ハスタさんのマイ★ベストレストラン 2016

※21枚目以降の写真、ちょっとグロいです。特にラストの写真･･･閲覧注意です。

祝？200件！
季節外れですが、鮟鱇のクチコミです。今年２月に行って参りました♪
鮟鱇と言えば･･･知名度的に茨城、福島とか、太平洋側が有名ですが、日本海側の新潟県、佐渡沖でも結構獲れます。特に糸魚川の鮟鱇祭りは新潟県民なら知らない人はいないと思います。

当店は糸魚川ではなくて、新発田にあります。アクセスは車が無いと無理です。創業はなんと250年（驚）新潟の老舗料亭の鍋茶屋さんですら170年なので、こんな歴史あるお店が新発田にあるとは思いもしませんでした･･･当店では、１～２月限定でアンコウづくしを頂くことができます。

今回は名物のアンコウづくしのクチコミになります。

以下レビューになります。
・煮凍り
なんと、アンコウの７つ道具が全て入った贅沢な煮凍りです（驚）これを酢味噌で頂くわけですが、７つ道具が入っているだけあって、お祭りのような味＆食感です（笑）勿論、臭みも無く美味しかったです♪

・アン肝ポン酢
間違いなく美味しい一品。臭み無く、フォアグラのようなアン肝です♪連れはアン肝が苦手なんすが、当店のアン肝料理は臭くないので美味しい！と言っていました（笑）

・アンコウ山椒焼
！！ウナギです、蒲焼きです（笑）そして、アンコウとは思えぬ脂乗りの良さ･･･。スゴイ肉厚なウナギの蒲焼のような味わいです。これは白ご飯に乗せて食べてみたくなります。ウナギも高騰しているようなので、アンコウが代替品になるかも･･･と本気で思いました（笑）

・アンコウ昆布〆湯引き
今度は湯引きで♪脂が落ちて、スッキリした味わいです。

・アンコウ唐揚げ
これも間違いなく美味しい一品ですね。柚子胡椒風味です♪噛むとアンコウの脂がジワッと溢れてきます♪

・八寸
お酒に合いそうです♪ちなみに、車で行ったので飲めませんでした･･･本業ではないそうですが、一応宿泊もできるそうです。

☆アンコウ鍋（七つ道具入り）
ついにお待ちかねの七つ道具入りのアンコウ鍋です♪『肝、鰭、皮、鰓、身、卵巣、胃』の七つ。初めて頂きました･･･スープはシンプルな昆布出汁だったと思います。部位別に美味しかった順に並べると『肝→身→卵巣→胃→皮→鰭→→→→→→鰓』の順になります。特に印象に残った部位を以下に。
・肝
最初にお鍋に投入します。火が通ると鍋底に沈むので、そのタイミングを逃さないよう凝視していました（笑）

・胃（水袋）
鮟鱇はエビとか平目とか、日頃、高級食材を捕食しているそうで、胃にはその旨味が染みこんでいるらしいです。言われてみれば確かに、他の部位より旨味が強いです。気持ち、エビのような味がしたような･･･不思議ですね～

・卵巣
１～２月頃から、産卵のために卵巣が発達してくるそうですが、卵巣に栄養が行ってしまうと、身が水っぽくなって美味しくないそうです。従って、卵巣が発達していない個体ほど、身や肝が美味しいとの事です。それを踏まえて卵巣を観察してみましたが、全然発達していません（嬉）ペラペラです。産卵直前になると、腹腔の殆どが卵巣で占められるそうです。

・鰓
鰓のビジュアルが･･･衝撃的でした･･･これ、食べられるんですか（笑）
火が通ると真っ黒になって、ゴルフボール位の大きさに縮みますが、それはそれでグロいです（笑）
いい体験をさせていただきました。
ちなみに、味はほとんどありません。ヘアブラシの毛を噛んだような食感です（噛んだ事ありませんが）

・〆の雑炊と漬物
シンプルに美味しかったです♪無着色のタクアンを頂いたのは何年ぶりかな･･･。刻んだ漬物を雑炊に混ぜても美味しかったです。

☆全体を通して
煮凍りの食感に驚き、山椒焼の美味しさに驚き、鰓のビュアルに戸惑い、色んな意味で心を揺さぶられた夕食になりました（笑）
いや～楽しかったです♪ごちそうさまでした。

