レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2015/03訪問 2015/04/02
この日、陸前高田は朝から霧が立ち込め、弱い雨が降っていた。
予報とは異なり気温も低く、冬の寒さに逆戻り。
花巻で車を借りて遠野を通り、陸前高田に入ると、
霧の中に見えてきたのは嵩上げ工事中の高台だけ、街並みは無い。
海岸の近く、一本松茶屋の駐車場に車を停めた。
“奇跡の一本松”、
“見晴らし台”、
“気仙川”、
“希望の架け橋”、
とにかく立ち入り禁止の場所を除いて、できる限り見て歩いた。
体が冷えきったので。
一本松茶屋のお店で休もうと思ったところ、
その前の交差点に簡易ハウスのカフェがあった。
“あったかいスープあります”
の看板が目につき
これはありがたい・・と思い入店。
たまたま入ったこのお店は、“八木澤商店”という
陸前高田で1807年から続いている醤油醸造のお店の
アンテナショップだった。
カフェのほかにも醤油などの商品を販売している。
お店は女性お二人でやっておられ、
一本松を見学しに来られた人の休憩所となっている。
芯まで冷え切った体を温めてくれたのは
オニオンスープ 300円(税込み)
八木澤商店の自慢の醤油仕立て、
豊かな風味のある熱々の1杯だった。
4年前、陸前高田を襲った高さ10mを超える津波により
お店の醤油蔵、工場は全て流された。
それでも社長をはじめ従業員の皆さんが、奇跡的に残った
研究用サンプルの醤油麹を使って一関(いちのせき)に再建
した工場で醸造を再開。
本店も陸前高田に再建された。
このアンテナショップは、“八木澤商店は陸前高田で頑張っていますよ!”
・・支援下さった方々に、これを伝えたくて設置したとのこと。
土砂を運ぶベルトコンベアを支える高い塔のすぐ横、
目の前の三叉路ではダンプカーがひっきりなしに通る。
ものすごい環境だが、一番目につく場所。
街の嵩上げ工事が完了して高台への移転が始まると、
このアンテナショップもその役目を終えるのだろう。
ここを訪れる人に
4年前にここで何が起こったか、
そして
自分たちがここに戻って来て元気に働いていること
を伝えてくれている。
“美味しかったです、温まりました”
と、お礼
“お疲れ様でした、お気をつけてお戻りください”
と、お返しの言葉
心から、大変御馳走様と申し上げます。
*評価点は陸前高田で復興を目指す全てのお店に敬意を表してつけました。
3位
1回
2015/06訪問 2015/06/27
長年お世話になった宇都宮、栃木を離れることになりました。
その前に、思い出になる1店を訪れようと考えていました。
そこで、かねてから気になっており、
たくさんのマイレビュアー様が訪れ、
絶賛されているうなぎ料理のお店、”川蝉”さんに伺いました。
どこの県にも、抜きん出て評判の高いうなぎ屋さんが
1軒くらいはあるものです。
その土地の人が”◯◯県に来たらこのうなぎ屋さん・・”と
薦めてくれるお店。
”川蝉”さんはまさに栃木県におけるそのお店なのです。
訪れたのは夕方の開店時間17:00
まだお客さんは誰もおらず、1番乗りです。
注文したのは
”うな重・松 3560円(税込み)”
下のランクの”竹”との違いはうなぎの大きさではなく
”質”だそうです。
ここは”記念”のために来たのですから、
”松”を選びました。
さて、
問題のうな重ですが、注文してから出てくるまでには
たっぷり25分以上かかります。
お店の方が、”お待たせしてすみません”
と気をつかってくれますが、
さばくところから始めれば当然です。
満を持してでてきたうな重、
一口いただくと、私のバカ舌でも普通のうな重との違いが
はっきりわかります。
うなぎの身が”ふわふわ”なのです。
同じ柔らかさでも”べしゃべしゃ”とは全く違います。
タレはきりっとしていて、甘さの具合も絶妙です。
秘伝のタレとはこう言ったものなのでしょう。
うなぎの下のごはんも、
タレを吸い込んで初めてちょうど良いかたさになるように
炊かれたものと思います。
旨いうなぎに対する適切な賞賛の表現ができないのですが
圧倒される美味しさです。
決してタレの味でごまかすこと無く
何か優しくて、さわやかな感じを与えてくれます。
最後に、
”思い出に残る料理となりました。”
とお礼を述べると、
ご店主らしき方が、
”それは光栄です。また宇都宮に来られたときは
お立ち寄りください。”
と玄関まで見送りに出てくれました。
