この口コミは、京夏終空さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.9
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.9
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|CP 4.3
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[ 料理・味4.3
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク- ]
池袋本町3丁目のパンと洋菓子の名店。【27th】★食事機会50回以上
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外観。
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入り口。
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2019/10/02 更新
これだけ「粉」が主張するウマいパンも少ないだろう。
この店のパンも、コンスタントに食べている。
前回レビュー後も、少なくとも20回は、この店のパンを食べている。タイトルで「訪問回数」でなく「食事機会」と書いたのは、買ってきてもらって食べる回数も含めたためである。
この店のパンにはこだわりがある。
前回店主のブログより引用したが、断固たるポリシーのもとにつくられているコトがわかる。
再引用するが、
『パン作りに必要なものは、小麦粉と水、塩、そして、ひとつまみのイースト、それだけでおいしいパンを作ることである。』
このコトを、ホントにわかっているパン職人は少ないと思う。
僕は、この店のパンを食べる時にいろいろ考えるコトがある。
「本質」、そんなコトバもよく頭に浮かぶ。「本質」がキチンと備えられていて、初めて「本物」がある。であれば、「本質」には何が必要か。圧倒的な知識と圧倒的な技である。「圧倒的な」と書いたのは、量の問題では決して無い。深さだ。
最重要な必要最小限の知識と技をどれだけ素直に表現できるかというコトである気がする。
いろいろなパンを食べたが、それが一番顕著にあらわているのが、「バターロール」だと思う。
今回、焼きあげてから相当時間が経過したであろう冷たいバターロールを噛みしめ、つくづくそんなコトを思った。
もう、軽々しく「ウマい」とう言うのもはばかられる気がしてきた。
(文責:京夏終空、2014.11.24)
(※写真は、後日掲載。)
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実は、お店に入るのが初めてである。今まで、ツレがココで買ってきてくれたパンを何度か食べ、「ウマいなぁ、どこで買ったの?」という質問を繰り返ししてきた店。
そして、今回初めて店内に入る。ん?入れない?いや、何とか入った。今まで、何度も前を通り過ぎたコトはあって、狭いだろうという予想は立てていたが、実際入ってみると、一人分のスペースの店。なるほど、これは一緒にパンを買いに行こうと誘われないわけがわかった。しかし、入ってみて少々驚く。この店は、パンだけでなく洋菓子系も置いているコトを知ってしまった。だから、他人の聖域に足を踏み入れるのには躊躇があったんだ。
ならば、いっそのコト、と洋菓子を吟味する。しかし、この分野に無知な人間には商品名すらスラスラ言える自信が無い。散々考えた揚げ句、出てきた言葉が、「シュークリーム2つ下さい。」
「シュークリーム」(¥160/1コ) ―― 注文を受けてから、クリームを注入してくれる。キメの細かいトッピングシュガー付きで。最初、皮の硬さやサクサク感はやや「ビアードパパ」にも近い感じがしたが、皮が薄い分ゴツゴツ感は限りなく少ない。クリームはミルクと卵の旨さがヒシヒシと伝わってくる逸品。皮だけでも食べてみたがウマい。生地のキメの細かさが繊細なのに硬さを保っている。フワフワシュークリームの皮のような味わいで、この形状記憶系の皮はスゴイと思う。トータルなバランスもイイ。いや、ああだこうだ言っても、つまるところウマいの一言に尽きる。
当然、パンも買う。20時前の閉店間際だったので、数は少なかったが、以前食べたコトのあるパンがほとんどだったので、なるべく目新しいトコロから選んでみたが、コレも迷った。
「大豆粉ロール」(\100/1コ) ―― 似たようなパンをすでに食べたコトがあるのかも知れない。ホンの少々レーズンやイチジクが混ざっていたりして良いアクセントにもなっているが、それよりパン本体の味が圧倒的にウマい。口の中で咀嚼回数を増やしたくなるようなパン。すぐ飲みこんでしまったらもったいないとまで思う。この価格にして、どうしてこの味が出せるのだろうか不思議な感じがする。
他にも、バターロール、クロワッサン、カレーパン、ベーグルなどどれもウマかった。それもかなり。何というか、この店のパンは全体的に、粉が主張するというか、生地が主張するという感じのパンだ。僕が愛用している「みつわベーカリー」が、池袋を代表するジャパニーズベーカリーだとしたら、ここは池袋を代表するワールドベーカリーだ。日本人の老若男女のみならず、世界に通用する味ではないかとさえ思う。
今回自分で買ってみて、急に身近になった気分で調べてみた。店主は『約8年間ベーカリー店に勤務。製パンを一から修得。 以前から洋菓子も勉強しており、その後、南青山のNOBU TOKYOに。パティスリー部門でデザートや洋菓子の経験を積む。2004年2月に backer fujiwara をオープン。』となっている。また、メッセージとして、下記の通りに書かれていた。
『私はパン作りに独創性が必要だと思ってない。先人達が試行錯誤して残した物を、本当に良い物だけを作れば良いと思っている。そこにはパンを製造する側 (あるいは消費する側も)へのささやかな侮蔑の思いが込められている。本来、独創的というのは、どの分野においても、的確な技術にのっとってのものでなければいけない。パン作りに必要なものは、小麦粉と水、塩、そして、ひとつまみのイースト、それだけでおいしいパンを作ることである。素材を宣伝することや過剰な付加価値を加えて言う事がもてはやされ、それを独創的と言うのなら、私には必要ないと思っている。』
(『~』部分、お店のブログ2006年2月より抜粋)
(興味のある方は、お店のブログトップ ⇒ http://www.backerfujiwara.com/blog/ )
素人が言うにはおこがましいが、至極納得できた。こういう考えを持った方が作られたパンや洋菓子だからこそ、イイ意味で単純にウマいと一言が言えるのだと思った。繰り返しになるが、「咀嚼回数を増やしたい」「スグ飲みこむのがもったいない」と思った理由がちょっと見つかった気がした。
(文責:京夏終空、2014.4.12)