コースのボリュームが凄くて、我ながら、完食できたのが未だに信じられません。〆の雑炊のご飯は少なめでお願いしたほうがいいかもしれません。

※マイレビュアーのCherry blossom♪様のクチコミを拝読しまして、一年越しの訪問です。

村松公園の紅葉や五泉のイチョウの里など…秋の五泉もいいですよね。
そんな、秋の五泉観光の際は是非立ち寄って頂きたいお店です。

場所は五泉の市街地ではありますが…一方通行の細い道を通って行く必要があって、運転にはご注意下さい。駐車場はお店の近くにあります。席は個室と宴会場のみ。室料はかからないと思います。こじんまりとしていますが、趣ある中庭や、苔むした石灯篭…雰囲気はいいです。

今回は10～11月限定の秋の帛乙女会席（2500円）を頂いて参りました♪

以下レビューになります。
・帛乙女（きぬおとめ）
五泉ブランドの里芋です。五泉の地質が里芋の栽培にも適しているとの事で、大和早生という品種の品種改良を20年ほど繰り返して誕生したそうです。きめ細かな白肌で独特のぬめりがある食感です。煮崩れしないのも特徴で、都内の料亭にも出回っているとか…

・帛乙女料理（団子、自家製味噌の朴葉焼き、茶わん蒸し、釜飯、グラタン、のっぺ汁）
帛乙女をたっぷり使用したお料理が６品もコースに含まれています。しかも一口サイズではなくて、一皿のボリュームも結構あります。全部美味しかったのですが、『団子』と『朴葉焼き』と『釜飯』が特に美味しかったです♪団子には『五泉美人』というブランドの蓮根の揚げ出しもついてきて、得した気分です。菊の花びらも散らしてあって、目にも鮮やかな逸品でした。

・八寸（イチジク白ワイン煮、柿とかきのもとの和え物、のし柿バターミルフィーユなど…）
帛乙女６品に加えて、他にも凝ったお料理が沢山コースに含まれています。柿の実をくり抜いて作った、『かきあえなます』には柿の実も入っています。余談ですが、以前、新潟伊勢丹の催事で大橋屋さんもこれと似た品を販売していましたが、柿って和え物にしても美味しいんですね～

・水菓子、コーヒー
流石にこの品数なので、デザートは無いと思っていましたが、コーヒー付きで来ました（驚）

・全体を通して
帛乙女を満喫できました♪この品数とボリュームとお部屋で2500円…ＣＰスゴイです。
帛乙女料理だけでも全6種、その他こまごましたものも含めると…スゴイ品数です。胃袋の限界に挑戦する量です（笑）
ちなみに、ディナーだとこれにお造りも付いてきます…

この里芋会席は、10～11月限定で、定休日の月曜を除いて予約制になっていますが、土日祝日は、法要等と重なるので予約がとり辛いです。平日の利用が無難です。

新潟ジビエ集中投稿のラストを飾るのはこちら♪

２年前にこちらのランチで小鴨を頂いたんですが、味と雰囲気、共にステキなお店で、私も連れもかなり気に入って、いつかディナーでジビエを頂こう狙ってました♪新潟で数少ないモダンフレンチのお店で、アクセスに難があるんですが、それにも関わらず大変人気があります。東三条駅まで行ければ、そこからタクシーで５分ほどで着くと思います。ランチもディナーも共に完全予約制なのでご注意を。

今回は念願のジビエのディナーのクチコミです♪

品数が多いので特に印象に残った品を以下に。
・ツキノワグマのコンソメ
チキンブイヨンならぬ、言うなればベアミートブイヨンでしょうか（笑）
薄くスライスした熊肉に、熊からとったスープをかけた品。上に乗っているのは芽葱と山椒の葉です。熊肉自体は以前フレンチと和食で頂いた事があるのですが、今の所、この料理が一番お気に入りです。まず脂身の甘い香りと柔らかい食感がとても心地よく、繊維の部分は臭みもスジっぽさもなく、牛の霜降りのような柔らかさ。熊のコンソメスープも香りに奥行きがあって、そこに山椒と芽葱のサッパリした香りが加わって、美味しくてたまらなかったです♪

・雉鳩のロースト
美味しかったです♪…が、個人的には以前ランチで頂いたサルセルのほうが好みかもです。

・鴨コロッケ
小さな一口サイズの鴨肉のコロッケです♪衣はカリカリ、鴨肉感も◎でした♪ワインを頂きたくなる品。ちなみに店内には立派なワインセラーがあって、新潟の蔵元さんのレアなワインもあるみたいです。

