23回
2019/11 訪問
池袋2丁目、「蘭州拉麺 火焔山」【8th】
池袋2丁目に3店舗ある「蘭州拉麺」を謳う店の中で、一番人気。
この店、「蘭州拉麺 火焔山」。
1年ほど前に、うなぎの「まんまる」の隣りにできたのが、「薩斐蘭州牛肉麺 池袋店」。
6年ほど前から通っている、へいわ通りの「極 蘭州拉麺」が、最古参で、ネイティブ度も高い。
この店がオープンしてから、しばらく、中国人の行列がよくできていた。
今は、神田や六本木やその他の街でも「蘭州拉麺」を謳う店がたまに見受けられるようになったが、その頃は、少なかったと思う。
もう池袋の中華街の中の店では、日本人を対象にしていない店も増えてきた。
メニューに中国語しか書かれておらず、読めなくて困るコトもある。
中国人の、中国人による、中国人のための店々である。
お店に入ったときに、いらっしゃいませと言われるかどうか、もある。
いきなり中国語というケースは極稀だが、それでも中国人と間違われたのかと思うコトもある。
また、逆に、中国人の店員さんと、中国人の客なのに、頑なに日本語で会話している様などは、なかなか面白い光景である。
この食べログでも、池袋の行列店を卑下する論調で、「並んでいるのは中国人の観光客ばかりだ」と、そう勝手に短絡的な判断をして書かれてているコトをよく目にする。
でも、並んでいるのは観光客ばかりで無く、きっとそう書いている人より池袋に詳しいし、もっと言えば、池袋に住んでいる中国人も多くいたりする。
この店もそうだった。
店内で、別の店の店員さんに会ったり、逆に、別の料理店で勧められたり。
「蘭州ラーメン」(980円)+「新疆風ラム肉串」(280円)+「羊ハツ串」(280円) ―― 写真の通り。
ここのトコロ、いつも、こんな感じ。
串が、1本だったり、逆に3本になったり。
パクチーは、もう抜いてもらうようにしている。
以前は、アクセント程度に少量はイけたのだが、不思議と、歳とともにダメになってきた。
麺は、好みだろうが、絶対に細麺がおススメ。
以前、平麺にして、違和感を感じたが、ネイティブの方々は、たまにその平麺を選択している。
牛肉が何枚か入っているが、乾燥牛肉を戻した感じのヤツ。
スープは、牛骨ベースの、淡くはんなりとした塩味。かなり辛いラー油が、少々まわされている。
串が、何だか、クセになる味わい。
ケバブ系と同様で、スパイスの効いた専用のタレのようなモノが趣深い。
こういう料理を食べていると、自分のDNAの中にも、大地からきたモノが含まれているのでは?と感じる瞬間がある。
身体の、奥底で、一部分、何だか喜んでいるのがわかる気がする。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2019.11.29)
(63件/3.49)
2019/11/29 更新
2017/12 訪問
池袋2丁目、「蘭州拉麺 火焔山」【8th】
まさに本場さながらの蘭州拉麺店。
なんだと思う。
蘭州はおろか、中国に足を踏み入れたコトの無い人間である。
でも、最近の池袋北口~西口界隈は、まさに「池袋中華街」の様相を呈してきている。本場の中国の方々が料理をしている。客も中国の方々が圧倒的に多い。
日本人は自分一人で、あとは全員中国人などという感じはザラだ。
僕もそれなりに数をこなしてはいるので、経験値はややある。
かねてより、池袋西口の本格蘭州拉麺と言えば「極 蘭州拉麺」が有名だ。
こぢんまりとした店だが、深夜までやっているので重宝している。
牛骨のスープに、例の実演的手打ち麺だ。
この店、オープンしてから、中国人の行列が絶えなかった。最近、ようやく落ち着いてきた感じだったので、ツレと飲みからのラーメンという感じで入った。
僕らは「プレモル」から始めたが、中国酒・青島ビール・果実酒など種類は少なそうだったが、ラインナップされていた。
「干し豆腐の和え物」(780円)「胡瓜和え」(480円)などをつまみながら、串が焼きあがるのを待つ。
小皿料理ではなく、どちらも相当量あり、食べ応えがある。
「新疆風ラム肉の串焼き」(280円/1本)、「羊ハツの串焼き」(200円/1本)など、お店のおススメの串を食べた。
コレが、なかなかウマい。羊肉の串焼きは他の何店舗かでも食べているが、香辛料の違いだろうか?本格的な雰囲気が漂う。価格にしても、その銀串に刺されている量からすれば安いと思う。
よく羊料理において「クサみが無くて美味しい」などと表現されるコトがあるが、僕は、その独特な「クサみ」こそがウマいと思うのだが、ネイティブではどうなんだろう?
