2回
2025/05 訪問
噂にたがわず大満足できるお店
東北旅行を重ねるも、なかなか宮城県を訪れす機会がありませんでした。そんな中、希望する宿が手配できたので仙台と石巻を旅行することにしました。
大都市仙台。お店のチョイスを間違いたくはありません。飲み系YouTubeチャンネルを複数視聴してチョイスしたお店がこちらの「ちょーちょ」です。行くとなったら絶対に行きたいということで、1カ月前のオンライン予約開始の0時00分に予約ページを開いて予約しました。
お店には宿泊したグランバッハからのんびり歩いてお店に向かいました。杜の都と言われるくらいで、緑が多く美しい街並みなので歩くのとても楽しかったです。また、実際に歩いてみて驚いたのは人(それも若い人)が多くて街に活気があること。仙台はホントに良い街です。
予約した17時00分より少し前に到着すると、既に数組のお客さんが開店待ちをしています。皆さん予約済みのはずですが、やっぱり待ちきれないのですね。
17時ちょうどになると待っていた順に店内に案内していただきます。今回案内していただいた席は、炭の焼き場に近いカウンター席。特等席です。(と勝手に思っています)
まずはドリンク。もちろんサッポロ黒ラベル生。仙台は大好きなサッポロやキリンを取り扱うお店が多くてとても嬉しい。お料理へのこだわりを感じます。
少しすると、ファーストドリンクと共に、お通しが提供されます。この日のお通しは、海老しんじょうのはさみ揚げとメヒカリの天ぷら。完全に美味しい一品料理です。
メニューを見ると魅力的なものばかりで目移りします。今回絶対に食べたいのはトロいわしの炭火焼。ただし、これは後半の日本酒のお供にしたいので、まずは、お造り盛合わせ、ホヤ酢、季節野菜のおひたしを注文。
ビールを早々に飲み終えたらお料理に合わせて日本酒を頼みます。最初は宮城のお酒ではないのですが、あれば必ず頼んでしまう会津の冩樂。リンゴのような爽やかな果実味を感じるフレッシュな口当たりのお酒です。これが美味しい海鮮にはピッタリ合います。
宮城県石巻市でお酒のお供になるホヤはこれからがシーズン。若いホヤはとても爽やかな味わいで日本酒が進みます。お刺身盛りももちろん間違いなし。全て美味しいのですが、特筆するべきはニシン。関東ではなかなか生で食べる機会がない魚ですが、とにかくトロッとした食感と深い味わいが美味しい。結局後でお替りしました。
美味しいお料理で日本酒が進み、2杯目をオーダー。2杯目は青森県八戸市の八仙。八仙はふるさと納税でも大量買いするほど大好きな銘柄。日本酒も銘柄によってはプレミアム化する銘柄が多い中、こんなに美味しいお酒が手軽に飲めること自体が感動的です。
季節の野菜のおひたしは、最初から2名分に取り分けて提供してくれます。これがまた美味しい。シャキシャキ食感の種類豊富な野菜が上品なお出汁に浸されています。一気に食べるのがもったいないので、食後の〆にも食べられるように大事にいただきます。
大好きな八仙。グラスでは足りず結局1合容器でお替りします。そしてメイン料理のトロいわしの炭火焼もオーダー。更にニシンも追加オーダー。
このお店で感心するのは、お料理が美味しくてお酒の品ぞろえが良いのはもちろんのですが、若いスタッフの方々の接客の良さです。カウンター内で忙しく調理をしていても、お客に対する気配りを常に忘れません。
また、会話の話題を広げることも上手く、私が旅行時にコミュニケーションツールの代わりに愛用しているTシャツもきちんとネタにしてくれました。私のTシャツを見てベイスターズファンとわかると、横浜出身の大学生スタッフの方がベイスターズファンであることや交流戦を観戦したときの話など、楽しく話をすることができました。
そしてついにトロいわし到着。炭火で丁寧に焼かれたふっくらとした身は食べる前から美味しいことがわかります。ここで宮城県のお酒を追加。選んだのは、田林 特別純米酒生酛。乳酸菌を添加せず時間をかけて一から育てる製法で作られたお酒は深い味わいがあり、しっかりとした味の料理にピッタリです。