・佐渡牡丹海老ブイヤベース
当店のスペシャリテ。特大の佐渡産ボタンエビに甘辛いゼリー状の何かが乗った品。ゼリーはみたらし団子のアンのような味わいでした。身はレアで、頭はカリッと揚がっています♪写真だと、このボタンエビサイズ感が伝わり辛いのが悔やまれるんですが、テーブルはかなり盛り上がりました♪

・白身魚と青菜
パリッとした青菜の下に白身魚のポワレ。ソースも青菜っぽいです。味と食感、ともにいい感じでした♪

・新潟バター
新潟県の形にくり抜かれたバター（笑）
佐渡もちゃんとあります！
お塩は笹川流れのものです

全体を通して
・１回目のクチコミは２年前で、今回のクチコミは１年前のものです。オープン当初から素晴らしいお店だったと思いますが、年を追うごとにお料理の雰囲気も変わってきていて、直近のＦＢの写真やクチコミを見ても、相変わらず美味しそうです♪今年のジビエも楽しみにしています♪
※猟期も終わりまして、ジビエの季節はこれにて終了･･･次が楽しみです♪

新潟市内から車で１時間、三条の田んぼの真ん中にあるモダンフレンチのお店です。ジビエも充実しています。駐車場あり。予約必須。お店の前に『魚善』と看板が出ていて、外観も純和風なので、割烹料理屋さんと勘違いしそうですが、店内にはステキな空間が広がっています。このギャップも楽しいです（笑）テーブル席とカウンター席もあったような･･･

今回はランチ＋『追加料金ジビエ』のクチコミです。ジビエを追加しなければ2000円ほど。

以下レビューになります。
・新潟県産小鴨ロースト
メインのお料理です。小鴨は新潟県産。サルミソースはカラメルと合わせて濃厚で甘めの味付け。付け合せにハーブバターや百合根、銀杏などが盛ってあります。赤いソースは確か･･･梅？ビーツ？だったかな？以前ルシャッポさんでも小鴨を頂いたことがありますが、今回はローストでした♪パリッとした皮で、クセはマガモよりも少し控え目です。旨味は濃厚、チキンとは比べ物になりませんね･･･赤身はあまり強くありませんので、ジビエが苦手な方でも食べ易いと思います。小鴨もソースも美味しかったです♪

・ハ海山サーモン
ハ海山サーモンは別のお店でお刺身で頂いた事がありましたが、その時はドロ臭くて正直･･･。今回は警戒しながら頂きましたが･･･！おいしい！ドロ臭さは一切無く、むしろ雑味なく上品な味。サーモンより食べ易かったです。焼き具合も抜群で、皮目はパリッと、身の表面がうっすらミキュイのようになっていて食感も◎。サーモンだと皮がもっとぶ厚くなるので、この薄皮のパリッと感は鱒ならではですね。ソースはセルリアックで、これがまた合います･･･。ベビーリーフと合わせて味の変化も楽しめてかなり美味しかったです♪もう一切れ食べたかったです（笑）

・菊芋のポタージュ　フォアグラのコンフィ乗せ
菊芋うまい！これは自宅で真似したいです。冷製でもおいしそうです。フォアグラのコンフィがとろけます♪

・レモンパイ
レモンの酸味が効いています。素朴なデザートですが、美味しかったです♪

・メレンゲの焼き菓子
豆の上に乗ってます（笑）

・フレッシュハーブティー
フレッシュなミントたっぷり。爽やかな香りです。

・全体を通して
ジビエの品揃えは新潟有数では･･･鴨の他に四足のジビエも揃っています。ランチだとイノシシと小鴨、ディナーだと青首や熊等があったと思います。今度はディナーで行ってみたいです♪

さっきからジビエ、ジビエと連呼していますが、普通にモダンフレンチのお店としてもイチオシです。キレイで鮮やかな盛りつけのお料理に、薪ストーブがあるムーディーな雰囲気、壁一面を覆うワインセラー･･･デートや記念日利用ににオススメです。

道路からはお店の看板が見えず、所謂、旗ざお地に立地しており、近くまで来てもお店の場所が分かり辛いです。Google mapには店名がバッチリ表示されますので、スマホのＧＰＳを頼りに行くのがいいと思います。

前回クチコミを投稿しましたスパイスカフェの伊藤シェフがプロデュースしたお店です。場所は北三条。上越新幹線の三条駅で降りてローカル線で一駅目です。都内からのアクセスも中々良いです♪実際、押上のスパイスカフェで当店の存在を知って、新潟県外から訪れるお客さんも少なくないとの事。北三条駅からは徒歩１分。外観がかな～り個性的で、パッと見では和風の柱組み＆ガラス張りのデザインで、見逃す事はないと思います（笑）
伊藤シェフのプロデュースという事で、本店と同じくスパイシーでモダンなカレーを提供して頂けます。

