レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/11訪問 2016/11/06
土曜日の夜に祝事で利用しました。
東京タワーがすぐ後ろでライトアップしていて、とても美しく自然と気分が高揚します。
2000坪の敷地を利用した庭園、中庭も美しく、素晴らしい雰囲気です。
2階の個室で懐石料理の月をいただきましたが、どの料理も上品な出汁で素材の味を楽しませてくれる仕立てで塩味は控えめですが、物足りない感じは全くしません。
中でもこのお店の名物料理という豆水とうふのお鍋は、かつおだしと豆乳で煮た絹ごし豆腐ですが、自然な大豆の甘さを感じる逸品です。
料理、お店の雰囲気、眺めだけでなく、店員さんのおもてなしも素晴らしかった。
料金は安くないですが、人生の節目の祝事を楽しむ場所として、自信をもってお勧めできるお店、料亭だと思いました。
2位
1回
2016/09訪問 2016/10/13
唐辛子と中国山椒を油で揚げて香ばしさとコクを油に移した四川料理を堪能しました。
麻婆豆腐、エビチリ、辣子鶏、水煮牛肉といった唐辛子が効いた料理をメインにいただきましたが、どれも単に辛いだけでなく、深い香りとコクがあります。
中でも麻婆豆腐は、唐辛子だけでなく、中国山椒の刺激的な酸味と痺れる辛味、そして柑橘系の香りもすごく効いていて、多分、一度食べたら忘れられない味です。
日本酒を呑みながら、この刺激的な四川料理をつまむのは最高かもしれません。
今回は残念ながらお酒飲めませんでしたが、次回はお酒も頂きたいと思います。
3位
1回
2016/01訪問 2016/01/11
那須温泉旅行の1月2日に訪店。
正月休みということもあってか、店内は多くの客でごった返してました。
パン売り場の横に併設されているカフェレストランに記名して待つこと20分くらい、呼ばれて2階に通されました。2階は人も限られていて雰囲気がまた違います。
家族4人で、ベニーレインハンバーグ、ビーフシチュー、ステーキとバーニャカウダを注文。
ハンバーグ、ステーキ、ビーフシチューには、パンとミニサラダが付きます。
ハンバーグは牛脂たっぶりのビーフ、ビーフシチューはトロトロに煮込まれたビーフ、ステーキは噛み応えのあるビーフを堪能出来ました。
バーニャカウダやミニサラダも新鮮な野菜の食感、風味を楽しめます。
パンはチーズたっぶりのチーズパンと白いふんわりのパンの2種類が付きますが、おかわり自由です。
どれもとても美味しくて、大好きなビートルズをBGMにパンや色々な料理を楽しめるのがとても羨ましく感じました。
近くにこんな店があったらいいなー。
4位
1回
2016/08訪問 2016/08/20
事前にお店の人に聞くと、ランチは開店前に並んでいないと1ターン目に入店できないとのことなので、開店15分前に行ったら4人目でした。
11時半に予定通り開店、激辛麻婆豆腐ランチ1050円、四川坦々麺1000円、牛しゃぶ肉と揚げ茄子の四川ピリ辛冷やし香り麺1000円を注文。
激辛麻婆豆腐は、黒く焦げた唐辛子が丸ごと数本入っていて、いかにも辛そう。また、緑のネギが彩りを良くしていて、おいしそうな見た目です。
食べてみると、予想したほど辛くはなく、むしろ、甘旨みがしっかりあって、とてもコク深い麻婆ソースです。
唐辛子を丸ごと油で炒めた香ばしさや山椒の香りがあって四川らしさもあります。
豆腐は木綿なのかやや歯ごたえがあり、たっぷり入った挽肉を咀嚼すると旨味がしみ出てくる感じでとても美味しく気に入りました。
四川坦々麺は、芝麻醤特有の胡麻ペーストのコク、味噌の風味が強いスープですね。これも思ったほど辛くはありませんでした。麺は中太ですが、やや柔らかめの食感でした。
牛しゃぶ肉と揚げ茄子の四川ピリ辛冷やし香り麺は、パクチーの香りとピリ辛甘旨たれで味付けした牛肉のコクがマッチした具だくさん麺料理で、冷やして絞めた麺の食感が心地よかったです。
それにしても、事前に聞いていた通り店内はあっという間に満席になり、待ち客も多数並んでました。
どれもとてもおいしかったので、また来たいと思います。
5位
2回
2017/11訪問 2017/11/10
平日の17時半に4名で予約して訪店、後の予約が一杯とのことから、18時45分までという条件でのディナーです。
