ぴーたんたんさんが投稿した道人(京都/三条京阪)の口コミ詳細

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ぴーたん記

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ぴーたんたん (男性・東京都) 認証済

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道人三条京阪、三条、東山/日本料理

24

  • 夜の点数:5.0

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
4回目

2019/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

其の御料理は優しき人柄を映す

道人さんで貸切会。

店主の何処までも真っ直ぐで優しき人柄が全ての料理に映し出され、その一皿一皿が琴線に触れて心地いい。願わくば毎月伺いたい。心底大好き。

グジ柿の種揚げ、河内鴨と花山椒、芋茎胡麻酢和え
鮑、炙りばちこ、鳥貝
剣先烏賊、淡路産うに、鰹、鮪(やま幸、沖縄191kg)
お椀 アブラメと蓴菜
グジ鮨
毛蟹と岩もずく
海鰻 実山椒ソース
鱧鍋
お食事、香物、生唐墨、しらす花山椒おろし、鰹節
空豆の葛餅
抹茶
ビール、日本酒

2019/05/21 更新

3回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

道人流・花山椒筍祭り

今、予約日が心から待ち遠しくて仕方がない店の一つ。
気付けばカレンダーで指折りカウントダウンしている自分がいます。それほど大好き。

今回は3回目の訪問にして初めての主催貸切会。
いつもの仲良しマイレビュア様たちと。

カメラのバッテリーを忘れてしまい、マイレビュア様に写真を戴きました、感謝ですm(__)m

まずは見たこともない根っこの付いた立派な塚治農園の筍がお目見え。都内では「朝掘り」がキーワードですが、京都でそれは当たり前。本日の筍は白子の中の白子とも呼ばれる最上級品種、真子。今まで名店で沢山の美味しい筍を食べてきましたが、この筍は凄かった…。豪快に塊で切って七輪焼き。一皿が筍ダリの盛り付け。しかしながら、瑞々しさと香ばしく焼かれた加減が素晴らしく、一同、一瞬で胃袋の中に吸い込まれていきました。全くアクのないピュアな味わい。今まで食べた筍の中でも間違いなくベスト3に入るもの。焼物と炊いての2種たっぷり楽しませて頂き大満足。是非とも毎年食べに来たい。そして何と、やま幸の鮪に花山椒を合わせるという予想外のサプライズ。柔らかに口どける容赦ない厚い切りつけの鮪に刺激的な花山椒のアクセント。何て贅沢な組み合わせ。これは夢に出てきそうな一皿。鮑も素晴らしく立派なものを目の前で七輪焼き。焼いた香ばしさと身厚の生の食感を同時に味わえる贅沢な食べ方。もうほんと色々感謝。お椀にも驚いた。春らしい緑は、これまた完全に予想外の春キャベツのすりながし。爽やかな青々とした風味が優しく春を告げる。合わせて日本酒が止まらない。最後は煮えばなから削りたて鰹節と香の物に生唐墨おかわりでエンドレス。桜鱒花山椒まで付いて花山椒祭りにも大満足。ご飯5杯くらい食べました…笑。

今だに若い衆を入れずに何でも自分でこなす獅子奮迅のおもてなし。お話上手な美人女将さんがいるので安心して任せられるのでしょう。以前までは緊張感が伝わってきた店主も度々冗談を言って場を盛り上げてくれました。何て居心地良い時間。

一度訪れたら誰しも虜になってしまう魅力的な店主と、その優しさが伝わってくるお料理たち。1年後まで予約一杯も仕方がありません。

こんな素敵なお店に出逢えたことに、心から幸せを感じずにはいられません。

☆5.0 NO.14

  • 塚治農園の真子筍と花山椒 古染付の器に映える

  • カウンター目の前で備長炭焼き

  • 炊いた筍も惜しみなく

  • 桜鱒にも花山椒

  • 春キャベツのすりながし椀

  • やま幸の鮪に花山椒

  • 豪快に厚い切りつけ

  • 花山椒祭り

  • 鮑のボリューム。淡路のムラサキウニ。

  • 先付

  • 蛍烏賊 備長炭焼き

  • 塚治農園の真子筍

  • うすい豆

  • 削りたて鰹節 食べ放題!

