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夜の点数:4.8
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.6
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|雰囲気 4.6
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|CP 4.7
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|酒・ドリンク 4.9
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.6
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| 雰囲気4.6
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| CP4.7
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| 酒・ドリンク4.9 ]
高度にバランスのとれた名店
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2015/07/10 更新
友人の勧めもあり初めての来店。
寿司といえば、値段でおおよそのお店のレベルが出やすい料理の一つだと思う。
高ければ「うまい」に決まってると思いがちだが、さにあらず。
対面で料理が提供される性格上、板さんの人柄や、手さばき、雰囲気など、目がいってしまう構造になっているため、おのずと全体的なバランスが重要になってくる。
つまり、厨房が内部にあるならば、作り手の人柄などはあまり問題にならない場合が多いとも言える。
元々、私はバランス重視でお店選びをするので、寿司店に関しては辛口になりやすい傾向にある。
そんな中、こちらはよかった。
新規開店したばかりでもあるが、店内は清潔で明るく、モダンな中にも日本料理の和を大事にした造りになっている。
お酒の種類も豊富で日本酒、焼酎はもちろんのこと、ワイン、ウィスキーなどにもこだわっているのはうれしい限り。
最近、寿司と白ワインというトレンディ(だと勝手に思ってる)な組み合わせにも十分対応可能であろう。
料理のコースは2種類のおまかせがメイン。
今回は少し贅沢に15000円のコースで。
まずは先付けから刺身へと。
タコ、アワビなどはじっくりと煮込んだものを。
歯ごたえを損なわない範囲でありながらよく味が染み込んでいて、これは逸品。
スタートからお酒を楽しませてくれる実に調和の整った組み合わせ。
ここの大将はさぞ酒好きなんでしょうね、よくわかっている感が好印象。
平貝の磯巻きでアクセントをつけつつ、握りへ。
シャリは赤酢を使ったやや茶色味がかった仕様。
黒酢など、色々な組み合わせで作り、米にもかなりのこだわりがある感じ。
なにより、ネタとシャリの大きさの配分がいい。
これはベストマッチか。
ネタの厚みも私好み。互いが邪魔をせず、それぞれのいい部分をしっかりと堪能できるサイズ。
ここの部分、最も好印象だったので、改めて強調したいところ。
海苔もかなりの高品質で、ウニの軍艦をいただいたが、ネタ、シャリを変に邪魔をしない軽い食感がいい。
エビは逆に肉厚だが、半分に切られ、あくまでも適切なサイズに拘るところに丁寧さを感じる。
お椀を挟み光り物へ。
コハダを軽く〆たものだが、鮮度がいいせいか酸っぱさが抑えられており、ほどほどお腹が満たされた後でもさらっと入る。
そう、これ大事だと思う。
高いコースは量も多いだろう、食べきれるかな?の心配も出てくるが、最後まで飽きのこない組み合わせはよくよく考えられたものだと気持ち良く伝わってくる。
関西出身の見た目は豪快なヤンチャなイメージのある大将だが、その辺の繊細さはグッド。
こと料理に関してはかなりの引き出しがあるものと推察される。これは今後楽しみでもある。
今まで、寿司の高級店を幾度となく利用したが、なかなかあと一歩、などこか不満足な一面が垣間見えるケースが多かったように思う。
こちらはそこまでの高額な印象はないものの、普通のサラリーマンにはややハードルが高い価格帯ではあるが、これなら納得出来る。
土地柄、競合店が多いとは思うが、これからフィーバーを呼びそうな予感がする。
またぜひ寄らせてもらいたい。