ROMA CHUさんが投稿した中華蕎麦 ひら井(東京/北府中)の口コミ詳細

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多摩ラーメン紀行

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この口コミは、ROMA CHUさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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中華蕎麦 ひら井北府中/ラーメン、つけ麺

10

  • 昼の点数:4.3

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
10回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

夏だ、麻辣つけ蕎麦だ。

麻辣チャーシューつけ蕎麦【1800円】

国分寺駅からも北府中駅からもやや歩くには遠いですけど、灼熱の暑い日々でもこのつけ蕎麦を食べる為に行く価値はあります。でも流石にこんなに暑い日だと行列は多少短くなりますね。

夏の定番とも言える限定の麻辣つけ蕎麦にしました。この麻辣味のつけ汁は2年前に食べた時よりも辛さや痺れは控えめになったように感じ、率直に無茶苦茶食べやすくなってました。いつもの獣感は損なわず、麻辣の辛旨さが加わり夏らしさ満開です。

このつけ汁に負けないのが冷たくしめられた自家製麺であり、つけ汁が一気に冷める程の清涼さ。これは普段ならつけ麺の弱点とも言えるのですが、この暑さなら逆に有りかなと。冷めても辛みがある麻辣なら気にならないですし、やはりこの麺は冷たいままのほうが美味しく感じます。

2025/07/07 更新

9回目

2024/03 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

世界に通用する中華蕎麦ひら井のつけ蕎麦

おそらく日本を代表すると言っていいつけ麺。打力、投力、走力、どれをとっても超一流です。

この春より店主の上野さん(平井堅似で有名な)が活動拠点を海外に移すという事で、この北府中からほど離れた中華蕎麦ひら井は続けるものの、代替わりするという事です。

いつものように先に食券を買う為店内に入ると、もうそこには上野店主の姿はなく、厨房の中心には定休日の火曜日に別屋号を営む松尾店長がいました。ああもう代替わりが滞りなく終わったんだなと。

チャーシューつけ蕎麦【1300円】に味玉【100円】の食堂を買い、並んでいる時に食券を渡す際、限定である焦葱油つけ蕎麦への変更で【200円】を現金で渡しました。春限定みたいです。

この場所でこんな行列できるのはやっぱ凄いなあと思いながら開店前から並び1時間。店内に入るとすぐさまつけ蕎麦が提供されます。

いつもこの圧巻の麺の姿を目の当たりにすると、期待感で高揚してきます。麺線が力強くしかも美しいです。限定はいつもの柑橘類ではなく、刻んだ大葉がついてきました。

いつものように塩を摘んで麺に振りかけて食べると、これこそ至高の味わい。ずっと最後までこの食べ方でいけると思うくらいの完成度。麺量は多いですけどいつまで食べていたいこの麺。ちなみに麺量を少なめでお願いすると、替わりに味玉か海苔かねぎをサービスで選べます。女性の方がよくそれで注文してましたが、凄くいいサービスです。

自慢のチャーシューは炭火焼きのバラ、ロース、低温調理の肩ロースの3種類。これも頼めば脂少なめとかできるのですが、脂と肉質のバランス良さがあってそんなに重たくないのが特徴。これも塩だけで食べるのがおすすめですが、味玉と一緒にチャーシューエッグにすればご飯が欲しくなります。

限定である焦葱油のつけ汁は濃厚な獣系のスープに葱の香りを纏わせたもので意外とさっぱりしてました。これに途中で薬味の大葉を足すともっとさっぱりして最後まで全く飽きない味になります。この濃厚すぎるつけ汁と大葉の相性は最高ですね。

上野店主から松尾店長に引き継がれた中華蕎麦ひら井はそのクオリティとホスピタリティを全く落としておらず、更に上を目指しているようなお店造りも感じる事をができました。これから先の中華蕎麦ひら井の展開も凄く楽しみです。

