ryo505050さんが投稿したオマージュ(東京/浅草)の口コミ詳細

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オマージュ浅草(つくばEXP)、浅草(東武・都営・メトロ)/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/03 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

丁寧な仕事ぶりがお皿の隅々まで感じられる最高のレストラン

浅草の住宅街の中に突如現る当店。晴れた日に駅から浅草寺を通って歩くのは気持ちが良いですね。

コースは1万円(税サ別)のみ。

アミューズブーシュは5種+1種
フィンガーフード4種にスプーンで食べるタルタル系1種、そして当日追加(+2500円)した牡蠣とウニの盛り合わせ。

玉ねぎで作ったチップスにグリーンピースのソース、茹でたグリーンピース、ミントとベーコンを乗せたもの。
タケスミのタルトに根セロリのサラダ、帆立と細かいネギを絡めたもの。
コンテチーズを練り込んだシュー、中身もチーズ、そして上に乗っているものもチーズ。
黒オリーブと黒ニンニクがのったクエとジャガイモのコロッケ。
フルーツトマトのタルタル、モッツァレラチーズのムース、トリュフ、サクサクした甘いお煎餅。

どれもため息が出るほどに美味しい。玉ねぎとベーコンの旨味にグリーンピースによる絶妙な豆感。甘い帆立と爽やかな根セロリ。チーズ三昧に、深い味わいのコロッケ。

厚岸から届いた牡蠣と馬糞ウニ
牡蠣のババロア、牡蠣のむき身、牡蠣のシャーベット、シャンパンのゼリー

これも最高。牡蠣のシャーベットはまさに牡蠣で、こうもシャーベットが牡蠣になる道理を知りたい。濃厚でクリーミーなウニと様々な食感や香りや温度で代わる代わる迫ってくる牡蠣とのハーモニー。

長崎の五島列島の真鯛を大根で巻いています。皿の底に敷き詰められているのは粉にしたディルというハーブ。キャビアの上にも粉にする前のディルがのっています。
クリーミーな酸味のあるソースには白醤油が混ざっていて、まさに大根、生魚、醤油という日本人が大好きな組み合わせ。
そう聞くと逆に、普通に刺身が食べたくなる不思議。本日唯一、感動しなかったお皿。

沼津甘鯛の松笠焼き。鯛を2皿続けるとはなかなか挑戦的なメニューではないでしょうか。パリッパリの皮目と、火の通りが絶妙でまるでとろけるようなふんわりとした白身。ノリのように見えるはトリュフの細切り。遊びがきいています。生と揚げとスムージー状のカリフラワーはそれぞれ食感や香りが楽しめます。特に揚げカリフラワー、ソース、甘鯛で食べると、白身のあっさりにソースと揚げでコクがプラスされ美味しい。

ダニエルキャスタンのフォアグラ、チョウザメのリエット、メキシカン風アボガドやいぶりがっこ、りんごの和え物に、パリパリのクレープ生地がのり、その上にハーブのサラダがオン。各食材が奏でる賑やかすぎるハーモニー。濃厚なフォアグラにいぶりがっこの燻製香がこれまた合うんですね。ベースはその二つの香りで、そこにりんごのシャキシャキや酸味、甘めに調味されたクレープがサクっと登場、美味しいハーブのサラダと何重にも工夫され、五感に訴えてくる重奏感がすごい。

京都の七谷鴨、じゃがいもとトリュフ、葉ニンニク、鴨のフォアグラと肝を合わせて作られたタルト、スペインのレタスにブイヨン含ませてソテー、セミドライトマト、ローリエのソース、卵黄と焦がしバターで温かいマヨネーズ的なソース。
まずビジュアルが素敵です。春を感じさせる一皿。鮮烈なピンクと黄色に、緑と差し色の赤。しっとりと調理された鴨は味が濃く、皮目に焼き付けられたグリルの香りが食欲をそそります。じゃがいもをマッシュ状にしトリュフと混ぜ、ジャガイモとバターの生地でくるんで焼いたこちら、美味しすぎます。優しい甘さ、バターの香り、異なる二つの食感。まるでお菓子。タルトは肉と合わせて食べることで、肉・内臓で、丸ごと一匹を味わっている感覚に。レタスもジューシーでブイヨンの旨味感じます。ローリエのソースがフレッシュでこのお皿に一本芯を通していますね。

ここからは実は私の次の用事が迫り、急足になってしまい、ゆっくり味わえなかったのが非常に残念。

雷おこし風のフロマージュ、ピスタチオと苺、ハッサクのソースがかかったデザート(名前忘れました)、そしてお茶菓子と怒涛の甘味攻撃。甘いもの好きにはたまらないラインナップ。しかし、甘いもの嫌いも納得の、フルーツをうまく取り入れ爽やかさを演出しているところも憎い。
お茶菓子は持ち帰りにしてもらい家で食べたけど仰天のうまさ。

今まで一番好きだった東銀座のル・ジャルダンデ・サヴールを抜きました。現時点で私の最高のレストランです。

2020/03/12 更新

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