料理する腕だけでなく
心のこもった”おもてなし”も群を抜いて素晴らしい。
本当に感動を与えてくれるお店でした。
大変御馳走様でした。
4位
1回
2015/03訪問 2015/06/30
(2015年6月)7回目のレビューです。ありがとうそば仁さん。
(2015年6月訪問)7回目のレビューです。
宇都宮を離れるにあたって、どうしても訪れておかねばならないお店。
私が食べログに参加してはじめてレビューした”そば仁”さんです。
栃木、茨城、埼玉のマイレビュアー様が
多く訪れて高評価していただいています。
美味しい蕎麦は本格的な蕎麦職人さんのいるお店でないと
いただけない・・この常識を覆してくれるお店です。
お店はご主人とおかみさん、おばあちゃんの家族総出で
やっておられます。
大人気でお客さんがおしかけるので
最近は近所の方がお手伝いに来られているようです。
ご主人が農業のかたわらに、自宅をそのまま利用して始めた
”民家改造型の蕎麦屋”。
(栃木だけかと思ったら、先日訪れた山形にもたくさんあるようです。)
しばらくは来れないので
もり(普通) 500円
野菜の天ぷら 200円
妹・杏仁 150円 のフルセットを楽しみました。
通い始めてから消費税アップ後もお値段変わっておりません。
玄蕎麦、野菜は自家栽培です。
だからこのお値段で提供してもらえるのでしょう。
美味しい蕎麦とともに癒される雰囲気を提供してくれる。
私にとっては宇都宮で心に残る最高の1軒となりました。
もう気軽に立ち寄ったり
レビューを重ねることはできませんが、
ふとそば仁さんの蕎麦が食べたくなったら
ひょっこり訪ねて行くかもしれません。
これからも長くご盛業をお祈り致しております。
本当に大変御馳走様でした。
p.s もちろん評価点4.0 →4.3 アップです。
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(2015年3月訪問)(再々々・・?訪):再レビューの意義
食べログに参加して初めて投稿したお店、”そば仁”さん。
すでに5回もレビューをしています。
食べログのレビューカウントとしての意義は全くありません。
それでもレビューを重ねる意義は
このページを見てくれる方にお店の近況を伝えることにあると思います。
宇都宮で蕎麦をいただいて必ず満足できるお店です。
メニューは冷たい蕎麦(ざる、もり)と、付け合せの野菜天ぷら、
それから温かいつけ蕎麦2種だけです。
冷たい雨の降る週末に訪れて、これまでに未だいただいていない
”きのこの恩返し(温かいつけ蕎麦、普通盛り)700円(内税)”
をいただいてみることにしました。
”つるの恩返し”にちなんでネーミングされたそうです。
このつけ蕎麦は、きのこがいっぱい入った温かいつけ汁に
冷水でしっかり〆られた蕎麦をつけていただくものです。
この日は気温が低かったので、温かいつけ汁がありがたかったのですが、
蕎麦も文句なし、良い香りを保っています。
少し酸味が効いたつけ汁は、あっさりと良い味付けになっています。
これもアイデアですが、温かいつけ蕎麦としては、
もう1つの”かもとりごんべい” が圧倒的に人気のようです。
どうせならば熱い”かけそば”を・・と思うのですが、
それをするには厨房の設備が足りないそうです。
それにしても依然としてこのお店の人気の高さはすごいです。
開店時間は11時半で、それより少し前に伺ったのですが、
既にお客さんが数組、席に付いていました。
厨房は家族総出で、てんてこ舞い。
帰る頃には玄関の前で行列ができていました。
全メニューのレビューもできましたし、
これで”そば仁”さんのレビューは打ち止め・・と思われるかもしれませんが、
そんなことはありません!
これからもレビューを重ねたいと思います。
毎回御馳走様でした。
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(2014年8月訪問)
暑くなってきました。おまけにお盆前に台風11号の到来です。
こんな日はあまりウロウロせずに近場で満足できるお店・・またまた”そば仁”さんを訪問です。
悪天候の日はお客さんも少ないだろう・・と思っていたら、
開店時間の11:30前にはすでに3組のお客さんが待っていました。
さぁ、この暑い夏に蕎麦の風味は残っているか・・と、
・もりそば(普通)500円
・野菜天 200円
を願いしました。
ツユをつけずに1たぐりすると・・
ウン、大丈夫!
