レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2017/05訪問 2017/05/01
東京の京橋の姉妹店が閉店になり、
残念に思った人は多かったと思います。
この”そばよし”さんの ”そば” は、
立ち食い蕎麦店の次元を超えたモノだと思っています。
ちゃんとした”かつおぶし”でダシをとり、
注文を受けてから生蕎麦を茹でてくれる。
そのため、5分ほど待つことになりますが、
”茹で麺”をデポでチャチャっとゆがいただけの普通のモノと
比べると段違いのクオリティです。
立ち食い蕎麦で、ここまでの手間をかけて出してくれるお店は、
中々見つからないと思います。
いただいたのは、
月見そば 350円 +トッピングのおあげ(60円)
ちゃんとした蕎麦屋さんのものと間違えるほど、
ダシの良い香りが漂ってきます。
このお店の親元さんが、かつおぶしの卸問屋・・というこもあり、
ダシの旨さは、メンツにかけても、他店にひけはとらないものを
出していると思います。
立ち食い蕎麦やスタンドカレーは、
食べ続けると、どんなモノでも美味しく感じるようになる・・というのが
私の持論でしたが、
このお店の蕎麦は、最初に足を運んだときから、魅了されてしまいました。
確かに、2~3倍のお値段を出せば、もっと良い蕎麦がいただけるお店は
たくさんありますが、
このお値段で、これだけ納得できるものを提供してくれるところに
大きな意味があるのだと思います。
外観は何てことの無い雰囲気ですが、
蕎麦好きの方でしたら、
1たぐりいただいた瞬間から、その良さが判ると思います。
これからも機会があるごとに
伺いたいと思います。
御馳走様でした。
3位
1回
2017/04訪問 2017/04/02
蕎麦の季節もいよいよ終盤になりましたが、
今年は、新しいお店に足を運ぶ機会が少なくなってしまったことが
悔やまれます。
そんな中に、意を決して向かったのは、
東京奥多摩にあるBMしていた ”丹三郎” というイキな店名のお店。
青梅線を乗り継いで、終着の奥多摩駅に着く前の”古里(こり)”という
駅で下車して、道なりに歩いて橋を渡ると、約10分でお店に到着します。
しかし、藁葺屋根(?)の時代を感じる旧家そのものを
利用したお店で、雰囲気は抜群ですね。
いただいたのは、
せいろ 800円
たまご焼き 400円 いずれも外税
せいろは、驚くほどの”細切り”です。
これほどの”細切り蕎麦”は、・・東京・巣鴨の”菊谷”さんと肩を並べる
レベルかと思います。
そして、香り、コシも申し分なく、
つけ汁は、”辛汁”とまではいかないまでも、
蕎麦の香りを邪魔せず、うまく調合されています。
最後に蕎麦湯を割っていただくときに、
ふんわりと良い出汁の香りがして、
良い素材を使っていることが判ります。
そして、旧家を改造して造られたお店だけあって、
外観、内装ともに雰囲気は抜群です。
ここも東京都ですが・・、
都心にあるお店では、とても味わえない雰囲気です。
やはり蕎麦屋こうでなくては・・と改めて感じ入りました。
かなり早い時期に到着したのですが、
予約のお客が先に案内されるので、少し待つことになりました。
ここは、気軽に予約できるようですので、
特に週末は、前もって予約しておいた方が無難なようです。
御馳走様でした。
4位
1回
2017/03訪問 2017/03/04
家から近いところ、住宅街のバス通りに面したマンションの1階に、
”INAGAKI(いながき)亭”
という、鉄板焼きのお店があります。
できて1年になりますが、
まだ口コミ数も少ないものの、
その内容は、料理の美味しさと質の高さを褒めたものばかりです。
そろそろ鉄板も”焼き”が入った頃・・と思い、
週末のお昼に訪れてみました。
お昼はランチが2種類と、その中でメインを”お肉”か”魚”の
どちらかを選べます。
ランチコースA 1500円
・前菜は ヒラマサのわさびソース・マリネ
・メインは 豚バラ肉の白ワイン煮込み
ヒラマサは新鮮さはもちろん、わさびを利かしたソースの味が
抜群の相性を生み出しています。
マスターは、まだお若そうですが、
素材の目利きだけではなく、
このソースの味を生み出す腕前は、相当なものだとお見受けしました。
豚バラ肉は6時間煮込んだということで、
肉はホロホロ、フォークを使わなくてもよいくらい柔らかい。
そして付け合わせの野菜は、
鉄板の上で丁寧にじっくりと火を通された
馬鈴薯と葉玉ねぎ。
”葉玉ねぎ”は、この時期だけの季節もので、