今回注文したのはモダンターリーコース（3500円）で、三日前に予約が必要です。ランチでは1000円前後のメニューもあります。

以下レビューになります。
☆モダンターリーコース
スパイス見本、前菜５種、ビリヤニ、カレー、カレー兼メイン料理、白ごはん、デザート４種、ドリンクのセットです。お料理の一部はモダンな重箱で運ばれてきます。インパクトがありすぎて珍しく写真を撮り忘れました（笑）詳しくはホームページをご覧ください。
・スパイス見本
見本なので実際食べるわけではありませんが、香りを楽しむものです。ビーカーに入っている液体はクミン茶、こちらは飲んで大丈夫です。焙煎したクミンから抽出したお茶で、これが美味しいんです…ハーブティーならぬスパイスティーです。市販のクミンシードをフライパンで煎って、緑茶と同じ要領で作ることができるそうです。

・前菜５種
スパイスと野菜や魚をオイルで和えた品。スパイス効いていますが、どことなく和の雰囲気もあります。

・チキンビリヤニ
ストゥブでアツアツの物を提供して頂けます。本店ではコースに別料金でプラスできますが、当店ではコースに含まれているので嬉しい限りです。クミンとカルダモンが強めに効いていて、本店よりもハッキリした味です。この辺りは好みの問題だと思いますが、自分的にはこちらの方が慣れ親しんだ味に感じました。

・ラッサム、ドライカレー、メイン風のカレー
カレーは合計３種類。ビリヤニとは別に白ご飯もついてきます。ラッサムは本店とほとんど同じ味で、コクがあってトロッとしていました。香ばしく焼き上げた白身魚の切り身がゴロッと入っているメイン料理風のカレーもありましたが、こちらも本店にあった物に似ています。香味野菜とスパイスたっぷりの香りが鮮やかなカレーでした。全部美味しかったです♪

・デザート4種
コンポートやプリン等…計４種類です。スイカが添えられていますが、仄かに硫黄の香りが…本店のスイカシャーベットにも硫黄岩塩が使われていたので、正にそれだと思います。

・全体を通して
本店にも4000円のコースがありますが、それと比べれても見劣り無く…むしろ、お料理のプレゼンテーションが凝っていて、コースにはビリヤニとメイン料理が含まれているので、本店よりもお得感＆満足感がありました。モダンカレー？とでも申しましょうか…新潟でも新しいジャンル＆取り組みをされているお店です。お料理も、お店の雰囲気大満足させて頂きました♪

また伺います♪

西新潟中央病院の近く。小針駅から歩いて行けなくもないです。駐車場は3台くらいあります。外観は昔ながらのスナックのような雰囲気ですが、店内は木造の赴きある居酒屋さんです。カウンター席と小上がりが３卓、半個室も１室あったと思います。人気店でお客さんでいつも賑わっています。地魚の仕入れが無かった時は予告なしにお休みされる事もあるそうなので、予約をされたほうがいいと思います。

ディナーのクチコミです。

以下レビューになります。
・オニオコゼ
まずは、姿造りで♪ポン酢と紅葉オロシで頂きました。モチモチで柔らかい食感です。甘みあり、脂のりも良かったです。お刺身を満喫した後は、骨とオカシラを骨センベイにしてもらえます。一匹で2度美味しかったです。

・カンパチとマグロの２色丼
ご飯の上に大きめにカットされたカンパチとマグロのヅケがタップリ乗っています。漬け具合も個人的にストライクです♪ご飯は酢飯も選択可。かなりのボリュームです。シェアしてもいいと思います。

・赤ハチメ煮付け
赤ハチメは『大』と『小』の2種類があるとの事だったので『小』にしましたが、３０cm位のかなり立派な個体が（笑）味付けは関東風です。醤油がたっていて塩が強めに効いている煮付けです。個人的には醤油がたっていなくてホンノリ甘めの味付けが好みですが、美味しかったです♪ビールが進みます。

・ニシン刺身
今回唯一の県外産･･･北海道の新鮮なニシンのお刺身です。ニシンをお刺身で頂くのは初めてでしたが、美味しいですね～小骨はありますが、骨切りがしっかりされているのでほとんど気になりませんでした。身は柔らかく、脂が乗っていて、臭みも一切無かったです♪