2024/03/31 更新

8回目

2023/06 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

夏の麻辣つけ蕎麦

暑くなってくると否応無しにラーメンよりもつけ麺を欲してしまいますが、真っ先に思い浮かぶのがひら井のつけ蕎麦。涼を運んでくるというよりは活力を連れてきます。

つけ蕎麦【1200円】の食券を買い列に並びます。こちらは食券先買いですので、後ろから買ってなくて並ぶ人がいたら教えてあげるのが親切です。そして並んでいる間にお水を配ってくれたりと、相変わらずのホスピタリティ。そして食券を渡す際に麻辣変更【100円】の現金を渡します。夏の限定の麻辣つけ汁は暑さに勝てそう予感漂うイカした味変です。

麻辣つけ汁はいつもの獣づいたワイルドで濃厚なつけ汁に文字通りの麻辣的辛さをしっかり上乗せした味。なのでしっかりと辛いです。辛いんですけれど、いつもの濃厚つけ汁よりズルズルと麺が入っていく感覚です。いつものでも美味いのに、辛さも加わって美味いなんてズルいつけ麺です。

2023/06/28 更新

7回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

この絶品チャーシューが完成するまで

ひら井のチャーシュー(焼き豚)は唯一無二。

ひら井のチャーシューを巡って一悶着あり、やっぱその存在感ありすぎるチャーシューを食べたくなるわねと北府中。決してアクセスがいいとは言えないこの場所に多くの人を集めるのは確信的に美味い中華蕎麦とつけ蕎麦があるからです。

国産チャーシュー中華蕎麦【1300円】に味玉【100円】です。暑くなってきてつけ蕎麦をと思っていましたが、急に寒さが戻り中華蕎麦に軌道修正。どっちも美味しいので問題ありません。

今回はあらためてチャーシューの美味さを再確認しに来たわけですけど、やはりこの美味さは別格。三種類のチャーシューがあり、真空低温調理の肩ロースと炭火焼きのバラ肉と肩ロース。特に炭火焼きのほうが香ばしさが半端なくてたまらない美味さ。この炭火焼きの風味がスープにまわっていく感じです。だからチャーシュー増しにする時は中華蕎麦の方が好きです。

確かに他店も羨む絶品のチャーシューであり、美味いチャーシューと言えばひら井のチャーシューが思い浮かぶのも無理ありません。しかし、そのチャーシューができるまでの過程をyoutubeでも見ましたが一長一短では決してできないもの。その苦労が味にしっかりと反映されている為、人は皆この味を求めて群がるのです。

2023/04/22 更新

6回目

2022/12 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

多摩地区最高の中華蕎麦

暑い日には日傘を、寒い日には毛布を。長い行列時間もお店からの抜群のホスピタリティと美味しい中華蕎麦の為なら苦になりません。

という訳で朝の10時半くらいに府中市は東八道路近くのお店に着くと、20人くらいの列。ん、ん、まあ許容範囲だと思うと、既にお客さんがお店の中に入ってました。早開けされてたのですね。

とりあえず寒い中待つことにします。途中で店員さんが毛布を何枚も持ってきて、並んでいるお客さんに配っていく何とも温まるホスピタリティ。こういうところも大好きな要因です。

並ぶ前に食券を購入。中華蕎麦(並)【1000駅】に炭火焼きチャーシュー丼【400円】に味玉【100円】にしました。今日は中華蕎麦だと決めてました。つけ蕎麦も冬でもいけますが、チャーシュー丼を食べたかったのです。つけ蕎麦のボリュームだとチャーシュー丼は自分には無理かなあと思いまして。

中華蕎麦は豚骨醤油ベースで、家系の細麺バージョンといった感じですけど、そういう面影もありながらもひら井オリジナルの唯一無二の味わい。ワイルドな獣系なスープでこってりはこってりしてますが、何故か優しく、飲み干せるスープ。

そして主役は自分というばかりの炭火焼きチャーシュー。並でもゴツい。このチャーシューの香ばしさがスープにも麺にも移り、ラーメン全体がスモーキーで芳醇な味に仕上がってます。

炭火焼きチャーシュー丼は細かく刻まれたチャーシューがこれまた香ばしく、味玉も乗せてみればチャーシューエッグ丼でこの上ない至福のご飯物に。スープが飲みやすい分、やはりチャーシュー丼には中華蕎麦が合います。どっちが主役かわからないレベルです。

