3回
2023/12 訪問
素敵な至高の第二章✨️
鉄工所跡⇒インテリアは全てカッシーナ✨️グラスやカトラリーのこだわりも素晴らしく細部に渡ってセンスの塊✨️✨️✨️✨️
「火」「土」「風」「水」元素(genso)を感じて季節の¥20,000コースを頂きました✨️✨️
土~季節野菜、菊芋、発酵
生産者が土にまでこだわった野菜がズラリ✨️きのこや根菜類をメインにしたサラダでーす♡食べ方も色々と、フォアグラの脂でコンフィしたり、焼いたり、フレッシュそのままだったり素材に合わせた野菜にジャガイモポックるインカのめざめと菊芋を1週間発酵させて酸味を活かしたドレッシング✨️サラダというより野菜のしっかりメインな美味しいひと皿✨️
ブリオッシュも中がしっとり✨️
バターの香りふわフワり✨️おいしいなー
火~クエ、芽キャベツ、ハーブ
クエに香ばしい焼き目をつけて、、ベルモットをベースにハーブをたくさん使って自家製麹ウォーターイクラやトマトも入ったソースがたっぷり✨️高級魚がこんなオサレに複雑な美味しいソースと合わさるなんて、、火入れも絶妙なバランスで素晴らしい✨️
1級畑のシャルドネともよく合うこりゃまた素晴らしいわわわなひと皿✨️✨️✨️
風~ハーブ、和梨
食材のもつ自然な香りをひと皿に✨️
豊水をエスプーマにしてハーブでグリーンなオイルをスプーンで混ぜて爽やかに口直し✨️
グルナッシュのタンニンしっかり目の赤ワインを注いだらお肉ちゃん♡♡
火~フィレ、炭火、ゆり根
備前黒牛のフィレ✨️赤ワインとフォアグラの深紅のソース、蓮根と柚子胡椒の純白のソース濃厚な赤、クリーミィでスパイシーな白、変化をつけながら炭火で焼き上げた美しい断面のフィレ肉を❣️北海道の月光ユリ根をソテーした付け合せもホクホクで品がいい✨️
カトラリーもオサレでスキの無いどれもこれも素晴らしいひと皿✨️
火~のどぐろ、米、ブイヤベース
一夜干しののどぐろとブイヤベースの雑炊✨️漆黒の器をパカりと空けると美しい金色のスープ✨️〆のお米をこんなオサレにのどぐろと贅沢に食べれるとは、、、✨️✨️✨️
土~トリュフ、ソルベ、フラン
トリュフをソルベしたプリン✨️
贅沢すぎた大人スイーツ♡甘さ控えめトリュフの香り✨️素敵スイーツもうひと皿✨️
風~柚子、生姜、リンゴ
3枚の重ねられたお皿にまん丸柚子♡♡
生姜のチュイルが乗った美しいデザート✨️
仕上げに下のお皿にドライアイスを入れて雲海のように、、、✨️液体窒素で固めた柚子のアイスパウダーをかけていただく✨️
柚子の中には柚子のカスタード、リンゴのコンポートやタピオカ、口の中に爽やかな様々な風味の風が舞う✨️✨️見た目のエンタメ感だけでなく食感も楽しく口の中がさっぱりとするデザートまで手の抜かない素晴らしいコース✨✨拍手喝采素晴らしい✨
美味しいハーブティーと鉄工所をイメージしたフランボワーズの入ったガナッシュをいただきフィニッシュ‼️‼️
下町で非日常とこだわりが詰まった隠れ家✨️
素晴らしき非日常とこだわりを✨️
落ち着いてきたらペトリュスをグラスワインで出すイベントも考えられているそう、、✨️
大人の夜会に、、是非オススメ- ̗̀☾⋆ ̖́-
素敵にキラキラいきていく✨️
LilouとHappyを✨️
ごちそうさ(*ºчº*)ま
2024/02/15 更新
2023/12 訪問
至高の隠れ家11/20オープン㊗️
鉄工所跡⇒アーティストアトリエ⇒アーティストさんとコラボしたレストラン✨️✨️
なんとも理想的なコンバージョン✨️
躯体や骨組みはそのままに、ガラスやアート、照明でググッと大人空間に、、✨️
インテリアは全てカッシーナ✨️グラスやカトラリーのこだわりも素晴らしく細部に渡ってセンスの塊✨️✨️✨️✨️
食べ友さんにご紹介いただき感謝でごわす!
