7回
2021/12 訪問
極上。とろける特上。
偶然なのだけど、3年連続その年の最終
営業日にお邪魔しています。
この数年、こちらの人気もうなぎ登りで
通りかかると、本日満席の張り紙を見る
日が多くなりました。
今までのようにフラッと行っても入れない
超人気店になってしまいましたね。
今年もなんとか最終日の予約が取れましたが、
すでにどの時間もほぼ満席で、予約が
出来た時間は16時。
びっくりです。
今年も一年、二人とも健康に過ごせました。
毎年恒例のプチ忘年会です。
予約は特上2つ。
一昨年、特上を食べて以来、せっかく
鰻家さんに行くなら特上と決めています。
そのかわり、訪問回数は減ってしまって
いますが。。
鰻の前にビールで乾杯。
ビールはラガー。
この時間も考えて、席の予約と鰻の焼ける
時間の予約、2つ時間差で予約しています。
蕎麦前ならぬ鰻前です。
骨せんべいと女将さんの炊いた大根をアテに
ビールから熱燗へ。
この日いただいた大根が口に入れると
ほどける柔らかさでとても美味しくて。
ちょっと感動ものでした。
おつまみ3点盛りをいただくつもりでしたが
大根がおいしくて、これだけで十分で。
熱燗も進みます。
さー、いよいよ特上。
1年ぶりです。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。
この日の特上は、身の厚さがこれまでの
中で一番ではないかと思うほど、分厚くて
ふっくらとろけるうな重。
特上は鰻の量も多いので、鰻だけをおつまみ
としても、いただいてます。
もちろん、ご飯と一緒にはふっと一口も。
ご飯は固めに炊かれていて、そのバランスも最高。
辛めのサラサラのタレも鰻の美味しさを邪魔
しない名脇役。
名脇役と言えば、アテにもなるほど一品として
成り立つこちらのお新香も素晴らしいんです。
良いぬか床があるんだなといつも思います。
何十年もずっと女将さんが手を入れているのだそう。
今年も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
また来年も伺います。
2022/03/10 更新
2020/01 訪問
初!!特上❤️
お正月休み最終日、昼寝から覚めた彼が
夕飯は鰻家さんに行く?と。
最近贅沢になり、鰻家さんでは特上以外は食べない
と豪語する彼。
「今日は私も特上を頼みな」と。
(今までもダメと言われていたわけではないけど
量が多いかな?と懸念して特でした)
そうとなれば、早速電話です。
「特上2つお願いします」
今特上は6500円ですがよろしいでしょうか?と
予約時、丁寧に確認があります。
通い始めて、8年かな?
初の特上ですよーーー♪
今回も肝焼きには出会えず。。
(当日予約で席が取れるだけありがたいのですが)
蕎麦前ならぬ、鰻前を楽しむために1時間早くお店に。
もちろん、その旨予約時に連絡済みです。
(今はとても混んでいるので、到着時間と焼き上がり時間に
ズレがある場合は予約時点で伝えておくのがベター)
カウンター入口へ。
何度も来ているけど、入口は初めて。
さっそく、ビール 800円をお願いします。
ビールを飲みながら。
骨せんべい 500円と玉子焼き900円をオーダー。
玉子焼きは、このところ彼のお気に入り。
この形にするまで15分若旦那さんが付きっ切りで
調理します。
ほんのり甘い玉子焼きにキリっとした大根おろしが
合います。
玉子焼きに続いてお願いしたのは(食べすぎ?)
つまみ三種盛 800円
大根柚子酢漬け・ほうれん草胡麻和え・煮卵でした。
初めて頼んだメニューですが、これ良いです!
ここで、お酒は熱燗に変えて。
いよいよ特上の到着!
お重からいつものと違います。
蓋を取ると横に3段並んだ鰻さん。
身がふっくら、そして個体自体がとっても大きい。
大きいけど丁寧な下処理で、骨など一切なく。
ふわとろな身と粒を感じる炊き加減のご飯と
一緒に頬張り口内調理。
目をつぶって、噛みしめます。
あーーーーーーー、なんてシアワセ。
バチが当たりそうな程おいしい。
今までは味見程度だった特上鰻を独り占め!