何とも言えない”甘さ”を出しています。
ここを訪れた人が皆さん高評価を出しているのが
頷けます。
カウンター席の鉄板をはさんで座ると、
若いマスターが魚の調達先に色んなところに足を運ぶことなど
色々と話しをしてくれます。
そういった中、
次々とディナーの予約の電話が入ってきます。
やはりここは、お昼より夕方からの
肉、魚の鉄板メニューの料理を楽しむ方が多いようです。
この先にある箱根マラソンのコースにもなっている
県道沿いに、色々なお店が出店しますが、
なぜか定着する率が低いのです。
このINAGAKI亭さんは、
本モノの美味しい料理で人の心をつかんでいますので
長くここで愛されるお店になると思います。
地元びいき・・と思われると困るので、
何といってもこれからの伸びしろも考えて
最初は控えめの評価にします。
しかし、ここは間違いなく美味しいし、
ゆっくりできる良い雰囲気のお店です。
御馳走様でした。
5位
1回
2017/05訪問 2017/06/03
箱根には”立ち寄り湯”は、たくさんありますが、
その中でも、”天山”さんは、箱根で最も古くからある湯どころの1つだと思います。
この湯あみ場の中には、食事処の ”楽天” さんがあり、
湯どころ”天山”さんとは、渡り廊下でつながっています。
湯に入る前、後に、良い雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと食事をとることができます。
家族連れ、大勢で訪れたときは、
名物の”しゃぶしゃぶ”などを楽しめるのですが、
それ以外にも、少ないながらも、ちょっと腹ごしらえが
できるメニューもあります。
湯に入る前にいただいたのは、
”心にやさしいおうどん 1,000円”
何とも、ほのぼのとした名前のメニューです。
このうどんは、関西うどんに慣れた私でも、
かなり薄目につくられており、
特に、”塩気”が少なく仕上げていると思います。
病み明けで、湯治に来られた方向け・・なのかもしれません。
しかし、季節に合わせた具材がふんだんに使われており、
良いダシと合わせられ、大変美味しく感じました。
ただし、最近関東でもブームのコシのある讃岐うどん
関東風の濃い出汁に慣れた方には、不向きかもしれません。
”おいなりさん”が2個 と ”白玉だんご”が
付けられていますが、
”おいなりさん”は、やや蛇足気味・・という感じがします。
このお店の良いとことは、
特に窓際の席に座れた時、窓の外に季節の木々の様子が
目に優しく映ることだと思います。
特にこの時期は、野鳥のさえずりや、新緑の美しさが楽しめます。
秋の紅葉、冬の雪景色の時期にも、また変わった季節の
雰囲気を楽しめると思います。
湯あみを終えたお客さんは、
この食事処や休憩場所でゆっくりとできますが、
そんな中でも、スマホやゲームに興じている方を
たくさん見かけます。
せっかく良い雰囲気の所に来ても、日常と同じことをして
いたのでは、もたいない・・と言う気がします。
日ごろせわしく働いていると、
”何もしないで、ぼ~っとして時間を過ごす” という
楽しみ方を忘れてしまうのかもしれません。
また季節が変わる頃に立ち寄りたいと思います。
御馳走様でした。
6位
1回
2017/06訪問 2017/06/09
東京駅・八重洲口を出て、まっすぐ高島屋デパートに向かう途中に
お店があります。
目印は、お昼時には必ずできる長い行列。
狭い路地を蛇行しながら、メインの歩道までのびています。
行列に並ぶのはイヤなので、
少し早めに帰宅した夕方に伺いました。
この時間だと、殆ど待つことなく、すんなり入店できます。
皆さんのお目当ては、
”ぜいたく丼”
松、竹、梅 があり、メニューはこの3種だけのようです。
梅が980円と、ランチのお値段としては、東京駅界隈では
まずまず・・と言ったところです。
せっかくなので、1つ上のクラス ”竹 1,450円(内税)”
をいただいてみました。
厨房を囲って、L字のカウンター席(10席くらい)だけで、
大変シックな雰囲気です。
この”ぜいたく丼”の食べ方は、
カウンターの説明書きがあります。
まず、わさびを生醤油に解いて、海鮮具材の上からかけていただきます。
もぐもぐ食べていたのですが、
別に、それほど驚くほど感動はありません。
半分くらい(自分の好みに合わせて。)食べたところで、
上から ”鯛出汁” をかけてもらい、
鯛茶漬けにして残りをいただきます。
・・が、この”鯛出汁”をかけた瞬間から、味が豹変!
