レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/01訪問 2015/01/23
1品目の先付、蕪蒸しは、海老の風味が効いている、卵白と蕪のふんわりした食感の中にある木耳のコリコリした食感が美味。餡は鰹だし、醤油、みりんなどの味付けがやや強めの印象だが、トッピングさた山葵の香りと辛さでさっぱりと頂けた。
2品目の揚物トラフグのフライは、身が厚くかつジューシーで食べ応えがある。揚げたての香ばしさとフグの甘味、旨味を楽しめる。骨の周りは特に味が濃くて美味しく感じる。海老の頭の揚げもサクサクした食感と濃厚なコクで美味しい。
3品目の八寸 松葉蟹のみそ、ナマコ、フグの煮こごりは、どれも少量であるが、素材の濃厚な味覚を楽しめる。つい日本酒が飲みたくなる。
4品目のお椀 蟹しんじょうのお吸い物は、紅ズワイガニと白身魚と山芋で練り上げたしんじょうは、ふわふわでふっくらした食感、お吸い物はゆず(?)皮の香りとほのかな酸味が効いていてさっぱりしているが、塩味と出汁のコクは強め。
5品目の刺身フグ、マグロ中トロ、フグ刺しは蛋白な旨味とコリコリとした食感をポン酢醤油で楽しめる。本マグロの中トロは、とろける食感で、口の中で濃厚な旨味と香りが広がる。本当にうまいマグロは、やっぱりうまいと再認識した。
6品目の焼き物 富山湾などの冬の味覚の代表「のどぐろ」の酒塩焼き、脂ののった白身で、濃厚な甘味とコクを楽しめた。しかし、金沢で刺身を食べた時の感動には及ばず。
7品目の炊出し 新筍、菜の花は、やや薄味の仕立てに感じた。菜の花や新筍といった素材の香りや食感を楽むには、このくらいの味付けが良いのだろう。
8品目の黒毛和牛ひれステーキ、ひれ肉の割には噛み応えのある肉質、食感、しかし、噛むごとに肉の旨味が口の中で広がる。山葵、醤油、塩、ポン酢醤油と色々な味で楽しめる心配りもある。少量でも食べ応えあり。
9品目の鯛といくらの鯛飯は、鯛の身のコクと皮の部分を焼いた脂感のある香ばしい香りが特徴の濃厚な鯛飯、既に満腹で1杯食べるのがやっとであったが、もっと空腹だったらたまらなく美味しかったと思う。
10品目のデザート 白玉とぜんざいアイスのせは、甘さはやや控えめの小豆たっぷりぜんざいの上に、もっちりの白玉、そして、濃厚なアイスクリームの組合せで、和洋折衷の美味しさを楽しめた。
2位
1回
2016/05訪問 2016/05/25
平日の12時半頃にランチを食べに行きました。満席で少し待たされましたが、回転がいいのか、長く待つことはありませんでした。
ランチメニューのみとのことだったので、私は、三色カレー(ナン)1,050円を注文。同行したもう一人はランチミールス1,250円を注文。
三色カレー(ナン)は、三種類のカレーとナンのランチセットで、ナンはライスやバトゥーラにすることも可能。
まず、マトンとほうれん草のカレーは、マトンの挽肉、カシューナッツやココナッツミルクのコクが強く、ほうれん草のペーストがたっぷり
入った緑鮮やかなカレー。カシューナッツのためか、ソースにもとろみがある。スパイスは、ホールの唐辛子が大量に入っていて辛味が強い。
ミックス野菜カレーは、細かく刻んだジャガイモや人参、豆がたっぷり入ったベジタブルカレー。トマトも入っていて、色はオレンジ色で適度な酸味もある。スープのとろみは低めだが、野菜の優しい甘味が溶け込んだ風味がしている。辛味は抑え目だが、複数のスパイスの香りが調和している。
レモンチキンカレーは、ココナッツと白ゴマでマイルドに仕立てた黄色いチキンカレー、レモンの酸味と香りもかなり効いており、夏に合うカレー。チキンムネ肉が入っていて、そのコクも出ている。辛味はかなり控えめ。
ランチミールスは、上記3種類のカレーにサンバルカレー、ラッサムスープが追加となる。また、ナンではなく、ライス、バトゥーラ、ハパドがつく。
全体としては、ランチメニューはそれなりかなという印象。やはり、ここのお店は夜来るべきだと思う。
2016年5月
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有名なので昔から知ってましたが、混んでいて行列することが多いと思い敬遠してました。
しかし、昨日、17時半頃に近くを通りがかったら、行列がなかったので入ってみました。
一人だったのでカウンターに着席。
初めてということもあり、基本と思われる「シェフのチキンカレー」1430円と「バスマティライス」330円を注文。
