1回
2016/07 訪問
イケメン!
Varnier Fanniere Grand Cru Avize brut zero
Emilio Lustauのシェリー
La Pousse d'OrのChambolle Musigny村名ワイン
玉葱の下には琵琶湖産のウナギ
Telmo RodriguezのEl Transistor
Chateau de Puligny MontrachetのChassagne Montrachet村名ワイン。
Bodega Castro Ventosa Valtuille
Sumarroca CAVA Gran Brut
Bodegas Jimenez Landi Sotorrondero
Domaine Charles Frey Grand Cru Frankstein Riesling
2016/08/07 更新
三宮のお隣りの元町駅から少し山手へ。落ち着いた雰囲気の中に、さらにひっそりと隠れるような店構え。
店内は5卓ぐらいのコンパクトな空間。黒の配色が多い中に控えめな照明、渋い雰囲気です。
ディナーは¥16800のコース1本のみ。
ワインはお料理に合わせて、ソムリエさんお勧めのペアリングを。ミスチル桜井さん似のイケメンです。
まずはシャンパンで乾杯、Varnier Fanniere Grand Cru Avize brut zero。
キレのいいシュワシュワ感、暑い季節にいいですね。
ご近所の『いながきファーム』さんのトマトを使った、目にも鮮烈な一皿から。
真っ赤で瑞々しいトマトの甘み、ちょっとした酸味がうまく効いてます。
じゅんさいとマスカルポーネチーズ、綺麗で食べるのがもったいない一皿。
じゅんさいのぬるぬるが意外に美味しい。
ほんのりビネガーソースの酸味が、やはりいい具合に食欲をそそります。
青森産アワビのフリット、黒トリュフ。
ワインではなくEmilio Lustauのシェリーを頂きます。
キレのいい後味、クールな組み合わせです。
前菜たちの盛り合わせ。
カツオ、イカ、ヒラメ、アンチョビなどなど。
赤白2種類のワインたち。
白はアルザス、Domaine Charles Frey Grand Cru Franksteinのリースリング。
赤はスペイン、Bodegas Jimenez Landiの、Sotorrondero。ガルナッチャ主体のスペインらしい陽気な味わい。
見た目も味わいもバラエティに富んで、いろんな方向から次々と鮮烈な刺激が。それでいて皆さん素直に美味しい。
琵琶湖産うなぎのグリル、イチジク、淡路島のタマネギと共に。
La Pousse d'Orの、Chambolle Musigny村名ワイン。
肉厚で香ばしく焼き上げたうなぎ、イチジクの甘さが意外とよく馴染みます。
彩り野菜たくさんのガスパチョ。
Telmo Rodriguezの、El Transistor。
ヴェルデホというブドウ100%。
ジメジメした季節にこのさっぱりスープ、また食欲が湧いてきそう。
マコガレイのグリル、ズッキーニ、マスタード風味。
Chateau de Puligny Montrachetの、Chassagne Montrachet村名ワイン。
マスタードの酸味がけっこう効いてます。
透き通りそうな白身、皮は香ばしく中ふっくら。淡白な旨味がほろほろとほぐれて広がっていきます。
メインは鳩肉のグリル、お野菜やハーブで見た目も麗しく。
Bodega Castro VentosaのValtuille 。
メンシアという、これまた聞きなれないブドウ100%。
鴨ってあんまり食べないけど、意外に脂がおいしい。
旨味をぎゅっと濃縮しつつも、レア感は損なわず、見事な焼き加減。
食事の〆は魚介や甲殻類の香り満載のオジャ。
おじやの語源と言われているそうです。
Sumarroca CAVA Gran Brut。
魚介のうまみが見事に凝縮されたスープと、それをたっぷり吸い込んだご飯。日本人にもよく馴染むお料理。
シュワシュワのスパークリングとも素敵な相性。
お腹いっぱいだけど、ここから更にデザート3皿。アイス、温かいタルト、そしてまたアイス。
デザートは別腹なんて言いますが、いろんなお料理でいろんな別腹たちも綺麗に満たされて幸せな満腹感。ごちそうさまでした。
日本の食材や味付けなんかもうまく取り入れて。スペイン料理と言いつつ、懐かしさも感じるような構成。違和感なくお料理の世界に溶け込めます。
ミシュラン3つ星ですが、特に敷居が高い感じもなく、ネクタイがないと浮いちゃうわけでもなく。心おきなくお料理とワインを満喫。
スタッフやイケメンソムリエの皆さんの素敵な笑顔や程よいお気遣い。素晴らしいレストランです。