驚くほど美味しい!!
非常に上手くとられた出汁で、魚臭さが微塵もありません。
”鯛茶漬け”は、新潟・柏崎の郷土料理で、ずっと前にいただいたことが
あるのですが、
これは、それ以上の旨さがあるように思えます。
・・なるほど、お客さんは
これを目当てに長い時間、行列をつくって待っていたのだと
納得しました。
こんなに美味しいのならば、
もっと早めに出汁をかけてもらうべきだった・・と少し
後悔が残ります。
しかし、最初ですから、
こればかりは仕方が無い・・ということで、
御馳走様でした。
7位
1回
2017/06訪問 2017/07/01
東京の”昔らーめん”を語る上で、このお店を忘れてはなりません。
店名は、”栄屋ミルクホール”、何とも変わったネーミングです。
JR神田駅、または地下鉄丸ノ内線の淡路町駅から徒歩で
伺うことができます。
まず驚くのは、お店の風貌で、
すごい味のある暖簾、
そして今時珍しい木製の引き戸。
店内は、全くもって昔の食堂の雰囲気をそのまま残しています。
いただいたのは、もちろん、
”ラーメン 620円(内税)”
メニューには、たんめん、珍しいカレーラーメンなどの麺類のほか
気になるカレーライズもあるようです。
いただいたラーメンは、
異様に細いストレート麺で、具材はチャーシュー、しなちく、ほうれん草と
いたってシンプル。
もちろん、東京にあふれている現代風のラーメンに比べると、
それに慣れた人には、決しておススメできるような特別の味ではありません。
創業が1945年とありますので、
戦後のモノの無い時期に、工夫をこらして作られた味・・ということで、
これまで頑なに進化を拒んで、このスタイルを守ってこられたように思えます。
戦争の焼け野原の中でお店を開いて
これまで続けてこられた努力に敬意を表したいと思います。
次に近くに立ち寄った際は、気になる黄色の”カレーライス”を
いただいてみたいと思います。
御馳走様でした。
8位
1回
2017/02訪問 2017/03/03
なんだか忍者のような名前の店名ですが、
このお店は、東京に遊びに来たら1度は行ってみる価値のあるお店
・・と聞いています。
今回は、夕方5時、まだ混雑する前に伺いました。
そしてウワサの
”てんぷらめし 980円 (内税)”
を、
いただくことにしました。
たくさんの人がレビューされているように、
とにかく、提供される天ぷらの種類が豊富です。
えび、イカのかき揚げ、いんげん、まいたけ、鶏、
季節の魚(ほうぼう)、かぼちゃ、なす、たまご・・まだあったかな?