・フグ白子天ぷら
真フグ？かな？トラフグと比べても遜色ない美味しい白子でした♪

・全体を通して
美味しい地魚を安価で提供して頂けます。身内に漁師さんがいらっしゃるそうです。新潟には安くて魚が美味しい居酒屋が沢山ありますが、地物の豊富さとＣＰの良さでは群を抜いていると思います。一応メニューはありますが、料理法はある程度融通が効くみたいです。メニューに載っていない食材もありますので、店主とお話してみると、より楽しめるお店ではないかと思います。今回頂いた『カンパチとマグロの２色丼』もメニューにはありません。

お料理に関しては文句ありませんが、アクセスがきついですね。駐車場があるとは言え、やっぱりこのお店でお酒を飲みたいです。新潟駅から電車＋徒歩で行けなくもありません。

はぁ～家の近くにあってほしいなぁ･･･近隣に住んでいる方が羨ましいです。

2016年の１月にオープンした、春日町のモダンフレンチのお店です♪
新潟はフレンチのお店の絶対数が本当に少なくて、しかもモダンフレンチとなると数えるほどしかありませんでしたが、最近になって新潟県内の各地でポツポツと新店がオープンしています。嬉しい限りです♪しかも、ほとんどのお店が冬になるとジビエをやってくれまして、もっともっとジビエ店が増えて欲しいなと思う今日この頃です。

当店でやってもらえるジビエはワタシが知る限りでは、鴨、ヤマウズラ、キジバト。
お店を予約する時にジビエを食べたい旨を伝えると準備してもらえます。

今回はヤマウズラのローストを含むコースの投稿になります♪

コース内容は以下
・ヤマウズラのロースト　内臓のソース
・フォアグラのポワレ　パルメザンチーズのリゾット
・真鱈のブランダード
・鮃のポワレ
・鰤の燻製
・紅芯大根のスープ
・蜜柑と紅茶のゼリー
・トチオトメのミルフィユ
・アーモンドチュイル
・八朔のグラニテ
・チーズ
・パン２種

お目当てのヤマウズラは内臓のローストと併せて供して頂きました
ソースはチョコのように濃厚でまろやかな味わい。ヤマウズラの肉は野鴨と比べるとタンパクでしたが、クセは少ないですね♪ジビエにあまり慣れていない方でも食べやすいかと思います。このソースと肉の組み合わせ美味しさはジビエならではですね♪同じ鳥でも、普段食べ慣れている鶏肉とは全然違うので、是非挑戦して頂きたいです。

確か、開店当時はランチもやっていて、ディナーは4000円のコースがメインだった思いますが、あっという間に人気店になって、ランチのほうまで手が回らなくなり、今はランチやっていないみたいです。ただ、ＨＰを見てみると稀に4000円でランチもやっているみたいなので、たまにＨＰをチェックするといいかもしれません。
新潟駅から徒歩15分。万代でのお買い物ついでに立ち寄れなくもない･･･かな。場所は原信南万代店のはす向かい。以前は老舗のお蕎麦屋さんがあった場所に、オシャレなフレンチのお店がオープンしました。個室とテーブルとカウンター席がありますが今はカウンターのみのようです。和モダンな雰囲気の店内で、カウンターからは中庭が見えます。ディナーは3800円～、コース料理のみ。ランチは2000円～コースのみです。

今回は3800円のディナーコースを頂いて参りました。

以下レビューになります。
・猪のテリーヌ　佐渡産真鱈のブランダード
海の幸と山の幸。猪のテリーヌはクセが無く非常に食べ易い品でした。

・かぼちゃのスープ　カプチーノ仕立て
写真では分かり辛いですが、乗っている泡はうっすらとコーヒー風味です。カボチャとコーヒー合います♪

・人参のムース　ウニ　コンソメジュレ
オシャレな断熱グラスに盛られています。見た目良く、美味しかったです。

・ワラサのソテー　新潟県産蕎麦の実のサラダ添え
ワラサの焼き加減がいいです♪付け併せにフレッシュな蕎麦の実がついてきます。ソースも美味しかったです。

・四葉豚ロース肉のココット焼き　マスタードソース
フレッシュなローリエ、タイム、ローズマリーの香草焼き。豚肉が極厚切りでボリュームあります。断面が僅かに薄ピンク色で火の通りも良かったです♪付け合せに大根が4種類（名前を失念）ついてきます。美味しかったです。

