4回
2025/10 訪問
ぼやき「コース仕立ての店でそりゃ無いだろ~」(`Д´)ノプンプン
美味しい蕎麦茶
蕎麦の実のお粥(秋バージョン)
コースの蕎麦ピッツァを無くして蕎麦掻き(小)を+¥750で大に変更
蕎麦掻き(大)のup
蕎麦掻き用の 塩、溜り醤油、安曇野産 真妻種の本山葵
コースの生粉打ち(十割)蕎麦
蕎麦(十割)のup
蕎麦切り用の辛汁と安曇野産の真妻種本山葵
あれっ❗ 隣のお客様のと間違えちゃった? その訳は文中で
内観
ピザ窯
マントルピース
テラス席
玄蕎麦の産地
メニューの表紙
コースの説明とメニュー
階段を上った所が入口
駐車場
店内から撮影
駐車場からの景色
駐車場からの景色
この日リフトはシーズンに向けて試運転
2025/11/09 更新
2024/05 訪問
高速使って4時間以上掛けても行きたいお店
2024/05/25(土)11:30再訪
長野県北志賀高原の竜王スキーパークにあるホテルのレストラン
スキーシーズンには【冬季ゲレンデレストラン 山の実】として所謂ゲレ食を提供。 そこがシーズンオフには絶品の蕎麦が頂けるお店へと変貌し、毎年Openする4/末~11/中には待ちわびたファンがどっと押し寄せる人気店。
蕎麦の味が落ちるこんな時期に何故?と思われる方は以前の口コミに詳細を記しているのでそちらをご覧ください。
自宅から4時間以上掛けて行って食いっぱぐれは困るので、数日前に11:30の回を予約し11:20に店着
*山の実(コース)¥2750
①先付け(蕨、倉掛豆、蕗)
②手挽き そばがき
③生粉打ち蕎麦
④石窯焼きそばピッツァ(須賀川そばピッツァor季節のそばピッツァorBLTのそばピッツァorアンチョビのそばピッツァorドライサラミのそばピッツァ)から
アンチョビのそばピッツァを選択
同価格(¥2750)で
石窯焼き そばピッツァを無くして 手挽きそばがきを小から大サイズに変更可
手挽きそばがきを無くして 石窯焼きそばピッツァを小から大サイズに変更も可能です
今回も絶品料理の数々、待ち望んだ甲斐がありました
初雪の降る頃 今年はもう一度訪れたい。
訪問日現在の☆3.93口コミ件数207
蕎麦茶
蕨、鞍掛豆、蕗
新そばみたいな鴬色の蕎麦掻き
炙った表面から立ち上る蕎麦の芳香とそば粒のプチプチ弾ける食感 そして粘り...もう堪りません
天日塩とそば汁の返し
辛汁と本山葵
アンチョビのそばピッツァ
アンチョビのそばピッツァ
白濁の蕎麦湯
山椒の新芽は蕎麦湯に浮かべて香りを楽しむ
内観
内観
玄蕎麦の紹介
メニュー
ドリンクメニュー
外観
お店の入口
お店の前から
こちらの山の上にはSORA terraceが
2024/06/26 更新
2021/10 訪問
今年の営業も残すところあと僅か、新蕎麦も打ち始めました。
2021/10/30 11:30再訪
1ヶ月程前、運良く10/末の長野方面での仕事が舞い込み その時点で此方の11:30の席をメールにて確保。
横浜を5時に出発し 先ず向かったのが"鏡池"
そこで撮影を終え当店到着は11時少し前。
11:00になると入口の扉が開き、体温測定と手指の消毒を済ませウェイティングシートに記帳し11:30まで中待ちのソファーで待機。
⚠️予約の場合は直前(11:30と13:00スタート)でも良いですが
予約無しの場合は
早く到着しても記帳の順番で案内され 売り切れの憂き目に合う事も有るので注意して下さい。
記帳を済ませれば スタート時間までに店内に戻っていれば近隣の散策や車の中にいてもO.Kです。
当店、そばのピッツァ以外は ほぼ店主のワンオペの都合上食事は11:30と13:00の2回、入れ換え制による同時スタートとなります。