天ぷらは、2回に分けて提供されます。
1度に全部盛り付けないのは、最後の方にいただくモノが
冷めてしまうことがないように・・という配慮でしょう。
あさりの味噌汁は、天ぷらによく合います。
お漬物(3種)は、自由に取っていただけます。
私の隣に座った方は、ごはんをおかわりしていましたので、
おかわりもできるようです。
厨房を囲んだカウンタ席だけですが、
職人さんが天ぷらを揚げるところも見えますので、
中々、イイ雰囲気です。
肝心の天ぷらは、この量とお値段ですから、贅沢は言えません。
しかし、どれも揚げたてで、サクサク感を楽しめて美味しいです。
強いて難を言えば、硬い椅子!・・くらいでしょうか。
御馳走さまでした。
9位
3回
2017/08訪問 2017/08/06
一時期に比べると、味が安定しており、それに伴ってか、
最近は11:30の開店前にも待ち客がみられるようになりました。
かつて神奈川県・鵠沼にあった元祖店の味に近づいてはいるものの、
この人気を維持できるかどうかは、今後の頑張り次第かと思います。
私も、一時期よりは大分おいしくなっていると感じた頃から、
かなり高頻度で訪れるようになりました。
何より、ヘタに美味しいお店を探して遠出しなくても、
今の支那そばやさんでいただけば、満足できるレベルできるからです。
・・ということで、
今回は、ちょっと贅沢に、
わんたん麺 980円 をいただいてみることにしました。
わんたん麺と言えば、山形県酒田の、
わんたん麺で有名な ”満月”さん で、いただいた1杯です。
ここ”支那そばや”さんの”わんたん麺”の特徴は、
”わんたん”の中の餡(具材)のボリュームが大きい目で、皮も厚目・・
満月さんのモノが、小さめの餡を包む透けて見えるほどの薄皮と比べると、
確かに一見、支那そばやさんの方が豪華に見えるのですが、
ちょっと、”わんたん”が主張しすぎている・・ように思えます。
スープに関しては、満月さんのアゴ(とび魚)出汁スープに対して、
支那そばやさんの鶏ガラスープも、かなり優しい感じがして、
どちらも”わんたん”によく合うものだと思います。
考え方にもよりますが、
麺とケンカするような主張しすぎるような”わんたん”は、
バランスの点で損をしているような気がします。
・・と、まぁ個人的な好みでの感想を書きましたが、
故・佐野実氏の遺志を継いで、これからも
どのメニューも研究していってもらいたいと思います。
いつも御馳走様です。
本当に久しぶりに、”志那そばや”さん戸塚の本店に足を運びました。
一時期、味が落ちたとの悪評があったせいか、
週末と言ってもそれほど混雑していない状態でした。
しかし、今回、土曜日の開店直後にうかがった時には、
なんと・・満席状態で、外で10分ほど待つことになりました。
少し人気が回復したのでしょうか・・、
期待しつつ、いつものように、
券売機で、”醤油らーめん 830円(値上げされている・・)”を押して
カウンター席で、らーめんの到着を待ちます。
厨房で調理している方を見ると、
どうも以前とは違う人になっているようです。
さて、運ばれてきたらーめんですが、
到着と同時に、良い出汁と醤油の香りがしてきて、
これは、あきらかに以前にはなかった雰囲気です。
スープをずっと一口いただくと・・、うん、旨い!
