しろなおじさんのマイ★ベストレストラン 2015

鴨川有料道路を南下し出口を左方面へ。
数百メートル北上すると左側に見えてきます。
入り口に面して駐車スペースが10台分くらい確保してある点が嬉しいです。

年末の14時ころに伺いましたが店内はお客さんでいっぱい。
予約表に記入してしばし待つことに。
30分程度で入店が許可されました。

店内の様子はもう格別の域。木の香りが充満し照度が低め。足元をさりげなく暖める室温調整。窓ガラスからは絵画を思わせる景色。
重厚な椅子、テーブル。はにかむ表情で、ささやく様にオーダーを聴き取る女将さん。30分の待ち時間は、この雰囲気を体感出来るなら何の問題もないでしょう。

・そばがき
温かいうちに食べる工夫が完璧になされています。
食感、風味とも最高！薬味の山葵も特別においしいです。

・天せいろ
温つゆでいただきます。天ぷらは海老のかき揚げとしし唐に、たっぷりの大根おろし。
温つゆの用の大き目の容器には、ゆず、三つ葉が仕込まれており天ぷらを入れても楽しめるような演出がなされています。

・せいろ
せいろは冷じるで頂けます。
しるの量は非常に少なめ。猪口と徳利に分かれて提供してくれます。
そばはもう格別でしょう。風味が豊かなのはもちろん。見た目、食感。そして量の「これっぽっち!?」みたいな量ではありません。
どちらかと言えば舌触りに滑らか。一度にたくさん頬張りたくなります。

・そば湯
これほど強い香りのそば湯は初体験。
白濁が極端ではないのに驚愕の風味。
これを辛目のつゆに放流し一口　→　至福!!!!!!!!!

この演出でこの料理、会計はジャスト4,000円と、ちょっといいとこのお蕎麦屋ほどの料金設定。
これはもうレッドゾーンに入りまくりです（笑）

ｈ28/5再訪問
1年ぶりの訪問。平日の14時過ぎに伺いました。
先客は一組。そば前を楽しんでいらっしゃるご様子です。
仕事中の私は残念ながら酒はダメ。
前回同様、せいろ＋一口天ぷらさけごはんをオーダー。

・せいろ
みずみずしくて風味のある美しいそば。
これは抜群に美味い!!
野菜天をかじりながら、癒される空間で素晴らしいランチタイムを過ごせました。
価格設定も接客レベルも、県内では群を抜いているでしょう。
................................................................
ｈ15/4
食べログを知らなければ来ることのない場所。
地元大船方面からは原宿の交差点を越え、さらに直進10分程度。
左折し畑を超えると、再び住宅地が現れその一角に位置します。

平日の13時。先客は2組でした。
10人くらい座れる大きなテーブル席へ一人で座りました。
ある程度オーダーは決めていましたが、改めてメニュー表を拝見。
せいろ 972円と さけのせごはん＋一口天ぷら付き 216円をオーダーしました。

店内は静寂の空間。ジャズのBGMがマッチします。
女性店員さんが皆さん上品ですね。ささやく様な話し方も高ポイントです。

・せいろ
小樽産の10割りそばとの事。
細くて瑞々しくて美しいです。香りも十分。
つゆを付けなくても美味しく食べられます。
十割にもかかわらず、ざらざら過ぎず、つるつる過ぎずにちょうどいい食感がいいです。
量も決して少なくありません。
つゆもいいですね。

・ごはんと一口天ぷら
この内容でこの価格は破格でしょう。
野菜の天ぷらが揚げたて。ごはんはシットリ。
せいろと天ぷら、さらにこのごはんにそば湯。
そば湯にこそ、さほどの拘りは無いようですがこのCPはメーターが振り切れる寸前です。