・米粉パン、海藻バター（おかわり可！）
海藻バターはシェフ手作りとの事。米粉のパンと合います（笑）和食を食べている気分でした。

・ガトーショコラ
焼きたてのガトーショコラにアイスを添えて。外は香ばしく、中はフォンダンショコラのようにトロトロでした♪

・全体を通して
8品でこのお値段･･･ＣＰはかなりいいです。シェフは長岡出身で、フランスの星つきのレストランで腕を磨かれ、以前は佐渡のフレンチのお店で料理長を務められていたそうです。素材はほぼ新潟県産で、雰囲気も非日常的な空間･･･観光客の方にもオススメできます。お料理によってはシェフが直接運んできてくれて、目の前でちょっとしたプレゼンテーションがあります♪

※Fiascoさんのイチゴ雪花氷に惹かれ再訪しました♪

デッキィ401から西に2街区先。エネオスの手前にあります。お店の入り口が小さいので見落とさないようご注意下さい。裏に無料の駐車場あり。食事以外にも中国茶用品の販売もしています。店内はテーブル席のみで席数は多くありません。5人以上でいく場合はお店の方に確認したほうがいいかもしれません。今回はランチで利用しました。

以下ランチのレビューになります。
・麻油鶏麺
鶏がらスープがベースです。麺は太いソーメンのようなソフトな食感でした。黄鶏肉がゴロゴロ入っていますが、これが臭み無く上品な味わいです。彩り良し。シンプルですが、深みとコクのあるスープでした。美味しかったです。

・蛤としらすの中華粥
こちらも上品な味です。口に入れた瞬間はやや味気ないかな？とおもいましたが、しらすと蛤の旨味が後を引きます。これも美味しいです。

・イチゴ雪花氷（別注）
この日は天気が良く、割と温かかったので、注文してみました。フワフワのカキ氷とアイスの下にコーンフレークと杏仁豆腐が隠れています。早くも今年初のカキ氷でした（笑）杏仁豆腐が濃厚で、カキ氷と一緒に食べると、氷の冷たさがあまり気にならず、いい組み合わせです♪

・豆花（別注）
写真で見るよりボリュームありました。豆花初体験です。杏仁豆腐のように甘い物を想像していましたが、豆腐そのものは甘くありません。朧豆腐に近い感じです。一見すると善哉やお汁粉のような見た目ですが、お汁は生姜のシロップ・ナツメ・ハトムギ等が複雑に混ざり合った味です。特にナツメはあまり馴染みの無い食材ですが、決して嫌な香りではなく、美味しかったです♪温かい薬膳的なデザートでした。ハマりそうです･･･

・全体を通して
やっぱり、ここは美味しいです。ランチの中国茶も４～５杯抽出できます。メインのお料理は勿論、ランチセットの飲茶や小鉢も相変わらず美味しかったです。あとデザートも。新潟では貴重な薬膳系の中華料理屋さんが美味しいお店でホント良かったです。

クドいようですが、豆花ウマイです。お汁粉系が好きな方には特にオススメです。

気のせいかもしれませんが、海老餃子と小鉢が前回より格段に美味しかったです。･･･という事で点数上方修正しました。

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以下ディナーのレビューになります。
・メイン（魯肉飯 or 豆乳冷麺 or 中華粥）
ディナーセットではこの中からメインを一つ選択。魯肉飯には高菜・中華そぼろ・煮卵が乗っていて、程よく甘辛い味付け。中華風のスパイスがほんのり効いていました。食欲が湧きます。豆乳冷麺はアッサリした豆乳のコクのあるスープで、高菜・中華そぼろ・ザーサイ・クコの実などがトッピングされていました。夏にピッタリ。どちらも美味しかったです。

・ディナーセット飲茶（肉野菜・海老・蟹餃子）＋小籠包
ホテルの中華専門店出てきそうな飲茶。セイロで蒸したてで美味しかったです。小籠包は2015年8/4までクーポン提示で無料。

・単品飲茶　8種　150円/個
色鮮やかな翡翠ホタテ餃子やフカヒレ餃子など･･･150円均一で1個追加できます。こちらもお値段以上のホテル飲茶並みの味だったと思います。カスタード餡の桃饅頭など、甘味系の飲茶もありました。

