志乃 MarkⅡさんが投稿した天ぷら 中山（東京/人形町）の口コミ詳細

諸事情により`21年2月よりの御無沙汰であった(らしい)。


先ずお父さんがいない。

前回はテイクアウト利用だったんだけど確かにお父さんが揚げてたハズ。
店頭の窓から覗くと以前は御飯をよそっておられたお母さんが炉の前に立っていて、
正直こりゃ一体何事か？と心がどよめき立つ一方そいつを御伺いするのもある意味気が引けると言うか、
ボクのこのお店へのリスペクトは最大級だけど何しろ2年4カ月振りくらいの再訪である。

要するにそこまで常連でも無い訳だし第一この大行列の繁盛店で、
今更乍らの気遣いが一刻を争うお店の迷惑となってしまう可能性も無いではない。

皆様のレビューを拝見させて頂くと`21の夏にはお母さんが揚げてたとの記述があり、
そうかそうかと野暮はこのくらいにしときますけど、
兎に角にもお父さんの無事を祈って止まない。。。


・・・聞いてもよかったかしら。

本日良く良く確認できなかったけど、
いつものお兄さんは相変わらずSOじゃなかった注文取り等々司令塔の役割を果たされており、
もう一人若い男性がカウンター内にいらしたのが目新しかった。
厨房内コミュニケーションも結構くだけた感じで昨日今日の間柄では無さそう。
勿論ボクも長い事通えてなかった(^^;んで、
この方がどのくらい御勤めなのか知る由も無いのですが、
老舗に新人さんがいると目を引く程度の違和感で概ねシーンに馴染んでらっしゃる様に思えました。


待ち席へ据わってる間にお兄さんが注文を取りにいらしたので、
着席から着丼(死語)の間は左程ありません。
10分足らずかな。
先ず熱っちっちのお茶が来てそのあと香の物とおしぼり～
しじみの味噌汁まではお兄さんの提供。


その合間合間に結構びっくりした事があるんですけど、
注文書きよく見たらなんと海老無し天丼てーのも売ってるんですねっ！(笑)
以前ネットの記事で天ぷら屋でエビを食べないのは寿司屋でまぐろを食べないのと同じだって読んだけど、
一般的に天丼て言やあ海老が入ってるのが天丼なんじゃないの？
だって蕎麦屋とかで天丼頼むと海老天だけだったりする(笑)じゃん？

今やそーじゃないんだね。。。
そりゃまぐろを嫌いな人だって寿司食べても悪くはないと思うけどさあ。(笑)
これは結構なカルチャーショックでした。
でも当然需要があるからそうしたメニューも展開する訳であって、
いやあ、でもそうかあ・・・
海老嫌いな人でも天丼食べたいと思うんだね。
アレルギー問題の影響もあったりして。。。


ヘンな意味で隔世の感がありました。(笑)
更には今回発見したんですけどコチラの海老天て単品440円なんだそーですね。
ボクなんかがいつも頂く天丼には海老天が2本も載って千四百幾等ってな価格設定なんですけど、
その他お魚二種野菜二種も入ってる訳だからこの天丼から海老2本抜いたら勘定合う合わない・・・


ま、上記野暮なんで気にしないでください。(笑)
メインの天丼は前述の若い方が持って来てくださいました。
揚げ手はお母さんですけど2年何か月前と相変わらずこちらの天丼はおいしい。
フタ取ると急激に香りが立ってアガります。
(´- `*

天ぷらと天丼て同じ店で食べるから同じ基準で考えちゃい勝ちだけども、
ボクの私見では全く別な食べ物です。
天丼てなあフタする訳だから当然コロモがしんなりして当たり前なんであり、
申し訳無いけどボクは天ぷらはそこまで好きじゃ無くて天丼が好きな訳で、
このお店に代表される天丼て基本的にゴマ油の香りのする天ぷらを、
伝統のタレにじゃぼんと浸けちゃうのでサクサクなんかしてないし、
今更ボクが言う必要も無いと思うんですけど黄色くないんで。

時折しんなりした黒い天丼に文句言う人がいらっしゃいますけど？
そーゆー方にはちゃんと「天ぷら定食」も御用意されてますので御心配無く。
天丼と天ぷらは飽く迄も違う食べ物なのである。


ごめんなさい。
余計な事言いました。(汗々)

