あさぴー1さんが投稿したAuberge eaufeu(石川/小松)の口コミ詳細

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Auberge eaufeu小松/イノベーティブ、オーベルジュ、創作料理

3

  • 夜の点数:4.4

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
3回目

2024/04 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

旧西尾小学校がオーベルジュに変貌!

地区にあった西尾小学校が廃校になったのが2018年のこと。その後、小松市が主体となり滞在交流施設としてリノベーション。2022年7月にオープンしています。

オーベルジュの計画が決定した当時、個人的には小松市にオーベルジュなんて!と思っていましたが、1年ほどで全国的に知られるほど有名になりました。

私はオープン前に一度、中を見学させていただいたり、オープン後に1階にあるカフェにお邪魔しています。

小松市に住む私は小松市の宿泊施設を利用することは基本ありませんが、北陸応援割の時期にオーフ独自割プランで一人20,000円オフというキャンペーンをやっていて、そちらを利用。今回初めてオーベルジュとしての「オーフ」に宿泊することができました。

ウエルカムドリンクは加賀棒茶でした。小菓子が美味しかったです。

中には現代芸術家の小川 貴一郎氏の作品が数多く飾られています。飾られている作品は、この建物の中や観音下の町中で描かれた絵で、すべて買い求めることが出来ます。数店がすでに売却済みでした。

宿泊したのはデラックスツイン。元は音楽室だったところです。

シンプルでナチュラルなインテリア。客室にテレビはありませんでした。

館内にはアミューズメント的な設備もなく、館外にももちろんそのような施設がないので、文字通りオーベルジュとしてディナーを楽しむことに特化した宿泊施設です。

朝食は純和食でした。これは意外でした。

朝食は「麹朝食」と銘打たれていて、朝の柔らかな陽ざしを一杯感じながら食べることが出来ます。

左上の白いコップに入れられているのは「甘酒」。その下には「蕪煮」。ご飯は小松の蛍米でした。あとは「だし巻き卵」「お浸し」「治部煮(筑前煮)」「ぬか漬け」。

どれも上品な味付けで、懐かしいおふくろの味とも言えます。

味噌汁は白山市の木滑なめこ、通称「でけえなめこ」の味噌汁。麹の風味がきいた味噌汁でした。

「鰆の麹漬け焼き」は上品な塩気で麹のうま味が出ていました。

食後はコーヒー。紅茶もチョイス可能です。

明日、ディナーについて紹介しますが、この朝食とは全く違う料理だったので、朝食の純和食が光り輝いてみえました。ご馳走様でした。

ブログ記事はこちらです。
http://asap.blog.jp/archives/51511535.html

2024/04/24 更新

2回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

ディナーはイノベーティブな料理で素晴らしかった

シェフの糸井章太氏は日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で、史上最年少(当時26歳)でグランプリを受賞するなど、新進気鋭の料理人として知られています。イケメンです。笑

彼が料理をつくるときに観音下の食材や風土、文化と向き合いながら取り組んだのが「豊潤な食文化のもととなるのは、豊かな自然に育まれた観音山の名水。すべての素材における原点とも言える水(eau)と、エネルギーを生み出す火(feu)。地域のシンボルとも言える水に、外からの火を灯すことで、新たな価値とイノベーションを巻き起こしていく。eaufeu(オーフ)という名には、そんな物語と想いをこめています。」というコンセプトを実現することです。

結論から書けば、豊かで自由な発想によるイノベーティブな料理の数々はとても愉しむことが出来ました。

ランチやディナーはおまかせコースのみで、宿泊者でなくても楽しむことが出来ます。料金はランチ・ディナーとも同じ内容で同じ税込19,800円です。

使われる食材は、こちらに出ているように野菜は小松市の西田農園や、スタッフが採ってきた山菜など、いわゆる地産地消を一番に、そのような素材を使い糸井シェフがキャリアを通じて得てきた色々なジャンルの調理法を駆使して素敵な品々に生まれ変わらせていました。

まず出てきたのが「仕込み水」。農口尚彦研究所の仕込み水です。そして。校庭に自生しているというローリエの香りが付けられていました。

今回、ドリンクはワインのペアリングでお願いしていて、フル(11,000円)と量の少ないもの(8,800円)の設定がありました。私は量が少ないもので妻はフル。なお、銘柄などは今回紹介していません。

最初の乾杯はスパークリング(1,900円)で。こちらはペアリングに含まれていません。

そして、ごらんの日華石や岩?をお皿にして出されたのがこちら。季節の草花をあしらって華やかな趣。

また、オーフでは、このような山菜を使っていると、席まで持って来て説明をしてくれました。

そして。桜鯛と猪のハムに、丸いのは丸芋を揚げて白エビと金箔が乗せられている周りには山菜のニワトコやふきのとうが揚げられたりして散りばめられています。

あと、濃口尚彦研究所の米麹から作った甘酒と自家製ヨーグルト、オリーブオイルで作った発酵ディップが一緒に出され、これから出される料理に漬けて食べると味変出来ました。

お次は、葉わさびとしても知られセンナの葉の下に隠されている、白バイ貝を山菜の甘草(かんぞう)で和えたもの。白ばい貝の歯ごたえと山菜の苦味を味わう大人の一品。

蕪が乗せられているこちら。めくるとホタルイカとアスパラガスが現れます。

これらの料理には白や軽めの赤がペアで出されていました。

ここで突然お椀が出されます。メダイの吸い物。上品なお出汁で和ハーブの1つであるクロモジが使われていました。ここで和のテイストが出されたのが少しサプライズでしたが、シェフの出身が京都であることからかもしれませんね。