さすがに冬にいただいた新蕎麦ほどではありませんが、十分満足できます。
天ぷらも”海老”や”イカ”などは付いていませんが
このお家の畑で育てた新鮮な野菜で、さくさくの揚げたてです。
岩塩か抹茶塩をつけていたくと野菜の甘さを感じます。
私が絶大な信頼をおいている”そば仁”さんの蕎麦ですが、
新蕎麦の収獲から8ヶ月が過ぎていますから9月になると自家栽培の玄蕎麦は
底をついて鬼怒川産の購入品に変わってしまうかもしれません。
先日マイレビュアー様が”臨時休業で2回フラれ、3回めでようやくいただけた・・”と
レビューされましたが、
個人営業のお店なので、色々な事情でお店を開けないことが多いようです。
8月は・・女将さんのお話ではお盆に関係なく、木、金、土、日の4日間は
営業されるそうです。
なお、最初の4枚が今回訪問時の写真です。
今回も御馳走様でした。
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(2014年6月訪問)
”そば仁”さんは私が食べログでレビューを投稿した最初のお店で、
それ以来はや何回訪れたか・・。
それでも前回訪れたのが昨年の12月ですので半年もご無沙汰してしまいました。
梅雨に入って蕎麦の良い季節は過ぎてしまったのですが
”そば仁”さんの蕎麦は玄蕎麦の保管、管理が上手いのか、暑い季節でも美味しさを保っています。
今回は今までいただいたことのない”かもとりごんべい(700円)”という
温かいツユでいただく蕎麦をお願いしてみました。
出された蕎麦をツユにつけずにひとつかみいただいてみたのですが・・
蕎麦の香りがしっかり残っており、まだまだ”もりそば”として
普通のつけ汁でいただい方が良かったかもしれません。
”かもとりごんべい”とは、鴨汁に少し鶏肉を加えてボリューム感を
出したもの・・とのことですが、
なかなか美味しいですね!
温かいつけ汁ですから寒い冬にお腹を冷やしたくない時や、
いよいよ蕎麦の香りが乏しくなってしまった時期には
この鴨汁が助けになって美味しくいただけるかと思います。
この”かもとりごんべい”はお値段700円ですから、
焼き鴨が何枚ものっているような豪華なものではありません。
鴨の切落し肉が入っているだけですが、十分美味しいです。
それにしても”そば仁さん”全てのメニューが破格のお値段です。
4月の消費税アップに際してもお値段据え置きにされています。
11時半の開店、12時までにはぞくぞくとお客さんが来られて
あい変わらずの大人気です。
これからも家族皆さんで頑張っていただきたいと思います。
御馳走様でした。・・最初の4枚が今回訪問時の写真です。
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(2013/12月)優しさと強さを備えて・・(再々々・・?訪):美味しいお蕎麦です
6月に食べログに参加させていただいて半年が経ちます。
このお店は私が初めて食べログにレビューを投稿させてもらったお店です。
お蕎麦の美味しい季節になって立て続けにハイレベルなお蕎麦を提供されるお店のレビューをさせてもらったのですが、この”そば仁”さんのお蕎麦も全く引けを取らず素晴らしいものです。
実は前回の8月のレビューの時以来もちょこちょこ訪問していたのですが、やはり初レビューのお店に敬意を表して新蕎麦になったこの時期のレビューをすることにしました。
寒いけど天気の良い週末、開店の15分ほど前にお店に到着。
あれ? 駐車場に待っている車が見当たりません! 私が一番乗りのようです。
それでも開店直前には、どんどんお客さんが押し寄せて、10人ほどの行列ができました。
人気は続いているようです。(よかったですねー)
このお店は栃木特有の民家改造型のお蕎麦屋さんで、お店の入り口は普通の家の玄関です。
あたたかい陽が差し込む和室の窓側の席でいただくことにしました。
今日は久しぶりなので、いつも注文する”普通もり(\500)”以外に
”野菜の天ぷら(\200)”をお願いしてみました。
ここのお蕎麦は食べ慣れてきたのですが、新蕎麦になって直後は今回が初めてです。
やはり香りと旨みがあって、夏にいただいたモノと比べて格段に美味しくなっています。
初回にレビューしたのですが、つけ汁が独特です。
辛汁の部類に入ると思うのですが、何か手を加えているようで、これは好みが分かれると思います。
野菜の天ぷらも優しくて美味しいです。
お蕎麦は自家製の無農薬栽培のものだそうで、新蕎麦の香りも伴って文句無し!名店のものに比べても
遜色のないものだと思います。
強いて言うならば、つけ汁と薬味の探求がこれからの課題といったところでしょうか。
しかし、普通もりを\500で提供されているのですから、
このお値段の中でやりくりするのは厳しいのかもしれません。
12時近くになるとお客さんがどんどん押し寄せてきます。
お店は家族皆さんでやられており、接客する女将さんも大変そうです。
メニューを見ると、”きのこの恩返し”という温かいつけ汁のお蕎麦のメニューが加えられていました。
昔話の”つるの恩返し”から名前を考えたそうです。
もっと寒さが厳しくなったらいただいてみようと思います。
また来ます!