極論このお店を楽しめる人だけ通えばいーって話しなんですが。
今じゃ孤独のグルメという言葉が代名詞になっちゃうくらいだけど、
そもそもそれ以前からの繫盛店。
蓋を開ければ強烈な伝統の丼タレと胡麻油の香りに圧倒され、
こりゃもお一刻も早く掻っ込まなければとの強迫観念に駆られますので御用心。
(by 桜田淳子)

この濃い味のインパクトは某C社の清涼飲料を遥かに凌(笑)ぐ常習性を発揮し、
カフェインも添加されていない(多分)のになんでなんだろう。
黒天丼と言われて食べに行くと実はそこまで黒く無い。
コロモの端がタレに染みて黒いのは言わずもがななんだが、
芯の所はネタの色が透けて見えるんで真っ黒ってな訳じゃ無い。

基本的には熱くあるべき物全てが熱っつあつで提供されてくるんだけど、
いつも添えてくれるしじみ汁が冬より熱くない感じがした。
ボクはこの時期そんなに熱くない方が嬉しいけど寒い時期は熱っちっちの方が嬉しい。
気を遣ってくれているのではないかと思います。
(´- `*


出来たらば週イチとかで通いたいと思うけどコチラの常連になろうと思えば、
日程的にも距離的にも経済的にも敷居は半端無く高い。(^”^;
それだし常連と言うのは言わば店側から与えられる称号であって、
そこまでしてそれが欲しいかなぁ？・・・


と問われれば。

ボクは全てのお店に対して常連になりたくありません。
全てのお店に対してそーゆー立場を取らせて頂きたいと思っております。
この関係性距離感だからきっと2年何か月振りでも同じ立ち位置で暖簾を潜れるんだろうと思うし、
付かず離れずでいられるんだろうと思います。
飲み屋文化と言われる阿佐ヶ谷なんかで生活してると余計にそー思います。


顔を覚えられるや否やの境界線でやってくのが、
いーのかな？って正直思います。
だからきっとボクはずっとそういう立場で御伺い出来る、
このお店大好きなんだろうと思います。
(/・ω・)/

中山さんがテイクアウトを始めたんだそうだ。


恐ろしいモンである。
と言えどいつも行列に並んで見てたら殆ど持ち帰りの客はいなくって、
食べた帰りのみやげに持って帰るのを想定してるらしいんだな。
そりゃそーなんでしょうけど。


でもそれだとこの緊急事態下をTake Out でもってどーにかしましょー！

感は薄い。
それが一つ。

それだしこの状況下相変わらずというか御構い無く午前の11時過ぎから延々と行列は続くよどこまでも～。
線路じゃねぇんだから。(笑)

なんか先に言っとくと持ち帰りは早目に作ってくれる様にも思えたのだけど？
確かめた訳じゃ無いんで真相は定かじゃ無い。


持ち帰りの天丼は先ず持って申しますと ¥1100- で、
お店で食べる時みたいに御漬物とシジミ汁は付きません。

もっと言うとお茶もお手拭きも付きません。
当たり前だな。

ドンブリもフタも付かないプラスティックなので、
趣きの合切を求める貴兄には不向きと思われます。

でも例えば～
志乃さんみたいな気弱なレビュアーさん？(笑)
お店で写メ撮るのはちょーっと苦手だったりするヒトには少なくとも好条件かなあとも思う訳です。


要するにですよ？
持って帰ってしまえば具材を持ち上げようがゴハン食いかけだろうが撮影し放題な訳だ。(笑)

勿論提供したての臨場感は無いにしろ、

「これがエビだぜー」
「これがししとうだぜー」
「これはあなごだぜー」

というのが店員さんや他のお客さんへ気兼ね無しに撮り放題だ。(笑)


さあ存分にご覧下さいまし。

10月のある晴れた昼下がり
社長の車に乗せられて志乃さんは柳橋程近くのビルに揺られて行ったのでした。


ボクは何にも知らないままそのビルの担当となり、
親受けのいー加減な丸投げに耐えー難きをー 耐え 忍びー難きをー忍び
遂にこの今月今夜のこの月を持って絶妙なタイミングを迎えたのである。
昼だけど。


ごめんよ　まだ僕には帰れる所があるんだ　こんなに嬉しい事はない

一隅の機会コアファイターを駆りし志乃さんは現場を後に、
一目散日本橋人形町へ向かうのでした。(笑)


