2回
2016/04 訪問
一口食べたら小宇宙 五感を満たす料理
■立地
北品川なんで少し不便かな?
でも泉岳寺から近い
広々とした店内
■序章
この日は食通と言われる知人の美食の会に空きがでて、同席しないかといわれて伺うことができました。
面倒臭がり屋が災いして、予約待ちとかあまりしないんですけれどもカンテサンスは有名ということでいちどは行ってみたいお店でした。
カンテサンスは、記憶には乏しいのですが2005年ぐらいに確かオープンし入ってみたいなと思っているうちににあれよあれよと言う間に予約の取れないお店になったと印象です。
「食通人達から、東京では間違いなく1番に美味しいお店と』と前宣伝を受ける。
中には食通で知られた著名文化人な方もいて
素晴らしい説明が受けられました。感謝です
■記憶に残ったこと
●驚くべき味はアスパラガスでした
単純に説明いたしますとアスパラガスの上にパルメザンチーズ焦がし焼きが載っているんですけれども
その単純に見える料理が小宇宙なんです。
味の高低、
1つのフレイバーから入ってそこから様々な違う味が出てくる。甘味、酸味、塩味
まさに味の小宇宙
●ヤギのミルクのババロワ
ヤギなんて嫌いなのに臭みみなく
濃厚で素晴らしい味。
塩気酸味まろやかさな三位一体
●これは生きるために食べる食事ではないということ。指先まで官能に満たす不思議な食と思いました
またいきたいか?
はい、ぜひ。
■補足
ただ、わたしは個人的には和食フョージョンが好きなので、やはり個人間の中のI位にはなりませんが、
間違いなく世界有数な料理人で日本一ではないでしょうか?
料理でエクスタシーを感ずることができるまことしやかに不思議な世界です。
アスパラガスに関しては5をだしたい
もしマイナス0.2点分を聞かれるなら
■店内の装飾
■お魚が酸っぱすぎだった⬅︎私感かもですが
くらいかな?でも食事から7色のフレーバーを感じたり、フランス映画さながらの官能を感じたり
そりゃすごいです!
見事!
2016/04/24 更新
久しぶりのカンテサンス、
フレイバー爆弾(口の中で3種類以上の味が変わる高度なお料理。勝手にフレーバー爆弾と呼んでいます)今日も落ちるのかなあと楽しみにいってまいりました。
But
メニューはこんな感じでした。
1,アミューズ
2,ハトの内臓と猪のお肉
癖は無いからどうぞと言う事なんですけど私はあまりジビエが得意じゃなくて…
3,ヤギミルクのババロア
こちらはカンテサンスのスペシャリテで、ヨーグルトのような真っ白なババロアにオリーブオイルがかかっていて少し塩気が効いていてクリーミーでおいしいです。
4,ウニとホッキがいにさくらえびを散らしたタルト
サクサクのソルティー梨を記事に、ウニとホッキ貝と桜エビが微妙に絡まって美味でございました
5,さわらのソテー
これはすごかった、普通周りの皮はカラカラになっているものが多いんだけどこの皮のカリカリぷりといったら半端じゃなかった、
擬似音はカリカリじゃなかったジュワーサクサクサク、ジュワーサクサク。
初めて食べる食感でした。
もんくなしに美味!
6,牛の胃袋
香草と絡めてあるのですが、ローマ庶民料理の代表トリッパの応用かな?韓国料理ぽい
調理法はさすがのシェフなんだけど、やはり牛の胃袋苦手だから全部を食べきれず感想はあまりかけず、、
7,鹿肉ステーキ
(ジビエ苦手で)
なんかとても大変な調理法だったらしいんですけど、1つも手をつけられず……。
8,フキのシャーベット
うーん、ふき
9,いちごのデザート。
10バニラアイス
■感想
今回の料理はなんかの黒魔術〜?
思わず心の中で叫んでしまった。
そいえば昔の18世紀のフランスの貴族はジビエ食べたって聞いたな。しかし、一昨年、パリのムーリスで食事をした時、ムーリスも、もはやだいぶ健康志向になって野菜多かったな。その時は毒付いてタイ料理が?って言ったの覚えてるけど、、
今回は逆張りで、ジビエのオンパレードに泣きたくなった
私は現代人、大豆ミートに犯されつつある
時代に これはきつい!
しかし、今回の食卓はジビエや内蔵が苦手なもんで、半ベジタリアンになってメゾンカイザーで特ちゅうした特せいパンがおいしく、3つも食べてしまった
しかし今回は辛かったなぁ
人間の進化の過程は、極めている途中で悪化する時があるけどそれなのかなぁ?
天才岸田シェフ、きわめてる最中なのかなぁ?
今回はマニアックな感じだったれす。
●またいきたいか?
かって口の中で奏でる五重奏に酔いしれた
美食。今回は苦手食材にマニアックすぎて
辛かったけど、いつもものすごい真面目な顔で料理を作ることだけに専念してる岸田シェフ。きっと多分次回はまたすごいものが出てくるかもしれないので、ちょっと時間を置いて行きたいです。