・鱈のウーロン茶蒸し
塩味は付いていないので、抹茶塩に付けていただきました。

・豆苗と桜海老のスープ
豆苗と桜海老の相性が◎。

・ディナーセット　台湾烏龍茶（アイス、ホット）
中国茶専門店ということもあり食事処のお茶の域を越えていました。セットとは思えない美味しさ。ホットの方がオススメ。

・工芸茶　茉莉仙子
お湯を注いでしばらく待つとキレイな花が咲きます。お湯を足せば3回分抽出できました。

・デザート　（台湾マンゴーカキ氷、仙草パフェ）
流行の台湾スイーツです。味も見た目も◎。仙草ゼリーはホロ苦く健康にも良さそうな味でした。

・全体を通して
メイン、飲茶点心10種、小鉢2種、スープ、デザート、中国茶2種･･･
これだけ食べて飲んで3000円以下でした。満足度では☆５。飲茶は注文を受けてから蒸すので、出来立ての美味しい物が頂けます。小鉢のオカラ以外は全て美味しかったです。このお店の規模で、この飲茶の種類の多さはスゴイです。メニューも健康に良さそうな物ばかりで、脂っこいものはありませんでした。カフェ利用で中国茶とデザートを目当てに訪店するのも非常にオススメ。

中国茶の試飲会なども定期的に行われているようで、茶器等も売っています。

寄居町の交差点を日銀新潟方向に直進。ドッペリ坂を少し登った所にあります。手打ちパスタが美味しいお店です。駐車場は坂の登り口の手前に2台分あります。ヒロクランツさんの駐車場と同じ敷地内です。

以下レビューになります。
・タヤリン　フレッシュ黒トリュフかけ
タヤリン･･･初めて食べましたが、タリオリーニの近種のパスタのようです。タヤリンでは黄身を大量に使うそうで、鮮やかな黄色のパスタでした。味付けはシンプルなチーズ味で、フレッシュな黒トリュフを提供時にスライスして盛っていただけました。とても美味しかったです♪

・豚肉と寒じめホウレン草のラヴィオリ　ハーブバターソース
ホウレン草とキメの細かい豚ミンチが詰まったラヴィオリです。具に程よく塩気が効いていて、厚めのモッチリとしたラヴィオリとの相性が抜群でした♪ハーブバターソースも美味しいです♪

・前菜盛（モルタデッラ、豚肉のリエット、鶏のインヴォルティーニ、等･･･）
前菜の５点盛り。何の魚だったか忘れましたが、マリネが特に美味しかったです♪

・デザート
バナナケーキとアイスとティラミスでした。素朴に美味しかったです。

・ハーブソルベ
口直しでほんの少しのボリュームですが、あるのと無いのでは大違いです。ハーブの香りで口がすっきりします♪

・全体を通して
ランチの生パスタは『パッパルデッレ、タリオリーニ、オレキエッティ、ラヴィオリ、タヤリン（＋800円）』の5種類から選べます。生パスタを頂けるお店は新潟にも増えてきましたが、ここの生パスタの種類の豊富さは圧巻です。パスタに併せるソースも凝っています♪生パスタのランチも1100円～で、良心的だと思います。こんなお店が新潟にあってホント良かったです♪

パンが温かいともっと良かったです。

※パクチーメニューありです！

ポルトガル料理のお店は新潟ではここにしか無い？かもしれません。新潟駅からだと万代橋を渡ってすぐの所にあります。外国語教室と同じビルの1階に入っています。店内は落ち着いた雰囲気で、物腰柔らかなご主人が接客してくれます。店内はテーブル席のみで、10席位ありました。休日・週末は予約をしたほうが無難です。

今回はディナーで行って参りました。

以下レビューになります。
・Entrada ＆ Salada César：前菜盛＆シーザーサラダ
シーザーサラダがタップリ入ったガラスボウルの上に、前菜盛の皿が蓋のように乗っています。かなり大きくて、一見の価値ありです！前菜盛は10種類以上あったと思いますが、このセットだけでもかなりのボリュームです。前菜は一品一品味がしっかりしていまして、白ワインが進みます♪イワシとタコのマリネが特に美味しかったです。タコのマリネはパクチー風味ですが、ポルトガル料理ではパクチーは『coentro:コエントロ』の名前で汎用されています。

・Cod roe pasta or Arroz de tomate：タラコパスタ or トマトアロス　
ポルトガルにタラコパスタがあるのかは定かではありませんが、タラコそのものは食材として一般的らしいです。アロスと言えばスペイン料理のほうが先に思い浮かびましたが、スペインに近い事もあってか、ポルトガル料理にもあるそうです。シンプルに美味しかったです♪