コロナの関係かカウンターの客が少ない。
From A Distance を固持しておられる。
しかし衝立的な物は見られずそれは要するに以前と同じ状況。

前に新宿のリキッドルビーに行った時もそうだけど、
やっぱりこうした趣きあるカウンターに衝立なんて台無しだ。

天丼を単に食えれば良いという物ではない。
我々は以前と変わらぬ店に寄ったという爪痕を残したいのだ！

そう～ 事この状況下に至っては。


何しろ今度いつ来れなくなるかも分らんから(笑)な。
注文はちょっと迷っていつもの天丼。
一度でいいからあのエビばっかりの所謂海老天食べて見たいけど、
スタンダード天丼だってエビ2本入ってるし。
アナゴも分割(笑)で入ってるしキスも野菜天も入ってるし・・・

なのにどーしたって普通天丼を注文してしまうのは貧乏という病の為せる業でしょうか。
(´△｀)


～にしてもですよ皆さん？
このお店の天丼はあっつあつでおいしい。
濃いい甘辛のタレを味わって頂きたい。
天ぷらと天丼は違うという事を知って頂きたい。
個人的に細かく言うと天ぷらは晩飯で天丼は昼飯だ。(笑)
絶対損はさせない。
一度でいいから食べて見て頂きたい。


等々思いつつ満腹で暖簾を手繰る。
お隣さんは牡蠣のシーズンで大行列。(笑)
その際三昨年のユニクロダウンベストたるを置き忘れ、
電話連絡の末翌日再訪する羽目になるとはこの時点で誰も予想だにしていなかったのである。

※ このままおにぎりレビュアーになってしまうのは不本意な訳であります。(笑)


やっぱり大旦那さん(笑)も若旦那さん(笑)も相も変わらずの表情で対応してくださり、
この状況下で心配しつつ御伺い出来なかったボクとしては、
申し訳無い心持ちも引き連れて暖簾を潜った当日は嬉しい限りと存じた訳でございます。。。

レビューする度同様の表現になると思います。
そして何よりとにかくうまい！

もう一発目(ってか一口目)からガツンと破壊力！
過去に訪問された人には説明申し上げる必要も無し。
未訪の方々には一度御試しあれと願いする以外に？
この美味しさを伝えるべくも無い。

このタレの甘辛の濃さ！
そしてこの濃いタレに自慢の天ぷらをジャボンと浸けてしまうある意味潔さ。(笑)

多分てんぷらをてんぷらとして食べに来た向きには文句挙げる方も多かろうと思う。
でも皆さんコレはコレとして一度食べてみてください～
というのがボクの願いと言ったら大袈裟ですけど江戸前の天ぷらと天丼では味わい方が違うので。

あんまり上手な天ぷらって実は食べた事が無い(笑)んですけど、
コチラの天丼の場合はつまりホラ？
言ってみれば衣に染みたタレとゴハンが主役であり。

かと言ってそれじゃあゴハンとタレと揚げ玉だけありゃーいいのかよ？
なんて言われちゃったらそーで無く、
上記主役の隙間からタネであるエビキスアナゴやら野菜やら～

その味わいがですよ？
垣間見えるというレベルよか確実に主張して来る訳で、
濃い味付けに負けない魚介だの野菜の味の対比なんてのは・・・

こりゃあ、おいしい。
(´- `*

すごくおいしい。
そしてガツガツ咀嚼する中、
こちらの漬物と相変わらずのしじみ汁の存在が際立つ。

もちろん毎度いう事ですけど御家族経営の小競り合いですら？
これがマイナスに働くというよりか名物行事の様に思える。
こうなったら〆たモンだ。(´- `*

ボクは既にこの店で何が起ろうと好意的に受け入れる体制になっちゃってしまっていて、
いつも昼に行くから酒ドリンクの欄が空欄になってる他は全て★5だ。(笑)
このお店が点数的５の基準となっちゃってるんで、
何事かの天変地異でも起こらない限りはこの基準の揺らぎ様も無いだろう。


※ 以下は個人的な記述ですので御興味無い方はスルーしてください。


基本的にラグビー場売店レビュアーとして活動していた過去を以てして、
ですのでラグビーを目の前で観られる事を昨今この騒ぎの終焉と志して来ました。
ただこの先の見えぬ状況下皆さん頑張っておられる中、
ボクだけ頑固にしてるより努力して経営を続けておられるお店の方々？
そんな皆さんと協力して行く方が良い生き方ではないかと思い、
我が在住する東京都で推奨されていない会食等々を除いた方針で、
ウィルス感染に対して努力されてるお店には訪問させて頂いてレビューも書いて行こうかと思った所存です。


・・・あ、んでウィルス対策云々に対する意見はメンドっちいし、
あんまりボクも頭良くないんで記述しない事とします。(笑)
何よりともかくてんどんうまいからOK!　

