この口コミは、京夏終空さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.8
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.8
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|雰囲気 4.6
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|CP 4.8
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.8
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| 雰囲気4.6
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| CP4.8
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| 酒・ドリンク- ]
九段下、「寿司政」。【137th】
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暖簾。
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はじまり。
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外観。
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2020/02/12 更新
こういうお店では、お店に従うべき。
だと、諸先輩方に教わった。
客だから、とか、そういう言い草もしない。
静かにつまんで、満足し、内に秘めて帰る。
お好みでなく、おまかせ、か、お決まり。
この食べログに書こうとする行為自体が、矛盾するので、今までこういう店をアップしてこなかったのだが、写真無しならいいだろう。
1貫1貫写真を撮るのは、残念ながら寿司を不味くする。
予め、他客がいない時に、了解を得て撮影するなら、まだマシだが、撮っちゃイケない気がするし、事実、味が落ちるのを覚悟しなければならない。
こういう店での一番は、呼吸である。
職人さんと、コチラの呼吸である。
どういう食べ方をするのか、よく見られている。
どういう時間配分か、クセがあるのか、職人さんは良く見てくれている。
お茶の飲み方一つ、つまみ方一つ、鑑賞時間一つ…。
職人に、必要以上の時間酢メシを握らせるのは、寿司を不味くする。
温度の問題しかり、にぎりの完成度の問題しかり…。
客だから、とモンスターゲストぶる人には、こういう店は、そもそも合っていないと思う。
でも、おそらく写真をアップされている方々は常連で、撮影時間も考慮されているものだと思う。
僕も食べログだから、一応書く。
「にぎり・松」(5,500円) ―― 真鯛・トロ・赤貝・クエ・車海老・生ウニ・大トロ・穴子・コハダ・鉄火巻だったと思う。ソレに、清まし汁のお椀が付く。
地元・池袋西武のデパ地下「九段下 寿司政 旬八海」では、度々世話になっている。
アチラは、簡易的なイートイン形式の店なので、そこまで思わないが、出される作法は同じである。
箸も醤油の差し猪口も使わない。
まず、布製のおしぼりを、つまむ手の方へ、拭きやすい形に少々つまんで、中央部を盛り上げる。
1貫1貫、煮切りがひかれ、そのまま手で食べる。
お茶を何処で飲むか、生姜を何処で挟むか、口中の脂切りのタイミングなど、人それぞれ考え方はあると思う。
ただ、自分の方針を徹底すれば、職人はわかってくるので、例えば大トロ直後に、お茶を差し替えてくれたり、自然にそうなる。
もっと言えば、口の動かし方だって重要だ。
どれぐらいの咀嚼時間なのかは、最初の1貫目と2貫目で相手に伝える。
カタさの異なる2貫を続けられるのは、そういう意味合いもある。
布製のおしぼりだけでなく、つまんだ指をリセットするのは、生姜も有効である。
白身・赤身の後は、顕著である。
だから、軍艦の後の提供は、やや早い。
ウニが飲み物なのだからではない。
呼吸が合い、キレイに流れると、ソレが一番気持ち良い。
穴子までは、絶対にひと言も話しかけない。
僕の場合は、最後まで、静かにつまんだのだが…。
本来は、コハダで口を開くべきだったかも知れない。
この店の、一番のウリなのだから。
ホントは、シンコの季節に、シンコに感嘆するコトバからなのだが…。
鉄火巻はエピローグである。
それぞれの、終え方があってイイと思う。
ごちそうさまでした。
「こういう店では」と書くと、他の店々に失礼な気もするが、事実、格の有る無しは、客側が勝手に決めるコトだけでもない。
食後、少々、お話をさせていただいた。
帰るとき、またぜひいらしてください、と言われると、あぁ良い食べ方をしたんだと思う。
僕の場合は、そのコトバこそが、バロメーターだと思っている。
手前味噌な話になったかも知れない。
今までさんざん別の店のレビューでは引き合いに出してきた店である。
約10年ぶりの「九段下 寿司政」となった。
(文責:京夏終空、2020.2.12)
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