今回もご馳走様でした。
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(2013/8月)「夏に再訪:美味しいお蕎麦です」---------------------------
まだ暑い夏ですが、ここの美味しいお蕎麦が食べたくて再訪です。
新蕎麦が出る前の夏の時期は、どうしても蕎麦の香り、味が落ちるときで、お蕎麦屋さんには厳しい季節です。
そんな時でもそば仁さんのお蕎麦の香りは保っていました(不思議)。
またまた”もり”の普通盛りを注文しました。二度目なので、初回ほどの感動は無きにしも・・美味しいモノは美味しいです。
メニューは前回と比べて増えていませんが、それでイイかと・・。
女将さんがお話しでは”新そば”が提供できるのは11月の下旬頃かということです。それまでに何度が来訪しそうですが、楽しみです。
前回はカメラを持っていかなかったので、今回は写真を添付しました。ただ、お店の中を写すのはあまり好きではないので外観写真が主となりました。
今回もご馳走様でした!
(2013/6月) 「美味しいお蕎麦です」--------------------------------
車で農道を走っていると、こんな所に!というような場所にあります、田んぼの脇に”そば”のノボリがいっぱい立っているのですぐに分かります。土曜日の開店直前にお伺いしたのですが、すでに先客が数組入っていました。
駐車場に停められた車には、他県のモノもあり、口コミで聞きつけて来られたのかと思います。
ホントに自宅をそのまま利用したようなお店ですが、お部屋はきれいで全然違和感はありません。
最初はオーソドックスに”もり”の普通盛りをお願いしました。
家族で楽しくやっているようで、そう聞くと素人の趣味で始めたお店のように思えますが、運ばれてきたそばをひとつまみ食してみるとビックリです。
香り、歯ごたえ、のどごし、の三拍子そろった見事なそばです。これは人気が出るのも頷けます。
観光地にある”そば専門店”、”人気店”を唱っているお店にはがっかりすることが多いことを考えると立派なものです。
他の方が口コミで書かれているようにメニューが少ないですが、このそばの美味しさだけで十分かと思います。
そばは多分十割ではなく、二八だと思うのですが、それでも香りがしっかりあって、十割のようなボソボソ感が無いので
のど越しが大変良いです。秋の新そばの季節には是非再訪したいと思います。
それからこれは”個人の好み”によると思うのですが、”つゆ”が独特なのです。少し甘みが強く濃いモノで、あまり沢山つけて
食べるとそばの風味が損なわれる気がしたので、私は少しだけつけていただきました。
それでも運ばれてきたそば湯を割っていただくと、これがまた抜群に美味しく感じました。
週のうち前半三日はお休みで、その日に仕込んだそばが無くなると”完売御免”・・という何とも商売っ気の無いご姿勢のようなのであまり人気が出て食べるのに苦労するようになると困るのですが、是非永くやっていってもらいたいと思います。
ご馳走さまでした!