・Sardinhas Lisbon or Sopa de marisco：イワシの香味ニンニクグリル or ポルトガル風魚介の煮込み
いずれもコエントロがタップリ盛ってあります。魚介と一緒に煮込んだり、フレッシュな葉を料理に散らすような使い方がされているそうです。Sardinhas Lisbonはポルトガルのソウルフードのような物で、シンプルなイワシのグリルです。味は見たまま、こんがりグリルされたイワシですが、コエントロと一緒に食べると、我々が知っている焼き魚とは一味違った味わいです。これは自宅で真似させて頂きます♪
『リスボン』と『イワシ』でググるとポルトガルのイワシ料理とか、『聖アントニオ/イワシ祭り』が沢山ヒットします。イワシに対する愛情は日本人以上かもしれません（笑）

・コースの料金とポルトガルワイン
ワインはポルトガル産です♪酒精強化のポートワインとは別物なのでご安心下さい（笑）コースは3200円、3400円、3600円の３種類がありますが、それぞれ料理の内容は同じです。それでは何が違うのかと申しますと･･･ワインの種類が異なります。なんと、3000円台のコースなのに、料金にワインがボトル１本/2人が含まれています（驚）ちなみに、『Quinta da Espiga → espumante → Quinta Vale do Bragão』と200円刻みでＵＰします。しかも、赤と白をカラフェで半分ずつお願いする事もできまして、前菜は白と、メインとパスタは赤と合わせるなんて事もできます。人数が奇数の時は一人分がカラフェになるそうです。ワイン無しで料理のみだと2500円です。他にも『前菜＋ワイン』のセットとか、ボリュームが少なめのコースもあります。

・全体を通して
スタッフの方々はポルトガルに研修に行く事もあるそうです。自分はポルトガルには行ったことありませんが、行った人に聞いた話とか、雑誌で読んだポルトガル料理の情報と相違なく、きっと本番のポルトガル料理はこんな感じなのかな～と思います。

ポルトガル料理とポルトガルワインが安価で楽しめますので、非常にオススメです。あとパクチー好きな方にも是非（笑）

新潟駅から車で下道だと2時間、高速で１時間ほどかかります。魚沼にある山菜＆摘み草料理が有名なお店です。民家をそのまま店舗に改造したようなお店で、素朴な雰囲気です。営業時間は１１:００～１７:００となってはいますが、売り切れ次第終了との事なので、早めに行ったほうがいいです。１５時頃に近くを通りかかった時には既に営業が終わっていました。席は座卓とテーブルの両方ありました。

以下レビューになります。
☆つみ草定食　春
美雪マス刺身と、季節の天ぷらが両方ついて1700円です。鱒 or 天ぷら単品の定食だと1100円。

・美雪マス刺身（ルイベ）
美雪マスは魚沼のブランド鱒で、ニジマスとアメマスを交配させた品種らしいです。かなり大ぶりの刺身がドッサリ乗っています。臭み無く、美味しいです♪お刺身だけでも定食として成立しそうですが、更に･･･『月見草、昼顔、立葵、甘草、土筆、うるい、蕗、蕨、ハコベ、山人参、カタクリ、スミレ、タネツケ花、タケノコ、そば米』を使用したお漬物、サラダなどのお料理がついてきます。山菜好きの自分にはたまりません♪
ゴハンは勿論おかわり可です。

・季節の天ぷら
記憶があやふやですが、『黄スミレ、うるい、ハコベ、蕗、甘草、カタクリ、ツバキ科の花？、エノキ、コゴメ等･･･』10種類位あったと思います。クセが強くて食べ辛いものも無く、カリカリに香ばしく揚がっていました。全部美味しかったです♪

・黄スミレとカタクリのゼリー寄せ
山菜のゼリー、初めて頂きました。素晴らしいビジュアルです♪葉っぱがそのまま入っていたので、もっと青臭いのかと思いましたが、若干花の香りはするもののクセはありません。食べ易いです。ゼリーは甘さ控え目なので、脇に添えてある黒豆と一緒に食べると丁度良かったです。

☆朴葉焼き定食
挽肉や大豆ミート、テンペ、むかご等を味噌と和えて、朴葉焼きにした品です。身体に良さそうな味わいでした。

・全体を通して
これだけの種類の新鮮な山菜や摘み草を、このお値段で揃える事ができるのは田舎ならではですね。冬季は休業されていて、今年は4月16日に営業を再開されたそうです。日によって、月によって、季節によって、山菜のラインナップは違うそうなので、次は夏の山菜を頂きに伺いたいです♪

食事を終えてお店を出た後、近くを散歩してみたら、先程ゼリーで食した『カタクリと黄スミレ』が群生していました（驚）自然豊かですね。魚沼恐るべし･･･