メニューは基本"山の実コース"のみでピッツァは5~6種類の中からの選択になり、殆どのお客様は通常の"山の実コース"ですが若干のアレンジは可能(写真のメニューを熟読下さい)ですが蕎麦だけの注文は出来ません。
注文したのは、私 相棒共に山の実コース¥2500で ピザはリンゴのそばピッツァとアンチョビのそばピッツァを各1枚。
*お通しの季節のそば粥(春~夏は鞍掛け豆や根曲がり竹の 煮浸し等)
*手碾き蕎麦掻き
*生粉打ち蕎麦
*そばピッツァ
の順で提供されます
*当日の蕎麦粥には舞茸 しめじ 小松菜
旨味たっぷり鰹の一番出汁と噛むとプチっとした丸抜きの蕎麦粒と そこから出た僅かな粘りによる食感
*手碾きの蕎麦掻き
大袈裟では無く 鼻先50cmくらいで既に蕎麦がホワッと香り、湯溜めせず僅かに表面に炙りを加えたボール状のそれに箸を入れると ほわっと立ち上る湯気と共に更なる香り、もっちり ねっとりで
何も付けず→塩(以前の岩塩から旨味のある海塩に)→蕎麦の返し&山葵で味の変化も
*生粉打ち蕎麦
当店で頂いた過去いち
通常蕎麦は黒化率(蕎麦の実の褐色化)70%以上で刈り取りしますが 店によっては褐色化前の緑色のうちに早刈りした玄蕎麦をブレンドして蕎麦切りに新そばらしい色と香りを加えたり 色選別したものをブレンドするが
此方の店で使用する玄蕎麦は全て早刈りで黒化率50%以下では無かろうか?
通常そんな事をすれば味の乗らない美味しくない蕎麦になる筈が、此方では収穫された玄蕎麦を低温で保管熟成し通常ならば味の落ちる夏場がベストの状態に調整。
ところが今回は新蕎麦と先年のヒネ蕎麦との割合は50:50。
[ぐりんでる]の口コミでも触れたように昨年は蕎麦の当たり年で味が良いのは勿論 収穫量も多かっただろうから今回は今まで以上に味 香り 色とも申し分無し。
今後は昨年の蕎麦の在庫状況により 味の乗って来る新蕎麦の割合が多くなると思われます。
十割蕎麦は得てして固さが目立ってしまうものだが、店主の蕎麦打ち技術で水捏ねでしっかり練って細切りしているから固さがしなやかさに繋がり喉越しも◎
蕎麦湯も此処では風味豊かな別製の甘皮入り(蕎麦湯用甘皮の販売もされています)
*そばピッツァ
生地は蕎麦粉9割 小麦粉1割
ガレットよりもパリパリ触感で芳ばしい名物
今年の営業日も残り僅か(通常営業11/21迄、予約のみ11/23迄)ですのでお考えの方はお早めに。
山の実コースの この日のお通し 舞茸 しめじ 小松菜の蕎麦粥
山の実コースの十割蕎麦 お皿が味わいのある木の皿に
訪問日の数日前から新そばと ヒネ(2020年産)の50:50 ここで頂いた過去いちでした
丁寧に引かれた出汁が際立つ 濃すぎず透明感のある辛汁 辛味と甘味が秀逸な山葵
透明感のある辛汁
塩は岩塩から海塩に変えられたよう
山の実コースの蕎麦掻き
手碾きの石臼による表面に炙りを入れた超粗挽きの蕎麦掻き
山の実コースの季節の蕎麦ピザ(リンゴは2度目) コースは1人1枚(16cm/Φ)
山の実コースのアンチョビの蕎麦ピザ コースは1人1枚(16cmΦ)
内観
薪の石窯
テラス席
甘皮そば粉は熱湯で溶くだけでお店同様の蕎麦湯に
メニュー 蕎麦だけの注文は出来ません
飲み物メニュー
11:00頃に入口を開けて下さいます。 ⚠️早く到着しても予約者以外は11:00からのウェイティングシート記入順に案内されますので混雑時には特に注意 記入後は11:30までに入店すればO.K
この前にウェイティングシートが有ります。 予約の方も記入が必要です
入った右手で体温の測定と手指の消毒を 奥は待ち合い 11:00頃から利用可なので開店の11:30迄ここで待つのも良し駐車場の車の中で待つのも良し(ウェイティングシートの記入は忘れずに❗)
山の実コース本日のお通し(2021/10/30)
蕎麦は箕谷、ピザは下須賀川(しもすがかわ)産