みたいな方向で進めて行きますので宜しくお願い致します。
いくわよっ！ いいわねっ！ きいーっ！
(´- `*

ただ我等は中山守る。
増税に伴う値上げぐらいの事で中山の天丼が食えなくなったら？
ボク達中山派のその後の人生は実に味気の無い物となってってしまうだろう。

年何回人形町へ昼飯を食いに行けるか知らないが、
先ずその月に平日休みが取れたとして、
第一候補は中山の天丼に他成らない。

平日二日休みが取れたとして二日目も中山へ行く。
悪いが他の店は三日目からだ。

ですので実は皆さん思いの外志乃さんは中山の天丼を頂いている。

この日は一巡目で店内へ入れたのだが3ロットぐらいなので少々待つ形となった。
もちろん中山の天丼を待つ身なので稀少の異存も無い。

いつもと御同じ様御店主と女将と二代目(？)と、
絶妙のコミュニケーション＋少々の小競り合いが小気味良く店内を回す。


おしぼりが来て
お茶と割り箸が来て

あっつ～いしじみの御御御付けとお漬物が来て

そこまで待った訳じゃ無い筈なんだけど？
お目当ての天丼が到着した頃には首も伸び切っちゃってた程だわ。
(^^;


嗚呼、中山の天丼。

これはボクの郷愁に起因するかも知れないので、
他の人が食べてもそこまでと思うかもしれないけどボクには最高だ。

まず野菜のかき揚げを食う。
エビとか魚を先にたべちゃうともったいないからだ！
そうしてこの日は人参だったと思うがその味と衣の香りと堪能した挙句、
ゴマ油とタレの味香り風味の凝縮されたゴハンをですね、
甘味に飢えた舌へ送り込んでやったらどーだい！

もう脳がというか体が全体してヨロコんでっから。

したら次いきなりエビ行っちゃう。
天丼最高級のエビなんだけど心配いらない。
当店のデフォルト天丼にはエビが2尾配置されているから。(笑)

やっぱ天ぷらの王様はエビだなあ！(>”<)
堪能したらまたゴハンを味わおう。


もうこのヘンで脳髄は軽くヤラれちゃってます(笑)けど、
その後にもアナゴやキスや、エビだってもーいっこ残っちゃってんだから。(笑)

こんな中山の天丼にヤラれてしまったらもう何にもやる気なんて起きません。
(^^;

一日寝てまた来られる日を夢見て奴隷の如く働くというか、
なんか中山の天丼に出会えてヨカッタ様な気がします。
多分次回のもおんなじ様なレビューです。
(´- `*

その日志乃さんは朝8時過ぎに家を出てトコトコ歩いて鷺ノ宮へ行きました。


志乃さんが鷺ノ宮へ何しに行くかってーと体育館のプールへ泳ぎに行くんですね。
前回は団体さん利用があって門前払いを喰らった為高田馬場へ向かった訳ですが、
この日はしっかり調べてお伺いしたので問題なく泳げました。

なーんでそんなに向きになって泳ぐんだ？
と言われますとそれはひとえに中山の天丼を食べたいからです。(笑)

9時から1時間(弱)泳いで、
カロリー消費してから電車乗って馬場で地下鉄に乗り換えて、
日本橋で降りてから人形町まで歩いて行くとだいたい㏂11時頃には中山の前に着く。

暖簾は11時15分～　ぱーぺきじゃないっすか？(笑)


鷺ノ宮スポセンに開場10分前に到着した志乃さん、
マッカートニー(じゃねーよポール(パクリ)だろ：笑)でプールの券売機に並んでみたら?
9時になんないと券が買えない仕組みとなっておる！
それって着替えの時間入って無いって事じゃんね？