5位
1回
2015/12訪問 2015/12/19
師走だというのに、まだまだ暖かい日が続きます。
寒くならないと、中々、”蕎麦の季節” という実感がわかないのですが、
南関東でもほとんどの蕎麦屋さんが新蕎麦に切り替えているようです。
蕎麦好きのマイレビュアー様がたくさん訪れて高評価をしている
東京西部の人気店、”坐忘”さん。
蕎麦の季節を迎えてようやく訪れることができました。
JR西八王子の北口を出て、徒歩5分くらい、
メイン道路から隔てた場所にお店があります。
お昼の開店と同時に到着し、
店員の方の丁寧な案内で、席につきます。
お願いしたのは限定の
”粗挽きせいろ” 993円(税込み)
殻のついた玄蕎麦をそのまま挽いた”挽きぐるみ”と、
殻を抜いて”丸抜き”と言われる状態にししから挽いた粉を
混ぜて打ったものです。
色はそれほど濃くなく、表面は滑らかです。
まず、つけ汁につけず、ひとたぐりいただきます。
どっしりとした蕎麦の旨味と
何とも言えない香りです。
そして特筆すべきは
その弾力がすごいこと・・
これだけの弾力、コシのある蕎麦は、
この春に新潟の県境近くにちにある”平石亭”さんでいただいた
”源流ざるそば” 以来です。
長さも十分にあり、表面の滑らかさのおかげで
喉越し抜群です。
つけ汁は”辛汁”とまでには行かなくとも
良い出汁を使って濃い目に仕上げています。
強いて惜しむべき所をあげるとすると
太さがあと少し、1割ほど細めに仕上がっていれば
最高です。
それでも麺線も揃っており、
端切れも全く無く、素晴らしい蕎麦打ち、蕎麦切りの技術です。
つけ汁に蕎麦湯を加えていただくと、
あらためて、良い出汁の香りが感じられ、
旨い蕎麦がくれた余韻をほど良く口に残してくれます。
南関東の蕎麦店はあまり巡ってこなかったのですが、
坐忘さんは、東京西部、いや関東南西部では
間違いなくトップクラスに入ると思います。
マイレビュアー様達が絶賛されるように
接客も丁寧で、
大変好感が持てます。
八王子に来た時は
また是非伺いたいと思います。
大変御馳走様でした。
6位
1回
2015/05訪問 2015/05/28
これまで自分で思い込んでしまっていた“旨い蕎麦の条件”・・、
これが見事に打ち砕かれてしまいました。
JR只見線で福島と新潟の県境近くの山深い所にある“大白川駅”の
駅舎2階がお店です。
つい先日(5/20)、長い冬季閉鎖をあけて
全線開通した国道252号線を福島側から入って、たどり着きました。
色々な人のレビューを拝見し、
ここはまず、“源流ざるそば 600円(税込み)”を
いただいてみることにしました。
運ばれてきた蕎麦は、
まず、盛り方が“山盛り"状なっています。
この盛り方は、下の方の蕎麦が重さでツブれてしまうので
すべきでは無いと思っていました。
次に、つけ汁をつけずひとたぐりいただこうとすると・・
たぐれません! つまり蕎麦が短いのです。
箸でつまんで口に入れると、
爽やかな風味が鼻孔をくすぐり、もの凄い弾力を感じながら
噛んでいくと、どっしりとした旨味と甘味がやって来ます。
これだけコシが強ければ“山盛り”状にしても
ツブれません。
つけ汁は“薄め”です。
しかし、この短い蕎麦は江戸前スタイルのように
蕎麦をたぐって辛汁にチョンづけ・・というわけにはいきません。
どっぷりつける食べ方になってしまうので、
案外このような薄めのつけ汁が良いのかもしれません。
しかし、この爽やかな風味を与えてくれる理由は何でしょう?
玄蕎麦はご店主が入広瀬で自家栽培されているモノ・・とのことです。
蕎麦の栽培、蕎麦打ち、そして〆の洗い・・全てに使われているのは
ここの雪解け水です。
舌に最初に当たったときに
その素晴らしい水の味がこの爽やかさを生んでいるのだと感じました。
全部いただいた後に
ザルの上には“端切れ”がいっぱい残ります。
レベルの高い蕎麦としては感心しないことが
多いのですが、
蕎麦の味はこれまでいただいてきた中では
トップクラスに入ると思います。
しかし、
いかんせんお店の営業は土日祝のみ。
冬期(11月~4月)は休業。
さらにJR只見線は
福島側からだと本数が極端に少なく
国道252もいつ開通するかは残雪の程度次第です。
このアクセスの難しさを考えると
とても自信を持って推奨できません。
・・が、正統派スタイルに拘らず
旨い蕎麦を味わってみたいと思う方には
良いかもしれません。
久々に評価点4.0以上をつけた蕎麦となりました。
御馳走様でした。
7位
1回
2015/06訪問 2015/06/16
(2015年6月訪問)
13時20分、福島から米沢に向かう奥羽本線の普通列車が“峠駅”に到着すると、
“ちからモチ~”・・いつものとおり最上屋さんの売り子さんの呼び声が
ホームに響きます。
電車の停車時間はわずか30秒くらい。
ドアをあけて乗客の方が吊り箱をかかえた売り子さんに群がり、
名物の“力餅”を購入されています。
秘境駅として有名な“峠駅”の風物詩となっている情景です。
前回、冬に奥羽本線で米沢を訪れた帰りに
この峠駅のホームでおみやげの“力餅”を購入しました。
