3回
2021/01 訪問
池袋2丁目、蘭州牛肉麺「萨斐」。【4th】
北京の日本出店予定の料理人たちの料理専門学校の「今」を考えたい。
ような想いが芽生えた。
いや、そういう想いが芽生えただけで、この稿では、何らの検証もしていない。
僕はたまに池袋チャイナタウンの料理人たちに出身を尋ねたりする。
すると、出身は様々なのだが、最終的には北京の料理学校を出たという人が多いような気がするのである。
つまり、池袋チャイナタウンでよく目にする四川だろうが上海だろうが東北だろうが延辺だろうが蘭州だろうが広東だろうが、最終的に北京の料理学校を出て日本に来たんだとすれば、どこも一緒なんだろうという仮説である。
いや、実際に四川省でお店をやっていた人が日本に来ているという場合もあるだろう。
でも、見るからに若い料理人たちは、一旦北京で統一化されてしまっているのではないかと危惧したりするのである。
で、本来の出身地のクセなどが出せれば、ソレが一つの特色となっていくのであろうが、果たしてどこまで具現化されているのか疑問に思う時がある。
「蘭州炒飯」(970円) ―― 写真の通り。
レシートの印字では、「兰州特色炒饭」となっていた。
僕の味覚がその特色に追いついてないだけかも知れないのだが、食べた感想は、ケチャップライスである。
チキンライスっぽいケチャップライス。
味わいも、ケチャップ。
何か特別な具材があるのかと探りながら食べるのであるが、どこまでもケチャップライスの域を超えない。
うん、キライじゃない。むしろ、美味しい。
でも、僕が漠然と「蘭州炒飯」に期待した何らかの特色は感じ得なかった。
「蘭州牛肉麺(小)」(750円) ―― 写真の通り。麺の選択は三角麺、パクチー抜き。
レシートの印字では、「小椀♯蘭州牛肉麺」に、「三角麺」「不要香菜」と書かれていた。
コレは、前回も食べているのである程度、味の把握はできていた。
ラー油は前回よりも少量の印象だったので、食べながらテーブルアイテムのラー油を足していった。
スープの元味が、淡い雰囲気だが、凛としたシッカリした味わいがある。
麺は、三角というカタチを感じなかったが、前回よりも太麺だったのでその分の印象は変わった。
小なのに、かなり食べ応えがあった。
乾燥牛肉を戻したような感じの例の牛肉スライスが何枚か入っていて、その味わいは好みである。
歴史的には逆かも知れないのだが、韓国のソルロンタンやコムタン系の具材の牛部位の味わい。
この店のテーブルアイテムのラー油は、入れれば入れるほど甘辛くなるような不思議な感覚。
でも、美味しい。
言ってみれば、チャーハンの半ラーメン付きという感じの食事となったが、満腹で満足。
ごちそうさまでした。
僕の地元・池袋2丁目には、この蘭州ラーメン店が3店ある。
期間的には一番遠ざかっていたが、場所的には一番近かったりする。
ステイホーム、ステイホームタウンの路線での訪問となった。
でも、一番ネイティブ度合いが低いように感じてしまっている。
冒頭の件は、追々検証出来たらと考えているが、もし仮に、北京の料理学校の先生が旧態依然とした授業をしていて、
ニッポン人、ケチャップ好キヨ、コレ、マチガイナイヨ!
などとやっているとしたら、ちょっと意見したいと思うのである。(笑)
(文責:京夏終空、2021.1.25)
(30件/3.46)
牛肉麺。
三角麺。
炒飯。
全体図。
追いラー油。
炒飯にも追いラー油。
終盤のスープの表情。
ボトムメッセージ。
手前のラー油がイイ。
店内様子。
メニュー抜粋。
麺の種類は多彩。
袖看板。
袖看板・裏側及び外観。
入口。
2021/01/25 更新
2018/10 訪問
池袋2丁目、蘭州ラーメン「薩斐」。【4th】
シンプルな雰囲気の蘭州牛肉ラーメンだった。
ジャスト地元の「池袋2丁目」。
驚くべきことに、池袋2丁目では3店舗目の蘭州ラーメン店である。
古くからあった「極 蘭州拉麺」は、何度か訪れている。
レビュー自体は、5年以上前のモノとその後の再訪記録程度である。
どちらかと言うと、僕にとっては「飲み」で訪れるコトの方が多い。
1年程前にできた「蘭州拉麺 火焔山」は、昨年暮れに初訪後、3回程度訪問している。この店も串をともに飲む感じで、最後に牛肉面をすする。
蘭州、いや中国に行ったコトすらないが、一番本格的な雰囲気が感じられると勝手に思っている。
上記の2店舗ともに、ネイティブの中国人に人気があり、「極」では深夜に、「火焔山」は比較的常時、中国人来客比率が高い店となっている。