会社から自転車5分で便利だけど、普通に来るにはかなりアクセスが悪く知る人ぞ知るこだわりの隠れ家としてはたまらん立地✨️
料理はコースオンリー
「火」「土」「風」「水」元素(genso)を感じて季節によって変わる¥20,000コースを頂きました✨️✨️
ドリンクはペアリング80cc¥13,000
すばらしき空間と料理とお酒のマリアージュ
水~鮪、フォアグラ、黒リンゴ
鮪とフォアグラを交互にサンド、黒リンゴのピュレ、ハーブを感じるサブレには鉄職人が作ったオリジナルの器✨️スキのないセンスの料理とアプローチ✨️✨️鉄お皿がV字にカットされててこのメニューのために作られてるって、、、どこまでこだわってるのん✨️料理とアートが融合しているだけではなくお料理が繊細で美味しい✨️合わせて頂いたシャンパーニュも程よい果実味があって食材が華ひらく✨️
水▽ ~オマールブルー、軍鶏、コンソメ
野菜を使わずオマール海老と軍鶏だけでつくったコンソメ✨️軍鶏のつくねとオマール海老✨️赤いパウダーはオマール海老の内子✨️シンプルすぎる素材✨️透き通る「水」のようなクリアな美味しさ✨️旨味の余韻♡マリアージュは酸化をあえてすすめたワイン✨️シェリー酒のような濃厚でまったりしたワインに透き通るスープがベストまっちでーーーーす∠( ˙-˙ )/
グッドデザインな素敵なカトラリーにもうっとり✨️
水~鮑、キャビア、柿
柔らかく煮た北海道の鮑、本番のキャビア、ダイス状の柿とザクロや海ぶどう、上からアオサのソース、下には鮑の肝ソース、あさりのお出汁のムースもかけて✨️マリアージュは冷やしたシャルドネ✨️なんとも贅沢な海の提案力✨️海ぶどうとザクロの食感、柿の甘さにキャビアの塩味✨️口の中で大波小波旨味の波がどんぶらこっこ♡ひと皿で贅沢に繊細な海を愉しめる✨️
土~白子、トリュフ、エゴマ
この食材と展開でどーーくるのかな???
ってウラのウラの裏✨️
白子の春巻き✨️たっぷりトリュフをエゴマで巻いて、、、古代木を分厚くカットした器?!イメージの斜め上をいくアイデアに完敗✨️マリアージュは黒ビール!!濃厚な味わいが紹興酒✨️なるほど中華だ!!乾杯✨️
風~牡蠣、薫香、ホエイ
海のアート✨️海藻に彩られた燻した牡蠣はかきこまちという広島のブランド牡蠣✨️燻してもこの大きさ✨️ヤバいな、、ホエイ(ヨーグルトの上澄み)と貝のお出汁でソースを✨️海の恵みと山の伊吹を感じさせる爽やかなお料理✨️
オレンジワインがないすとぅーみぃーちゅー♡ソースを美味しく牡蠣ともベストマッチ❣️
うーーーん✨️
すべてにスキのない感動の嵐
感嘆と感動のコース前半ノックアウト✨️
後半も元素で彩られたこだわりの世界観をTo Be Continued✨️
LilouとHappyを✨️
ごちそうさ('□' )まの途中でしょうが☆
2023/12/22 更新
大阪・浪速区、喧騒と静寂が交錯する稲荷の一角に佇む「Genso」。その扉を開いた瞬間から、非日常の舞台は幕を上げる。わずか数席の空間には、静謐な空気と研ぎ澄まされた緊張感が漂う。今回いただいたのは、旬と技巧の粋を集めたフルコース。料理人の創造力が全編にわたって貫かれており、一皿一皿が詩であり、物語であった。
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**鮪、フォアグラ、黒リンゴのサブレ**
序章とも言える一皿は、濃密な旨味と果実の爽やかさが織りなす洗練されたハーモニー。鮪の赤身の力強さに、フォアグラのねっとりとした脂の甘みが寄り添う。そこへ黒リンゴの酸味がアクセントとして加わり、後味は軽やかで清々しい。サブレの香ばしさが全体をまとめ、前菜でありながら満足感のある余韻を残す。
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**和牛テール、河豚、九条ネギのスープ**
透明感のある黄金色のスープは、まさに滋味の塊。和牛テールの濃厚な出汁がベースだが、河豚の繊細な旨味がその中で際立つ。九条ネギはただの薬味ではなく、甘味と香りを加える主役のひとつに仕立てられている。口に含むたびに、食材の層がゆっくりと開いていく感覚があり、静かな感動を呼び起こす一品。
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**鰹、菊芋、キャビア**
燻香をまとわせた鰹が、菊芋の滑らかなピュレと共に登場。菊芋の自然な甘さが鰹の旨味を包み、上にあしらわれたキャビアが塩味と食感の対比を与える。海と大地が交差するような構成で、一見シンプルながら計算し尽くされた味のバランスに脱帽する。
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**松葉蟹、カラスミ、蕪**
