1回
2016/12 訪問
ジビエに感激!
アミューズ
グラスワインリスト
ボタンエビのタルタル
バゲット
Vin Jaune L'Etoil 2008 Philippe Vandelle
キジのブイヨン仕立て 腿肉のキャベツ包みとクネル
キジのブイヨン仕立て 腿肉のキャベツ包みとクネル
Cote Rotie Cuvee du Plessy 2013 Domaine Gilles Barge
チリメンキャベツ、フォワグラ、黒トリュフのテリーヌ
チリメンキャベツ、フォワグラ、黒トリュフのテリーヌ
ドーバーソールのファルシィ ソースヴァンブラン
ドーバーソールのファルシィ ソースヴァンブラン
Theodore 2011 Domaine Avela
野鹿のロッシーニ風
シャポンのロティ 小さなサラダを添えて
シャポンのロティ 小さなサラダを添えて
Gewurztraminer Selection de Grains Nobles 2012 Wolfberger
メニュー
アヴァンデセール ぴスタチオではなく、バジルアイスでした
アヴァンデセール
モネの愛したクリスマスプディング
モネの愛したクリスマスプディング
本日のメイン、クリスマスらしく豪華なシャポン
Puligny Montrachet 2011 Domaine Etienne Sauzet
野鹿。角っぽいのはチョコレートです。
2017/01/11 更新
言わずと知れた銀座フレンチの銘店、タテルヨシノさん。
クリスマスディナーにて念願の初訪問です!
お店は銀座の一角、12階建ビルの最上階。
入った途端に天井高7メートル、突き抜けそうな開放感!
床は深青の爽快なカーペット、シェフのご出身地喜界島の海をイメージしたそうで。
窓の隙間からちょろっと銀座の夜景。
雑居ビルや企業のネオン広告、剥き出しにしたら現実感ありありな夜景だけど。
うまく小出しにして、脇役というか、借景にうまく取り込んでる感じ。
風格を漂わせつつ、でもなんだかほっと寛ぐ雰囲気でもあるのです。
お席は間隔が広く、お隣の会話も気にならず。でも個室ほど気も遣わず。
丁度いいプライベート感覚。
サービスも過不足なく。なんというか心得ていらっしゃる感じ。
そしてクリスマスという書き入れ時にも関わらず、この贅沢な空間は時間制限なし。心置き無く堪能させて頂きました。
まずは乾杯のシャンパン、タテルヨシノのロゴが入ったDeutz、頂きます。
シャンパンの味の違いなんて正直よくわかんないけど、んん~とりあえずとてもおいしい。
お料理はクリスマスコース1本のみ、おひとり25000円でした。
飲み物はお料理に合わせたグラスワインのペアリング。
ボトルワインもいいんだわけど、1種類しか飲めないし。
大枚叩いたワインがタイプじゃなかったときの虚しさといったら、ねえ。
アミューズ
ボタンエビのタルタル
キジのブイヨン仕立て 腿肉のキャベツ包みとクネル
Vin Jaune L'Etoil 2008 Philippe Vandelle
チリメンキャベツ、フォワグラ、黒トリュフのテリーヌ
Cote Rotie Cuvee du Plessy 2013 Domaine Gilles Barge
ドーバーソールのファルシィ ソースヴァンブラン
Puligny Montrachet 2011 Domaine Etienne Sauzet
野鹿のロッシーニ風
Theodore 2011 Domaine Avela
シャポンのロティ 小さなサラダを添えて
アヴァンデセール
モネの愛したクリスマスプディング
Gewurztraminer Selection de Grains Nobles 2012 Wolfberger
オーガニックコーヒーと小菓子
クリスマスディナーに相応しい、高級食材を惜しげもなくなく散りばめた豪華絢爛な食卓。
黒トリュフなんて表面の飾りだけかと思いきや、チリメンキャベツの隙間にまで、こんなにたくさん入れちゃっていいんですか!ってぐらい。
でもって肝心のお味は高級な奴らばかり出しゃばるわけでもなく。
1つ1つのお皿の中で見事に溶け合い、素晴らしい協奏曲を奏でているかのような。
そしてお料理を追いかけるワインとのマリアージュもまた素晴らしくって。
そしてそして、極めつけは野鹿。
ジビエは癖が強かったり、獣臭かったり、正直得意でなかったのですが。
鹿がこんなに美味しい赤身肉なんて。月並みな表現ですが感服、感動、感激でした。
きっとこの夜の私は、恍惚としてポカンとして、間抜けなアホな顔をしていた違いない。でもそんなこと気にしてる場合じゃなかったんです。
唯一、ワインはコートロティ2013年がちょっとお若い感じ、かなぁ。白ではなく、敢えて若い赤をフォアグラに合わせた、とのことでしたが。
お料理の最後にシェフが各テーブルへご挨拶に。
ジビエへの熱い想いを語って下さいました。
丁寧で朴訥なお話ぶり、温厚な人柄が偲ばれます。
いつまでも終わらないでほしい、夢見心地のディナータイムでした。