非常に満足度の高いこのお店。私は癒しを感じました。
平日の昼間に伺うのが正解でしょう。

塩→醤油→味噌 の順で好み。
.com.com.com.com.com.com.com.com.co

長沼交差点を大船方面へ。一つ目の角のマンション1階です。
駐車場は店の裏にあります。

閉店間際の14:30に伺いました。
渋い声のご主人が「いらっしゃーい」と笑顔でお出迎え(^-^)
ひとまず店内を見渡しましたが券売機はありませんので着席。
カウンター席に座ってメニュー表を拝見し、基本の 醤油ラーメン 760円をオーダーしました。

ご夫婦なのか違うのかは聞きませんでしたけど、とても息の合ったお二人が切盛り。
会話の内容は聞き取れてしまいますが、これがいい話しなんです。省略しますけど…
お人柄がわかりました。

さてラーメン
見た目はどうってことのない、普通に店で見ることのできるラーメン。香りも強い方ではありません。どころか一口目……むむぃ（≧∇≦）むむぅ‼︎
美味しいです。熱々で優しい醤油とガラスープ。
この日は特に寒い日でしたが、体の芯を温めてくれそうな浸潤しそうなそんなスープ。
麺はちぢれの少ないコシの強い細麺。
スープにバッチリとマッチして、無我夢中で食べてしまうほどに美味しい。
チャーシューは燻製の香りがする、トロけないタイプ。これもいい。
メンマも柔らかくて食べやすい大きさのうえに、しっかりお味が合って満足。
また、ラーメンには珍しくキノコが入っていました。
見る限り シイタケに見えなくもないので食べることを躊躇しましたが、恐る恐る半分口にすると、、（≧∇≦）むむ。美味しい‼︎
これがシイタケなら克服したな！と思いましたが、お会計時に感謝の気持ちを込めて伺いましたところ、小樽産のマッシュルームとのことでした（笑）

それにしてもこのラーメン、雰囲気、そしてサービス。どれをとってもメーターがレッドゾーンの域。
わざわざでも行く価値がありそうです。

夏泊半島から青森空港への帰路。
海岸線の一本手前の大通りに位置します。
脇の駐車場にとめていざ、入店。

15時と中途半端な時間帯でしたので先客はなく、客間は消灯されていました。
本来なら仕込の時間なのに申し訳ありません^^;
入口から厨房の脇を通過し、客室に入りますが調理中の方を含め皆さんのお出迎えに気持ちが高ぶります。
運転してくれる人がいますのでまずは瓶ビールで乾杯‼︎
うざく、ホヤの塩辛、漬物、白焼きをオーダーし暫しの歓談です。
当然ながら漬物と塩辛は早く来まして、そしてこれが美味いこと（≧∇≦）
ナスの浅漬けが苦手なしろなおじですが、これならいくらでも頂けます。
沢庵も素晴らしい(*^^*)
麦焼酎をオーダーすることにしました。
オーダーの度に、お客さんに対する店の姿勢がいい意味で伝わる点が凄い。特定の店員さんに限定される訳ではない接客応対は、首都圏でもほんの限られた店だけ。
酔いが少々まわった辺りで 鰻重の登場(*^^*)
色、艶、身の引き締まり方、そして香り。どれをとっても秀逸です。
今回の青森旅行では、最も忘れ難い飲食店となりました。生きてる間にもう一度行きたい‼︎
h27.6 3.60

伊勢丹立川店のレストラン街。
そば の提灯が目を引きます。
おそばの香りが漂う店内に和装の女性がマッチ。つい長居をしちゃいそうです。
ゆとりある間隔の席に着き、ゆっくりとメニューを拝見。期間限定の 十番膳「菊」1,500円を椎茸抜きでオーダーしました。
平日の13時の客の入りは3割程度で、やや接客係りは手持ち無沙汰。頻繁にお茶を変えてくれます。
お客さんの年齢層は高め。40台前半の私が最も若かったでしょう。

・十番膳「菊」
前菜（イクラおろし、銀杏、鴨焼き）
手打ちと更科の二色そば
天ぷら（舞茸、えのき茸、茄子）
上記の内容です。

前菜は美しく、一口サイズながらお味もさすが。
揚げたての天ぷらは、諸般の事情から椎茸を外してもらいました。代役は舞茸くん。天つゆとの相性が完璧でまず脱帽。
手打ちの方のそばは太め。色は濁ったグレーで特段美味しそうには見えませんが噛んでみてビックリ。
そばのお味を深く感じます。

