老朽化しているビルで上には人が住んでいるのを知って驚いたくらいでしたが、内装は結構綺麗にリノベーションされていて安心しました。

こちらのお勧めは「ワンタンメン(塩)」という事は知っていましたし、「塩」のレビューが多いのですが、自分は信念を貫き「ワンタンメン(醤油)」1150円に「味付玉子」120円をお願いしました。この行列ではまず「塩」を食べて次回は「醤油」とか無理そうに思えたので。

テボが2つしか見えなかったので1ロット2杯オペとなっているようで、店内は外の行列とは裏腹にゆったりとした空気感が流れています。

着席から6分程で着丼しました。
見た目は最近のキレイ系ではなく、整列することを知らない具材たちがどかっと載っている感じ。スープ量も多く濁ったそれは豚骨ラーメンのようでもあります。「醤油」の目印はナルトと海苔で、その他は「塩」と見た目はそれほど変わりません。

まずはスープをいただくと衝撃的です。「濃い」「美味い」です。ややとろみのあるスープは脂が分離しておらず、乳化系スープのようにも見えますが、味は重量感のある動物系(鶏・豚・牛)の出汁に節感がしっかりと感じられるもので魚粉等でごまかしているものではなくあくまで抽出の度合いが強い出汁の融合で、いわゆる豚骨魚介とは全く違います。
そしてピリッと襲い掛かるパンチはデフォで胡椒が入っているもので、「としおか」さんが重量級スープに醤油の塩味でパンチをだしているとすれば、こちらはあくまでもまろやかな高濃度スープに対して醤油は味の方向性を示すアクセント程度に留めてスープの旨味をダイレクトに伝えながらも胡椒で差別化を図っているように感じます。
一言で言えば「パンチ」というよりは「破壊力」のあるスープです。

麺は「三河屋製麺」さんの太麺ですが、直前に丁寧に手揉みされていて縮れ具合も素晴らしいです。
多加水麺ではなく、やや硬めに茹でられており噛み応えがあるタイプで、スープとの絡みも風味も文句なしですね。
最近「三河屋製麺」さんの名店への提供が目立っている気がしますが、それぞれ全く違う麺を提供されているのは自家製麺派からすれば脅威としか言いようがありません。
デフォで麺量は200gなので結構ボリュームがありますが、なみなみとあるスープと共にあっという間に無くなります。

チャーシューは目の前で直前に手切りされているのを確認しましたが、見た目では部位は良く分かりませんでした。色んな形状のものがありましたが、肩ロースとかバラという感じのものではなく、恐らく腕肉とかをメインで使用しているのではないかと思います。
「ワンタンメン」には小ぶりなものが3枚入っていましたが、吊るし焼き系の香ばしいチャーシューでそこそこ噛み応えはありますが美味いです。チャーシューメンにしたときは部位が変わるかも知れませんが。

そしてワンタンですが、具もしっかり、皮も自分の好きな薄目の面積広い系が5個も入っています。餡は生姜風味の王道系ですが、ツルツル皮と共に最高の一品に仕上がっています。

メンマは散らかっていますがしっかり味の染みたコリコリ食感が美味いやつで、小松菜と思われる青菜も良いアクセントになっています。荒く輪切りにされたネギもこのスープには絶対必要かつマッチするものでした。

味玉は事前に湯煎されていて温かく、黄身はトロトロで味染みも十分で今時120円では申し訳ないレベルの美味さでした。

自分は渡辺氏のお弟子さんのお店は「砂田」さんと「AKEBI」さんしか行ったことがないのですが、全く色の違う色の点と点がつながる感じを確実に認識できるのは渡辺氏の技術の継承があってこそなのだと改めて感じました。

そしてこのお店は、明らかに「唯一無二」を実現し、確実に各賞を総なめにすると思われます。
これだけ「破壊力」のあるラーメンを提供しながらも接客態度も素晴らしく、ここのラーメンを食べて「普通でした。」とか言える人が果たしているのでしょうか?
「船越先生」はこれからもあくなき探求心を持ってブラッシュアップを続けるのだと思うと末恐ろしくさえ思えます。
ただ一つ、個人的には胡椒の量は自分で決めたいかなと、それだけです。

※2023/2/8  スコア3.12
※2023/2/25 スコア3.40
※2023/5/10 スコア3.80
※2023/6/20 スコア3.84
※2023/8/1  スコア3.88→百名店確実


  • 土曜11:25並びは30名超

  • 並び方

  • こんな細いビルです。上には人が居住してます。

  • 外観

  • 慎ましやかです。

  • 外メニュー

  • 店名はガラスにカッティングシートのみというシンプルさ。

  • 暖簾

  • 券売機

  • 店内

  • 卓上

  • 2つのテボとチャーシュー、麺が見えます。

  • 「ワンタンメン(醤油)」1150円+「味付玉子」120円

  • 高濃度でまろやかなスープ

  • 「三河屋製麺」さんの手揉み太縮れ麺

  • このワンタン完璧です。

  • 部位不明の焼豚

  • 燻製感が良いです。

  • ナルトは「醤油」の証。

  • コリコリメンマと青菜

  • パーフェクトな味玉

  • 完飲しちゃいました。

  • 一番近いコインPは15分220円

  • 自分は激セマな道を入ったコインPに停めましたがあまりにも運転技術を必要とするので、向かいの「いなげや」さんのTimesを利用されるのが良いと思います。

2023/08/06 更新

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