  • 桜を型どった螺鈿の器が美しい

2019/04/14 更新

2回目

2019/02 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

美味口福の道を突き進む

仁王門の道人さんに再訪です。

食べログアワード Bronze

本日は仲良しマイレビュア様の席に混ぜて頂いたので自分が伺うことは知らせていませんでしたが、顔を覚えていて下さって嬉しい限りです。

先付は温かいものを。香住の松葉蟹が身厚で食べ応えあり、甘みも溢れて寒さで冷え切った身体が芯から温まります。唐墨餅は飯蒸しで。餅米と餅の甘みに挟まれた唐墨の絶妙な塩味と旨味が日本酒をあっという間に空にしてしまいますね。お造りは大船渡産の鮪中トロと伊勢海老。やま幸の鮪を最高のトロけ具合で出してくれるのが流石。伊勢海老はそのままでも旨いのですが、酢味噌醤油の他に石焼きまで食べさせ方が丁寧で手抜きかない。お椀は河豚の白子がドボンと存在感あり。吸い地は鰹節がしっかりと、それでいて優しく引かれて余韻まで味わい深い。これも流石。香ばしく焼き色がついてミルキーな滑らか食感の白子が贅沢な椀種。見事に立派な本みる貝はカウンター目の前で豪快に七輪焼き。物凄く身厚で食べ応えが半端ない。甘みも広がって素晴らしい素材。何気なく出てくる古染付などの骨董器も映えて美しい味がある。鍋は青首鴨大根。最後に何杯でもおかわり出来そうなほどツボ過ぎる味加減で、煮えばなの炊き立て御飯をおかわりしまくり。さらには鰹節ふりかけまで出てきて、もう終電近いのにやめられない止まらない帰りたくない状態…嬉笑。

今宵もまた忘れられない素晴らしい夜を過ごしました。

  • 本みる貝 備長炭焼き

  • お椀 河豚 白子

  • 先付 香住の松葉蟹

  • 造里 大船渡産 鮪 やま幸

  • 伊勢海老造り

  • 伊勢海老は石焼きも

  • 唐墨餅の飯蒸し

  • 古染付の器に映える

  • 青首鴨の鍋

  • 鴨大根鍋

  • 金柑のきんとん

  • 実直で癒し系の店主

  • 魅せ方も手抜きなし

  • 銘酒がずらり

  • 檜の一枚板カウンター

2019/02/07 更新

1回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

優しさと実直さと美味口福と

三条京阪駅から徒歩5分。平安神宮にもほど近い。
道人(どうじん)

未在で修行され、その後は大渡など名店で経験を積まれた若き店主は中嶋道人氏。

都内で定期訪問している御料理宮坂の店主が未在時代の兄弟子にあたるそうで、7月のオープンをいち早く教えて頂きました。

少し落ち着いてから行った方が良いと言われ9月になってようやく訪問。しかし何ともう既に来年の1月まで予約が埋まっているそうで…汗。早くも新規での訪問は不可能に近い状態。西の毎日外食でグルメな食べログキング様にお店の情報をお知らせしたところ、オープン2日目で早速伺い予約困難店にしてしまわれたようですね…その影響力は計り知れません(笑)

店内は一枚板のカウンターが壮観。坪庭と花一輪だけが飾られた京都らしい侘び寂びの趣ある設え。何と茶室まであるのには驚かされました。


おまかせコース

・菱蟹と里芋の揚物、モロヘイヤ、キクラゲ、菊花とポン酢のジュレ
・造里 鮪(大間、ボストン)
・伝助穴子の炙り
・松茸と白川のお椀
・ノドグロ幽庵焼き、栗まぶし
・新いくらと赤うに丼
・三嶋亭の牛ヒレ備長炭焼き 無花果と実山椒ソース
・黒鮑と新銀杏 木野子あんかけ
・鱧とニラの鍋物 卵とじ
・鰻 白焼と蒲焼き 炊き込みご飯
・金団、抹茶
・水菓子
・日本酒 5〜6種