雪が完全に溶けた6月、今回は再び車で板谷から入る林道を
通って峠駅の傍らにある“最上屋”さんを再訪しました。
この日は米沢からの帰りで
お昼の普通列車が駅に到着する少し前に峠駅に到着しました。
駅の周りは新緑を過ぎて濃くなった緑が鮮やかです。
峠駅を降りるハイカーの方や
この先の温泉を目指すお客さんがたくさんいました。
最上屋さんの前には
色々なナンバーの車が停車しており、
たくさんの人が店内で力餅をはじめ、色々なモノをいただいて
にぎわっていました。
お店の前にある“湧き水”で喉をうるおしてから
“お雑煮 (850円税込み)”
をいただき、
“力餅(1000円税込み)”
をおみやげ用に購入しました。
お雑煮は季節的には合わないかもしれませんが、
つきたてのお餅を使っているので、
すごく柔くて、のびも良く、前回と同じ美味しさです。
毎日これくらいのお客さんが訪れてくれたら
最上屋さんも嬉しいと思うのですが、
アクセスの難しさもあって一年を通してというわけには
いかないようです。
私もそんなに頻繁には訪れることはできないと思いますが
この駅に停車する普通列車に乗る機会があったら
これからも“峠の力餅”を求めていことう思っています。
今回も御馳走様でした。
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2015年2月 (峠駅にて購入)
昨年早秋に車で峠駅の傍らにある最上屋さんのお店で
お雑煮と力餅をいただいたとき、
これほど美味しいお餅は他所では中々お目にかかれないと思いました。
峠駅の周りはものすごい積雪のある所です。
しかも、この駅に停車する普通列車は、片道朝2便、昼1便、夜2便、の5回だけ。
道路も閉鎖されており、落雪で不通になるリスクもあり、
この時期は簡単には行けません。
お餅はつきたて、作りたてが美味しい・・と思っていたので
これまで2回、峠駅を通るときホームの売り子さんを見ながら
失礼してしまいました。
米沢で待機していた17:44発の普通列車に乗り急勾配をのぼって行きます。
峠の近くになると、線路上は除雪されてますが、
やっぱりすごい積雪です。
今回、峠駅で吊り箱をかかえて販売していたのは
若い男の子・・おそらく6代目?
前に通ったときは女将さんが売っていらっしゃいました。
”峠の力餅(10個入り) 1,000円”
を購入し、
大切に持ち帰ってからいただくと・・美味しい!!
確かに出来たてにはおよばないかもしれませんが、
力餅独特の食感は十分味わえます。
賞味期限は2日とのことですが、翌日いっぱいでしたら
ほとんど固くなることもなく美味しくいただけます。
前回12月に訪れた時、山岳地帯を越えてきた列車は前身雪まみれ、
まさに満身創痍という感じでしたが、
今回はそこまでひどくはありませんでした。
・・ということはそろそろ降雪のピークは越えて
春が近づいていると言うことでしょう。
今度は新緑の頃、お店を訪れ
HPに載っているような周りの散策もしてみたいと思っています。
http://www.togenochaya.com/
今回も大変御馳走様でした。
*評価点Upしました。
********************************
2014年10月初訪問
奥羽本線の福島と米沢の中間あたり、
鉄道ファンの間では”ユニークな駅”、”秘境駅”として
人気を集めている”峠”駅、その駅前に”峠の茶屋・最上屋”さんがあります。
ここを訪れるには福島駅を1日5回しかない列車に乗っていくか、
国道13号をはずれて、ぐねぐねの細い山道を10km近く走破しなければなりません。
今回は車で訪れたのですが、
途中の山道は聞きしに勝る難道・・
対向車が来ないことを祈りながら180度のヘアピンカーブを
何回もクリアしながらアップダウンの激しい道を進んでいきます。
標識の”峠駅”を見ながらやっとのことで辿り着き車のドアを開けると、
ひんやりした山の空気が流れ込み、周りは”静寂”につつまれています。
峠駅の駅舎は豪雪地の道によくある”スノージェット”のような
巨大な”雪よけ”の中にあり、大変ユニークです。
この駅の前にお店”最上屋”さんがあるのですが、
何と朝7:00から営業・・とのことです。
お店に入るとお客さんはまだ誰もいません。
女将さんらしき方が出てきてメニューを紹介してくれました。
お雑煮+お餅の全ての種類が揃ったセットが良さそうだったのですが、
かなり重そうだったので、
お雑煮+あんころ餅 (1050円)
をお願いしました。
ここのお餅は朝5時からつくるそうです。
折り詰めにしたものは”峠駅”に1日上下合わせて10本の列車が停車する際に
売り子さんがホームで販売されています。
この昔ながらのスタイルが人気を呼んでいるのです。
しかし、つきたてそのモノをいただけるのはこのお店の中だけで、
”お餅とはこんなにも柔らかいものなのか・・”と思える程で、
のびるのびる・・。
お雑煮は醤油仕立てのツユの中にお餅が4個と
きのこ、山菜、野菜が入った素朴な味のものです。
あんころ餅は・・つぶ餡がかかっており、
上品な餡の甘さと柔らかいお餅が合わさって、これは秀逸!