トロいわしはと言えば、串のままガブリと食べてくださいとのことだったので、ガブリといきます。美味すぎる。この旅行を決めたときからずっと想像していた味。とうより想像をはるかに超える味です。美味すぎて、頭も含めてすべての骨を食べつくしてしまい、お店の方に驚かれました。。(飲み系ユーチューバーのたっちゃんみたいで恥ずかしい)
日本酒を堪能しましたが、結局最後のお酒は赤星で〆ました。楽しい時間はあっという間に過ぎます。17時入店最後の客となっていまったので、次のお客さんのために急いでお会計をお願いすると、まだ時間がありますので、お味噌汁を出しますねと言って、温かいお味噌汁を出してくれました。
最後の最後まで大満足のお店でした。
2025/05/02 更新
仙台駅を起点と終点にしてレンタカーで山形県天童市と宮城蔵王にあるオールインクルーシブの宿を巡って、飲んだくれる計画を立てました。当初、当日出発を予定していましたが、4カ月前にこちらのお店に伺った時の記憶があまりに良すぎて仙台への前乗りすることにしました。
伺ったのは、8月後半の金曜日。仙台駅に到着してから寿司、クラフトビール、居酒屋と3軒軽くハシゴして、アイドリングも万全。仙台駅から勾当台まで勝手知ったる道を徒歩でお店まで向かいました。
予約時間ちょうどにお店に到着するとカウンター席に案内していただきました。ファーストドリンクは生ビール。ほどなくビールとお通しのトロタク巻きが到着。ガッツリ飲む前にご飯もののお通しが出てくるのは嬉しい。
ビールをグッと飲んで、お料理を頼みます。まずは前回食べて大満足だった刺身盛合わせ、とろ鰯焼き、旬野菜のおひたしをオーダー。魚に合わせて日本酒も併せて注文します。銘柄は乾坤一。お店選びの参考にしている仙台のユーチューバーの方が良く飲んでいる銘柄です。
ここで、カウンターの調理担当のスタッフの方から今年は良いさんまが上がっているのでいかがですかとおススメされたので、もちろん追加。ニュースでも今年は豊漁と報道がされているので、本場の良いさんまのとはどれほどのものか楽しみです。
こちらのお料理って、普通に他のお店でも出すようなメニューなのですが、一品一品少しずつ美味しくなるような工夫がされていて、それが積み重なって大きな差になっている気がします。
おひたしであれば、シャキシャキな旬の野菜が美味しいのはもちろん、ニラを入れることで味のアクセントになってどんどん箸が進みます。お刺身の盛合わせにしても新鮮で良いお魚を使うだけではなく、味が単調にならないように魚種や味付けに工夫がされています。
乾坤一とお刺身を堪能していると、フロアの女性スタッフの方が「あれ、GWの頃にいらしてますよね。前回はあちらのお席で」と声をかかてくれました。すると、前回座った席を担当していた調理の方も「あ、べスターズファンの。すいません、今日も横浜から来ているスタッフ休みなんですよ」と。えっ、この繁盛店で覚えていてくれるたなんてビックリです。接客神すぎます。
感動しながらお刺身をつまんでいると、さんまが登場。ふっくらと大きくて見るからに美味しそう。すぐにお腹側からかぶりつきます。旨味と苦みが詰まったワタが美味しい。身も食べ応えがあります。たまらず八仙を追加。今年のさんまは良いと言われていますが正に実感です。
さんまを食べ終わる頃鰯が登場。焼き方を担当している調理の方が「遅くなってスミマセン。焼いてみたら少し小さかったので焼きなおしました」と一言。泣かせるつもりですか。。
鰯は地元ではあまり食べなかったのですが、東北旅行をするようになって大好きになった魚。それまでイメージしていた鰯とは違い、生で食べればトロッと、焼いて食べればふっくらと食べられる最高の魚です。
この後も、地元のクラフトビールや大好きな廣戸川で東北の夏の味覚ホヤを楽しんだりと存分に美味しいお料理とお酒を楽しみました。そして会計後はレシートのメッセージ。早く次回の東北旅行の計画を立ててまた来るしかありません。