YamaNe79さんが投稿した江戸前晋作(東京/本郷三丁目)の口コミ詳細

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ひとりメシ多め。最近、そば多め。夜はほぼ自宅メシ。

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YamaNe79 (男性・東京都) 認証済

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移転江戸前晋作本郷三丁目、水道橋、春日/天ぷら、日本料理

1

  • 夜の点数:3.9

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/02 訪問

  • 夜の点数:3.9

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

酒と天麩羅にしっとり浸れる優良店。【お任せコース】は、約2時間半の口福タイム

天麩羅と日本酒をコンセプトに、
いと口福な時間が過ごせる、6席だけの天麩羅処。

オープンは2016年10月で、
食べログTOP5000にも名を連ねております。

お財布が許すなら、
若い店主の【お任せ】を是非楽しみたいところ。
食材の様々な表情と向き合える、
約2時間半の口福タイム。

満足度は、実に高めに纏まった次第です。

・火入れを変えて出してくれる、2尾の【車海老】
・5日間熟成させた【鱚】や【めごち】
・圧巻のみずみずしさを放つ【雲丹大葉巻き】
・〆には【名物 まぐろ茶漬け】


……と、見所は随所に。

ちなみに……
前半は魚が続き、野菜は後半で提供されます。
交互に提供されても良い気もしたのですが、
まずは店主を信頼し、
そのままを受け入れるべしですかね。

また、主賓の天麩羅に添える2つの脇役たちにも
抜かりはありません。


鰹節を初め、
厳選した素材を使っているという【天つゆ】は、
鰹の風味が色濃く反映されているのが印象的。
一方、【塩】はサンゴで濾過した奄美大島産
丸味のある塩気で、主賓を引き立ててくれます。

そして、日本酒。
5年以上長期熟成したものや、
こちらのお店独自に瓶内熟成させたものなど、
富山の地酒を中心に10種以上がラインナップします。
呑み過ぎには、くれぐれもご注意を(笑)

尚、お店の場所は、
丸ノ内線・本郷三丁目駅からまもなく。
我が家にとって有り難い場所に構えるコチラには、
季節が変わった頃、
ぜひまたオジャマさせていただきたいところです。



---《いただいたメニュー》---
◆お任せコース@時価(11,000円前後)
◇先付
 【うるい(山菜)のおひたし】で開幕。
 シャキッとした先に待つ、優しいねっとり感。
 おろし柚子が、
 爽やかな余韻を残してくれます。 

◇車海老(2尾)
 1尾目と2尾目で、火入れを変えて頂けます。
 2尾目のほうが僅かに太く、
 芯の部分によりレアな食感を楽しめます。

 プリッとした先に待つ素材の素の甘味が、
 なんとも堪りません……。
 このパフォーマンスで、
 ググッと“晋作の世界”に引き込まれます。 

◇海老の兜(かぶと)
 2尾の頭は香ばしく。
 カラッとした揚がり具合は良好です。
 
◇鱚
 5日間寝かせたという熟成した御身は、
 しっとりと、且つ、どっしりとした印象。
 白身特有の軽さは感じられず。
 旨味が滲み出てくるかのようです。
 
◇墨烏賊
 車海老同様、火入れを変えた2枚。
 プリッとした1枚目。
 そして、芯がレアな2枚目。

 ネットリさが立つ2枚目が、なんとも秀逸です。
 必要最小限な薄い衣も含めて、
 食感の幅がなんとも楽しい仕上がり。

◇季節の魚:白魚の昆布締め
 しっとり。そして、ねっとりと。
 淡白ではありますが、
 ギュッと重みを感じる一品です。
 紫蘇との相性もバッチリ。
 爽やかさが良きアクセントになっています。

◇めごち
 鱚同様、5日ほど寝かせた熟成仕様。
 このしっとりとした、
 身が詰まったような仕上がりが、
 白身魚であることを忘れさせてくれるよう。

◇雲丹大葉巻き
 後半の目玉は、贅沢の極み。
 口福の真骨頂ですね。

 レアに仕上がった、ホワホワ食感の雲丹。
 この“か弱すぎる”代物から
 怒涛のごとく迫りくる磯の香りが、
 大葉と絶妙に調和します。

◇穴子
 大ぶりな御身に、臭みなどは皆無。
 腹の脂は控えめに。
 尾の先にかけて、
 穴子らしさはより色濃くなりますね。
 アイデンティティを発散しながら、
 胃袋に落ちていきます。

◇茄子
 みずみずしく。
 潤沢な水分と、薄い衣の交わりが
 予想以上の美味さを滲ませます。
 包丁の入れ方がいいのか。
 パリッとして、ジュゥワ〜ッと馴染む感じが、
 なんとも良いパフォーマンスでした。

◇椎茸
 小ぶりですが、肉厚。
 衣に触れる外側はトロリと。
 そして、芯に向かうに連れて凛々しく。
 やはりポイントは、水分ですね。
 質の高いパフォーマンスにうっとり。

◇五郎島金時
 契約農家から頃合いを見て納品される一品。
 ホクホクとした食感と共に感じられる
 潤沢な濃ゆい甘味は、
 奄美大島産の塩で覚醒します。

◇まぐろ茶漬け(ごまだれ)
 こちらの“名物”を〆でいただきます。
 いい甘じょっぱさを纏ったごまだれに塗れる、
 鮪の旨味は濃ゆいですね。
 これだけでも充分うんまい…!
 
 鮪をそのまま数切れ頂いたら、
 白米に乗せ、静かに緑茶を投入。
 優しさの海を泳ぐ旨味が、
 箸のスピードを早めさせてくれますね。
 完食までは、無論あっという間です。 
 
◇抹茶の葛餅
 最後にお口直しを。
 抹茶の濃ゆさは、侮れません。
 甘くねっとりとした食感にホッとしたら、
 一連のショータイムもフィニッシュを迎えます。


---《利用シーン+α》---
・妻と、マイバースデーディナー
・土曜18:00に訪問
・食べログからネット予約を利用しました


---《メモ》---
・コースは、前日までの予約が必要です

  • 先付:うるいのおひたし

  • 車海老:1尾目

  • 車海老:2尾目(芯がだいぶレア)

  • 海老の兜(かぶと)

  • 鱚(5日間熟成)

  • 墨烏賊:1枚目

  • 墨烏賊:2枚目(芯がレア)

  • 季節の魚:白魚の昆布締め

  • めごち(5日間熟成)

  • 雲丹大葉巻き

  • 雲丹大葉巻き:カットしていただけました

  • 雲丹大葉巻き:カメラ寄ってみました

  • 穴子:登場時

  • 穴子:目の前で、半分に割いて頂けます

  • 穴子

  • 茄子

  • 椎茸

  • 五郎島金時

  • 五郎島金時

  • お新香

  • 【まぐろ茶漬け(ごまだれ)】ごまだれを纏う鮪は別盛りで。

  • 【まぐろ茶漬け(ごまだれ)】白米

  • 緑茶

  • まぐろ茶漬け(ごまだれ)

  • 抹茶の葛餅

  • 惣誉(栃木) 生酛仕込み 純米吟醸@1,110円:特A山田錦使用。お店独自に、短期熟成させているそうです。

  • 大根おろし

  • サンゴで濾過した、奄美大島産の塩

  • サンゴで濾過した、奄美大島産の塩

  • 暖簾

  • 暖簾

  • 看板

  • 外観

  • 店内

  • 天ぷらへのこだわり

  • コースメニュー

  • メニュー(天ぷら単品など)

  • メニュー(地酒など)

2018/03/04 更新

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