他所では味わえない、この山奥までやってきた甲斐があるというものです。
女将さんのお話だと、
お店は家族だけでやっていて、米沢の支店は”暖簾分け”のお店。
山形新幹線の中で販売されているのは別物らしいです。
周りの山の頂上付近は朱色にそまりつつあり、
冬になると駅の周りは深い雪で覆われます。
蒸気機関車が走っていた時代から変わらぬ”峠の力餅”
味と一緒に旅情を与えてくれる名物です。
大変御馳走様でした。
8位
1回
2016/06訪問 2016/06/21
一度気に入ったお店は高頻度で通う・・私の悪いクセかもしれません。
しかし、このお店、”リトル小岩井”さんの、
”醤油系スパ”は、繰り返し食べたくなる魔法のようなモノが入っている気がします。
頻度良くいただいているのは、
もちろん最初にツボにはまった ”ジャポネ”なのですが、
変化球として時々いただくのが、
”きのこバター(油うすめ) 590円” です。
何と言っても醤油とバターは相性が良い!
バターがほんの少し入っただけで
風味と味が増幅します。
塩系の”イタリアン” や、ケチャップ系の”ナポリタン”もあるので、
”今度はそちらを・・”と思っても、
お店に入ると、いつも”醤油系”をお願いしたまいます。
本当に飽きることがない魅力があります。
いつも御馳走様です。
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”和風スパゲティ”というタイプのスパゲティというかパスタを提供してくれるお店はよく見かけますが、
その多くは茹でたパスタに醤油ベースのソースをかけたモノ。
このお店の”ジャポネ”は言わば”焼きうどん風”のスパゲティ。
マイレビュアー様もたくさんレビューされている名物メニューなのです。
B級グルメ好きの方でしたら気に入られることは必至です。
私も、レビューの写真を見ただけで、”良さそう・・”という感じがしていました。
満を持して帰宅途中に少し遠回りして伺ってみました。
・・が、お店は大手町の迷路のような地下街にありますので、
地下鉄に不慣れな私にとってはアクセスに戸惑いました。
ようやく見つけたお店は、本当に狭い・・。
席も小さめで、
隣のお客さんと肩が触れ合います。
注文したのは、もちろん
”ジャポネ(普通) 540円(税込み)”
普通盛りでもかなりのボリュームがあります。
とにかく、このお店のスパゲティは全て
油で炒めたものですから、
厨房では、シャァー・・という炒める音が
ひっきりなしに聞こえてきます。
しかし、この”ジャポネ”という種類・・いつからあるのでしょう。
日本人の味覚にどんぴしゃ・・ですね。
パスタと違ってハムやベーコンではなく”豚バラ肉”を使っています。
これで鰹節をふりかけたら、まさに”焼きうどん”と同じになってしまいそうです。
イタリアンやナポリタンなどの種類もあるのですが
私はこの”ジャポネ”がツボにハマってしまいました。
やや油っぽいので、
”油うすめで・・”と注文する方も多いようです。
ただ、店内が異様に狭い(スミマセン・・)ので
敬遠する方もいるのかもしれません。
反面、OLの方が多いのも不思議です。
これからも帰宅途中の立ち寄り場所となりそうです。
久々に評価点4.0をつけるお店になりました。
御馳走様でした。
9位
1回
2015/03訪問 2015/03/24
中華そば(ラーメン)に“天ぷら”をトッピングしたもの、
“天中華(天ぷらラーメン)”と呼ぶそうですが、関東では殆ど見かけません。
発祥が何処かはわかりませんが、名古屋や仙台のマイレビュアー様が
時々レビューされています。
しかし、東京、神奈川のお店を検索しても中々ヒットしないので
おそらく地方都市で好まれる傾向にあるのでしょう。
この“天中華”で人気の“大盛庵”さんは、仙台にあるとのことなので、