9時になったので券買ってみたら300円で10時10分まで・・・

・・・と書いてある。

て事は、入って着替えの時間10分程度かかるでしょ？
そんで09時50分から10分間の休憩が入るから、
少なくともその時点で着替えないといけないでしょ？
それだと実質45分とかしか泳げないでしょ？

なんと卑劣な！


なんと卑劣な！


・・・なんと卑劣な。　
つД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

足元見やがって。(笑)
だもんで元取ろうと必死で泳いだんで危うく過呼吸で死ぬかと思ったよ。(笑)
志乃さんも既にナイスミドル(爆)からその先へというお年頃。。。
ムリ効かないんだから気を付けないとのう。。。


えっへぇ(汗々)～　とそれはさて！(笑)
ずいぶん久し振りだなあ人形町。

いーえ先週ジョナサン行ったでしょう。(笑)
そうか人形町じゃなくて中山さんが久し振りなんだ。


開店前11時の時点で既に7人ぐらい列を為しており、
ボクが並んだあとにも続々と人は続く。
となりの三友さんは牡蠣フライの時期じゃないので空いてるみたいだ。


個人的に何がウマいかって聞かれたらボクは先ず中山の天丼をお薦めする。
今日は運のよい事にカウンター一番手前の席を与えられたぞ。

おしぼりが出て来てお茶が出て来て、
先ずそのお茶からしてうまい。

間違い無くいいお茶を使ってるんだと思う。
お茶が出た段階で注文を聞かれるから思いの丈を存分に伝えるが良い。
そして次に割り箸とダイコンのお漬物が供されるので、
ガマン出来ずにとんがらしと少々の醤油を振り掛けて食べちゃう。

コレがまた甘くてメッチャウマ！
(因みにHGなエビ天丼やアナゴ天丼には上新香が付くってね。)

初めて座ったこの位置は御店主の御点前を被り付きで拝見出来る。
親愛なるマイレビの皆さんには是非とも行列の8番目に並ばれる事をお薦めする。(笑)

更にこのお店の醍醐味は御家族経営の流れる様な連係プレーだ！(笑)
忙しくもなってくると少々の感情的小競り合いも垣間見えて来るのだけど、
それすら何だか古き良きみちのくプロレス風で微笑ましい。
(´- `*


某、GORO~♪　でブレイクした事には今更言及する迄も無いが、
それ抜きにしてもTVに出なかったとしても？

むかぁ～しっからのやり方を守って、
みんなから支持されてるお店なんでしょうね。

黒天丼なんて言って丼タレに漬けちゃうと怒られる向きもいらっしゃる様ですが、
実はチャンと衣のシャリシャリ感も損なわれてはおらず、
ソコへ持って来てあのクドい程(笑：実際は左程クドくない)のタレの甘さと、
本当の程良さで火の通ったタネの旨味はこのお店でなきゃダメなのです。。。

そしてこの粒の立ったゴハンよ。
粗方食べ終わった頃に丼に散らばったコメツブを一か所に纏めるでしょ？

あの丼タレの染みた最後のっ！


最期のっ！ ・・・


サイゴのコメのひとくちを掻っ込むがタマラん！
アレ最高っ！


これは申し訳ないけど食べて頂かないと分からない。
正直あの〆に頂くあっつあつのシジミの御御御付けもスゴいわ。
あれ持って帰っておじやにして食べたい。
あれだけでも600円ぐらい払って飲みたい。
天丼1100円だけど。(笑)


メチャうま！
あんまりうまいという表現使いたがらないけど、
こちらの天丼はホントに、ウマいっ！という言葉が相応しい。
それ程に息付く間も無くイッキ食いが相応しい！(笑)

当然ボクだっておいそれと食べる訳には行かない天丼ですが、
事外食というカテゴリーでボクの心を一番豊かにしてくれたメニューの、
間違い無くその内の一つであります。


母の手料理以外で死ぬ前に一食何食べたいかと聞かれたら？
それはきっと中山の天丼。

本日は12時ちょっと前(？)に訪問。
勿論店内は満席、ボクの前に３人程の待ち客。

外で待ってると結構寒い。
そこはやはり大雪の翌日である。
後ろに並んだお兄さんと、どんぐらい待つかねぇなんて話しつつ５分凸凹。
寒い日は並んだ時間が長く感じる。

そのお兄さんがカウンターに座りたそうにしておられた事もあり、
ボクは奥の座敷席で相席を申し出る。
カウンターだと恥ずかしくて写メが撮り辛いのだ。(笑)

