2回
2025/02 訪問
雑煮うどん
雑煮うどん【1400円】
大阪駅前第3ビルのB2にあります、大阪を代表する讃岐うどんのお店。もちろん行列店ですが、開店前はお隣の洋食屋さんのぶどう亭も大行列となるのでこの付近はなかなかカオスです。
毎年年明けの一月の限定メニューという雑煮うどんが2月も好評の為延長されていました。せっかくなのでこの未知のうどんに遭遇することにしました。
白味噌ベースに讃岐うどん独特の魚介が効いたお出汁はなんとも美味しく、これと打ち立てのうどんとの相性が良いです。これだけでも完成している味ですけど、餡入りのお餅が予想以上に合います。ほんのりとした甘みが上品で、かなり特別感があるおうどんを頂けた気がしました。
2025/02/16 更新
無花果酢橘饂飩【1300円】
ちく玉天【350円】
SNSでこの妖艶で涼しげな丼顔を見てしまったは食べたくなるに決まっているという事で大阪駅前第3ビル。
うどん棒では毎月限定メニューが魅力的ですけれど、この無花果が入荷する晩夏から秋分にかけて出てくる限定うどんで、夏の暑さが消えていくような佇まいです。
ちなみにうどん棒はもちろん大行列であり、外に並んでいる時にメニューを渡されて注文も済ませます。この時貰うメニュー表には限定メニューは載ってませんので注意が必要です。店内にはメニューが貼ってあります。事前に下調べしてきたので迷う事なく無花果酢橘饂飩を注文。天ぷらも食べたかったのでちく玉天も頼み、万全の状態。完璧だ。
すると、先に注文した人へ真っ先に提供されたものに驚愕しました。無花果の天ぷらなるものがあったとは。これは店内どこ見ても見つけきれませんでした。なんたる事かと思いつつ、ちく玉天を頼んでしまった手前、追加を言い出せませんでした。その数奇な見た目と想像付かない味わいはミステリアスで来年絶対頼もうと思いました。
そして目の前に集中して無花果酢橘饂飩。うどんはひやかけをベースにして無花果と酢橘が乗るだけのいたってシンプルなもの。そもそも無花果がうどんのしょっぱいお汁に合うのかという疑問も愚問で最高な甘塩っぱさを引き出していました。ここに酢橘の酸味も加わり、恐ろしいほどの清涼感。
前回は温かいうどんを食べたので、冷は初めてでしがこれもまた素晴らしく、讃岐うどんの絶妙なコシの具合。大阪で見かける柔らかいうどんや、極端にグミっぽい弾力のうどんと違い、まさにちょうど良く、心地よいコシでした。
食べ終わるのが名残惜しいほどの一杯。また来年も来ます。