たっぷりあると思ってガシガシ食べていたら
あっという間に、残り僅かに。
無くなるのが淋しくて、熱燗をお供に
少しずつ食べ進めました。
私もこれからこちらに伺うとなったら、特上を
お願いしてしまいそう。。
さすがに良いお値段なので、なかなか頻繁には
食べられませんが。
我が家で鰻といったら、不動のこちらです。
これからも通わせていただきます!
2020/02/25 更新
2019/11 訪問
今年のお誕生日もこちらでお祝い
今年、初です。
今年も彼の誕生日はこちらで。
東長崎に越して以来、何年間も恒例の行事。
最近、通りがかりに見る「本日満席」の張り紙。
この数年で人気が更に上がっている気がします。
主役のために特上 6,500円を2週間前に予約。
特上二つは多いかと、私は特 4,500円に。
増税で価格改定されています。
肝焼きはすでに予約いっぱいと断られてしまいました。
当日、今までにない光景に驚きが。
店内は常に満席。
それだけでなく、ほとんどのお客さんが特上を
オーダー。
私達と同時に入店した、20台前半に見える女性の
2人組も2人で特上を食べていたのには、ビックリ!
今の若い子、お金持ちだ。。
鰻重の焼ける予約時間1時間前に到着。
1時間ゆっくり、蕎麦前ならぬ鰻前を堪能します。
まずはキリンラガー800円で乾杯!
お通しは青菜の胡麻酢和え。
少し飲んだところに予め予約していた、卵焼き960円と
焼き鳥260円×2 が到着。
こちらの卵焼き、以前他のテーブルに出たのを
見て気になっていたんです。
綺麗な正方形に焼かれた焼きたて厚焼き玉子。
熱々を頬張れば、少し甘めな味付けにほっこり。
大根おろしが合います。
ここで熱燗 550円をオーダー。
ほんのり甘い玉子焼きと熱燗の組み合わせ好きです。
肝焼きに振られ、代替案でオーダーした焼き鳥。
これは、実は彼が好きで良く頼みます。
鶏の身が厚くて、訪問後に頼むと鰻重とタイミングが
重なってしまうので、時間をずらして事前予約。
蒲焼のたれを使った焼き鳥。
プリっとして美味しいんです。
まだ少し時間があるので、骨せんべいを追加。
ポリポリカルシウム補給。
ビールが進んでしまう。
さて、お待ちかねのうな重です。
彼はお誕生日なので、特上 6,400円?だったかな?に。
昨年末に頼んで、その圧倒的なビジュアルと
鰻の差を思い知らされた「特上」
鰻の甘さ、身のほぐれ方、味の濃さ、脂の上品さ
ここまで違うかと思うほど、価値のある特上。
倹約家の彼(柔らかい表現にしてみました)も、
この味の差を知り、高いけど食べるなら特上だね
と言うようになりました。
私の特。
特でも十分おいしいんです。
ふわふわだし、小骨など一切ないし。
脂の切れも良いし。
比べてはいけないものってあるのね。と改めて実感。
大将も女将さんも二代目も変わらず。
女将さん、たまにしか行かない私たちのことを覚えて
下さっているのがとてもうれしい。
これからもお世話になります。
2019/12/20 更新
2018/12 訪問
鰻で1年の労をねぎらう。
年も押し迫ったこの日。
この年の最終営業日に予約して伺いました。
年末年始を我が家で過ごすために東京にきた友人と
彼を招待し、3人でこの一年の慰労会兼私からの
日頃の感謝を込めての身内の忘年会です。
あらかじめ、予約の際に
特上 6200円
特 3750円 ×2
う巻き 4200円
きも焼き 800円 ×3
をお願いしました。
肝焼きは、最終日だからあるかわからないけど
とのお返事でした。
肝は、あればラッキーってことで、ほかの2人には
何も話さずに向かいます。
鰻重の予約時間より、30分早く伺い少し
飲みたいです、とお願いしての訪問です。
鰻巻きももう少しかかりそうだったので、
骨せんべい 500円をいただき、ラガービールを
飲みながら待っていると
やって来ました!鰻巻き!
一品4200円のシロモノ。
年末の贅沢です。
熱燗に変えて、まったり楽しみます。
卵からして違うのでしょうか?