更科はこちらも風味が強くこれはかなり美味い。唸るほど美味いです。
辛口のつゆと絡まって最高のひと時を味わえます。
タイミングを見計らって出されるそば湯。こちらでは「おそば湯」とおっしゃっておりましたがこれまた素晴らしい。
全てに満足してな、なんと税込1,500円！！
これはＣＰメーターが振切れる寸前です。
Ｈ27.9　3.52

鹿沼市中粟野の県道246号線沿いにあるこちら。
地元の方に話を聞き伺うことにしました。

お店の建物は築後およそ40年。チョッとさびれた定食屋さんのようですが、「手打ちそば」ののぼりが目印です。
引き戸を開きその場で靴を脱ぎ、自分で下駄箱に靴を入れましょう。壇上にカラオケ機器のある、だだっ広い座敷に座り室内を眺めます。
BGMは高校野球の音声。この時間たまたま地元、作新学院さんがプレーをしておりましたので厨房もあわただしいご様子。これは全国共通ですね。

歴史を感じるメニュー表。オーダーは下記の通りです。
もり並　550円
もり大　650円
日替わり天ぷら　150円
アイソ(ウグイ)の天ぷら　500円

・そば
田舎そばの代表選手のような色と星。水分がしっかりと含まれておりますので咀嚼して楽しめるタイプ。口の中に放り込めば、このそばの高い水準を感じられるはずです。しっとりした風味あるそば。切り方も丁寧で食べやすい。ずばり美味いです。

・天ぷら
日替わり天ぷらはインゲン、かぼちゃ、玉ねぎと人参のかき揚げ。もちろん揚げたてです。一つづつの完成度が非常に高い！なんと3つで150円。
アイソ（ウグイ）の天ぷらは、そばに遅れること2分程度で揚がりました。小ぶりで婚姻色のウグイはまず見た目で楽しめます。
まずそのまま頂くと、ほのかに川の香りが口に広がります。小骨のサクサク感がたまりません。
続けて山椒味噌で食べると、甘塩っぱさが川魚にマッチング。絶妙な組合せでしょう。

・そば湯
そばつゆに関してですが、他のレビューアーさんもおっしゃっている様にそばの産地なので、そばの美味しい蕎麦屋さんが多い一方、つゆに拘りのないお店も多いのが実情。極端に薄かったり甘かったり。明らかに市販のめんつゆだったりして。。
ところが「ふる里」さん。徹底的に拘ったとまでは言いませんが、そばとの相性をしっかり考えていらっしゃる事は十分わかります。水分大目のそばに少々辛めのあっさりしたつゆ。
このつゆに超濃厚で風味満点のそば湯。これに少々七味を加え口に含みますと→　→　→至福。
つゆが濃い目で余りましたので、そば湯もお替りを頂戴しさらに満足。

この内容で1人あたり950円弱。
地元の方が羨ましいです。
(続）h27.8　3.08

地元の方が特別な日に利用するとの噂を聞いてやってきた 八幡屋さん。
チョット遅めのランチをすることにしました。
高級割烹とは違う、また和食ファミリーレストランとも違うアットホームな雰囲気。
運転を免れましたのでまずは生ビールで乾杯‼︎
蛤焼きとイカの沖漬けで頂きます。
その後 うな重 竹3,456円をオーダー。
20分くらいで登場です。

・うな重 竹
底は薄く平べったいお重。炭がほのかに香る肉厚のウナギがドッカーンと登場。
これが美味くない訳がありません^^;
ふっくらモチモチであるにもかかわらず、箸でも容易に切断可能なサクサク感もあります。ボリュームも十分ですね。
女性なら 「梅」 の量でもいいでしょう。
肝入のお吸い物が、これも絶品。
嬉しい気持ちになれますね。