さて、この店、立地的にもだろうが、上記2店と比べると、本日現在は日本人比率が高いように見受けられる。
隣には、僕の最愛用する鰻屋「まんまる」がある。
この場所は、フグの専門店だった「ふぐよし」だったハコである。
店内は、一風変わった場所にカウンター席が少々と、テーブル席がいくつか見受けられた。
まだオープンしたばかりなので、明るく真新しい雰囲気が包んでいる。
店員さんは、中国の方々かと思われる。
若い方も多くファストフード的な感じもする。
「蘭州牛肉ラーメン」(880円) ―― 一番のウリの一品だと思う。店外のメニューの中央に、一番大きく書かれていた。
先会計で、麺を選べる。まずは、レギュラーの細麺にしてみた。麺の種類は他に、極細・やや細・三角麺・平麺・幅広平麺と書かれていた。
また、お好みで「パクチー抜き」にした。ほんの少々ならイケるが、多くはムリな体質。(笑)
お好みは、他に「ラー油抜き」の記載もあった。
トッピングで、パクチー100円と書かれていたので、好きな人は増量できる。他のトッピングは特製牛肉280円、特製味玉120円の表示。
最初の一口目で、何故か神奈川・平塚の大御所タンメンの店「老郷 本店」のタンメンを思い出した。
淡いスープだが、凛としたシッカリした味わいがある。
でも、何だか酢を入れてみたくなる感じ。
ラー油は最初から相当量が入っている。
薬膳的な風味もやや感じる。クミンかも知れない。
麺は、蘭州と言えばの、例の手打ち手延べの麺。細麺だったが、端の方はくっついていて、平麺のような感じだった。
もちろん、スープの雰囲気とよく合う。
具材は、牛肉のチャーシュー(本来は豚だろうが、鶏でも言うのであえて)っぽいヤツが4,5枚。
他に、茹で大根と青ネギ。
前述したラー油も白ゴマをともない、焦がし辣油のような雰囲気。
全体的には、味の複雑さは感じず、他の2店と比べても、一番シンプルな味わいの響き方だったように感じた。
個人的には、こういう感じも好き。
ごちそうさまでした。
ちなみにホントの店名はよくわからない。
今現在のこの食べログでの登録は「薩斐蘭州牛肉麺」だが、メニューはウリの「蘭州牛肉ラーメン」だけにとどまらず、「酸辣牛肉ラーメン」「煮込み牛肉ラーメン」「蘭州風焼ききしめん」「蘭州風焼きそば」「蘭州混ぜそば」「蘭州冷麺」をはじめ、「蘭州風ハンバーガー」などもあり、他に一品料理少々、定食も少々書かれていた。
お店の一番大きな正面看板には「蘭州牛肉麺」と書かれ、「薩斐」と「西北料理」が添え書きされている感じ。
「薩斐」の「薩」の文字も正確には、草冠に「隆」から「生」を取り除いた文字である。
袖看板には「蘭州ラーメン」の文字と、やはり「蘭州牛肉麺」の文字。
トレイシートの印刷物には「薩斐池袋店」と。
ショップカードには、単に「薩斐」と書かれ、裏には「薩斐東京池袋店」とされている。
レシートには、「薩斐蘭州ラーメン」と書かれている。
僕の見出し表記はショップカードに準じて表記した。
(文責:京夏終空、2018.10.16)
(3件/――)
(※写真は、後日掲載。)
2019/09/26 更新
「西北料理」と看板に書かれている蘭州ラーメンの店。
馴染んでくるとたまに食べたくなる「蘭州ラーメン」。
ジャスト地元の池袋2丁目に3店舗ある。
何度も書いているかも知れないが、個人的には「蘭州拉麺 火焔山」が一番合うと感じている。
ただ、人気店で、特に昼時など待ちができたりする。
棲家から一番近い、この店におさまるコトも度々ある。
「蘭州牛肉麺」(980円)+「羊肉串」(780円) ―― 写真の通り。
牛骨スープがシンプルで、久々に神奈川・平塚の大御所タンメンの店「老郷 本店」のタンメンを思い出した。
そう3年前の初訪問時に書いた思いは、残っている。
シンプルでありながら味わいの輪郭をハッキリと感じる。
麺は三角麺を選択したが、あまり三角を感じない。
モチモチっとした食感はイイ感じである。
具材などもスタイルはオープン当初より変わらない。
おそらくこの店で初めて羊串を食べた。
池袋チャイナタウンの他店ではよく食べているが、この店の串は、辛さがやや強く、清涼感もあるバージョン。
唐辛子とカルダモンの働きであろう。
肉質は柔らかい部分と硬い部分が混合している感じだった。
5本ほぼ一気食いしたが、麺のスープとの相性も良く、イイ感じだった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.12.29)
(37件/3.47)