1回
2024/06 訪問
赤坂の雑居ビルにとんでもないお店が、、
魚介のサラダ
男爵のガレットキャビア添え
手羽元タンドリー唐揚げ
カニクリームコロッケ
イトシチュー(切り分けた後)
付け合わせ
ほうじ茶プリン
ブランマンジェ
2024/08/05 更新
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どちらかと言うと、大人の男性のお店、、笑が多い赤坂の雑居ビルの中にできたレストラン。
こちらのお店、席数は10人ほどか、、カウンターとテーブル、両方備えている。今回はテーブルでお願いした。
料理やサービスは西村シェフと原シェフのお二人で回している。お若いシェフだが西村シェフは和食から、原シェフはフレンチからスタートしている。共通しているのはお二人ともCHIUnE出身との事。原シェフはその前はカンテサンスにいらっしゃった。
しかし、メニューはアラカルトのみ。お願いすれば、おすすめのメニューをシェフが組んで頂けるようだ。(お隣のお客様がそうされてました)でも、メニューデギュシタシオンひとつのみのレストランが増える中でこれだけアラカルトがあり、そそられる料理があるのだから、やっぱり食べてみたいものを選ぶ楽しみに浸りたいよなぁ！
大体のメニューは二人でわけてちょうどいいくらいのようだ。最もそうしないと色々とオーダーできないし、、、
今回選んだメニュー
＊魚介のサラダ
魚は北海道のイサキを3日寝かせたものと帆立。
寝かせたイサキは水分も飛ばして旨みを凝縮している。旨みがしっかり出て甘味もある。帆立の甘味と合わせて美味しい。野菜もハーブやトマトがたっぷり。ドレッシングは酸味をきかせて香りもよく、魚にも良く合う。
＊男爵いものガレット キャビア添え
ガレットの作り方がとても手間がかかっている。じゃがいもをおろしてから固めて、それをプレスしてから焼く。それを冷凍保存して寝かせてから揚げる。じゃがいものマッシュの上にのせてその上にポーチドエッグさらにキャビアをのせたもの。
ガレットがミルフィーユのよう。しかも甘い。塩味はキャビアのみ。コクはポーチドエッグ。単純なのに手間がかかっている。これは次回オーダー確定か、、笑
＊手羽元タンドリー唐揚げ
手羽元にスパイスのきいたアーモンドの衣をつけて唐揚げにしたもの。アーモンドの衣のカレー風味と甘さがとてもいい。こぶみかんの塩をつけて頂く。
これがまた美味しい。唐揚げは私はあまり好まないのだが、これは本当に美味しい。この値段で4個なのはとてもお得感がある。
＊カニクリームコロッケ
事前にメニューを調べて、真っ先にオーダーしようと思ったメニュー、、、カニクリームコロッケ、、私の世代ではご馳走だ！、、笑
ところが、、、これはカニコロッケクリーム添え、、くらいカニの身が凄い。クリームより圧倒的にカニなんである。毛蟹がメインだか、他の蟹も混ぜている。市場で売れ残る小さい蟹を仕入れて使っている。小さくても味は問題なし。また、値段も安く提供できるから、との事。とてもありがたい努力である。
＊イトシチュー
限定なので、あるとわかったら先にオーダーしておいた。シェフの地元愛知県の愛知姫豚のミンチを牛の脛肉の中に入れて煮込んだもの。ドミグラスソースも同じ牛の脛肉がしっかり入っている。付け合わせはじゃがいものホワイトソース。
まず、この肉が食べ応え抜群で旨みたっぷり。ドミグラスも焦がした苦味がほんのりあって大人の味わい、、笑 今年の外食で私の中ではトップクラスの料理である。さらに白米を頼んで余ったソースで、ミニハヤシライス。とても贅沢なハヤシライスだ！
＊デザート
ほうじ茶のプリン、ブランマンジェ
私はほうじ茶プリン。ほうじ茶の香ばしい香りにカラメルには焦がしたほうじ茶を混ぜている。ほうじ茶の香りが清々しくそれでいてしっかり甘いデザート。ブランマンジェは普通よりかなり柔らかく仕上げている。
実は、デザートに合わせてコーヒーとか紅茶のメニューがないので注意。まだ、そこまで回らないので、検討しながら、とおっしゃってました。
お任せコースのみの店が増える中で、アラカルトを楽しめるお店がなくなっている。お二人で回しているのでアラカルトは大変な作業と思う。料理のグレードは上がっても構わない。でも、これからもアラカルトメニューで営業してほしい、と思う。
食べたい物が食べられるのは私の中ではコートドールくらいだろうか。でも、こちらのお店、リーズナブルだしメニューも魅力ある。定期的に訪問させて頂きたい、、、
次回は〆にラーメンかな、、、