天丼はこれはもう個人的スタンダードにして且つ最高峰なので、
既に語ることは何も無いレベルになってしまった。

とにかくおいしい！
このタレに浸けたのでは無くてサクサクてんぷらが食べたければ？
てんぷら定食を食べたらいい。

ただボクは夜の来店でもしない限り黒天丼を食べ続ける事だろう。
アナゴの旬に１度アナゴ天丼を食べてみたいけど、全部アナゴだからなぁ。。。

先日朝方スーパーで天竜のマスターと出喰わしてビックリした志乃(汗！)です。。。

みなさんはごんぎつねという童話を御存知であろうか？

たしか昔教科書に載ってた記憶があるから名前ぐらい知ってる方も多いだろう。

筆者は新見南吉さんという大正時代に活躍された愛知県の童話作家だ。
彼の代表作な訳だけど近代の童話作家なんて語られる事自体が少ないと思う。

物凄く暗い世界観なんだけども、その中で狐のゴンがですね？
猟師の兵十って男からうなぎを盗むくだりがあるんですよ。
そのうなぎっていうのが兵十の、病気の母親の為のうなぎだったんだけど、
結局ゴンのせいで、御母さんはうなぎを食べられないまま死んじゃった。

「ああ、俺がおっかさんのうなぎを横取りしちゃったんだ。
うなぎが食べたい食べたいと言って死んでいったんだろうな。」

とゴンは物凄い後悔するんですね、キツネのくせに。


先日、 ボクが病床に臥せっていたじゃないですか。

もう5日間もゼリー啜って固形物を摂取しなかったので、
「治ったらアレ食いたいコレ食いたい」みたいな事ばっかり考えてて。
やっぱり人間て食べたいモン食べたい時にガシガシ食べられるのが？
一番の幸せだと心の底ッから実感する訳です。

そんな時にいきなりキツネが出て来て、
ボクのうなぎを奪ってったらコロシてやろうと思うよな。(笑)


人間普通、モノが食えない状況なんて想定しませんで。

あんまり言いたか無いけど？
ボクの場合やっぱり死ぬ時って腸炎で倒れると思うんですよね。
事故とか他殺(笑)で無い限りは、ですけど。
今回は御陰様でまあ、無事復活致しました。
現状念願叶ってメシもガツガツ頂いております～ ただ？

「ああ、今際の際にはそれが叶わないで死んで行くんだな」と。(笑)

そりゃあもちろん今すぐ死んじまったら堪ンない(笑)けどさ？
ボクももういい齢だし、床に臥せって己が行く末を思ってみたという次第。(笑)


静養中は皆様方のレビューを拝見しては感心しつつ、
物凄く元気付けられたわ。
治ったらオレだってアレ食ってやろうコレ食ってやろうと夢想する日々・・・
ちょっとアブナいですね。(笑)

ただ結局の所？
ボクの場合完治したらコレだけは食べたい物って、
過去の経験から選出されて行ったんです。。。

それがつまり味治さんのうな串(←をシリーズ第1回とする)であり、
そして今回の、中山さんの天丼という訳。

この天丼は当初～
こんな濃い丼タレにカルチャーショックというかカウンターパンチというか？
マックよりジャンクな和食(笑)第一号として衝撃的だったひとしな。
ギャップってアタマに残り易いんだなぁ、と。

最初は知らないモンだから一番高価な天丼頼んじゃって。
そうしたらデェッカい穴子天が2本も重箱に横たわっててビックリした。
穴子ばんざい！＼(◎o◎)／ みたいな。(笑)

あれはもう何年前の事になるんだろう？・・・
もっと安い天丼も、色々入ってて良さ気じゃね？
～って事になって以降そればっかり。

ランクとしては ①穴子天丼 ②海老天丼 ③天丼　と用意されてるみたい。
このぉ～ 上位2種のばっかり天丼(笑)？ が生まれる背景って、
いわゆる黒天丼と言われるキホンの③天丼から来てるんじゃないかと思うんですよ。
だって皆さんホラ、今日のこの画像をご覧くださいまし。