昔、創出者の故・佐野実さんが、鵠沼でつくっていた”志那そば”の味を
彷彿させてくれレベルに仕上げられています。
これならば、人気が回復してきたことも頷けます。
佐野さんも、さぞ満足されていることでしょう。
”あっさり系”の志那そばが好きな私にとっては、
このお店は、これからも足繫く通いたい1店であってほしいと思います。
今回も、御馳走様でした。
もう何年も前のことですが、藤沢市鵠沼にラーメンの鬼”佐野 実”氏のお店”支那そばや”がありました。
店に入ると佐野氏に一瞬、オソロシイ目でにらみつけられ、店内はシ~ンとして異様な雰囲気だったことを覚えています。
しかし、ラーメンは超一級の美味しさで、いつもお店の前には行列がありました。
一時、お弟子さんがつくられておりましたが、ほどなくして閉店してしまい、大変残念に思っていました。
その後、お弟子さんが開いたお店が幾つかでき、湘南では藤沢と茅ヶ崎にありましたが、茅ヶ崎のお店は閉店。
藤沢のお店”ら塾”さんは今も人気店として営業されています。
それからしばらくして戸塚駅近くにこの”本店”が開業されて一時は大変な人気を集めたらしいのですが、いつもは藤沢の”ら塾”さんに伺っていましたのでこの本店を訪れるのは今回が初めてです。
今年になって初訪問のラーメン店ではことごとく外しておりましたので
ここでは間違いない1杯を求めて訪問してみました。
ここに限らず”支那そばや”系のお店の特徴は徹底的に素材に拘ったもの・・ということだと思います。
名古屋コーチン、羅臼昆布をダシに使ったスープは確かに美味しいのですが、
そのような高級素材をふんだんに使用した結果、お値段は普通の醤油ラーメンで\800。
はじめての訪問ですが、お店はすぐに見つかりました。
キレイなお店で、カウンター席とテーブル席があります。
女性スタッフさんが明るく”いらっしゃいませ”と出迎えてくれます。
昔の鵠沼のお店で佐野さんににらみつけられた経験のある私にとってはまるで別世界です。
調理をまかされている方はお若いです。大丈夫かな・・と一瞬不安を感じます。
いつもと同じ”醤油ラーメン(普通)”をお願いします。
支那そばやの麺はストレートの細麺ですので、ゆで時間は短く、すぐに提供されます。
見た目は普通の中華そばなのですが、さすがに良質の素材を集めてつくられたものですから
風味、味は深みがあって抜群です。
醤油もまろやかで、自然の素材の味が素直に出されており、
舌がピリピリとするような人工的な後味は全く残りません。
しかし手厳しいことを申し上げると、昔の鵠沼のお店で感じられた”体に染み込むような奥深さ”は
正直なところまだ出ていないと思います。
お店には修行中と思われる数人の方が仕込みに携わっておられましたが、
味を受け継ぐということはどんな料理でも大変難しいことです。
調理する人が変われば必ず味も変わり、お客さんはそれを敏感に感じ取って反応します。
これからも精進していっていただきたいと思います。
ご馳走様でした。
10位
1回
2017/06訪問 2017/06/17
かなり前からBMしていた東京・銀座にある”萬福”さん
ラーメンの写真を見ると、何だかとっても懐かしい感じがしていました。
お店の外観も渋いですが、
中も、これまた昭和にタイムスリップしたような感じです。
いただいたのは、もちろん
”中華そば 700円”
何と言いましょうか、とにかく”あっさりしている”・・の一言です。
スープは、まるで和蕎麦の出汁のようで、
脂がほとんど浮いていません。
麺は、低かんすい系で、細身のストレート。
昔の中華そばには、このタイプが本当によく合います。
どんぶりの”中華マーク”がほとんど消えかかっているのに、
歴史を感じます。
れんげを使ってスープをすすりながら
麺をたぐっていると、何だか”ラーメン”を食べている感じが
ほとんどしませんでした。
また、写真では気になっていたのですが、具材の中の1つ、
”なぞの黄色の三角形の物体”・・これは薄く切った玉子焼きでした。
地方の小さな街の古い食堂で、ラーメンをいただくと
大抵は、こんな感じの味のするものが多かったような気がします。
戦後、色々な土地で”ラーメン”が提供されるようになったときは、
たぶん、こんな感じのものがスタンダードだったのではないでしょうか。
今流行りの、現代風のラーメンに馴染んだ人には
おススメできないのですが、
それでも不思議と、かなり若いお客さん方が多かった気がします。
とにかく・・この雰囲気に浸りながら、
1度は食べてみる価値は十分にあると思います。
御馳走様でした。
讃岐うどんのチェーン店が東京をはじめ、関東でもかなり目立つようになりました。
確かに、”うどん”自体は、かなり本場に近いコシと風味を備えた所が
あります。
・・が、こと”出汁”に関しては、関東の方々の舌に合わせたアレンジが度を過ぎているか、
または、出汁のとり方に対する知識が決定的に不足している所が多い・・、
いや殆どがその傾向にあるような気がします。
そこで、”うどん”に関しては、積極的に自分の好みに合う讃岐、関西うどんのお店を
探すことはせず、
うどんが食べたくなったら、今まで見つけた”満足店(5軒くらい)”のいずれかに
伺うことを続けています。
神奈川県藤沢の郊外にあるこの ”自遊席”さん も、
私のお気に入りのうどん屋さんの1軒です。
このお店は、
”うどん” 自体もコシがあって、かつ”ふんわり感”もある、
素晴らしい出来栄えなのですが、
それに加えて、
”出汁” も素晴らしい!