プレモルは、いつしか「ゆずサワー」に変わっている。
やや辛みがあるモノだったためか、甘みを求めた。
〆には、予定通り麺を食う。
「蒸し煮牛肉麺(紅焼牛肉面)」(980円) ―― 蘭州拉麺である。この店でも、オーダー後に、生地から実演的な手で延ばすトコロから始められた。細麺か平麺か選べる。僕は、細麺にした。
牛肉の塊が数個と青梗菜少々、ソレに焦がしネギとパクチー。湖面は、辛み油でやや赤く染まっているが、中は白湯系よりもやや澄んでいる感じ。
一口目はかなり辛いと感じたが、食べていくうちに慣れる。
麺は、白色でほぼ均等にキレイに裁断されている。スープは牛骨ベースに香味が加わった感じ。
このラーメン、特に香りが良い。薬膳的な香りだが、ソレが何だか心地よい。
ツレの注文した「ラム肉ラーメン」の方も同様に香りがあるが、各々違う。
なかなか美味しいラーメンだった。
ごちそうさまでした。
普段、日本のラーメンをああだこうだとレビューしているが、こういう系統のラーメンをたまに食べると、いろいろ考えるコトがある。
特にアニメ文化やキャラクター文化において中国のモノは日本の模倣だと無条件にバカにするような風潮が一部であるが、日本だってラーメンしかり、普段使っている文字さえしかり、中国のモノだったのではないかと考える。
どう発展させ、展開していくかの違いはあるが、僕は、あまりそういう目でしか見れない人間を好きになれない。
世界各国にチャイナタウンをつくり、母国から飛び出していくバイタリティーなど、見習うべきコトはたくさんあるんだと思う。
中国人の友人もいるが、いつもお互いに刺激し合っている。
残念ながら、島国「日本」のホントのグローバル化は、ネット上や議論上で止まっている気がする。
(文責:京夏終空、2017.12.16)
(7件・3.09)
(※写真は、別日利用での後日掲載。)
2019/09/30 更新
地元・池袋2丁目に3店舗ある「蘭州拉麺」を謳う店の中で、一番人気であり、好みである。
この店、「蘭州拉麺 火焔山」。
1年半ほど前に、うなぎの「まんまる」の隣りにできたのが、「薩斐蘭州牛肉麺 池袋店」。
7年ほど前から通っている、へいわ通りの「極 蘭州拉麺」が、最古参で、ネイティブ度も高いし、何と言っても安い。
でも、個人的に、この店に来る比率が増えてきた。
3回目と表示されるが、もう10回近くは訪問している。
麺の味わいと、スープの味わいを感じやすいからかも知れない。
同じモノばかり食べているので、さすがにアップを控えているし、アップしたトコロで同じレビューにしかならないような気もしていた。
今回は、いつもの「蘭州ラーメン」(980円)でなく、たまには違うトコロへいってみた。
「牛肉あんかけめん」(980円)+「新疆風ラム肉の串焼き」(280円/1本×2) ―― 写真の通り。
牛肉入りのあんかけ麺である。
初めて食べたのだが、麺が冷たくて驚いた。
もちろん、あんの方はアツアツである。
ジャージャー麺のような雰囲気の温度感である。
麺は、やはり注文してから、前回写真説明した手順で作られる。
今回、よくよくメニューを見てみると英訳が「Hand-Pulled Noodle」になっていたのだが、和訳では「手打ち麺」とされており、もし双方の要素を含むなら、「手延べ手打ち麺」と言う方が正解だろうと思う。