HOLIDAY INNの建物が目印
お店全景
駐車場(店内より)
お店の前は冬にはゲレンデ
シーズンオフのゲレンデ
Sora Terrace はここのずっと上
スキーシーズンのお店前(HOLIDAY INNのInstagramより)
おまけ; 帰りに寄った[そばの実]の駐車場は 鏡池の駐車場へ向かう車も重なり入口付近は大渋滞でした 写真は 「あと1週間早かったらナ~」の鏡池
2021/11/04 更新
2014/11 訪問
今年の営業もあと僅か、11/25が最終日です(2014年)
2014.11.8再訪
普段は平日が休みの私ですが、またまた土曜に休みが採れた
ならばと再びお気に入りの此方のお店に伺いました。
今回は 山の実のセットにせいろを1枚追加、ピザはリンゴのピッツァを頂く事に
お店は11:30開店ですが10:00に到着してしまい
先ずは店内のウェイティングリストに記帳し、お店の周辺を散策しながら開店の時間を待ちますが
11月ともなると到着時の気温は5℃
あまりの寒さで11:00にはお店の中で開店を待ちました
今回のお通しは蕎麦粥です
薄味の出汁で炊かれた蕎麦の実は新蕎麦のように黄緑色で口の中でプチプチ弾け蕎麦の香りが広がります
蕎麦粥を食べ終えた頃、これまた薄緑色をした蕎麦掻きを 塩、山葵、返しの醤油の順番で頂きます
前回は気が付きませんでしたが 塩は岩塩を挽いたものでしょうか?不揃いな結晶で舌を刺すような辛味はありません
香りは前回に戴いた以上に強く もしかして新蕎麦?と思わせる程です
いよいよ本命の蕎麦ですが、今回の蕎麦は韃靼蕎麦と見紛うばかりの黄色に近い緑色でやはり口にする前に蕎麦の良い香りがします
忙しそうにしているご主人に確認は出来ませんでしたが 少し早刈りの新蕎麦の様です
素晴らしい蕎麦♪
もう1枚追加しておいて正解でした
最後のリンゴのピッツァはリンゴのシャキッとした
触感も残っており、チーズの塩気とリンゴの甘味がベストマッチ
クアトロフォルマッジにハチミツをかけた様なバランスでした
今日も満足満足♪
ご馳走様でした
なお、今年の営業も残りあと僅か11/25迄となってしまいましたので今年はもう伺うことは叶いませんが
来年の春には また必ず伺います
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2014.8.13訪問時のタイトル
突然そのチャンスは訪れました\(^o^)/
2014.8.13 開店を待っての訪問
此方のお店は土日、祝日の昼のみ営業、平日は予約客だけの受け入れですが 一人若しくは二人で伺う私には予約は取りづらく しかも雪が降りスキー場がオープンすると蕎麦はお休み という非情なほどに敷居の高いお店です
しかし突然、そのチャンスは訪れました
急に仕事の休みが取れて、その前日 何気無くこちらのホームページを見ていたら
お盆の時期は営業しますとの事!
これは もう行くしかありませんが
その日は8/13
帰省ラッシュの真っ只中ですから当日は朝6時に横浜の自宅を出発
中央道の相模湖インター迄、裏道 山道を突っ走り お店に到着は開店前の11:10
実に5時間超の長旅になりました。
スキー場のゲレンデまで車で乗り入れるのは初めての体験です。
先客は車1台
まだ開店前ですが、そのお客様たちが店内へ入って行かれるのを見て後を追い入店
店に入ると正面には薪釜があり、アルミホイルを被せたピッッツァを焼き初めていました。
ウェイティングリストの2番目に記帳し開店を待っていると次から次へとお客様がやって来ますが、その方たちは何故か記帳をしません
開店時間になり名前を呼ばれて席に着きますが呼ばれたのは5番目
最初の3グループは予約のお客様で、私の次のご夫婦で一巡目は満席です
何時もこんなに凄いの?