卵焼きの味が濃厚です。
どれくらい濃厚かというと、中に巻かれた
蒲焼の味が遠くなるほど(笑)
プルプルの卵焼き、それだけでも十分美味しい。
こちらの隠れた名物とも言える立方体に近い卵焼き。
鰻巻きじゃなくて、卵焼きでも満足できるかも。
そこに、これだけあったよ!と女将さんが
肝焼きを2本持ってきてくれました。
そのうちの一つが、これまで見た中で一番の太さ。
たっぷりの肝が巻き付けられています。
こちらに初めて来た友人は、あまりの大きさに
目を見開いていました。
1つは彼に。
もう一つを友人と2人でシェア。
小さな方でも、食べたことの無いボリュームの
肝焼きを食べた友人は
苦味、雑味のない肝なんて初めて!
うんまぁーい!
と、一口食べるたびに感嘆の声をあげてました。
お酒、何本追加したかな。
そこに鰻重が到着。
今年はクリスマスプレゼントも省略したので
彼には特上をプレゼント。
以前、誕生日に注文して以来の特上です。
特上は鰻が縦に敷き詰められて、はみ出してます。
ボリュームが全く違う。
きっと彼は1人では持て余すと予想し、私達も
少し分けてもらう算段。
そして、やってみたかった食べ比べ。
特と特上の鰻の差を知りたかったのです。
なんと、意外にも身の厚い特上の方が
脂がサラリとしてしつこさがない。
とても食べやすいんです。
上品な脂と言うのが合ってるかな?
特でも、十分すぎる美味しさなのですが、
この差を目の当たりにし、3人とも6000円超えの
お値段に納得です。
東京の鰻が、初体験の友人は想像以上のふわふわと
小骨の全く気にならない食感と、サラリとした
タレに更に衝撃を受けていました。
少し前まで、松竹梅の竹で満足していたのに
人間とは欲深い生き物です。
伺う回数を半分にしても、特上を注文しようと
思っている私がいます。
2019/03/06 更新
2018/01 訪問
ふわふわの絶品鰻!
なんと2年ぶり。
週末は、毎週のように店前を通るのに。
彼は、何度も抜けがけして行っているようですが。
午後4時半というなんとも中途半端な時間の訪問。
通し営業のこちら。
この時間なら、ほぼ確実に入れます。
ほんとに久しぶりなので、いつもは竹か松ですが
特 3750円 にしました。
予約せず、出先からふらりと伺ったので
骨せんべい 500円
焼き鳥 二本 500円を頼み、
キリンラガービール 750円×2
を飲みながら、のんびり鰻が焼けるのを待ちます。
きも焼きはもはや、幻。
予約なしではお目にかかれません。
ここの骨せんべいとラガービールは抜群の相性。
女性の味方、カルシウム補給のオツマミは、
罪悪感も少なめ(笑)
鰻のタレを纏わせた、焼き鳥も大好き。
ごくごく普通の焼き鳥なのに、このタレパワーがすごい。
そんな時間を過ごしているうちに、きました!!
お重の蓋を開ける瞬間からニヤニヤしちゃいます。
ふわりと焼けた鰻。
お箸で大きく取って、一口パクリ!
さらりとしたタレと、ふんわりと蒸された身が
こちらの特徴。
硬めに炊かれたお米の立つご飯も美味しい。
あーーーーー、ひさしぶりだ~。
こんな美味しかったっけ?
とまじまじうな重を見つめてしまった。
この2年、東京で鰻となると、うな串呑みに走り
うな重を食べたのは地元清水と名古屋。
ざらめ多めの甘いタレでしか食べてなかった。
ツマミでいただく白焼きや短冊などの鰻は蒸してない
方が好きだけど、鰻重は別。
甘さのない、さらりとしたこちらのタレでいただく
ふわふわ鰻重が私はやっぱり好きなのです。
小骨が気になるから鰻はキライという地元の友人に
是非食べさせたい鰻。
レビュアーとしては、東京の名だたる鰻の名店も気になるけど。
こんな近くでこの絶品鰻が食べられるんだもの。
それなら、鰻重はこちらに来れば良いと思える満足度。
これからは、もう少し頻度上げて伺いましょうと
話しながら帰宅。
この日は大将もゴキゲンで、鰻樽見せてもらいました。
あーーー、良い街だ。
そう思える。
地元の宝物的名店。
2018/02/06 更新
2016/02 訪問
ご近所でふわふわ鰻
≪再訪≫
誕生日に食べ過ぎて、しばらく鰻はいいかなと言ったのもつかの間。
もう食べたくなったようで、強いリクエストを受けまた伺いました。
焼き鳥つまみにビールをいただきながら、鰻が焼けるのを待ちます。
今日は二人とも竹¥2750。
こちらの焼き鳥、密かなお気に入りメニュー。
鰻のタレでいただく焼き鳥、なかなか美味しいんです。
冬の鰻は、よく肥えて脂の乗りもよく、竹でも十分な大きさと味でした!