東北旅行の帰りに立ち寄りました。
お店は、JR仙台駅から1つ上った“長町駅”から徒歩で15分くらいの
所にあります。
“庵”という字がついた店名が示すとおり
本来は、そば、うどん、丼ものを扱うお店のようです。
しかし、“蕎麦屋のラーメンは旨い・・”という定説が
ありますので、期待して入店しました。
お昼頃に伺いましたので店内は満員状態です。
幸運にも1つ空いていたカウンター席について、
“天中華(普通盛り)800円(税込み)”
をお願いします。
混んでいるので出来上がりが遅くなると予想していたのですが、
提供されるまでに相当な時間(~20分)を待ちました。
ようやく出てきた天中華、
スープにつかった“えび天”がジュージュー音をたてています。
どうやら注文を受けてから天ぷらを揚げているようですので
それなら結構な時間がかかるのも納得できます。
さて、いただいた天中華ですが、
麺は低加水のストレートの細麺。
スープはあっさりした鶏出汁で、佐野ラーメンに感じが似ています。
チャーシュー1枚とメンマ、海苔、
そして立派な“えび天”が入っていますので、
このお値段でも十分納得できるものと思います。
非常にあっさりしたスープなので
天ぷらの油がスープに浮いて調度良い感じになります。
これは美味しいですね!
あっさりスープであるからこそ
この天ぷらが良くマッチしているのかと思います。
後で調べてみると
仙台の近辺には“天中華”を提供してくれるお店が
幾つかあるようです。
是非、東京、神奈川でも1軒くらい美味しい天中華を
いただけるお店が進出して来てほしいものだと思いました。
御馳走様でした。
世の中に美味しい寿司というのはたくさんありますが、
皆さんが食べログで高評価されている寿司とはどのようなものか?
寿司に限らずお刺身などの鮮魚料理は、とにかくネタが新鮮であれば美味しい
・・と思っていた私にとっては難しいレビューとなりました。
そう言う疑問があって、かねてからBMしていたこのお店に訪れてみることにしました。
お店は福島県の南端に位置する棚倉町にあって、JR水郡線でもう少し行けば茨城県です。
多くのレビュアー様が投稿されている通り、
ご主人は腰の低い大変気さくな方です。
お昼に伺ったので、あまり沢山は食べられませんから
“特上にぎり寿司 2800円(内税)
(にぎり7カン、巻物半分、椀もの付き)“ をお願いしました。
カウンター席に座って、こちらの食べるのに合わせて・・
白身の寒ヒラメに始まり、
サヨリ、ほっき貝、ボタンエビ、サヨリ、
本マグロ、バフンうに、江戸前あなご
・・お決まりの順番で1つずつにぎってくれます。
あまりパチパチと写真を撮るのは失礼と思ってご主人の許可をいただいて
3品だけ撮影しました。
にぎり1つ1つに丁寧な仕事か施されているのが判ります。
しかもどれもネタを飛びきり美味しくするような仕事です。
・・と言ってもケースに並べられた切り身を取り出し、
手際よい包丁さばきで瞬く間に最高に美味しい1品に仕上げられます。
にぎったネタには“煮切(にきり)”を塗ってあるか、
ぱらりと塩を1つまみかけて出してくれますので、
醤油をつける必要はありません。
寿司職人さんの磨かれた技が入った寿司の美味しさは尋常のものではありません。
ご主人は、普通のネタでもどのような手を加えてにぎれば一番美味しくなるか・・
全て熟知されているように思えます。
東北で屈指の人気店で、同じ店名“小判寿司”というお寿司屋さんが仙台市にもあります。
ご主人はそこで修行されて、暖簾分けしてもらって故郷の棚倉町で開業したとのことです。
仙台のような大都市ならまだしも、地方の小さな街のお店で評価点4.0を超えているのですから
わざわざここまで訪れた方がたくさんいる・・ということだと思います。
旨い、お見事・・としか言えません。
大変御馳走様でした。