アクセスも悪く、回転も決して早くはないですけれど、お店に入ればその苦労も忘れてしまうほどのひら井ワールド。多摩地区ラーメン界の至宝です。

2022/12/17 更新

5回目

2022/08 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

愛のある拳骨は痛みがある

獣道を進み続ける府中の中華蕎麦ひら井で3,4日程の夏季休業の前に限定があると告知されてましたので行ってみました。皆さんここまでどうやって来たの?というくらい長い行列。

その皆さんがお目当てにしていたのが、店主さんが1番やってみたかったという、拳骨中華蕎麦&拳骨つけ蕎麦。ノーマルだと豚だけでなく鶏など様々な獣や部位のガラを使用していましたが、今回の限定は豚の拳骨と水のみということです。

チャーシュー拳骨つけ蕎麦大【1500円】です。いつもは並にしていますが、毎回麺はもう少し食べれるなあと思っちゃうので、今回始めて大にしてみました。麺量は並で250g、大で350g程です。

開店直後は中華蕎麦とつけ蕎麦を連食する人が多いというアナウンスがあったので、結構待つことを覚悟してましたが、約2時間ちょっとで着丼。カウンターに麺とつけ汁が乗ったお盆を降ろす時が重い、重い。非力な人は立って降ろすようにしましょう。

まずは他店ではあまりやらないオンリー麺啜りというやつ。ひら井さんの自家製麺は塩だけでとんでもなく美味いので1,2本と言わず10本くらい麺だけでいけちゃいます。

そして肝心の拳骨のつけ汁。率直な印象はいつもよりシンプルで、いつもよりも重ため。例えが難しいですけど、ノーマルが合唱だとすると、拳骨はソロ。そのまんまですね。単調ながらもずっしりとした旨味だけで来る感じです。

そして外せないチャーシュー。このちゃんと焼かれて本来の意味である叉焼を体現しているこの豚は至高そのもの。塩だけ付けて食べるのもおすすめです。

今回は大にしてみましたが、これが思いの外キツかったです。というのもやはり拳骨だけのほうがパンチの重たさが来るのがひとつと、これは自分のせいですが大だから早く食べなきゃと思い、一度に麺を大量につけ汁中に入れてしまったことですね。こうするとつけ汁の温度が一気に下がってしまいますので、飽きが来るのが早まってしまいます。つけ麺の弱点を忘れてしまったことが反省点です。

とは言えやっぱり並が適性かなあと思えるとともに、連食できる体の人が羨ましいなあと思いました。この拳骨は多分中華蕎麦、特に細麺に合うんだろうなあという気がしました。また次に限定の機会があれば是非に。

2022/08/28 更新

4回目

2022/05 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

獣たちのパレード

国分寺と北府中の間、東八道路付近に登場してから1年。この辺鄙な場所での大行列はもはや風物詩となりました。それでは参ります。中華蕎麦ひら井さんで『瞳をとじて』です。

ではなく、ひら井と言えばのつけ蕎麦。このインパクトは多摩全域どころか関東中にも響き渡り、今や泣く子も黙るひら井のつけ蕎麦。1周年を前にやってきました。

食券は並ぶ前に購入します。開店1時間前で15人程の行列。今回はチャーシューつけ蕎麦【1400円】に味玉【100円】、そして現金対応でつけ汁を辛いのに変更【100円】にしてもらいました。この日は20食限定で海老に変更もできましたが、辛いのも食べたかったので。

食券購入から1時間半くらいでお目見えしました辛つけ蕎麦。ライムと柚子胡椒のような薬味が付いてきました。三種類のチャーシューが加わると神々しいまでの迫力があります。

塩が付いて来なかったわけですが、まずはここでしかやらないオンリー麺すすりを。冷たく文字通りシメラれた極太麺はちゃんと小麦の風味豊かでモチモチと美味い!