乗っかってるのが何のテンプラだか分かンないでしょ？(笑)

一番後ろから説明するとですよ？

フルバック＝穴子の切り身 (それなりボリュームあり)
蹴れる守れる の守護神的存在。
その存在感だけで既にプレッシャーを掛けて来る大物。

左ウイング＝茄子
キレとスピードでサイドを切り裂くトライゲッター。
視界に入った瞬間にラインブレイクしてくるイナズマ。

右フランカー＝鱚
小柄だがセットプレーからの果敢なコンタクトでボールを獲得する仕事人。
ブレイクダウンの攻防で魅せる燻し銀のベテラン。

左右プロップ＝海老
言わずと知れたチーム最前列の壁。
ハードアタックと強固なスクラムで相手のゲインを許さない。


海老がプロップとは知ってる人からしたら異論あるかも(笑)だけど、
フォワードとバックスでバランス良く例えるとこんな感じかな？
もう少し気の利いた説明が出来ないもんかのお。。。

御覧の如くバラエティーに富んでて嬉しい天丼なのですが、
まー黒くてちょっと見何が入ってるんだか分からない。
してみれば人間欲深な物だから今度は分かり易い物を・・・　となる。

「アナゴばっかり２本！」とか？
「エビばっかり５本！」とか。

正味のハナシが、ボクもいつか大きくなって偉くな(笑)ったら？
A天丼B天丼C天丼を毎日日替わりで食べたい！
間にうな重も挟みたい！


Ｐ代 800円だってよ。(笑)

正直申し上げて、お手上げなんである。

「天丼なんてどれも同じでしょう？ 何がそんなに違うの？」
と、御思いの貴兄には実際に食べて貰いに行って頂くしか無い。
実際ワタシもそー思ってたんだから。
てゆーか天丼を甘く見てたんですよね。
ホントに今から考えたら申し訳無い限りで、
もう今すぐ土下座したい衝動に駆られるんですけど。(汗々)


あの～　ボクがね？
ホントに幼い頃、物の価値なんて分からなかった。
それは御恥かしい事に未だに続いている訳なんですけど、
ボクが中学卒業して進学する際単身三重県に行く事になったんだけど、
引越の前の晩、祖父が天丼を御馳走してくれたのです。

別段何の変哲も無い近所の蕎麦屋の天丼で、
ただ大きなエビ天が２つ、お重の上に乗っかってたのが印象的でした。


当時おバカなガキだったボクは？
祖父がどんな思いでその天丼を御馳走してくれたか分からなかったんですね。
そんなおじいちゃん～ それからあっと言う間も無く82歳で亡くなってしまったけど、
天丼食べる度に思い出すんだわ。。。

もはやおじいちゃんに天丼御馳走になったお店も無くなってしまったが、
やはり天丼は個人的に特別な時に食べる`晴れの食べ物’ である。

当然、天丼食べる時には「ドコでもいーや！」って訳には行かない。

ただもう志乃２の御祖父さんは30年も前に死んでしまったので、
既に彼の方の拘りを紐解くに能わず。

ボクがもう個人的に天丼だったらココ！！！

と押して止まないのがコチラ、人形町は中山さんです。
おじいちゃんに天丼と言う良さ気な物が世間に存在すると教えて頂いた事に感謝です。

黒天丼と称されるソレはつまり、揚げ上がった側からタレに浸して後に丼メシの上に設えられる。


もう、何しろウマい！
美味しく無いという人は来なくていい！(笑)
丼タレが甘くてクドいという人は、済みませんが他所へ行ってください。m(__)m
ただもう、ココお店の天丼がタマラナいというヒトには？
もうタマラナいという～ そんなお店のそんな天丼です。
ユーリちゃんどーぞ。


もう、ホントにガッツリ系ですから。
女性の方はゴハン少な目に注文してくださいね。
蜆の味噌汁がまたおいしい～ この時期汗を誘います。(笑)


今日のボクの写真が迫力無いのは？
ゴハンを半分にしちゃってるからだねぇ。
他所でどら焼きやら玉子焼きを買ったりしたので、
お買い物を控えめにした訳です。


もうハッキリ言ってこの時期この周辺に勤務できたのは幸せだと思います。
ボクに関して言えば中山はホームグラウンドみたいな物です。
いくら離れてても近々行こうと思わせるお店です。