事実、手で打って、手で延ばしている。
出来立ての麺は、やはり美味しい。
冷たい分、コシもより強めに感じられたような気がするのだが、気のセイか。
あんかけのあんの方は、乾燥牛肉を戻した感じの牛肉と、半生感を残したシャキシャキ野菜の細切りたちが、たくさん入っている。
あん自体の風味も、本格的な中国料理っぽい雰囲気で、アワビの姿煮などでも使われるオイスターソースに葱油と香辛料が入った感じの味わいとなっている。
温度に違和感を抱かなければ、美味しく食べられると思う。
そして、いつも注文してしまう新疆風ラム肉の串焼きである。
コレ、クセになる。
ラム肉の独特のクサみが、香辛料によって逆に美味しく感じるようにできている気がする。
金串から引きちぎるように食べる感じも良い。
でも、こういう系の肉を、僕はいつも否定的に、書いてしまう。
池袋の「聚福楼」のように1回、2回しか訪問していない人が圧倒的に多い感じの店を大絶賛するコトに違和感を感じている。
ゲテモノ系もそうなのだが、牛肉より羊の方がヘルシーで美味しいとか、カエルの方が鶏肉より柔らかくて美味しいと言った人が、その後、羊やカエルを食べ続けているという事例、つまり事実に出会わないからだ。
変わったモノを食べたコトに対する興奮や感動までを美味しいと単純に評価して良いのか?そう思ってしまうのである。
いや、個人でそう思うのは、もちろん自由だろう。でも、少なくとも食べログにアップしたり、第三者へ向けて発信するなら、その後の責任問題でもあるような気がしてならないのだ。
ましてや、他人に勧める場合など。
だから、僕は、大絶賛する店(僕の場合、基本的に「4.0」以上付けた店)には、極端に遠方にある店や旅先で出会った店以外には必ず再訪を心がけている。
2度目、3度目とかで感動が大きく薄れたなら、評価を下げる。
さて、串を頬張って、麺を食べただけなのだが、いつも満足してお店をあとにする。
おそらく、今後も、通い続けるであろう。
ごちそうさまでした。
僕は、本場の中国に行ったコトがないから知らないのだが、この店が本格的なのかどうかは知らない。
でも、地元の中国人の知り合いなどからは、ネイティブ度の高い「極 蘭州拉麺」より、カジュアルに明るい雰囲気で食べられるのが良いと聞く。また、回転が良い店なので、麺?粉?の状態が新しいのだとか。
まぁ、好みの部分も大きいのだろうが…。
池袋チャイナタウンは、創世記から熟成期を越え、転換期へと入って来ているような気もする。
最近、西口で参入してくる店は、オリジナリティーを出そうと、いろいろ種別が増えてきた。
神戸や長崎、そして横浜の中華街的な場所にもいろいろ行ったが、池袋チャイナタウンは、かなりネイティブ度が高いと思う。
そもそも、日本人に向けて商売しているのかどうかも怪しい。
中国語でしか書かれていないメニューの店なども多い。
読めないのだ。
昨年、カエル鍋専門店「万宝平价焼烤」ができたかと思えば、今度はパンダ鍋の専門店?「熊猫火鍋」。
あれ?パンダって、食べてもイイのか?
そんなレベルの人間のレビューである。
参考までに、看板写真を掲載しておいた。(笑)
(文責:京夏終空、2020.5.20)
(64件/3.55)