チキンカレーは骨付き鶏もも肉が4本入っていて、その上に生姜の細切りがのせられていて、具だくさん、ソースの色はインドカレーとしては珍しい赤茶色でコクと焙煎感を想起させます。
ライスは、長粒種のインディカ米で、パサパサしていそうな外観。
具は、骨付き鶏もも肉4本、細切り生姜10本、カレーリーフ3枚、カルダモン3個、ナツメの実?3個、シナモン2本。
カレーソースは、口のながに入れると、チキンのコクと色々なスパイスの香りが強いのですが、薬臭さや生臭さは全くなく、焙煎された香ばしさやソースになじんでいて清涼感もあります。
辛さはインドカレーとしては控えめですが、後半には心地よい辛い刺激が口から喉に残ります。
ソースのとろみも適度にありますが、澱粉によるとろみではなく、野菜、果実の繊維と油が弱い乳化状態になっているとろみであり、シャーブな味を持ちながら、コクも感じさせるソースです。
シナモン、カルダモン、カレーリーフといったスパイスがホールの状態でふんだんに使用されています。
具の骨付き鶏もも肉も柔らかく煮込まれていて、カレーソースとよく合ってます。
バスマティライスは、パサパサしたインディカ米ですが、香りが良くとろみの少ないカレーによく合います。
色々とインドカレーのお店でカレーを食べてますが、さすがここのお店はレベルが高いですね。
今度は、もう少し大人数で色々な料理をシェアしながら食べたいと思います。
2015年12月
3位
2回
2022/08訪問 2022/08/28
約7年ぶりの再訪、喜連川早乙女温泉に入った後の昼食に訪店、平日のお昼時だったので2名の待ちありましたが、大したことないので後ろに並びました。
すると、5分ほどで店内カウンター席にへ案内されました。
前回は塩中華そばを食べたので、今回は普通の醤油の中華そば800円にしました。
店内は以前と変わらず永吉ロックが流れてます。
そして5分ほどで着丼。
とてもおいしそうなビジュアルと香りが漂っています。
そして箸で麺を掬い上げて頬張ると至福の時が訪れました。
スープの表面を覆う香ばしい油が絡んだ低加水率の粉の味がするストレート細麺が口の中を満たし、咀嚼するたびにその香りが鼻を抜け幸せな気分になります。
麺の食感もシコシコで最高、ちょっと博多麺に近い雰囲気ですが、それよりは少し太い印象。
スープは、シンプルな鶏ガラスープですが、ふくよかな香りとまろやかな旨味と野菜が溶け出した甘みがあり、飲まずにはいられません。
また、メンマはちょっと辛味がする醤油味がしっかり染み込んだコリコリ食感でこれまた美味い。
チャーシューも脂身と赤身のバランスがよく秀逸。
青梗菜とネギも美味しく完食しました。
わざわざ遠出してでも食べたいと思わせる傑作、またドライブがてら食べに来たいと思います。
栃木県さくら市に所用があったので、喜連川温泉に泊まることに。
夕飯はホテルではなく、美味しいとの噂を聞いたこのお店でいただきました。
18時前に着きましたが、空いてました。昼は行列になるとの口コミもあったので、心配しましたが、夜は結構狙い目かもしれません。
私は塩中華そばと水餃子を家内が味玉中華そばを注文。
数分で着丼、ビジュアル的には、塩の方がより美味しそうに見えます。
そして食べたら、期待を裏切らないというか期待以上の美味しさで、嬉しくなっちゃいました。
麺は加水率低めのストレート麺で粉の味を感じるとともに適度にスープを吸って美味しさ倍増していくタイプです。
スープは、鶏ガラベースのブイヨンが実に良い味を出してるし、具材もチャーシューはもちろんのこと、玉子、野菜ともに味がいい。
醤油の方に入っていたメンマも味付けが普通のメンマと違う。
とてもオーソドックスな中華そばなんだけど、全てに手抜きのないこだわりを感じました。
最近、豚骨だ魚介だ、背脂だなどの特徴出したラーメン多いですが、普通のラーメンもこんなに美味しく出来るんだと気付かせてくれました。
まさに、中華そばの傑作と言えるラーメンだと思います。来て本当に良かった。
4位
1回
2015/07訪問 2015/07/21
札幌というと海鮮やラーメン、スープカレー、ジンギスカンが有名ですが、そうではなく、地元の牛肉や野菜を使った個性的なお店がありました。
ここは、昔牧場だったようですが、そこに大きなログハウス風の風情ある建物かあり、そこでステーキ類を中心とした料理を楽しませてくれます。
