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昼の点数：4.1
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￥2,000～￥2,999 / 1人
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料理・味 4.1
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.1
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|CP 4.1
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|酒・ドリンク 4.1
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［ 料理・味4.1
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.1
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| 酒・ドリンク4.1 ］
夢見心地になるフレンチトーストとケーキ
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2022/07/06 更新
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お久しぶりです、皆様。先日行ってきたカフェが美味しかったため、この時のことを書き残しておこうと思います。
6月末から酷い暑さになったこの頃、することもなく家にいた私はカフェに行くことを思い立った。同士を誘い、元町駅のほど近くの【パブロフ】へ。人気のあるお店なので並ぶことも覚悟していたのだが、ちょうど入れ替わりのタイミングですんなりと入れた。
白群色の淡い色彩の壁が特徴的な、可愛らしいけど上品さを持つ内装。ベロアのように光沢を持つソファもエメラルドグリーンで美しい。
今回オーダーしたのは2000円のフレンチケーキセット。プリンアラモードも悩ましかったが、まずはケーキ類から楽しむべきだろうと。セットの紅茶はキームンで。
現れたセットはちょっとしたアフタヌーンティーのよう。気分が上向く。
それではいただきます。
まずは一番右側のパウンドケーキから。オレンジピールの香りが口の中で良く立ち、グレープフルーツの酸味、苦味が穏やかに。夏の暑さを忘れさせ、爽やかさを感じるケーキだ。美味しい。
次のケーキはメロン。品のある甘味を、生地がきっちり受け止めている。良い！
そしてケーキを食べた後に紅茶をいただくと、キームンの燻されたかのような香りをキリッと感じられ、甘さをリセットしてくれる。本当に紅茶が美味しく感じられる、相性の良いケーキ達になっている。
この辺りでフレンチトーストに取り掛かる。これがとても美味であった。甘いのに甘くない。卵黄液、トーストの焦げ、バニラビーンズとわずかな塩味を感じ、甘味は強い主張をしてこない。フレンチトーストの外側はパリッとしているが、中はドロリとしていて食感の対比も良い。それでは、と生クリームを添えてみるとこの生クリームがとても爽やか。乳脂肪分の味のみを感じ、粒が立って軽く、ふわりとしている。煮詰めたベリーの甘酸っぱさは目が覚めるよう。バニラのアイスクリームは単品でも充分楽しめるほどバニラの香りを豊かに感じる。もちろん乗せても抜群に美味。
フレンチトーストの甘さが柔らかいおかげでケーキを存分に楽しむことができる。個人的にこのフレンチトーストだけでももう一回食べに行きたいな。紅茶とも相性抜群。紅茶の減りが早い…。
さあ、ケーキに戻ろう。
次のケーキを噛み締めると、パリッという音と共に表面の飴の層が崩れ、中から特濃のバニラクリームが。ねっとりとした強い甘味が舌を包む。一口で虫歯になったのではないかと勘違いするほどに甘い。しかし、この破滅的な甘さも、紅茶を飲むとスッと穏やかに、そして紅茶の味を強調から不思議なものである。また食べたいな…。
次のパウンドケーキはモンブラン！大粒の栗がトッピングされているが、ケーキの中にもしっかりと栗が入ってる。切り分けて口に運ぶと、ホクホクと実はくずれ、私の節制の気持ちも崩れていく。
さぁ最後のケーキはチョコレート。ナイフで切り分けるときからわかる密度の高さ。しっとりとした生地の重さが手に伝わってきます。食べても濃密。舌にみっちりとまとわりつく、生チョコのような甘さとカカオの香り高さ。頭を殴られたのような衝撃を感じる。酔いを起こしそうなほどの密度の高さに、これを一番最初に食べなくて良かったと、密かに安堵した。絶対にチョコのケーキは最後に食べるべきだ。他の味わいを感じ取れなくなりたくないならば。
夢見心地になるティータイムだった。レベルの高さを嫌というほどに感じ取れた。しばらく甘いものを食べても満足出来なさそうなので、甘味は節制だ。
ご馳走様でした。
並ぶ価値は十二分にあります。中華街に目もくれず、まずはここに行くのがおすすめです。ああ、また行きたい…運良くするりと入れたりしないかな。
それでは皆様、良い食楽を！