人気の高さにびっくり、そして期待も膨らみます。
出された蕎麦茶を頂きながらメニューを見ると
基本 蕎麦掻き、蕎麦切り、蕎麦ピッツァ
のみで温かい蕎麦も無いという少数精鋭
そのどれもが楽しめそうな 山の実 というセットをお願いしました
一緒に出された先付けの胡瓜の浅漬けと、根曲がり筍と鞍掛豆は 煮浸しにすることでごく薄味の出汁がしっかり染み渡り
一切手抜きしていないのが良くわかります
そして待つこと約20分
蕎麦掻きがやって来ました
その姿を見て、此方のお店の料理は変な先入観を持っていたのではダメな事に気付かされる。
普段目にする蕎麦掻きとは全く違い
大きさは女性の両の手にすっぽり収まる程で茶巾で絞った後があり、表面を僅かに炙ってます
また、色が新蕎麦色(薄緑色)をしていますが....今は8月ですよ!これにはびっくり(写真参照)
箸を入れると中はゴマ豆腐の様な感触で箸に蕎麦掻きが残るほど粘りがあります
最近、蕎麦掻きがメニューに載っている店が多くなりましたが、蕎麦掻きのルーツは蕎麦栽培農家の子供のおやつです。
それを今では、普通の蕎麦屋は 流行っているからとメニューに加え、玄蕎麦に自信のある蕎麦屋は玄蕎麦の風味が落ちにくい(茹でて無いから)蕎麦掻きを売りの1つとしている
それではこちらの蕎麦掻きはどうなのか?
マイレビュアのGALLYさんの「そばがきのおにぎりだあ」が言い得て妙
さらに言うなら 素焼きの焼きおにぎり
蕎麦の香りといい味の濃さといい玄蕎麦の素材の良さが引き立ちます
拘りのある方にはお薦めしませんが、この蕎麦掻きも絶品♪(ほんの少しの山葵と塩は必要無いほど)
まだまだレビューは続きます。
続いて十割蕎麦の登場です
見た目は青刈り(早刈り)の新蕎麦の薄緑色(写真ではこの色が上手く出せませんでした)
細切りの蕎麦の繋がりも良いが、笊に盛られたそれをテーブルの上にドン!
笑っちゃう程水切りが良く 試しに笊を2~3cm浮かしてからドンと落としても1滴たりとも水が落ちない
繋ぎがある蕎麦ならまだしも十割でここまで水切りをすると普通ならゴワゴワした食感になってしまうが この蕎麦は尚みずみずしさを保ってます
手繰ってみると口に含む前から青草の様な
新蕎麦の香り、噛むと後熟した冬の蕎麦の様な濃厚な味
唸るしかありません
辛汁は一言で言うなら翁系の 隠し味に酒類が入った様な味(殆ど辛汁は使いませんでしたが...)
蕎麦湯は蕎麦粉を溶き入れたものですがドロドロでは無く これも味が濃厚
よく 辛汁を入れない蕎麦湯だけでも美味しいと聞くことがあるが私はそんな経験は無い
そんな私でも これは辛汁無しで旨いと思う
最後は須賀川そばピッツァ(季節の野菜のピッツァも選択可)
白味噌のソースを塗って丸く延ばした蕎麦の生地に トッピングはチーズ、千切りの葱と榎茸のシンプルな料理
どこかフランスの田舎町で食べられていた蕎麦粉のガレットにも似ている
これも焼いた蕎麦の芳ばしさと白味噌、チーズの塩気が絶妙で...もっと食べたい
夏の蕎麦は旨くないからと諦めてしまったら出逢うことの無い此方のお店の蕎麦
大満足の料理でした。
正直な所、追加で全てを単品で頼みたいほど物足りなさが残ったのだが、大勢の待ち客の方の視線が背中にビシバシ突き刺さりそそくさと店を後にしました。
これで食事のレビューは終わりですのでここから先は読まなくても良いですヨ~(笑)
手刈り天日干し乾燥、それを真空パックにし冷蔵庫で保管する 拘る職人は数多くいらっしゃるがこの店の蕎麦は比較できない程いきいきしている
何が違うのか?