初めてなので、家族でハンバーグステーキやサーロインステーキを注文、途中まで焼いた状態でテーブルに運ばれ、最後に目の前で好みの焼き加減で仕上げの調理をしてくれます。
パフォーマンスもあって期待感かアップ、店内の雰囲気も素晴らしく、他店ではなかなか味合えないディナーを楽しみました。
ステーキは、2種類食べましたが、サーロインの方が柔らかくて美味しかったです。もう一つは、歯応えあるアメリカンタイプでした。
ハンバーグステーキは、柔らかくてジューシー、このお店では、やっぱりこのメニューが鉄板のようです。
生ハムも美味しかったし、最後のアイスクリームは、自家焙煎コーヒーを使った甘く香ばしい逸品。
それと、ディナーではビアノ生演奏も1.5時間聞けて、サービスも最高です。
札幌のいいお店見つけました。
5位
1回
2015/06訪問 2015/07/17
高槻駅近くのショッピングモールにあるカウンター席のみのカレー専門店。
平日の開店直後11時30分過ぎに訪れたら、まだ3席空席あり。
ビーフカレーと和牛ゴロゴロ肉のカレー、季節の野菜カレーの3品を3人で注文。
カレーのソースはどれも共通とのこと。
分類としては欧風のビーフカレーだと思うが、大阪特有の先味の甘さは控えめで、フルーツや野菜から来る自然な甘さと酸味があって、その後、さわやかなスパイスの香りと辛さが押し寄せる。
バターや生クリームなどの乳味も弱めなので、欧風とインド風の中間的なビーフカレーだと思った。
和牛の肉繊維がほどけるような柔らかい食感もよく、野菜の調理仕立ての食感、風味も良い。
小麦粉少なめなのかとろみはやや弱めで若干ソースが離水気味だけど、その分スパイスの香りがスレートに感じるので、カレーを食べているという実感がする。
また来たいと思う美味しいカレーでした。
6位
1回
2015/10訪問 2015/10/28
実に久しぶりにこのお店に行きました。
今度はランチではなくてディナーです。
トリプルカレーセット、タンドリーミックスグリル、チキンカレー、ハーフナンを注文。
バターチキンはトマト少なめだけどバターの風味がたっぷり、キーマはクミンやコリアンダー、カルダモンなどが効いていてスパイシー、シュリンプもスパイシー、チキンカレーはクローブの香りが印象的。
タンドリーミックスグリルは自信をもっておすすめできる美味しさ。
タンドリーチキンは焼きすぎてパサパサしているお店が多い中、ここのタンドリーチキンはジューシー感もあって鶏肉の美味しさをしっかり味わえます。
最近、インドカレー店によく行きますが、ここはスパイスの使い方が本格的かつセンス良く、改めて名店と言われるだけのことはあると思いました。
2015/10
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家内のリクエストに応え、千葉市の検見川というところにある印度料理シタールというお店レストランに行ってきました。
ここは、千葉県内で最も有名かつ人気のある印度料理専門店。
開店して30年以上経っているが、変わらぬ人気で行列ができてます。
色々なインドカレー、ナン、タンドーリチキンが絶品です。
このお店は、私が千葉に来た20年くらい前から有名で、当時会社の仲間と食べに来たことあったんですが、今でも根強い人気を誇っているようで、グルメサイトでも高い評価を得ています。
13時40分頃についたのですが、雨の中10人位(1時間弱)の待ち満室・満席・満車でした。
今日注文したのは、タンドーリランチセット1280円(画像)とシタールランチセット1280円(ライスではなくナンにしたので100円増し)。
カレーは、キーマとバターチキン、マトンの3種類を選択。
どれも個性的で日本のカレーライスとは違うとても印象に残る美味しさでした。
あと、もっちりのナンも美味しかったし、タンドーリチキンも絶品。
最後にデザートで出てきた生のアルフォンソマンゴーも美味しかった。
カレーも奥が深いなー。また、行こうと思います。
2011/5
7位
1回
2015/11訪問 2015/11/08
平日の11時過ぎに訪店、開店したばかりだったので、先客は3名。
入口すぐ右にある券売機を見ると、坦々麺だけでボタンが辛さで5段階に分かれている。
今回は、初訪でもあるのでスタンダードの辛さ3を選択。
券売機の上のボックスにおしぼりが入っていることを店員が教えてくれ、それをセルフでとって席に着く。