冬の贅沢が詰まった一皿。松葉蟹の甘みを引き出すのは、控えめに散らされたカラスミのコク。薄くスライスされた蕪のシャリ感がリズムを与え、全体が軽やかに仕上がっている。海の滋味と大地の爽やかさが交錯し、ひと口ごとに冬の情景が浮かぶよう。
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**フグ白子、和牛肉筋、発酵白菜**
この料理は、まるで前衛的な彫刻作品のようだ。白子のとろりとした食感に、和牛筋の濃密な旨味が重なり、発酵白菜の酸味が全体にメリハリをつけている。脂と酸、熱と滑らかさが交差する、刺激的で記憶に残る構成。発酵の技術が新たな日本料理の可能性を示していた。
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**季節の野菜、トリュフ、松毬**
食材の自然な生命力を讃えるような皿。焼き、蒸し、炙り、それぞれの調理法で引き出された野菜の味わいに、トリュフの芳醇な香りが加わる。松毬のスモークは視覚的な演出だけでなく、土と森の記憶を呼び起こす味覚の演出となっていた。自然との共生をテーマにした、哲学的な一品。
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**アコウ、落花生、デュカ**
瀬戸内産の高級魚・アコウは、しっとりと火入れされ、その身は甘く繊細。落花生のピュレがクリーミーさを加え、スパイスミックス・デュカが香ばしい香りと食感の変化をもたらす。和の魚に中東の香りが交差する、異文化的な融合の妙。
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**ヴァンショー、洋ナシ、スパイス**
中盤の口直しともいえるデザート的な一品。赤ワインを使ったヴァンショーのジュレが香り高く、洋ナシのコンポートはとろけるような甘さ。シナモンやクローブのスパイスが、甘さに深みと陰影を与えている。まるで聖夜のような一皿で、心まで温まる。
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**筑紫鴨、発酵イチヂク、金木犀**
肉料理の主役は、芳醇な脂と赤身のバランスが絶妙な筑紫鴨。火入れは完璧で、しっとりジューシー。発酵イチヂクの甘酸っぱさが重厚な味に軽やかさを加え、金木犀の香りが鼻孔をくすぐる。官能的ともいえる香りと味の交錯が、五感をくすぐる。
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**オジャ、穴子、モンサンミッシェルムール貝**
スペインの郷土料理「オジャ」に和と仏の要素を取り入れたアレンジ。穴子の脂の甘み、ムール貝の塩気、そして米の芯を残した炊き加減。それぞれが口の中で一体となり、旨味の波が押し寄せる。料理人の世界観が特に色濃く表現された一皿。
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**古都華、ピスタチオ、柚子**
デザート第一弾は、奈良の高級いちご「古都華」の鮮烈な甘みと酸味を、ピスタチオの濃厚なクリームが支える。そこへ柚子の香りが華を添え、日本的な繊細さが光る。素材の持つエネルギーがそのまま表現されたような、力強くも優しい味わい。
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**スフレ、夢百笑蜜芋、ゴルゴンゾーラソース**
続く温デザートは、フワフワとろとろのスフレ。夢百笑蜜芋のナチュラルな甘みが心地よく、ゴルゴンゾーラソースの塩気が意外にも好相性。甘さと塩味、温と冷の対比が面白く、クラシックな技巧とモダンな感性が融合している。
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**ガナッシュ、ブルーベリー、ローズマリー**
締めくくりは、濃厚なショコラのガナッシュに、ブルーベリーの酸味とローズマリーの香りを合わせたデザート。小さな一皿に詩的な余韻が込められており、食後の時間に優しい幕を下ろす。
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**総評**
Gensoの料理は、単なる「美味しさ」では言い尽くせない、精神的な満足感を伴う体験だった。各皿は単独でも完成度が高いが、全体として一つのストーリーを描いている。食材、技法、構成、香り、温度、リズム。すべてが緻密に構成され、まるで映画のような構成美を感じさせた。特に印象的だったのは、和と洋、伝統と革新、自然と人為が溶け合う絶妙なバランス感覚。ここでしか体験できない食の旅が、確かに存在した。
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さて、極上の夜へ
LilouとHappyを✨️
ごちそうさ(ㅅ´꒳` )ま