生ビール、シェフの野菜グリル1880円、タンドリーチキン4P2240円、パンジャビチキンカリー中辛1900円、バターチキンカリー中辛1960円、バターチキンカリー小辛1960円、サフランライス490円、麦のナン640円を注文、時間がないので一気に注文です。
以下、食べた感想。
①バターチキンカリー(小辛、中辛)
濃いオレンジ色のカレーで、紀州備長炭で香ばしく焼いた鶏モモ肉が入っており、表面に生クリームが複数の円状に線がけ、さらにパクチーがトッピング。小辛にはないが中辛には焦がし唐辛子もトッピングされる。風味はチキンベースの濃厚なトマトバター味で、カシューナッツパウダーもかなり含まれているのかとろみも強く脂が浮いていることはない。スパイスは、カルダモンやフェヌグリーク、生姜、にんにくを感じるがマイルドな仕立て、ただ、バターチキンカリーにしては唐辛子の辛味が強め。
②バンジャビチキンカリー(中辛)
濃い赤茶色のカレーソースにトマト、炭火焼鶏モモ肉が具として入っており、表面に生クリーム線がけ、生姜スライス、パクチー、焦がし唐辛子がトッピングされている。風味は、チキンベースの旨味にソテーオニオンのコクのある甘み、トマトペーストの酸味と旨味等が複合されており、クミン、コリアンダー、シナモン、フェヌグリーク等のスパイス、パクチー等香草の香り。
③タンドーリチキン
ヨーグルトとパプリカや唐辛子などのスパイスに漬け込んだ若鶏モモ肉を紀州備長炭で焼きあげ、岩塩で味付けしていると思われる。とても香ばしく、旨味、酸味、塩味、辛味のインパクトがしっかりしている。
④シェフの野菜グリル
長野県産アメーラトマト、茄子、りんご、長芋、赤パプリカを備長炭で焼き上げた野菜のグリル。香ばしく、野菜の食感がとても良い。ナッツパウダー?とフェンネル等のスパイスが入ったドレッシングがかかっている。
⑤全体を通して
乳風味は抑え目だが、チキンの旨味やトマトのコク、カシューナッツの甘味、スパイスの香りと辛味は強めで濃厚感がある。また、鶏肉を焦がした風味が強い。全体的に価格の割には量が少なく、ボリューム的には物足りない。
先日、このお店のランチが美味しかったことを家族に伝えたら、皆「行きたい!」というので、今日家族4人で東京に出て行ってきました。
日曜14時20分のラストオーダー前に到着、4人テーブル席が空いていたので待つことなく着席。
家族それぞれで好みのメニューをオーダー。
私は「木への想い」1170円を「チキンカリー」と「ダールタルマカリー」中辛で頂きました。
どちらのカレーも前回同様、素材の旨味が溶け込んだ美味しさがあります。
あと、今回は初めて前菜の「しあわせ薫るチーズナン フルムダンベールの薫り」1080円を頂きましたが、これはブルーチーズの香り、コクがきいていて絶品級の美味しさでした。
家族皆、カレーも前菜も「とても美味しい」と好評でした。また来たいと思います。
2016年9月
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平日14時頃に仲間と3人で訪店、幸い4人掛けテーブル席が空いていたので待つことなく着席。
ランチメニューから「木への想い」1170円を「バターチキンカリー」と「本日の日替わりカリー」を中辛で注文。
そしたら、まずミニサラダとブルーベリーアイスが入ったラッシーが来ました。
ミニサラダはカシューナッツ?ペーストたっぷりの香ばしいドレッシング(ソース)がかけてあって、これがとても美味。
ブルーベリーアイス入りラッシーは、冷たさと乳酸の効いた酸味が目を覚ましてくれる刺激的なドリンクで、量は少ないけど単に酸っぱいのではなく甘味もしっかりあって濃厚でとても美味しい。
そして、カレーとライス、ナンが到着。
バターチキンカレーは、スパイスとヨーグルトに漬け炭火で焼いたチキンのほろ苦い香ばしさが効いていて、単なるトマトの酸味やバター生クリームの甘味だけでない複雑で奥深い美味しさを醸し出しています。
酸味、コク、辛味、香りといった風味全体が濃厚で、量は多くないですが満足感十分です。
本日の日替わりカリーは、唐辛子を油で黒くなるまで焙煎して香ばしさと辛味を引き出すとともに、ホールクミンを入れて香りの特徴づけをしていて、豆と一緒に煮込むことで豆の甘い香りやコクを引き出した辛いながらも優しさを感じるカレーです。