また伺います。
(2016.2)
-------------------------------------------------
今年も彼のお誕生日はこちら。
こちらでお祝いする誕生日も3度目です。
白焼き
肝焼き 二本
を予約して伺いました。
まずこちらをつまみにビールと熱燗で楽しみました。
こちらの肝焼きをつまみに呑む熱燗、最高です。
そして、真打登場!
今年は奮発して、彼の分は特上をお願いしておきました。
いやー、特上。
別物です!
別格です!!
格別です!!!
ふわふわでとろとろで、噛まずに消えていきました。
今回は初物づくし。
肝吸いもいただきました。
鰻を堪能いたしました。
2015.11
------------------------------------------------------------
お昼に訪問。
4ヶ月ぶりでした。
鰻重 特¥3750と松¥3250を電話予約してすぐ家を出て、瓶ビールを飲みながら焼けるのを待ちます。
いつもは熱燗でしたが、この日はビールで。
暑かったせいかあっという間に1本飲み干し、鰻重のセットのお新香が出てきたのでそれをつまみにラガーをもう一本。
残りのビールを鰻つまみに飲むと、こちらのビールがKIRINラガーな理由がわかります。
濃厚な鰻の旨味とラガーの苦さが、くぅ〜って発してしまうほどの美味さです。
小骨のないホワホワの鰻としゃっきり炊けたご飯を今日も美味しくいただきました。
(2015.5)
----------------------------------------------------------------------
UP忘れていました。
また行きました。
鰻は冬が旬と前回女将さんから聞いていたので、寒いうちにと1月の寒い日のランチで。
焼き上がりを待つ間に熱燗で一杯頂きたかったので、予約ぜずに伺いました。
今回は特¥3750を二つ。
焼けるまでに熱燗と、そのアテに御新香を注文。
すると、お通しなのかレンコンのきんぴらを頂きました。
胡麻油の効いたキンピラ。
日本酒にぴったり。
熱燗をちびちび飲みながら待つと40分はあっという間です。
この待ち時間も好きなんですよねぇ。
前回の特がイマイチ感動が薄かったのですが、今回のはふわトロで、小骨も全く感じることなく とっても美味しい鰻でした。
何度か食べ比べて思ったのですが、どうやら3,000円の壁があるようです。
どうせいただくなら美味しい鰻がいいので、迷わず「松」か「特」にすることにします。
(2015.1)
--------------------------------------------------------------------
彼のお誕生日、ランチで伺いました。
鰻好きな彼のため、今年はかぶとさんをがんばって予約しようと思っていたのですが、主役はどうしてもこちらがいいと。
なら、今年もこちらにしましょうか。
ちなみに、去年もこちらでお祝いしました。
男の人は、ココと決めると同じところに行きたがりますね。
白焼きを数日前に予約した際、ダメ元で肝焼きは?と聞いてみたところ、出来るだけ取って置きますよと。
その時、白焼きはお値段¥6200になりますがよろしいですか?と確認されました。いいお値段ですから、あらかじめ伝えているのでしょう。
肝焼きが食べられる手ごたえを感じて、当日私はお祝いする側なのに便乗してウキウキで伺いました。
到着後、まずビールと骨せんべいと白焼きの後で鰻重の特¥3750を二つ注文。
ぽりぽりツマミながら飲んでいると、お通しですと春菊と柿の白和えが。
白焼きを頼むとこんなサービスあるのでしょうか?
