食べログの店舗情報を編集するコトをやめた理由。食べログを始めた当初は、むしろ積極的に情報編集をしていた。
良かれと思い、かなり細かいトコロまで書き込んでいた。
でも、最近は一切しないようにしている。
さすがに自分で新店登録する時には、何の項目も書かないのは気が引けるので、極力ありきたりな感じで書いているのだが…。
でも、かなり迷いながらではある。
理由は大きくは3つある。
まず一つ目は、
自分が編集したコトに起因して、他人に迷惑をかけるというコトである。
「定休日」「営業時間」や「メニュー情報」などが知らぬ間に変わり、何だか迷惑かけているんじゃないかという後ろめたい気持ちになるコトがあった。
特に遠方からわざわざ出かけていただいた場合などは、本当に申し訳なく思う。
休みや時間がコロコロ変わる店で利用しづらいなどと、逆にお店にとっても良いイメージにならない場合が生じる恐れがある。ソレが逆ギレ的なモノだとしても、自分が蒔いた種なら責任も感じる。
お店のスタンスにはいろいろある。
店主が道楽や趣味などでやっている店だという場合すらある。僕は、そういう店はレビュー内で、「気分次第だからまた変わるかも」などとコトバを添え、そういう店だとわかるように書いているつもりだ。
また、そういう店の場合、店内に犬がいたり、料理人自らが喫煙したり、BGMが大音量で鳴っていたりする。気にならない人もいれば、もの凄く気になる人もいる。
「備考」欄があるのに、わかっていてソレらの事項を書かないと「未必の故意」に似た罪悪感も感じる。
いろいろな議論があるだろう。いくら趣味でやっている店だとしても、会員制にせず一般客を招き入れる時点でアウトだという考え方もある。
僕が通っているある店では、じゃあ貼り紙でもしたら?、そう提案して貼り紙してもらった店もある。見るからにラフな感じの店にいちいち目くじらを立てたりしないと思うのだが…、と店主は嘆いていたが、食べログレビュアーの怖さも知っている僕の言うコトだからと受け入れてくれた。
だから、僕はなるべく自分のレビューの中で店舗情報も書くようにしている。ソレが偽善的な責任回避だと言われようが、今後もそうしていくつもりだ。
自分の目の届く範囲の店で、かつ訪問頻度がかなり高い店は、直近の訪問時にレビュー上で徐々に書いていくようにとどめている。
二つ目に、
編集で触りたくない項目があるというコトである。
店舗情報の「ロケーション」の中の「景色がきれい」「隠れ家レストラン」などは、まさに人それぞれの主観により変わる。
地元では、周知の有名店でも、駅から遠いとか路地裏にあるだけで「隠れ家」だとか、納得のいかないケースが多い。苦労してようやく出せた店に「隠れ家」は失礼だろうと、逆に嘆いているお店もある。
「空間・設備」の「オシャレな空間」「落ち着いた空間」などもそうである。平日訪問できる地元民からすれば落ち着いた店でも、土日になれば落ち着かない店も多くある。そして、オシャレかどうかなんて、一度食べログの云う「オシャレ」とは何か?を聞いてみたくなる。
その
お店にとって見出し的な店舗情報が、レビュー以外で主観に頼ったら、もうメチャクチャになる。
ほぼ万人に共通する意識であろうと、かなりの自信があり、明らかに、という場合以外はコレらの項目にも極力触れたくない。
そして、最後の三つ目は、
各レビュアーの考え方の相違が生み出すモノで、いたちごっこのようなコトはしたくないからだ。コレが僕の中では一番大きい。
この日記の「徒然線㉑~㉓」でも書いたが、ジャンルなどに関するコトである。
そもそも「食べログ」とは?というトコロから各人ブレがある。
僕は個人的に「一部の食通やグルメ人だけのモノで無いコトは明らかなように、毎日、食事をする人すべてにとって有益であるモノであるならば、その存在意義は大きいと思う。」という考え方に立っている。
しかし、考え方の違う人も当然いる。
で、コンビニや対面販売店などの登録の仕方や情報編集が問題になる。片っ端から嫌がらせのように「その他」などにされたコトもある。
コチラは訪問して、一般的なコーヒーチェーン店より数多い淹れ立てコーヒーのラインナップがあり焼き立てパンが食べれて、なおかつイートインやテラス席があり、味的にも美味しいと思って「カフェ」登録しても、所詮コンビニはコンビニだと思われる方は「その他」や、「パン(その他)」に戻したりする。
その店、本日現在、コンビニでも「3.32」の評価で43件の口コミがある。全国でも恐らくトップスラスの評価のあるコンビニだろう。(※
グーツ いちょう並木通り店)
ソレを、僕自身が再度「カフェ」に登録変更・追加するのはためらわれる。何故なら、わざわざ「カフェ」を外した
レビュアーとの軋轢を生みだすからだ。
何なら「コンビニ」というジャンルをつくってもイイと思う。海の見えるコンビニ、港の見えるコンビニ、もちろんイートイン席の充実。いろいろある。
僕はなるべくそういう店をアップしてきた。イートインが無くても平塚の名物(?)の一つであろう「弦斎カレーパン」を扱っている唯一のコンビニとかも。
最近、下書き整理の意味もあり、京都の店を積極的にアップしている。
迷うのだ。単なる魚屋や八百屋などアップするつもりはない。しかし、グジの絶品味噌漬けや独創的美味の漬け物をつくる八百屋など、
老舗に負けない味を伝えたいと思っても、「和食」のくくりの「京料理」や「郷土料理」、いや「レストラン(その他)」のくくりの「シーフード」「野菜料理」にさえ目くじらを立て、大きなくくりの
「その他」しか許さないという態度を示すレビュアーもいるからだ。
で、レビュー自体をためらい、下書きのままアップできていないという店も多くある。
以上が、特に大きな三要素である。
食べログのお店のレビューを行うコトは「主観」でイイのだが、
店舗の情報を伝えるコトは「客観」でなければ利用価値が下がるコトだと思う。
しかし、本来「客観」であるべき店舗情報に、何らかの「主観」が入ってくると「
店舗情報を悪用した主観の流入」でしかないとも思う。
コーヒー・紅茶の専門店である喫茶店の登録を「ホットケーキ」が「主観」で美味しかったからといって「コーヒー」「紅茶」のどちらかを消して「パンケーキ」を登録する。
中華料理店では、美味しいと思ったレビュアーが各々に「ラーメン」「汁なし坦々麺」「餃子」「中華粥」「火鍋」などをどんどん変更して登録替えする。
もう、何の店かすら
一部のレビュアーの「主観」に左右されている。
ソレに加担したくないという想いもある。
難しい問題であるが、主体である
「食べログ」が各々の定義を示さない限り、解決に向かわない問題であるとも思う。
(文責:京夏終空、2016.12.9)