ライスは香りと色が素晴らしいサフランライス、また、ナンはバターの香り、甘味、モッチリ感たっぷりで、どちらもカレーとよく合います。
仲間が頼んだ「大地の四季物語カリー」、「南インドの海老カリー」も一口づつ頂きましたが、いずれも具として入っている素材の風味が溶け込んでいてとても美味でした。
ボリュームはそれほどではありませんが、1000円ちょっとでこれほど濃厚で質が高いカレーランチを食べられるということに少なからず衝撃を感じました。
店内の雰囲気も和の要素を取り入れてシック、店員の丁寧で落ち着いた接客にも好感をもちました。
今度はディナーを頂きたいと思います。
2016年9月
6位
1回
2016/04訪問 2016/05/26
約35年ぶりに行きました。
昔から味噌ラーメンがうまいことで旭川市内で有名なお店ですが、今では支店がたくさんできているんですね。
久しぶりに故郷に帰ったので本店に行ってみましたが、今でも人気のようで満員でしばらく待ちました。
当然ながら味噌ラーメン食べましたが、昔と変わらず、味が濃くてピリッと少し辛くてやみつきになる美味しさです。うまくてついついスープを飲み干してしまいました。
麺、スープともに私のベストオブ味噌ラーメンであることを再認識しました。
7位
1回
2016/02訪問 2016/02/11
先週ランチを食べましたが、期待していたほどではないと思いました。
でも、ディナーはメニューがかなり異なるとのことなので、今度は夜に来てみました。
月曜日の18時頃に着きましたが、まだ空席はありました。
そして、頼んだのはチューボーですよで放送されたチキンカレーと試してガッテンで放送されたスパイシーマトンカレー、その他エビのココナッツ炒め、マトンスティックなど。
食べた感想は、ランチのカレーと全然違う。夜の方がはるかに美味しいということです。
価格も違うので当然なのかもしれませんが、ランチだけを食べてこのお店の評価をしたらいけないと思いました。
チキンカレーは、スパイシーですが、チキンのコクやココナッツの甘さがしっかりあるし、マトンカレーも日本のビーフカレーに負けない旨味がたっぷりあって、はるかにスパイシー。
いずれも病みつきになりそうな美味しさです。メニューたくさんあるので、また来たいと思いました。
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京橋と銀座一丁目の間にあるこのお店でランチを頂きました。
平日の12時半頃でしたが、待つことなく入店できました。
メニューはランチミールス1290円を選択。
注文したら5分ほどで料理が来ました。(早い)
インド人がつたない日本語でカレーなど料理の説明をしてくれました。
以下、食べた感想です。
マトンカリーは肉のコクとトマトの酸味があって日本人が最もなじめそうな味、チキンカリーはココナッツミルクの甘味ととチキンのコクが効いていて、ターメリック多そうな味、野菜カリーは豆カレーと言ってもいいヘルシーカレー。
ボリヤルは野菜のスパイス炒めだけどココナッツストリングスの甘味が出ている。
ラッサムは酸味と辛味が強いスープ、サンバルはスパイスがきいた野菜スープって感じ。
南インド料理はよくわかりませんが、どれもそこそこ美味しく頂きました。
でも、インドのグントゥールのホテルで食べたミールスの方が美味しかったなーというのが私の感想です。
ライスやサンバル、ラッサムがおかわり自由、ドリンク200円、さらにメニューだと日替わりカリー2種なのに3種つけてくれて、サービスとてもいいですね。
8位
1回
2016/10訪問 2016/10/07
平日16時半過ぎに訪店、さすがに時間帯のせいか先客なし、自動券売機で期間限定と表示された塩煮干しらーめん780円を購入、カウンターに腰掛ける。
麺の硬さ、スープの濃さなどの調整注文は受けかねると明記されている。
店主の自信というか自負をうかがい知れる。
数分で着丼、透明感ある清湯スープに、やや灰色がかったストレート細麺が整然と泳いでいて、美しい外観である。
食べてみると、麺は表面が少しヌルっとするのが気になったが、適度なコシがあり小麦の風味漂って美味しい。
メンマは、乾燥品を戻したものと思うが、コリコリとした食感が心地よい。
チャーシューは、脂身少なめで旨味の強い良質な肉を使用している。
