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2025/10 訪問
北九州の名店「照寿司」のお寿司が西麻布で味わえるとは・・感動の劇場型寿司を堪能
2025/10/25 更新
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北九州戸畑にある老舗寿司店 照寿司 の味と技術を継承。「照寿司」の支店ともいうべき１店が西麻布にあるとは知りませんでした。
創業1964年、北九州戸畑にある老舗寿司店 照寿司 の味と技術を継承し、三代目・渡邉 貴義氏が監修。九州・山陰・北九州近海から厳選した天然魚介を仕入れ、伝統を守りながら革新を追求する寿司スタイル。
「2nd Edition TERUZUSHI Nishiazabu」
場所は西麻布交差点から近く。ホブソンズの先で分かりやすい場所でした。赤くスタイリッシュなエントランスが目立つので目印になる。
スタイリッシュなバースペースを抜けて暖簾をくぐると、カウンター７席のラグジュアリーな空間が広がります。
“隠れ家カウンター＋ラウンジ併設”という空間は足を踏み入れた瞬間から非日常で特別な時間を過ごすことができそう・・ワクワクします。
大将のネタ見せがゴージャス
礼文の天然馬糞ウニやロシアのウニ
噴火湾 マグロ
雲丹・甘鯛・クエといった希少な魚介をコースで堪能できる。
ネタの紹介や長刀包丁の所作など“技”の見せ場が随所にあり、見応えもあります。
メニューは「UMAIコース」22000円（税込）
完全予約制です。
最初の１杯はシャンパーニュで乾杯。
鯛の茶碗蒸し
鯛のアラのお出汁を餡にして優しい味に体が温まる。
あんこうの肝を甘露煮にした一品も。
フィンガーガーゼのサービスが嬉しい。
甘鯛 松笠焼き
鱗油をかけてカリカリ 身はじっくりあぶり、
すじ青のり、素揚げした銀杏を添えて
秋の味覚を存分に楽しめる料理です。
ここは日本酒でしょうと、
千代の光Kシリーズ生酛をオーダー
新潟の銘酒「千代の光」次期蔵元が醸す新ブランド「K」があるとは・・日本酒のラインナップにこだわりを感じます。
お猪口は様々な種類の中から選ぶことができて、その可愛さにテンションが上がります。
碗は、クエ鍋
鯛のあらだしにクエの淡白ながらも濃厚な旨味がたまらない。
ヤングコーンの素揚げやサラダほうれん草
はなびらだけ、ネギあぶらをあわせて贅沢な一品でした。
庄分酢に3年熟成した酒粕酢と塩の酢飯は魚の旨みを引き立てている。
北海道のヤリイカ、東京湾のコハダと続く。
コハダは出世魚だから縁起がいい。
対馬のノドグロは皮目を8割焼いて実は2割でふっくら柔らかい。上品な脂で芳醇な味はとにかく美味。
口直しの新生姜ガリも切り口が絶妙。
お待ちかね、噴火湾の赤身まぐろが登場！
噴火湾のマグロは上品な甘みと旨味が特徴。
中トロはさっぱりしてるようで濃厚で深みがありました。
極上のマグロには赤ワインをグラスで。
バーのメニューから「Benjamin Lerouxブルゴーニュ ルージュ 2022」をオススメして下さいました。
この赤は、まろやかでリッチ、ヴェルヴェットの様な滑らかさでした。
マグロと赤ワインのペアリンはマグロの赤身のニュアンスと、ワインの持つタンニンの相乗効果がたまりません。
お次はカマス。
自家製無添加柚子コショウで頂くカマスが美味。
柚子とあおとう、塩だけで作る柚子コショウ。
車海老熊本
甘みとトロミ、えぐみのバランスが素晴らしく、口の中でとろけます。磯の香りがたまらない。
そして大好きなウニ！
ウニの軍艦巻き
礼文の馬糞ウニ
口に入れた瞬間に香る磯の風味と、とろける舌触りが感動的。
天草の鰻
白焼にした鰻天ぷら
江戸前料理 ねぎま汁
カツオだしにマグロのとろの部分を入れて
ネギと醤油をお酢を少し、山椒とクロ七味で味がしまる。
〆はだし巻きたまご
特に「雲丹」や「五島産クエ」などインパクトあり、とにかく美味でした。ヒノキの香るおしぼりから始まる、大将が魚を捌く姿は一つひとつの所作に“特別感”がある。
2nd Edition TERUZUSHI Nishiazabuは、 寿司をただ味わうだけでなく、五感・空間・ライブ感を含めて寿司を体験することができる。
素材の希少性や産地にこだわりがあり、大将から説明を聞いているとワクワクしました。
素材・演出・空間すべてが印象的な“劇場型エンターテインメント寿司”です。
極上のお寿司と感動体験で接待・記念日・海外ゲストのおもてなしなど、「非日常」を味わえる場としてオススメです。