無い頭を絞って妄想の翼を広げてみた
(想像では無く妄想ですので悪しからず)
此方で使う玄蕎麦の産地は富山、茨城、の契約農家と自家栽培の須賀川(スガカワと読むらしく福島のスカガワとは別)のものを使用との事
此方のお店の4/下~11/下という営業期間に
ヒントが隠されているかも知れない
11/下までには新蕎麦が提供出来るかも知れないが、そこから蕎麦が一番旨くなる冬場を越え、次に提供出来るのは4/下GWの頃ですから普通の人ならこの場所で蕎麦屋等とは考えもしない筈
私の妄想では、この悪条件を逆手にとって玄蕎麦を熟成、冬眠状態にするのでは?
蕎麦の収穫は俗に言う青刈りし(早刈りとも言う)野立てでじっくり乾燥させる事によって生命力の強い蕎麦は茎から養分を吸い上げて熟成を進める(これを後熟という)もしかするとその時期は霜が降りそうなほど寒風吹き盛る様な場所であればさらに甘味を増し
茎から外された玄蕎麦は選別、磨き等を終え真空パックで冷蔵庫に保管
ここでも他と違うのはパックはレトルト食品に使われる様なアルミ箔をラミネートしたフィルムを使い、保存温度は氷温(-1℃)でも冷凍でもパーシャル(-3℃)でも無く 3℃
これは小動物が冬眠している時の体温とほぼ同じ
この新蕎麦に近い状態の玄蕎麦がGWの頃にパックから出されコンピュータ制御された石臼で 鬼殻から外された丸抜きを製粉し24メッシュの篩に1度だけ掛けられ 篩に残った粗粉を少し加えて蕎麦切りになる
玄蕎麦を保存する冷蔵庫と製粉室は店の地下にあると言う
地下と言ってもここはスキー場ですから建物は高床式になっており正確には剥き出しの柱がある1階部分ですから冬になれば当然雪に埋もれて部屋ごと雪室に入った状態になる
製粉する時に直射日光は入らないだろう
蕎麦打ちもこの場所で行うのだろうか?
自家製粉する蕎麦屋で、客から見えるような場所で製粉したり、まるでショーウインドーの様に夏の日差しがガンガン当たる店頭近くに蕎麦打ち場のある蕎麦屋は能書きばかりで何も分からない素人だと聞いた事がある
結果を見ればこんな推理も働くが、何も無い所からこの答えを導き出すには相当な時間と努力が必要だったと推測出来る。
これはあくまで私一人の推測ですので信じるか信じ無いかは 貴方次第です
冗談はさておき、信州の蕎麦は旨くないと言う噂が誠しやかに囁かれているが
信州=10割蕎麦とばかりに繋がっていない蕎麦や生煮えの蕎麦を平気で出すような店があまりに多すぎる
蕎麦好きなそこの貴方!夏の蕎麦といったら此処ですヨ
勿論 趣向に合えば...ですけれど
粗びき蕎麦掻き(女性の両手の中に収まる位の大きさ) 山葵と塩で
茶巾で絞って表面を僅かに炙ってます とても8月の蕎麦掻きとは思えません 丸ぬきの新蕎麦の色そのもの(薄緑色)
蕎麦掻き(2014.11.8)
2014.11.8
先付け(根曲がり筍、鞍掛豆の煮浸し、胡瓜の浅漬け)
塩をアップで撮ってみました
山の実セット¥2100の蕎麦 この写真では分かり難いですが蕎麦掻きと同じ新蕎麦の様な薄緑色をしています
2014.11.8
蕎麦のup
薬味と辛汁(翁の辛汁に近い)
蕎麦湯は蕎麦粉を溶き入れたもので濃度は甘酒と豆乳の中間位い? 風味も良い
須賀川そばのピザ 蕎麦のクラストに白味噌のソース、そしてチーズ、トッピングは葱と榎茸
トッピングされた丸ぬきの蕎麦の実の色は緑色(夏だというのに!)