店内はカウンターのみ8席の小さな造りでちょっと狭苦しさあるが、土地代が高い東京ではこれが当たり前なのだろう。
食券を渡すとご飯が無料でつきますがどうしますか?と聞かれたので、「頂きます」とお願いする。
そして紙製のエプロンを渡される。汁が跳ねて服を汚さないようとの店側の配慮がうれしい。
店員は3名だが、調理をしている方を見ていると中華の料理人という雰囲気の仕草。
5分強してから着丼。
ビジュアル的には、綺麗なオレンジ色のスープの中央に炒めた挽肉ともやしがこんもりと盛られていて、美しくかつ食欲をそそる。
そして、そのもやしと挽肉の山を崩してみると中のスープは乳白色。
そのスープをすすると、白胡麻ペーストのクリーミーな甘味、旨味がコクとなって、とろみは少ないにも関わらずあるかのような濃厚感がある。
麺は、加水率やや低めと思われる中細麺、食感はそれほど強くないが、適度な噛み応えはある。
挽肉はサイズ大きめで食べごたえある。
もやしもシャキシャキしていてこの麺とスープによく合う。
一通り麺と具を食べたら、最後にライスを卓上の壺に入っている搾菜と一緒に頂く。
これがまたうまい。
搾菜は胡麻油(ラー油)と黒胡麻がまぶしてあって、ご飯のお供としてよく合う。
おそらく拉麺に入れても食感のアクセントとなっていいと思う。
ご飯を食べながら、坦々麺のスープをすすると、濃厚な甘辛胡麻味噌味が口の中に広がり、奥深い美味しさを味わうことができる。
普通のラーメン店や中華料理店の坦々麺とは違うこだわりというかクリーミー感あるコクを堪能できた。
これで980円だが、その価値は十分にあると思った。
11時半に退店したが、その時には店外に10名程度の行列が出来ていたので、並んで待つのが嫌なら開店直後に行かれることをお勧めする。
8位
1回
2015/11訪問 2015/11/23
江ノ島、鎌倉家族旅行の際に訪店、15時を回っていたので、並ぶことなく入店できました。
やっぱり、江ノ島、鎌倉に来たら生しらすでしょということで、しらすづくし定食や生しらす丼、〆サバ三色丼を注文しました。
私が食べたしらすづくし定食は、しらすの煎餅状薄焼き、生しらす、釜揚げしらす、しらすの佃煮、しらすの味噌汁、しらすとみつ葉のかき揚げ、ご飯、お新香、デザート(柿とミカン)といった内容のまさにしらすづくしで、しらすを満喫することが出来ました。
生しらす丼、〆サバ三色丼も美味しかったようです。
やっぱり旅行に来たら、その地でしか食べられないものを食べるのが一番ですね。
9位
1回
2015/11訪問 2015/11/21
土曜日の14時過ぎに訪店、店内はカウンターが数席空いていて、テーブル席はほぼ満席。
初訪なので基本の中華そばを注文。
店員のお姉さんがとってもかわいい。
まあそれはいいとして、肝心の中華そば、とっても美味しいです。
まず、自家製手もみ縮れ中太麺の舌触り、食感、スープの絡みがとても良い。
中華そばのお手本のような麺です。
そしてスープ、鶏ガラやネギなどの野菜の甘味、旨味などのエキスが丁寧に抽出されていて、上品でありかつコクもしっかりある。
ややオイリー(油が多い)な感じはしたが、ふくよかな香りを出しているとも言えるので悪いとは言えない。
チャーシューも味、食感ともに美味、刻み葱、メンマもたっぷりで、大盛りにしなくても食べごたえある。
昔ながらの中華そばと言えばそうなんだけど、麺、スープ、具ともにレベルが高く、また来たいと思いましたし、山形県の本店にも行ってみたくなりました。
10位
1回
2015/06訪問 2015/06/10
お店はとってもわかりづらいところにあります。
グーグルナビに従って行ったら、お店にたどり着けませんでした。
お店への誘導看板を見つけてそれに従って行くのかいいでしょう。
途中から舗装していない砂利道になります。
対向擦れ違いも無理な細い山道です。
でも、たどり着けたら、そこにはログハウス調の美しい一軒家があり、こだわりのお蕎麦を提供してくれます。
道に迷いながら、やっと誘導看板を見つけてラストオーダーの14時30分に到着。
せいろ蕎麦と辛味大根おろしせいろ蕎麦を注文。
つなぎを使用していないのか、お蕎麦は短くボソボソとした食感ですが、本当の蕎麦という感じがします。
そば湯も濃厚、量は少なめですが、蕎麦本来の味を堪能できるお店だと思いました。
場所柄、行きづらいお店ですが、もっと知れ渡ってもいいお店だと思います。
2015年はカレーとラーメン、つけ麺ばかりでした。