岩海苔は、磯の香りが漂いスープの煮干し風味と合う。
ネギは粗めのカットで存在感がある。
そしてスープは、煮干しの香りとコクがさりげなく漂う雑味の少ないクリアな美味しさ。脂の風味もしっかりあるので物足りないことはない。
こんなセンスのいいらーめん、また食べたい。
9位
1回
2016/10訪問 2016/10/06
平日夜10時前に息子と訪店、カウンターと二人がけテーブル席が空いていたので、テーブル席に着く。
生ビールと生レモンサワー、餃子、小龍包、野菜メニューを注文。
白龍餃子は、桂皮と八角の香り、青龍餃子はニラの香り、黒龍餃子はにんにくと唐辛子の香り、セロリ餃子はその名の通りセロリの香り、しそ餃子もその名の通りしその香りが豊かで、素材の風味をとても強く感じました。
どれも肉汁たっぷりでとても美味しい餃子です。
小龍包も肉汁たっぷり、黒酢と生姜のつけ汁がやっぱり八角か何かの香辛料が微妙に効いていてこれまた美味。
ニラもやし炒めは、醤油とごま油が効いた味付け、揚げナスの香り醤油も糸唐辛子など香辛料の香りがする逸品。
どの料理も美味しくいただきました。できれば、全メニュー制覇したいと思えるお店です。
10位
1回
2016/03訪問 2016/12/31
久し振りに大勝軒のもりそばを食べたくなったので、車で約2時間かけてこのお店にやってきました。
日曜13時過ぎに着いたので混んでいるかなと思いましたが、待ち人は3名だったのであまり待たずに済みました。
店内の席数が結構あるので、回転が早いのでしょう。
入口にある券売機でもりそば(中)830円を購入し店員に渡したら、「こってりにしますか、それてもあっさりにしますか?」と尋ねられたので、よくわからずに「あっさりで」と反射的に答えてしまいました。
あっさりってどの程度あっさりなのかなと思っていたら、店内に旧東池袋大勝軒のもりそばの味を再現したのが「あっさり」との説明がありました。
こってりはとみ田の濃厚豚骨魚介のようです。
もともと大勝軒のもりそばを食べたかったので、あっさりで正解でした。
そして、席に着いてから待つこと15分くらいでもりそば到着。
麺はわずかに薄茶色がかったコシの強い太ストレート麺、精白度が高いもちっとした白い麺よりも味があって私は好きです。
そしてつけ汁は、あっさりとは言っても太麺に負けない濃いめの味付け、でも、甘味と塩味と酸味そして動物系と魚介系、野菜や昆布の出汁の旨味のバランスが素晴らしく、とろみがなくサラッとしているのでくどさを感じることはありません。
具で入っているメンマも太めのコリコリ食感でいいアクセントになってますし、チャーシューも適度な脂身もあり柔らかくて美味。
途中でもう少し辛味が欲しくなったので、卓上の唐辛子の粉を加えたらピリッと味か引き締まってますます美味しくなりました。
中盛りは麺300gとのことですが、あっという間に食べてしまいました。これなら大盛りの400gでも胃もたれせずに食べれそうです。
最後にスープ割りを頼んだら、ポットで出てきました。
レンゲにスープ割りを入れて飲むと上品な鰹節などの出汁がきいた魚介スープ、これを入れて薄めたつけ汁はうまくてほとんど全部飲んでしまいました。
最近流行りのつけ麺の汁は、やたらと濃厚でドロッとしたのが多いのですが、私はこういうクラシカルな方が食べた後も胸焼けしないし好みですね。
遠いのですぐには再訪できないと思いますが、また食べたくなるのは間違いない味なので、いつか来ることになると思います。
2016年最後の日、大晦日に今年の外食体験を総括しようと思います。
今年は、いつもの年のようにカレー、ラーメンばかりでなく、麻婆豆腐もよく食べた1年でした。
そのおかげで、家庭料理とは一味も二味も違う、唐辛子の辛味やコク、花椒の痺れる辛味と柑橘系の香りと酸味がきいた本格四川麻婆豆腐の魅力を知りました。
あと、スープカレーもよく食べましたね。でも、まだベスト10に入るほどのお店には出会えませんでしたが、、、。
それらとは別に、今年一番印象に残ったお店は、子供たちが家内と私を会席料理に招待してくれた「とうふ屋うかい」です。
普通の食事とは異なる特別な食事になりましたし、実際、料理はもちろんのこと、お店の雰囲気や店員さんのサービス、心遣いも素晴らしいものでした。
2017年も、そんな記憶に残る料理、食事に出会いたいと思います。