YamaNe79さんが投稿した鮨 青海 銀座店(東京/銀座)の口コミ詳細

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ひとりメシ多め。最近、そば多め。夜はほぼ自宅メシ。

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YamaNe79 (男性・東京都) 認証済

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掲載保留鮨 青海 銀座店銀座、有楽町、東銀座/寿司、日本料理、海鮮

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/05 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

鮪。雲丹。華やかな主役級はもちろん、一品料理たちの美味なパフォーマンスも光る鮨店

記念日などの他、なにかの節目に良きですかね。
個人的にその類で利用させていただきました。
ハードル高すぎず、穏やかに美味な時間を過ごせた、
というのが率直な感想です。
いとありがたし。

こちらの店名を冠する店舗は、
現在都内に3つ在るようですね。
新宿西口。青山。
そして、ここ銀座と。
2021年5月現在、いずれも通常営業中です。

こちらの目玉は……
分かりやすく【雲丹】だと思いますが(笑)
ただ、個人的には【鮪】がかなり印象的でした。

鮪専門仲卸「やま幸」さんのものを扱われており、
そのパフォーマンスには、
ググッと引き込まれるものがありました。

また、大将が和食出身の方だそうで、
握り以外のお料理も抜かりナシ。
茶碗蒸しや味噌汁等がきちんとおいしいのは
すごくうれしい……
歳のせいかもですけどね。。(笑)


━━《had》━━
◆おまかせ握りコース@税込14,300円
仕入れ等によって、
内容や構成は変わるかと思われますが、
“八寸”は必須とのことでした。

**
・江戸前しじみの一番出汁
まずその香りから、出汁の濃ゆさを察します。
一口すすれば、じ〜んわりと旨味が……
ホッと癒やしが染み入る開幕。

**
・鮪中トロ
かの「やま幸」さんの鮪。
名刺代わりの一発に、心を鷲掴みされました。

全体は艶やかに。かつ、ホワッと軽やかに。
鮪の仄かな歯ごたえ。
繊維に沿ってほどけ、染み入る旨味の詰まった脂。
シャリがそれによってコーティングされる様は、
まさに心地良き協奏曲、と。

**
・アメーラと木耳の洋浸し
静岡産アメーラトマトを、
白ワイン・白ワインビネガーで炊いてるのだそう。
スキッとしつつ、
後から追いかけてくるトマトの甘味。
酸味も勿論ですが、甘味が色濃いかもですね。
思った以上に“円み”を感じました。
木耳との食感の違いも楽しくあります。

**
・平目
8日間寝かせたという平目に、すだち&塩。
そのすだちの香りがまずフワッと来て、
塩で引き立つ身の甘味。
なおかつ、歯ごたえは凛々しくありました。

ちなみに、他のネタに比べて、
シャリが僅かにあたたかく感じたのは、
意図的なのか、ボクの気のせいだったのか。

**
・真鯵
大分より。塩〆で。
上にちょんっと乗った薬味は、
大葉・葱・生姜を擦り合わせたものだそうです。
各々が複雑に絡み、
鯵の旨味を引き立たせていました。

逆にそれに負けない鯵自体の旨味は、言わずもがな。
“らしい”旨味を発しながらトロけ、
その余韻の心地良きこと。

**
・金目鯛
八丈島より。
ギュッと引き締まった御身の力強さが印象的です。
シャリにほうが先にトロけていくかのようで、
キンメの食感は最後まで凛々しくありました。

**
・八寸
彩りも鮮やかに、目でも楽しめる一皿でした。
中でも特に印象に残ったのは、
【小海老の衣を纏ったグリーンアスパラ】。
まず芳しい香りに惹きつけられます。
小海老の香ばしさと、
アスパラの水分との絡み具合。
そのバランス&食感に満足度がグッと上がります。

**
・雲丹
9種。内容は写真のとおりです。
各々味も食感も全く異なり、素直に驚くばかり。
個人的には、ムラサキの【松前】が好みでした。
舌や歯へのねっとりとした絡み方。
食感。余韻。
自分の好みを見つけるのは楽しいですね。
同時に贅沢。

尚、別コースだと、
この中から好みのものを選び、
雲丹軍艦もいただけるようです。
有明産の海苔がおいしいので、
ご予算次第でそちらの贅沢なコースもアリかと。

**
・鮪赤身漬け
ブレンドしたマスタードを使われてるのだそう。
正直ちょっと意表突かれましたが、
その風味が面白い味わいを立たせてくれます。
開幕にそのマスタードの風味がきて、
あとから鮪の濃ゆい旨味が追いかけてくるよう。

**
・小肌
1番の特徴は、そのルックスですかね。
この編み編みは、“あじろ”って技法とのこと。
こうすることで身が肉厚になり、
かなりの噛みごたえ・食べごたえが出てきます。
好みは分かれるかもしれないですが……
“食らった”印象を感じられるのは事実。

また、小肌を口に持ってくる際に、
お酢の香りが鼻にツーンときまして。
上記【鮪漬け】からの流れで、
このお酢の感じがアクセントのようになり、
個人的にはさり気なく良かったポイントに。