辛いつけ汁は本来の獣100%のワイルドな味に唐辛子的な辛さを足してますが、凄みのある辛さではなくやや爽やかな辛さです。なので充分にいつもの重厚な獣の旨味を感じつつ、辛さがアクセントになる感じで食べやすいです。こってりしたものが幾分かあっさりなりますね。

そしてこのお店のもうひとつの代名詞、チャーシュー。特に炭火焼きの最後にバーナーで炙ってある特大のバラチャーシューは圧巻です。出身元のラーメン二郎野猿街道店を彷彿とさせる圧倒的肉厚感。この一枚で充分なメインディッシュと成りえます。

行きにくい場所、長きにわたる待ち時間等、このつけ蕎麦を味わうにはかなり骨が折れますが、その先に待っている至高の一膳は何事にも得難い価値があります。

2022/05/08 更新

3回目

2021/11 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

優しき獣たち

今年の5月にオープンして以来、瞬く間に多摩ラーメン界のトップに登りつめたような感があるこちら中華蕎麦ひら井。この国分寺と府中の間中くらいの辺鄙な場所に行列を作るのも、説得力とセンスあるつけ蕎麦に他なりません。

というわけで、つけ蕎麦の素晴らしさも充分にわかりましたので、ついに中華蕎麦を味わいたいと。夏場を駆け抜けた営業期間にはほとんど皆さんつけ蕎麦を頼まれてましたが、たまに見る中華蕎麦もかなり美味しそうて事で。

チャーシュー中華蕎麦【1100円】に味玉【100円】です。この日は中華蕎麦のみの営業で『辛い中華蕎麦』なるものもありましたが、まずはノーマルの実力から。チャーシューはつけ蕎麦の時も度肝を抜かれるくらい美味しかったので、チャーシュー増しで。

平井堅似の店主さん(実際屋号の由来はそれらしいです)が平井堅の世界観の如く?中華蕎麦を作っていましたが、かなり麺の茹で時間が短い。これはかなりの細麺ですね。

着丼がラスボス感ある中華蕎麦が登場。中華蕎麦という絵面ではなく、家系や濃厚豚骨ラーメンの佇まい。迫力度合いが凄いです。スープからちょいといきますと、うぉっと唸るくらいの重厚感。まず、炭火焼きチャーシューの香ばしさがスープに乗り移ったかのような風味からきて、その後に来る豚、牛、鶏という獣たちの饗宴。とにかく獣のコクがどっしりときますが、飲み口柔らかです。

麺は細麺のストレートで、ほぼ長浜ラーメンのような細さ。かたさはそれほどでもないので、この部分が豚骨ラーメンというよりは中華蕎麦の面影を写してます。

チャーシューは普段から増えて3種類。炭火焼きの豚バラと肩ロース、真空低温調理のブタ肩ロースと、この中華蕎麦で一番重要な要素となります。これらどれも単体として抜群に旨いわけですが、これらの風味や旨味がラーメン全体に乗り移っているみたいです。

中華蕎麦とはありながら、全体的には家系ラーメンの細麺と言った具合がわかりやすいです。ただ、家系ラーメンに単に細麺だとあんまり合わないですが、こちらはちゃんと完成してます。昔、九州から出てきて家系ラーメンを初めて食べた時、これが細麺だったらなあ〜と思った事もがありますが、遂に理想の完全体と出くわす事となりました。

とにかく獣100%のラーメンなのに、食べた印象はかなり上品な中華蕎麦。この具合を作り出せるセンスが素晴らしいです。平井堅さん。

2021/11/06 更新

2回目

2021/07 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

孤高のつけ蕎麦

あまり短期間の間に、しかもそんなに近場でないところへの再訪はしないのですが、こちらはつい行きたくなりました。

前回つけ蕎麦を食べた時の衝撃が強くて、これの中華蕎麦バージョンはどんなに凄いのかと思い府中の東八道路あたりへ。11時ちょうどくらいで店外15人程の並び。しかも灼熱の暑さ。あちゃーと、これは熱々の中華蕎麦食べれる自信ないわと、結局つけ蕎麦(並)【1000円】と味玉【100円】にして、並ぶ前に食券を買います。

並びは1時間程度。そして店内に入ってからの提供はつけ麺にしては速いです。店内に入って隣の人の中華蕎麦を見てしまうと、案外イケたんじゃね?と思ってしまいました。

さてつけ蕎麦。前回あまりの衝撃でやらなかったのですが、まず麺だけを塩に付けて食べてみます。一本摘み、塩に付けて食べますと、とんでもなく美味い。水で締められた清涼感溢れる喉越しの良さと、噛むと溢れる小麦由来の風味を感じます。外の暑さも手伝い、ずっとこの麺だけでも良いような気がします。