金額はランチとしては高額になりますが、特別な日に利用するなら最高なんじゃないですかね。接客担当の方からも、「楽しんでもらおう！」という意識の高さも感じられます。
次回は夜‼︎

平日の正午に1人で伺いました。
カウンター席はありませんので4人がけのテーブル席へ着席し、メニューを拝見します。
女将さんらしいシャキシャキとした印象の方が応対してくれます。
このシーズン、温かい系のそばは提供していない旨告げられます。
天もりは2,000円と高額のため、800円のもりそばにしました。
3分くらいで出してもらえました。

・もりそば
更科系の白いそば。水分多めで平たく、細くしっかりと粘ります。
柔らかめの食感が非常にいいんです。
これならいくらでも食べられそう。
つゆは辛めでそばとの相性はもちろんバッチリ。
という訳でおかわりのもり 550円を追加しました。
おかわりといっても、つゆも薬味も頂けますので、もりと変わらぬ計らいが嬉しい（≧∇≦）
計1,350円で満腹。
会計の際、美味しく頂けた旨お伝えし、大満足で店を去りました。
わざわざ食べに行く価値がありそうです。

大森海岸駅西口から4分位の場所。
周辺はマンションや雑居ビルが立ち並ぶ下町エリア。
角を曲がると突如現れる木造平屋の古びた建物がこちら。布恒更科さん。

土曜日の12時ころ伺いますと満席でしたが、ちょうど入れ替わるタイミングで並ばずに席に着けました。
薄暗い店内には、どうやらお蕎麦大好き風のお客さんでムンムンしてます。
大半の方は食事のみのオーダーなので、行列が出来ますが回転は速いので苦にはならないでしょう。

かき揚げ天せいろ　1,860円をオーダー。
まずはドロドロとしたそばつゆと、一回使って処分してしまうのは惜しいほどに美しい割箸の提供です。
そして かぎあげ天。柚子輪切りの上に大根おろしがのせられ見た目にもきれい。ネギも添えられます。
かき揚げの海老はプリっとした食感がたまらない。サックさくの衣との相性が抜群です。
つゆに付けることなく食べたい天ぷらです。
そばはもっちりタイプ。早めに食べないとそば同士がくっ付きます。喉越しを楽しむより食感、風味を愉しむ本格派。
超濃厚なつゆにほんの少し付けて頂きますと、至福(*^^*)‼︎が訪れます。
この相性はさすがですね。ホント幸せな気分になります。
そしてそば湯。
専用の猪口とレンゲもセットでもらえます。
超濃厚のつゆをレンゲですくい猪口へ少しずつ入れそば湯を足せば出来上がり。
そば湯自体は小細工無しの潔い濃度で、早い時間に伺いましたから風味は薄めでした。
ただ余韻を楽しむには十分。

天ぷらとそばで2,000円弱とランチとしては少々値は張りますが、満足度は非常に高いです。

平日の14時ころに伺いました。
さすがにこの時間、先客は１名。
お好きな席へどうぞ。とは言ってはもらえましたが、一人なのでカウンター席を選択しました。
厨房に3人。接客係りも3人とお客さんを上回る数の従業員ですが、動きに隙はないです。
皆さん手際よく仕事に取り組んでいました。

もり 750円をオーダー。
5分程度でできました。
確かにランチとして考え、腹を満たそうとすると少量でしょう。オヤツか〆と考えた方が良さそう。
ダイエット中の私には丁度いいんですけどね^^;
さてお味。
つなぎに鶏卵を使用とのこと。濃い色で平たく、みずみずしいそば。太さの均一感には欠けますが食感もいいです。
そばの風味は強く汁を付けなくても十分美味しく頂けます。
つゆは出汁が強すぎる事なく、優しい感じ。
さらに食事の進行を見計らい出されるそば湯との相性が抜群。
この場所でこのそば、この価格なら混雑するのは当然ですね。
蕎麦屋にしては珍しく、15時から17時の間も営業しています。
時間帯を考えての利用がよさそうです。
h27.5　３.51