初訪問にして感動的…。

先付。たっぷり菱蟹に酸味の効いたジュレが清涼感あり心地良い。いきなりの揚物も空腹をほっと満たしてくれてツボ。故郷のお母様が送って下さった里芋なのだとか。さりげなく親孝行もされているところに人柄の良さが垣間見えますね。

造里は鮪のみ。これは京都では珍しいのではないでしょうか。しかも日本一の鮪を扱う「やま幸」からの仕入れ。兄弟子の宮坂さんから紹介してもらったのでしょう。この時期は都内の名店でもボストン産が全盛。何とこの日は大間とボストンを食べ比べで仕入れというから驚かせるにも程がありますよ。脂身が溶ける温度を見極めた絶妙なタイミングでの提供は流石。昆布醤油は日本酒と永遠に行ったり来たりできるほど(笑)。

カウンター目の前で炙ってくれた立派な伝助穴子は薬味を豪快にふりかけて。皮パリ身はふっくら柔らかな食感。繊細さと豪快さを上手くコントラストつけて飽きさせません。

お椀は今シーズン初の松茸♪。どこまでも優しく引かれた出汁に白川の旨味が溶け出し、これ以上は望むべくもない素晴らしい完成度。名店の良いとこ取りしている訳ですからズルいです(笑)。

ノドグロはやはり焼きが1番。脂がノリにノリまくった見事な食べ応え。栗を山盛りまぶして秋の風情。

新イクラと赤うにの痛風丼は、これを目の前にしたら発作など痛くも痒くもないことでしょう。プチプチと弾けるイクラに甘くトロける赤うにの旨味。コースの中盤で挟むとはニクい(笑)。

黒毛和牛ヒレもカウンター目の前で焼き上げてくれます。そう、この流れでこの柔らかに口どけるヒレの味わいは期待以上。実山椒ソースが刺激的でツボ。

黒鮑は一口で食べきれないくらいのボリューム。何処からどう見ても優しさオーラ全開の店主ですが、料理は予想外に豪快で、それでいながら優しい出汁あんかけとの緩急にもはや弄ばれている感じ(笑)

鱧は目の前で骨切り。このザクザクとした音がとても好き。これをニラ鍋にして卵とじ!!どこまでもツボ過ぎる料理構成に悶絶しまくり。この鍋の汁も飲む手が止まらない。

お食事は炊きたて白米の煮えばなを楽しませてくれてホッと一息ついたのも束の間…もう一つ釜が出てきて、何と鰻の白焼き蒲焼き丼というサプライズ!

いや、物凄く嬉しいですし、美味しいものはいくらでも胃袋に収まるように修行してきましたし、鰻なんか大好物ですし、歓喜感涙ものですよ。でもね…サービスし過ぎて儲け無しなんてしないで下さいね…汗。会計が内容を考えると驚くほど安すぎて、あまりにも人が良い店主なので心配してしまいますよ(笑)。

最後の水菓子も故郷のお母様が送って下さったそうで。激戦区の京都で一国一城の主となった息子を想う母の気持ちが一杯に詰まった贈り物に勝るものはありません。既に早々と予約の取れない人気店になり、さぞやほっと胸を撫で下ろしていることでしょう。

店主は器もお好きだそうで。永楽、古染付など見るも楽しく、手に取れば震え(笑)

終始調理場とカウンターを小走りで行ったり来たりの全力投球。一皿ごとにその想いが伝わってきました。

無事に次回の予約も取らせて頂きましたが、その他の日程でもお誘いあれば是非とも伺いたいです。

実直で心優しき店主の作る料理の味わいは、やはり何処までも優しさに満ち溢れ、食する人は誰もが美味口福の道へと誘われることでしょう。

2018/09/10 更新

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