つけ汁はやはり獰猛な動物オンリーでこれがかなりオリジナリティがありますね。前回も思いましたが、やっぱ濃厚つけ麺には魚介要らないんじゃね?と思ってしまいます。ポットに入ったスープ割りの生姜湯を入れて最後飲むと、夏にでもぴったりのようなさっぱりとして、しかも何か健康そうな味。これもいいですね。

やはり2回目でも美味しかったつけ蕎麦。どこででも食べれそうなつけ麺じゃないところが、この辺鄙な場所でも常に人を集めてる魅力だと思います。次はやはり中華蕎麦かなあ。細麺がどんなもんか知りたいです。

2021/07/24 更新

1回目

2021/06 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

美しき獣たち

国分寺街道と東八道路の交差点近く、ここはどこかと言われたら北府中かなあ〜という、中華蕎麦 ひら井です。

というように少し辺鄙な場所にはあるのですが、5月のオープン以来連日長蛇の列。今の時代やはりSNSだけの情報でも場所関係なく話題のお店となり得るのです。

というのもこちらのお店は八王子のラーメン二郎野猿街道店2の出身との事。あの凶暴なガッツリイメージがある言わば二郎の中の二郎とも言える野猿二郎出身なのに、このもう風格を兼ね備えたような中華蕎麦屋さんの店構え。そしてその出身先を含めて様々なものをいい意味で裏切るような、完成度の高いつけ蕎麦と中華蕎麦が話題になってました。

食券を先に買い、店外に並びます。買ったのはつけ蕎麦(並)【1000円】です。どうもつけ蕎麦は麺の茹で時間が長くかかる為、並んでいる最中に食券を受け取りたいみたいですね。ですので、結構並びはしましたが、店内に入るとすぐさまのつけ蕎麦の提供となりました。素晴らしいオペレーションだと思います。

お盆にセットされたつけ蕎麦は見るからに太麺の美しさが際立ち、実はまだ行ったことはありませんがその写真では何度も見た事ある、松戸のとみ田のつけ麺のような気品ある王者の風格にも見えました。

その色っぽい麺だけをまず食べてみます。あまりそのオンリー麺啜りとかいうのをあんまり普段はやらないのですけど、ついやりたくなるくらいの艶持ちでしたから。すると圧倒的な弾力とモチモチ感とともに伝わる小麦由来の旨味。おおっ、もうこっからこのつけ蕎麦の魅力が始まってました。

つけ汁は動物系100%、アニマルオンという感じでこちらは獰猛そのもの。こういうタイプのつけ麺では濃厚魚介豚骨というのが主流というかセオリーみたいなところがありますけど、何か魚介ってなんだったろうね?というくらい豚骨メインの動物出汁だけで全ての旨味を作り出してます。このつけ汁は衝撃的でしたね。食べた事ありそうで、無かった味わい、つけ麺では。もちろん太麺との絡みも抜群でした。

そのつけ汁の中に入るチャーシューもこれまた別格。都度バーナーで炙ってましたが、その香ばしさが全く途切れることのないような厚切りで肉肉しい味わい。結構焦げる程の炙りでスモーキーさも加わってました。これは単品でも絶品です。

麺量は並でも250gくらいでしたが、全く多いとも感じず、むしろもうちょい食べたかったと思うくらいの満足度でした。一応ポットに入ってるスープでスープ割もしましたが、元のつけ汁があまりにも素晴らしいので、スープ量はちょっとで。ギトギトしてそうでしたが、元のつけ汁自体はコク深くサラリとはしてます。

立地関係なく、これだけの人を集める理由がよくわかる程の説得力あるつけ蕎麦でした。お店の方の対応も素晴らしく、どういうコンセプトでこういうお店になったのかというのが伝わる接客とオペレーションでした。ラーメン二郎のファンも普通のラーメンフリーク、そして何よりも普段ラーメンを食べない層にも届くようなお店の姿勢が全てだと思います。

  • 秋無いです。

2021/06/13 更新

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