柿の白和え、秋ですねー。
待つことしばし。
ここで熱燗に変えて、肝焼きを楽しみます。
やはり、肝焼きを作るのに9匹分使うらしく、事前に言っても肝吸いとの兼ね合いで取れるかわからないそうです。
一年ぶりの肝焼きを大事に食べながら、白焼きを待ちます。
白焼きがきました。
かなり、大きい。これじゃ、このお値段するでしょうね。
山葵を鰻に乗せて、お醤油を付けた方が美味しく頂けると教えてもらいました。
まず、山葵だけで頂いてみました。
関東風に蒸された白焼きはふわふわで、口の中でとろけました。
ただ。大きいからか、この日のものは骨が少し気になりました。
せっかくのふわふわを邪魔して残念でした。
やはり、お醤油をちょこっと付けた方が美味しいですね。
大きいなーと思いましたが、あっさり食べちゃいました。
特の鰻重もペロっと頂き、特別に付いてきた肝吸いを頂いて完食。
しめて2人で¥18000。
ご馳走さまでした。
きっと、来年のお誕生日もこちらをリクエストされるんだろうな。
ただ、慣れてしまったのか最初にこちらの鰻を食べた時の厚みに対する感動がなくなってきている気がする。
今回初めて「特」を食べたにもかかわらず、印象が普段の「竹」と変わらなかったのが残念なところ。
特上にしなきゃだめかな。
---------------------------------------------------------------
暑かった夏の日。
お昼どうしようか…と二人で話すも、どうもまとまらず。
あれこれ提案しては、お互い却下しあうこと数軒。
彼が、「うなぎは?」と
その言葉にわたしの眉が動いた(らしい)
そうとなったら、すぐ。。
念のため電話してみると、席は空いてますが時間はかかりますよ。と
大丈夫です!うかがいます!! と、いそいそ支度をしました。
40分かかるので、先にビールを飲む時間を考慮し、焼ける20分前の14:20に到着すると、その時間なのに満席。
店員さんもいつも見たことのない方を入れて6名もいらっしゃる。
今日は何かあるのかな???と考えてみると、土用の丑の日直前の週末だったようで、前倒しのお客様でごった返していました。
大将はいつにもまして、不機嫌そう。。(笑)
瓶ビールと骨せんべいを頂き、焼けるのを待ちます。
予約しておいた竹 ¥2750がきました。
あれ??なんか、見た目がちょっといつもより貧相。
あれれ??
たしかに、いつもと同じ丁寧な下処理。小骨なんて一つもない。
さらっとしたタレ。固めに炊けたご飯。
なのですが、肝心のうなぎが…。あれれ??
今まで、こちらで鰻を頂いた後の満足感が残念ながら得られませんでした。
不完全燃焼。
確かにこれまでは秋から冬しか伺っていなかった。
こんな日(土用の丑の日間近)に行ってしまった私たちが悪いのか?再訪して確認しなきゃ。と二人で話しています。
(2014.7)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一年半ぶりの鰻家さん。
今回もカウンターに。
予約せずにふらっと入ったので、まず骨せんべい¥500とビール大瓶¥750で。
ビール、少し高いな。
ダメもとで肝焼きを頼むも、やっぱり撃沈。。。
過去、3回以上予約時点で肝焼きにフられています。
一年半前に伺った時に幸運にも食べられた肝焼き。
今まで食べてきた肝焼きは何だった?と覆されるほどの衝撃を受けた、最高の肝焼き。
一串に8〜9匹分のうなぎの肝を使う肝焼きは、確かに予約が受けられないのはわかりますが。
一年半前の感動。あれが、最高で最初で最後だったのかな?
うなぎが焼けるまでの間、焼き鳥でも食べていようかと注文してありましたが、焼き鳥と鰻重がほぼ同時に出てきて、大慌てで焼き鳥を流し込みました。
ここで熱燗を二合¥1000 注文。
私、うなぎには熱燗!と決め付けてまして。。
鰻重は、竹¥2700を二つ。
うなぎが高騰するなか、この価格で抑えているのは、素晴らしいです。
前回、肝焼きの感動の影に隠れていてわからなかったのですが、こちらの鰻重は下処理の丁寧さが光ります。
小骨が一つも引っかからないのです。
これぞ、職人技ですね。
タレも甘ったるさはなく、スッキリさらりとした薄味のもの。このタレで勝負できるのは、うなぎの良さと下処理のたまもの。
寡黙でイッコクな大将、物腰柔らかい女将さん。この二人でなければ いけない。そんなお店な気がしました。
こんな名店が家から徒歩5分。
シアワセなコトです。
欲を言うと、このうなぎなら是非炭火焼で食べてみたい。炭火焼だったという改装前に来てみたかったなぁ。
肝焼きが食べれなくて少し遠退いていましたが、これからはもっと通います!