**
・三重の鰆 木の芽醤油焼き
香りがホワァッと……まずこれが良きですね。
鰆の御身は薄切りですが、
皮と御身の間、またその御身自体の繊維の間から
きちんと旨味汁が滲み出てきました。
皮の香ばしさに、塩気も良し。
脂はサラッとしていて、口当たりは滑らかに。

**
・鮪大トロ 
鮪らしい図太い旨味。
かつ、とめどなく溢るる潤沢な脂に、
シャリが埋もれるかのよう。
粒がときどき顔を出す感じというか。

逆に米粒の輪郭をしっかり感じさせてくれるのも
また良き。
調和を保ちながら、
全体が自然にトロけていくようでした。

**
・アオリイカ キャビア乗せ
北海道の烏賊に、フランス産キャビアを乗せて。
キャビアは大粒ですが、塩分は少なめに。
そこに、すだちで香り付けされてます。

このすだちが、爽やかな風を吹かせてくれますね。
烏賊本体はかなり柔めに。ニュゥッと。
なんだか優しく包まれる感じで、
次の車海老の登場まで、
もう少しだけ時間が欲しかった感もしました(苦笑)

**
・車海老
鹿児島より。
そのアウトラインはスマートに見せかけて、
しっかり肉厚と。
海老らしい旨味に加え、
ふくよかさを感じさせてくれました。

**
・北海道産長芋と青海苔の茶碗蒸し
このタイミングでの茶碗蒸しの登場で、
優しさがジワります。
湖面に浮いた“とびこ”の山葵漬けをアクセント役に。
長芋の軽やかなヌルッとした食感は、
なんとも舌に馴染みます。
塩加減も良きかな。

**
・玉子焼き
写真だと分かりにくいかもですが、
まさかの二層構造。
プリンのような食感に加え、ザラッとした舌触りも。
優しい甘味を発しながら、
それらが自然と馴染む過程が楽しいですね。
口当たりは滑らかに。余韻は甘く。
まさかの鱸(すずき)を使われているとのこと。

**
・煮穴子
長崎より(たぶん対馬なのかな、と)。
摺った柚子で香り付けも。
口に入れた瞬間に舞うのは、この柚子。
そして、ほんのりとしたあったかさと共に、
穴子の風味がホワ〜ッと広がっていきます。
爽やかさが終始顔を覗かせ、
単調さみたいなものは感じられませんでした。

**
・巻物
左手に有明産の海苔を乗せてもらい、
干瓢の握りを受け取ります。
(写真ボケた。右腕の筋力不足…苦笑)

干瓢の甘味・煮具合は丁度良い塩梅で、
且つ、きちんと“らしい”食感が残っていました。
めちゃシンプルですが、
故に一層のおいしさを感じた次第。

**
・赤だし
魚の骨、あら、内臓を煮込むこと4日間。
これは率直にうんまい!と。
湯気ととともに立ち上る香りに、
そしてなにより旨味、濃ゆさがたまりません。
ここに饂飩なんか入れたもんなら、
きっと止まらないんでしょうね(笑)


・水菓子
豆乳プリンのベリーソースがけ。
プリン自体のハリ・弾力が強く、
その引き締まった感じ・固めな食感が好みでした。
(ちなみに、プリンは固めが好き派です)

豆乳プリン単体での優しく自然な甘味が良きですね。
そこにソースのピュアな甘酸っぱさが、
抑揚をつけてくれます。


◆ゴッタス デ 日本茶 エスペシアル玉露@税込2,200円
ワイングラスで。
香り豊かに……もうこれは明らかですね。
「すごっ」と思わず、口に出してしまいました(笑)
“みずみずしい”って表現はおかしいかもですが、
なんておいしいんだ、と。

ちなみに……国際サミットなどでも出されたようで、
まさにMADE IN JAPANの底力を体感できる
一杯でした。


◆烏龍茶@税込660円
途中、お酒をグイグイいきたくなりましたが…
この日の体調的に、念のため(苦笑)


━━《situation+》━━
・先輩と2名で夕食
・事前予約の上、19:00頃に訪問
・カウンターへ

  • 江戸前 しじみの 一番出汁

  • 鮪中トロ

  • アメーラと木耳の洋浸し

  • 平目

  • 真鯵

  • 金目鯛

  • 八寸│盛りつけ中

  • 八寸

  • 雲丹│スタンバイ中

  • 雲丹│盛りつけ中

  • 雲丹│ラインナップ

  • 雲丹

  • 合わせ酒

  • 有明産海苔、山葵など

  • ガリ

  • 鮪赤身漬け

  • 小肌

  • 三重の鰆 木の芽醤油焼き

  • 鮪大トロ

  • アオリイカ キャビア乗せ

  • 車海老

  • 北海道産長芋と青海苔の茶碗蒸し:初期状態

  • 北海道産長芋と青海苔の茶碗蒸し

  • 玉子焼き

  • 煮穴子

  • 干瓢

  • 赤だし:初期状態

  • 赤だし

  • 水菓子:豆乳プリンのベリーソースがけ

  • ゴッタス デ 日本茶 エスペシアル玉露@2,200円

  • メニュー│ゴッタス デ 日本茶 エスペシアル玉露@2,200円

2021/05/24 更新

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