次にはタケノコ。小松東山産のタケノコが出始めたばかりのころで、茹でと焼きで。

焼いたのは柔らかく皮まで食べられ旬の走りを楽しむことが出来ました。

和食に合わせて出されたお酒は農口尚彦研究所の山廃。

そしてこちらは2017年醸造のオーフ限定酒と白ワインです。オーフ限定酒は熟成されていて、香りも鮮やかで口当たりのいいお酒でした。

こちらは野草のアザミを使ったタコスです。中にはイノシシ肉のミンチと山菜が詰められていました。

シェフがアメリカでの修業時代に学んだタコスをアレンジしたものを、オーフのメニューに加えていて、年中、素材を変えながら出されるようです。

肉の臭みもなく美味しかったです。

魚料理はサワラで 春キャベツとサフランの香りをまとわせてありました。

出されたパンは桜の酵母で作られたバゲットでした。バターはオーガニックです。季節を感じる凝った演出が続きますね。

肉はビーフに変えていただきました。ソースは和風のテイストであさつきの天ぷらが1本添えられていました。

肉料理にはこちらの赤ワインが出されます。

デザートの1品目は「キウイ ヨーグルト」。テーブルでヨーグルトをかけてくれました。

2品目はイチゴとヨモギのタルト。そしてふきのとうのアイスでした。

最後は小菓子のキャラメルとチョコレート。デザートが多種出てきましたね。

ドリンクは私はハーブティで、妻はコーヒーです。何のハーブティーだったか忘れました。汗

ディナーのみは一人19,800円なので、この内容はお得感があり満足度は高かったです。オーベルジュ使いではなくとも楽しめるのでおススメです。ご馳走様でした。

ブログ記事はこちらです。
http://asap.blog.jp/archives/51511639.html

2024/04/24 更新

1回目

2022/07 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

廃校を再生して7月14日オープンのオーベルジュでカフェ利用

「オーベルジュ」というと、なんとなくおしゃな感じがします。

そんなオーベルジュが、小松市の山間の観音下町に7月14日オープンしました。

廃校になった西尾小学校を、小松市が基本エリアのリノベーションを担当。大阪の会社がオーベルジュとして運営を担当しているのです、自治体である小松市にとっては珍しい運営形態です。

この辺りは。小松駅から25分ほど山のほうに向かったところにあって、つい最近までは観音下石(日華石)の産地として知られていました。

当初もっと前にオープンする予定でしたが、コロナ禍など色々あって、7月14日オープンとなってしまっています。

ファッション誌「ヴォーグ」の電子版にも紹介されていました。

実は我々は、オープン1か月ほど前に施設を見に行ってきています。その時は小松市役所の方に施設をご案内いただきました。ありがとうございました。オープンまではネットでの写真アップは控えてほしいということで。ブログには紹介していせんでした。

その後、正式にオープンしてから最初の日曜日に、再度見学がてら行ってきましたので紹介したいと思います。

基本「オーベルジュ」で、ランチ・ディナーは宿泊者以外でも楽しむことが出来ます。ただランチ・ディナーとも少々お高い設定となっていたので、まず最初はカフェ利用してきました。

外観は小学校の建物ほぼそのまま。真っ白に化粧直しています。

入口には小松市長から贈られた花が飾られていて、中には著名な芸能人や料理人の方からのお祝いの花がたくさん飾られていました。

今回オープン後の施設内を改めて見学させてもらいました。

2階と3階が宿泊のエリア。中は教室の雰囲気を残しながら大胆に改装。

廊下も学校のときの面影を色濃く残していますね。

部屋の入口には学年と組の表示サイン。

スイートルームの窓の外は自然がいっぱい。そして室内にあるたくさんのアートに囲まれて優雅に過ごすことが出来そうな感じです。

屋上に上がると、すぐ近くに「酒造りの神様」と称される農口尚彦氏の農口尚彦研究所を眺めることが出来ます。

左手には観音下石(日華石)の採掘場だったところも見えます。

1階奥のほうに位置するレストランは、小学校時代の運動場側は大きなガラス仕様に変えられていました。

レストランスペースは、現代芸術家の小川貴一郎氏のアートがたくさん飾られています。

案内いただいたソムリエの方によると、小川貴一郎氏は2か月間、ここに滞在してオリジナルのアート作品を書き上げたようです。

トイレへの通路にも飾られていました。

一番奥、小学校時代は校長室だったところは個室に。

そして「オーベルジュ」にとって一番重要なのがシェフです。そのシェフには糸井章太氏が就いています。彼は日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で、史上最年少グランプリ受賞という輝かしい経歴のシェフです。この日もいらっしましたが長身でイケメン!笑

機会があれば食事にも行きたいと思いますが、どんな料理を食べさせてくれるか楽しみです。

カフェスペースは、カウンターにはこの観音下で採石された「日華石」が使われています。この石も残念ながら採石が終わっていて、あとは在庫があるのみです。

カフェメニューの中から我々は、「サンドイッチ(900円)」を頼みました。

チキンとサラダのバジルサンドでした。ちょうどばいℤルの季節で濃厚なバジルの風味がいいですね。内容は季節によって変わるのでしょうね?

ドリンクは私は「エスプレッソ(500円)」です。

妻は「ドリップコーヒー(660円)」。もちろん、1杯1杯丁寧にドリップしてくれます。

今回は施設とカフェのみの紹介となりましたが、興味のある方はカフェ利用でも食事利用でも行ってみてください。非日常を味わえます。ご馳走様でした。

(評価はカフェ利用のみのものです)

ブログ記事はこちらです。
http://asap.blog.jp/archives/46901066.html

2022/07/28 更新

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