ぼっちめ氏さんが投稿した焼肉 喰心(埼玉/大宮)の口コミ詳細

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ぼっちめ氏 (30代前半・男性・神奈川県) 認証済

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焼肉 喰心大宮/焼肉、ホルモン、ステーキ

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2019/09 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

美味しい肉には、美味しいワインが合う

こんにちは、皆様。先日、大宮で美味しい肉とワインを楽しんできましたので、その時のことを簡単に書き残しておきたいと思います。

奇しくも台風が直撃すると言う日に、私は肉を食べに行く誘いを受け、電車に乗っていた。

大宮駅からは徒歩10分くらいか。表通りから離れていて、迷うかもしれないところに今回のお店、【焼肉 空心】さんがある。

雨がやや降ってきており、帰りが心配される。何、肉を食べた後の幸福感で押し切ればなんとでもなる。電車の運転見合わせ以外は。

外見からして洒落ている。席はシンプルな作りだが、品がある。

同席する方を待つ間、一杯飲む事に。

◯カーサ・コステ・ピアーネ

北イタリアのヴェネト州の産で、グレーラという品種を使っているそうな。

やや甘めながらも、べったりとした感じがなく、自然に飲める。微炭酸を感じつつ、ふんわりとした酸味と白ブドウの味わいが素直に楽しめる感じ。

段々と揃ってきて、改めて乾杯!

今回のコースは雌の牛肉を駆使したコースになるようで。楽しみ。

◇先付 紫人参とカブ、ミニオクラのナムル/白菜とクリームチーズのキムチ

先付の時点でありきたりな感じがない。ナムルはどちらも油の使い方が絶妙で香りよく、しゃっきりとした強めの食感が美味しい。白菜とクリームチーズのキムチは、意外にもこれが美味い所に着地している。


2杯目のワインに移っていく。

◯ミュラー・トゥルガウ フリッツァンテ
ロマーニャ州の産で、品種はミュラートゥルガウ。

こちらは口当たりがよく、酸味が控えめでドライな味わい。辛口のワインが好きな人にはこのワインがオススメかもしれない。

美味しいワインを楽しんでいると牛肉の登場。

◇前菜 イチボの牛刺し、かいのみの湯引き、トウガラシのローストビーフ

イチボの牛刺しは良い肉を贅沢に食べてるなー、となる美味さ。かいのみの湯引きは食感と当たりがとてもソフトで、心地よさにハマりそう。ローストビーフは純粋に感嘆した。肉が美味い。噛んだ時に鼻に抜ける香りも良い。バルサミコ酢を使った甘めの味付けのソースが、絶妙に肉の旨みを倍増させている。

◯イル・カヴァッリーノ プリ

ヴェネト州の産で、ガルガーネガという品種。

まず注がれたワインの色の時点で目を疑った。オレンジ色だ。飲んでみると赤、白といった区分けとはまた違ったもの。スパイシーな香りなのだ。それでいて味もしっかりしている。この味わいは香辛料を使った料理にも合いそうだ。

◇タン 三種食べ比べ

ウヒョー!タンがこんなにも……!既にニッコリ。
短冊切りはジューシーでかぶりつく度に蠱惑的な旨味。一番タンらしい。焼きしゃぶもたまらない。

薄切りはタン元から先までの1枚を、クルクルと巻いて食べる。すると噛む度に食感や味わいが微妙に変わっていくのだ。ソフトで脂乗りの良い、強い味わいから、コリコリとした食感がするようになってくる。面白い。タン自体が美味いから、塩胡椒だけでそのままで美味しい。さっきのオレンジワインとも相性が良く、笑顔以外の表情が欠落してしまった。

◇ハラミ 厳選ハラミとトリュフご飯

食べる前から食欲が掻き立てられる。そして、焼き上がる香りには焦燥を抱く。暴力的なうまい肉の香りをそのままに、口へ運ぶ。美味い。ひたすらに美味い。塩を少しつけて食べるのも良いが、なんと、タレに卵黄を加えたものに漬け込み、トリュフご飯と一緒に食べるという、贅沢な楽しみ方も。しあわせ。

◯テスタロンガ ワンポケット
南アフリカの赤ワイン。先ほどのハラミにはやっぱり赤ワインだな、と。このワインは後口の癖がなく、タンニンも淡い。ヨーロッパの赤ワインとは違った仕上がり。日常に寄り添っている赤ワインな印象。

皆、美味しい肉とワインで会話が弾む。良いお店だ。

◇サラダ サーロインとミスジの焼きしゃぶ
エスプーマと野菜と一緒に肉を楽しむ。この皿の上に肉が乗る様はなんとなく絵画的で面白い。美味い?もちろん。

◇ドラゴンカルビ
一枚に連なったカルビ。一気に焼き上げて、切り分ける。
やっぱり、焼肉にはカルビなんだよな、と笑顔で食べる。
口の中に抜ける香ばしさ、野生的な旨味。美味い。

◯チェッレティーナ パーチナ
トスカナ州の産。今回の問題児。お世辞に最初に嗅いだ香りや味わいは癖が強すぎて、なんじゃこりゃ、となる。

だが、しばらくしてまた飲むと、この癖の強さがフィットしてくるのだ。時間を置くとまた表情が変わっていたり。このワインはマークしておこう。

◇秋の焼き野菜

賀茂茄子、ホワイトピュア(とうもろこし)、カリフラワー、万願寺とうがらし。

どれも美味かった。ホワイトピュアはだいぶ満たされてきた状態でも手が伸びる感じ。個人的には万願寺とうがらしのちょっと苦辛い感じにワインを当てるのが好き。

◯セルヴァレッラ サンタマリア
こちらもトスカナの赤ワイン。ピュアで滑らか、タンニンはハリがあって、香りも良い。余韻が心地よく続く良いワイン。

◇厳選牛 シャトーブリアン
素晴らしかった。その言葉に尽きる。

◇お食事 ビーフカツカレー、冷麺、牛丼
冷麺は出汁の味しっかりしてるので飲み干せるほど美味い。
牛丼は、こんなに食べてきたのに胃に吸い込まれていく。どうして?

そして、カツカレー。カツ、からりと揚がった外側の食感から中の赤身肉の強い味わい。ルーも丁寧に作り込まれていて、牛肉の深みある味わいがいつまでも感じられる。美味かった……。

◯チンクエ5 ポデーレ ポンチエ

トスカナの赤ワイン。バランスの良さがあり、酸味、渋みに嫌な所がない。食事の最後にゆっくりと傾けて、落ち着いていくようなお酒。

人生でこんなにワインをたっぷり飲んだのは初めてかもしれない。飲み疲れしないのは、やっぱり自然派ワインとの相性がいいからなのかな。今度から自然派ワインを攻めていこうと思う。

◇ほうじ茶のアイス
デザートまでキッチリ美味しい。この茶の落ち着く感じが、食事の終わりを告げていて、少し悲しくなる。

ご馳走様でした。1人あたり15000円でしたが、すごく、良かったです。

帰りは雨も上がっていて、電車も動いている。いいことづくしだ。

大宮にすごい焼肉屋があることを知った私は、なにかの記念にまた行ってみたいと思うのであった。

それでは皆様、良い食楽を!

  • タン

  • ハラミ

2019/09/15 更新

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