西日本、特に瀬戸内地域で採られている”出汁のとり方”を
完璧にマスターしているからこそ出せる味・・かと推察します。
もう何度もいただいているのですが、
”かき揚げ天うどん 650円(内税)”
は、本当に納得できる1杯です。
いつも釣られて頼む”玉子焼き 200円”は、
関東風で少し甘め・・ですが、
焼きたてですので、玉子の美味しさがよく引き出されています。
難点とは言えないのですが、
”うどん”を調理する若いご店主と、
天ぷらやおにぎりなどサイドメニューを仕込むお母さん、
そして、接客と配膳をするおかみさん、3人だけでやっていることと、
1杯ずつ丁寧につくられるので、
配膳までの時間が少々かかる・・こと、
それから、私の好きな”きつね(お揚げ)”が無いことぐらいです。
東京の有名・高評価店の讃岐うどん、関西うどんを食べて
がっかりされたことある私のような西日本出身の方達にも、
自信持っておススメできる一軒です。
いつも大変御馳走様です。
(評価点upしました。)
神奈川県の藤沢市の中心からはかなり外れた場所で、
車でなければアクセスはかなり厳しい位置にあります。
”手打ちうどん 自遊席”さん
にようやく行ってみました。
アクセスの問題点もありながら、長く高評価を維持しているのですから
何か理由があるはず・・
そんな疑問は、今回初めて訪れてみて、ようやくわかりました。
伺ったのは、週末の天気の良い日、
11:30開店の15分前くらいでしたが、
すでに2組ほどお客さんが待っていました。
開店まで時間があるのに、
その状況を見て、お客さんを早めに席に招かれました。
夏や冬、気候の厳しいときは、こういった心遣いは
特にありがたいものです。
さて、ログハウス的なおしゃれな店内のカウンター席に
着席し、お願いしたのは、
”肉うどん(温) 850円”
そして、カウンタの段の上の大皿に並べてあった
出来たてで湯気があがって、いかにも美味しそうだったので、
”出汁巻き玉子 250円”
もいただいてみることにしました。
さて問題のうどんですが、
これは驚きました!
何ともしっかり出来た本物の”讃岐うどん”です。
ふんわり感と、どしっとしたコシの強さを合い備えています。
さらに出汁が素晴らしい!
くどくなく、えぐみも殆ど感じられない一級品です。
関東風にアレンジしたものとは、あきらかに違いが見られます。
小さい頃に香川に連れて行ってもらったときに
食べた本物の讃岐うどんの味を彷彿させるものでした。
トッピングに選んだ、”すき焼き風の肉”も
決してインスタントの冷凍モノではなく、
しっかりと仕込まれた自家製のすき焼肉です。
出汁巻き玉子は、うどんと付け合わせても、出しゃばることの無い、
家庭的な味付けです。
全てが驚きの出来栄えで、
これまで私が関東でいただいた”うどんの中では
トップクラスに入るものです。
ご主人はまだお若く、家族3人でお店を営まれているようですが、
うどんの旨さだけではなく、お店の創り、そして接客に至るまで
申し分無く、ただただ感心いたしました。
少々遠いですが、
”ひいき店”の1つとさせていただきたいと思います。
御馳走様でした。