ご馳走さまでした。
焼き鳥 2016.2
竹 2016.2
特上 2015.11
肝焼き 2015.11
白焼き 2015.11
肝吸い 2015.11
この日のビールのお通し 2015.11
鰻重 松 (2015.5)
鰻にはラガーが合う〜!
お新香
鰻重 特 (2015.1)
お吸い物(2015.1)
蓮根きんぴら(2015.1)
お新香 (2015.1)
白焼き
肝焼き
鰻重 特
骨せんべい
柿の白和え(お通し)
お新香 セットのもの
鰻重 竹 2014.7
お吸い物 2014.7
焼き鳥
鰻重 竹
2016/04/18 更新
鰻って、その日の気分で食べたくなるもので。。
こちら、もともと人気・知名度共に高かった
けど、この数年で人気がさらに高まり。
通りかかるたびに、いつも「本日満席」
の札がかかっているようになりました。
ふらりと行けるお店じゃなくなってしまった。。
しかも、昨年末から通し営業をやめて
中休憩をとるようになられたので、以前は
16時という微妙な時間なら入れたという
ラッキーもなくなり。
そんなこんなで、前回訪問から早4年。
そんなに行ってなかった??ちょっとびっくり。
この日、鰻重が食べたい気分。
ダメ元で電話してみると、夜は空いていると。
やったーーーー!!!
当日予約が叶ったのは、かなり久しぶり。
うなぎの焼ける時間30分前から席を予約し
うなぎの前に少しつまみたい旨を伝えて、
お腹空かせて伺いました。
久しぶりに伺ったら、改装され、1階座敷席
は、テーブルになってました。
大将も女将さんもいません。
若旦那と若女将が仕切ってました。
若旦那さん、なんか堂々としていて
頼もしく見えました。
後ろ姿が、大将に似てきた気がしました。
瓶ビール 880円
キリンラガーです。
うなぎにはこの濃いヤツですね。
ビールのお通しは、ゆず大根でした。
さて、ここから蕎麦前ならぬ「鰻前」で呑みます。
骨せんべい 660円
他のうなぎ屋さんでもいただくのですが、
こちらの骨せんべいの食感が軽いのです。
その口当たりが好みで。
予約時にお願いしたものが焼けてきました。
玉子焼き 1078円
焼き鳥 286円×2本
玉子焼きは、とても手間暇かかって仕上げられます。
入店後に頼むと、うな重と同じタイミングに
なってしまう可能性あるので、予約しました。
独特の均整のとれた四角形。
出汁は少な目(入ってないかも)
焼き鳥
うなぎ屋さんで焼き鳥?と思うのだけど、
ごくごく普通の鶏肉なのに、鰻のタレを
くぐらせることで、グレードアップするんです。
これが不思議で、毎回頼んでしまう一品。
ビールから熱燗にチェンジ!
さて、いよいよ鰻重とご対面。
鰻重 特上 7150円
特上は圧巻。
厚みも大きさもお値段も突き抜けてます。
うなぎ、お重に収まりきらずはみ出してます。
鰻のふわふわな食感が、この厚みの
おかげでさらに増します。
ご飯より圧倒的に鰻が多いので、ツマミにも
対応できる特上。
辛めのタレがとっても良いです。
私は特 4950円 で。
最近は、二人で特上にすると持て余すと前回覚えて。
一人は特で十分なのです。
固めに炊かれたご飯がふわとろ鰻と合わさり
口に入れば、幸福口福。
絶品のぬか漬けも、こちらに欠かせない名脇役。
久しぶりの鰻家さん、大満足でした。
こんな間を開けず、年に一度はいただきたい
ご馳走です。