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昼の点数:3.6
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.6
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.2
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.6
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.2
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| 酒・ドリンク- ]
東京三大豆大福の一つを担うだけのことはある(^◇^)
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2016/05/15 更新
5月に休日をつかって明治神宮に行ってまいりました。
もう昼間は初夏を感じる暑さですが、館内は木々が生い茂って涼しく感じます。
さて、折角原宿エリアまで来たのだからこの辺で有名なお土産でも買って帰ろうと思って立ち寄ったのがこの瑞穂さん。なんでも東京三大豆大福というのがあって、その中の1つに数えられる豆大福の名店なんだそうです。ちなみに残りの二つは護国寺の群林堂、泉岳寺の松島屋です。
午後になると売り切れることもあるようなので、午前中のうちにお店に向かいました。原宿駅からだと歩いて10分くらい(?)ですかね。途中で少しだけ迷ったので、もしかしたらもっと早く着くかもしれません。
原宿駅周周辺は、絵にかいたようなオシャレ系の若者が集う街の雰囲気ですが、瑞穂さんは細い路地に入った小さなお店で、和菓子屋さんらしい落ち着いた外観です。店構えこそ質素な感じですが、お店の前には行列ができているので、お店の存在がすぐに分かりました。
列は10人くらいでしたが、店内で食事するお店ではないので待ち時間は5分くらいで済みました。
店内では私の母親くらいの年代の女性が接客を担当しています。ちょっと注文のやりとりをしただけでしたが、感じのよさそうなお母さんです。
この店では最中も人気のようですが、初志貫徹で豆大福を3つばかり購入しました。
値段は1つ200円(+税)なので、はじめこそちょっと高いかなと思いましたが(普段、この半額以下の大福を食べているのでw)、ここの豆大福は普通のものより一回り大きめなので、納得できる価格といえましょう。
そして実際食べてみると、納得以上の満足度を感じます。
私は普段、豆大福にそれほどこだわりはなく、スーパーの安いものでも十分だとおもっています(まあ、偶に地元で丸和だんごのものを買ったり、伊勢丹で岡埜栄泉の豆大福を買ったりしますが頻度はそれほどではありません)。今回の瑞穂さんの豆大福も、当初は「『三大豆大福』というネームバリューで美味しく感じるだけなんじゃないの?」と、捻くれた印象もなかったわけではありませんでした。しかし、そんな私でも「やっぱり凡庸なものとは違うな!」と思えたのです。
まず、餅が滑らかで柔らかいです。そんなにぶよぶよ厚いわけではないのに、しっかりと存在感がある餅なんですね。作り置きのものではこの食感は難しいでしょうね。餅自体にもうっすら塩味がきいていて、中の餡の甘さと見事なコントラストになってます。包装されているビニール袋は密閉式のものではないので、この餅の滑らかさを味わうには当日中に食べた方がいいでしょう。
豆は程よい塩味がきいて香ばしいです。以前、豆大福のレビューで、豆が多すぎる豆大福がそれほど得意ではない旨を書いたことがありますが、この豆大福は豆の存在感がありながらも、大福全体のバランスが悪くなるほどではありませんね。
餡はこしあんです。おそらく豆の歯応えを生かすために、粒あんよりも滑らかなこしあんにしたのでしょう。一般的には粒あんの大福を食べることが多い私ですが、これも美味しいですね。
餅と餡の滑らかさと、豆のプリッとしたアクセント、そして、餅と豆の塩気と餡のやさしい甘さ。食感と味の2つのコントラストが絶妙で、非常に計算しつくされた和菓子だと思います。やはり東京三大豆大福と言われるだけのことはありますね。
ご馳走様でした。