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昼の点数:3.4
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.4
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|サービス 3.2
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.4
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| サービス3.2
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| 雰囲気3.5
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
肉汁うどん発祥の店
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元祖肉汁うどん
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肉汁うどん発祥の店
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団子、仕込み中
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2014/08/08 更新
同世代の方なら、東村山と聞いたら”志村けん”って答えてくれるかな?
若い人には、何のことやら。
東村山駅、武蔵大和駅のどちらからも徒歩15分位。思ったより歩きます。
道路に面したお店で窯炊きの煙突から煙が見えます。
こちらが肉汁うどん発祥の店、小島屋さん
武蔵野うどん=肉汁うどんの図式を作り上げたお店?と言うより、結果的にそうなっちゃったお店。
東村山市の近くに住んでいたのですが、武蔵野うどんの歴史に功績を遺したお店があるとは・・・
駅から離れた住宅街に古びた一軒のお店。ご近所さんに愛され続け今に至る、といったところかな。
入り口はあけっぴろげ。厨房ではお母ちゃん3人がせわしなく働いている、かに見せかけたマイペース。
これぞ熟練の技。
席に着く前に厨房に向かって、”肉汁うどん並をお願いします” ”は~い”
直ぐ後に来たお客さんは、”玉5つと天ぷら5つ” やっぱりご近所御用達なんだ。
その後の年配の男性客は、団子を10個。団子?メニューにも団子がある。
”団子は今作ってんのよ” ”1時間後に取りに来るからお願いね” てなやり取り。
厨房を見ると、一人のお母ちゃんが椅子に座り、団子らしき白い物を手際良く丸めては、大きめのボールに
放り投げている。良く見ると一度の丸め作業で同時に3つ丸めている。すごい、これぞ熟練の技。
肉汁うどん。
出汁はやや甘め、これは地域、お店で千差万別。似て非なり。
こちらのうどん、太さがバラバラ、なので茹でムラがあるので硬さが違う。いいの、いいの。ご愛嬌。
こちらのうどん、コシが控えめ。あれ? いいの、いいの。ご愛嬌。腰は低く。
こちらのうどん、粉の風味が非常に良し。この風味が俺の知ってる武蔵野うどんなんだよな。懐かしい。
茶色とも灰色とも赤色とも違うこの色、懐かしい。何色と言えば良いのか?赤小麦を使っている証拠?
うどんの糧は、茹でたインゲン豆とインゲン豆の天ぷら。糧があるので”糧うどんと”も言われる。
糧って?茹でた季節の地野菜。ネギや生姜の薬味とは違う。糧は『かて』と読みます。
東京圏の武蔵野うどんは、ほとんど地域名に糧うどんとつけています。小平(こだいら)糧うどん、村山糧うどん。
あまり、武蔵野うどんとは言ってなかった。
食べ終えお会計。
”あッ、持っていくの忘れた!”と伝票を見て笑い。はい、伝票がきてませんでした。
伝票を見て笑いながら”750万円です”って言われたので、千円札を出して”一千万円でお願いします。”と返したら
口を開けて笑った後に、”お金持ちだからお釣りは寄付でいい?”だって。こんなやり取りも『味』なんだよね。
ご近所御用達感の強い店です。『肉汁うどん発祥の店』で興味を持って行かれるのも良いですが、丁寧な接客なんか
望まないで下さい。近所のおばちゃんは、甘やかしたりしませんよ。
え? 注文を取りに来ない? 何言ってんの、注文を言わない方が悪い。忙しんだから手を焼かせないで。
なんてやり取りを近所の常連さんが見て笑う。そんな味のある店だと思う。
ただ、肉汁うどん並が750円はちょっと高いかな。それとメニューを見て思ったんだけど、消費税が
8%に上がったの知らないのかな?そんな訳はないか、値上げしないで頑張ってんだ。