4回
2019/12 訪問
質の低下が著しい 残念な卯月
丸子茅ヶ崎線 代官1丁目交差点付近
敷地内に止められます
土曜日の開店直後、およそ2年ぶりの訪問。
季節の天ぷらや、丼とのセットメニューも豊富なこちらは以前と同様。
前回と同じテーブル席に着き、もりそば 750円税別をチョイス。
カフェの店員さんっぽい可愛いお姉さんへオーダーしました。
そば茶と使い捨ておしぼりのサービスあり。
・もりそば
前回のようには美しくない。
かなり柔らかめのそばは、味気ない。クタクタのだらしない状態。
水切りが甘いせいでキレイな笊は水だらけ。
冷凍麺のようなそば。
以前感じられた、名だたる蕎麦処を凌駕するような高級なフレーバーは、一切感じられませんでした。
つゆの質低下も顕著。
10月の増税に合わせて効率的な料理法を導入されたとのこと。そばの挽き方や仕入れ先を変更されたという。
どうしてしまったのか卯月さん。まるで別人が作ったかのような変わり様。このそばに750円税別は満足いきません。
あの素晴らしいそばは、見る影もない。
R1/12 3.21
2025/05/06 更新
2017/10 訪問
かき揚げ天タワーは必見! 超本格的なそばも楽しめます
日曜日13時半頃の訪問。車は店の左側に7台程度停められます。
入口の左側にはそば打ち部屋があって本格的なそばが食べられる予感を演出。いざ入店です。
照度の低い落着いた空間。BGMはジャズピアノです。
席と席の間隔も十分確保されておりますのでゆったりと過ごせます。
店頭には「新そば 摩周」、本日のかき揚げ天に入る種「小エビ・ムール貝」と掲示。
ヴィトンのダミエ柄っぱいメニュー表を開き かき揚げ天せいろ 1,080円(税別)を選択。お姉さんへオーダーしました。
・かき揚げ天
高さが10㎝を超えるくらいの拍子抜けするほどのビッグサイズ。これは「かき揚げタワー」と名付けたい。
オーダーが入ったとほぼ同時に包丁のいい音が刻まれていましたが、玉ねぎを切っていたんだと想像します。シャッキシャキの揚げたてパプリカレモン添え。天つゆが付きますので浸けて食べようと食べ方を試行錯誤します。とりあえず分解した方が無難との結論でタワーを倒して分解開始。
揚げ加減最高で鮮度良好の玉ねぎは実に美味い!! 外がパリパリで中はシットリ。計算しつくされた逸品。
掲示もありました通り、小エビとムール貝のかき揚げですが、タワーの上層部は全部玉ねぎです。かなり美味いですがこれだけの量、食べ進み少し飽きたあたりでレモンを絞ります。
すると終盤に例の魚介が登場って訳。プリッとした海老と、しっかり味の付いたムール貝。
かき揚げムール貝ってのは初体験ですがかなり良くマッチしちゃいます。これだけでも満足度8割。
・せいろ
美しい。
細くて艶がありやや色にむらがある。均一の太さで揃えられたそばは濃色で高級感ある笊に盛られいます。これを辛さジャストの辛汁に浸していただく。そばフレーバーを堪能できます。
上品な硬さと適度な長さの秀逸なそば。そばと汁に比較するとやや貧弱な薬味を加え、一気に啜り平らげました。並の出来栄えじゃありません。
・そば湯
食中やや早めのの提供。細長い陶器製の湯桶は初体験。素敵ですが倒してしまわないように慎重に扱わなければなりません。湯自体は無添加でしょう。やや冷め気味でしたが辛汁の性能の高さから、すべて飲み干すことができました。
一見するとごく普通の街そば店。お店のホームページによるとご主人はお若いながら、調理関係の資格を複数所有し、そば打ち教室も開催するなどの実力者との事です。
こちらのカギ揚げタワーとそばなら、わざわざでも行ってみる価値は十分ありそうです。必再訪問!!
h29/10 3.08..
2019/12/03 更新
丸子茅ヶ崎線 代官1丁目交差点付近
店舗脇に停められます
平日13時過ぎの訪問。入口で声を掛け店内を見渡し、適当であろう角の4人掛けテーブル席に着き、文字のみで構成されるメニュー表より つけとろろそばに決め、大盛オプションを追加してオーダー(1,430円)。
値上げによる価格設定の影響であろうか、客の少ない静かな店内を心地よく眺めたり、天ぷらも美味いのは理解しているものの、身体が受付しようとしないのは加齢によるものかと思慮したりすること、およそ8分で配膳されました。
・つけとろろそば大盛
美しいうえに迫力あるボリュームが嬉しい。
つゆをチョコっととろろに加えたあと、黒い木製のリターナブル箸は黙殺し、持参した箸を袋から取り出して割り、一啜り分のそばを手繰ってそのつゆにたっぷりとつけ、豪快に音を立て思い切り啜れば訪れる小しあわせなとき。
泡立ったつけとろ汁は上品かつ強い塩味のあるタイプである。一時は駄そばと化したこちらのそばも、丁寧に調理されたことがわかるキレのあるそばと変貌をなし、食べ進めることに喜びを感じてしまう。
手繰っては啜る。ときに山葵と共に、ときに小ネギと共に手繰っては啜る。
進行を見計らって配膳されるそば湯も、一品と出来る逸品でありました。
この内容で1,430円。一時期劣化した卯月とは、明らかに違う。
'25/5 3.18