お店に入ると 正面には薪釜
お店に入った左側
今回は山の実というセットものでしたが 次回は単品で注文しよう
この写真では お店の左側が駐車場です
食事が終って下の駐車場に戻ると この通り満車です
2015/11/21 更新
2025/10/31(金)再訪
最後に訪れたのは昨年の春
秋に訪れるのは4年振りとなり、蕎麦の実の粥も楽しみな訪店。
当店は
富山県出身の御主人と長野県出身の奥様が、奥様のご実家であるこの北志賀高原竜王スキーパーク内のレストランでスキーのオフシーズンにも集客をと始めたお店。
蕎麦の玄蕎麦は富山県南砺市蓑谷の契約農家から仕入れ2台の電動石臼を使い分け製粉
ピザ用の玄蕎麦には長野県下高井郡下須賀川産を手碾きの石臼で粗挽きした蕎麦粉を使用
その契約農家から仕入れた玄蕎麦は春からの営業に備え、アルミ蒸着の袋に詰めて真空パックし低温で保管され眠りにつく。
そして、春のG.W頃からの営業時には都度必要な分だけ殻付の玄蕎麦から殻剥き→色選別→2台の電動石臼と1台の手碾石臼で3種類の蕎麦粉に挽き分け→蕎麦打ち→茹でまで店主1人でこなす。
営業日は基本土日に限られ
金曜日と月曜日は前日までの完全予約制となり
営業時間は11:30と13:00スタートの2部制なので遅刻をしないようご注意を!
11時頃になると店内入って直ぐの場所にウェイティングリストが設置されるので、予約有り無しにかかわらず記帳したらスタート時間までに戻ればO.K(13時スタートの回は12時頃から)
料理はコース仕立ての一択で
*山の実(コース)¥2850
で次の順番で供されます
①季節のお通し
一例
春;蕨、鞍掛豆、蕗のお浸し
夏;根曲り竹、鞍掛豆、キュウリのお浸し
秋;茸の蕎麦の実粥
②手挽き そばがき
③生粉打ち蕎麦
④直径16cmの石窯焼きそばピッツァ
須賀川そばピッツァ
季節のそばピッツァ
BLTのそばピッツァ
アンチョビのそばピッツァ
ドライサラミのそばピッツァ
たまごとベーコンのそばピッツァ
の何れか
同価格(¥2850)で
石窯焼き そばピッツァを無くして 手挽きそばがきを小から中サイズに変更可
手挽きそばがきを無くして 石窯焼きそばピッツァを小から大サイズに変更(+¥750)も可能です
他には追加で注文可能な
黒蜜きな粉の蕎麦掻き
アルコール類やソフトドリンクなど
※この日のオーダーは
山の実コース(¥2850)の
ピッツァを無くして蕎麦掻きを大に変更し(+¥750)
蕎麦切りを1枚追加(¥1250)
別途単品でリンゴのピッツァ¥1600(直径30cm)をテイクアウトとし
蕎麦を食べ尽くす算段
お通しは春夏も良いけど秋の 蕎麦の実粥のトロッとした粥に蕎麦の実のプチっと弾ける食感が一番好き
以前、食べ終えてから蕎麦掻きを大にしなかった事に後悔したので、今回は大にして大大大満足(*≧∇≦)ノタマラン
いつ来ても変わらない蕎麦切りは鶯色を纏った早刈りの新蕎麦の見た目で味好し香り好し
1枚でも充分な量ですが2枚食べても飽きること無く塩だけと山葵と塩で頂きました
ここの蕎麦湯は釜湯では無く溶いた蕎麦粉に甘皮を加えたもの
辛汁に山葵と蕎麦湯で余韻を楽しみ、最後は香り付けの木の芽を加えて...これも大満足。
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何故変なタイトルに?
当店の料理はコース仕立て
なので2部の入れ換え制になっているのに
グループで来店された中の1人が、酒を飲みながらピザを摘まみたいので自分だけピザを先に出せと言う
また同席の内の1枚は持ち帰ると...
お店の方がコースだからと断るとあーだこーだと揉め始め終いには店側が折れる形になり...
その後の厨房の段取りが狂い、他の客の提供のタイミングがズレ
食事が終わり会計の際、受け取ったピザはコース料理の直径16cmのピザ
オーダーの行き違いが有ったとしても確認せずキャッシュレスでお支払
所が家へ帰ってレシートを見ると(遅いっちゅーねん)
季節のそばピッツァ(持帰り)¥1600と記載
あの客の持帰りピッツァと間違えられたじゃないか(`Д´)ノプンプン
訪問日現在の☆4.11口コミ人数274口コミ件数307