せっけ段さんのマイ★ベストレストラン 2014

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「美味しさ」は料理の「味」以外にも関係あるのか?

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せっけ段 (男性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

僕の基準では満足度の高い店は
どうしてもコース料理の店になってしまいがちなのです。
なぜならば、帰りにコンビニに立ち寄る必要がないから・・。
これは僕にとって大変おおきな事なのです。
・・・・
9月くらいかなぁ、たまたまTVのNHK見てたら
三國シェフが出ていた。
その番組は来るべき東京五輪に来日する外国人観光客を
どう「おもてなし」するか?という企画で、
スタジオには都知事や東京在住の世界各国の外国人の人たちが
出演していた。
三國シェフは自分が考案した料理をみんなに試食してもらったが
当然ながら?「美味しい、美味しい!」と大好評。
その料理はかなり日本食のエッセンスを取り入れ、
日本流を意識したものだった。
今後のMIKUNIも、その方向性で進むのだろうか?
またフレンチとの融合、バランスや割合はどうなるのだろうか?
僕の2014年ベストレストランだけに目が離せない。

マイ★ベストレストラン

1位

オテル・ドゥ・ミクニ (四ツ谷、信濃町、四谷三丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2014/08訪問 2014/08/30

疑ってました。

東日本大震災の復興支援特別メニューでランチが2140円!!
でいただけると言うので早速うかがった。
(この売上は被災者支援のための義援金となるそうです)

JRWでもないのにこの価格は・・・・・・・。
もしや・・・
最近、マスコミなどに頻繁に取り上げられてる
同じ新宿区内・神楽坂のフレンチ軍団に客が流れてしまい
苦戦をしいられての、その打開策での格安ランチか?
店内ガラガラなのかなぁ?

ミクニ系列は10年位前かな、
新宿の小田急ハルクB2にあった「メゾン・ミクニ」の
「フォア丼」を食べた以来だ。
(1600円位でフォアグラが80g乗ってるどんぶり、
これ、好きだったなぁ~)

開店と同時にとても涼しいウエイティング・バーに通され待つこと
2~3分、すぐにバー内は満員に。
名前を呼ばれ、真っ白な厨房!を通りレストランに案内されます。
すぐにウエルカムドリンク(オレンジのカクテルソーダ・ノンアルコール)
のサービス。
と、本日のコース料理の説明。

【アミューズ】カボチャのキッシュ
【前 菜】 東京小平産バターナッツカボチャと東村山産キタアカリの
       ヴィシソワーズ、クチナシの泡添え
【パ ン】  ハード系が一種  
【メイン魚】 鹿児島沖 花鯛と青森下北沖イナダのグリエ
       東京産冬瓜のやわらか煮と五穀米入りリゾット添え、
       うま味シイタケ風味
【デザート】 小笠原産パッションフルーツとライチのブランマンジェ、
       長野産青リンゴのシャーベット、桃のタルトの盛り合わせ
【プティフール】コーヒーとベイクドショコラ

このクオリティでたったの2140円だ。
食べ終えた結果としては「大満足」、お腹も一杯!
本当に2140円でいいの?
ほとんど水分しかない「冬瓜」をメインにチョイスするあたりは
ミクニ流の解釈というか、サスガという感じでした。

また、前菜をいただいてるあたりですでに満席!
そう言えば店を入る時も出る時も、タクシーがひっきりなしに止まって
セレブ(?)達が入っていったもんなぁ~。
(僕の中では歩いて行くのは一般人、タクシーで行くのはセレブ)

雰囲気、演出、料理、サービス、全て一流を漂わせておりました。
こうなると夜のコースも無性に食べたくなります。

苦戦してるなんて疑ってスミマセンでした・・・。

  • 重厚なプレート。
  • つただらけ。
  • わくわく~。

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2位

中国料理 皇家龍鳳 (早稲田(都電)、早稲田(メトロ)、面影橋 / 中華料理、海鮮、飲茶・点心)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/10訪問 2014/11/02

これは静かな大改革なのだろうか?

一休で7周年記念ディナー、13780円が10000円を予約。

高田馬場駅から30分おきにホテル直通のシャトルバスが出ているのでそれを利用した。
場所は駅前の都バスの停留所案内看板にも載っているのですぐに分かった。
ホテルに到着後、1階のお店へ・・・受付で予約した旨を伝え、席に案内される。
店内は席数70席、席間をかなりあけており、さすがはホテルの高級中華店、という感じ。
ホテル内もそうだが、若者が多い高田馬場駅の喧騒とはうって変わって
なんかこう「凛(りん)」とした空間だ。

テーブルの上にはすでに本日のコースメニューが用意されている。
7周年記念コースディナーの内容は

・前菜の盛り合わせ
 (この日は甘エビ、焼豚、ハム、野菜の酢漬け、三色テリーヌ、蒸しチキン・・など)
・フカヒレの姿煮、タラバガニ添え
・北京ダック
・いせエビの甘辛醤油ソース
・国産フィレ肉の黒胡椒炒め
・高菜と帆立貝の炒飯
・燕の巣を使用したデザート
 (この日はタピオカ入りココナッツミルクと芝麻球)
・紹興酒カメ8年(他にビール、ソフトドリンクの中から選択)
 おつまみにピーナッツの揚げ物。

これだけ豪華な材料を集めました・・・、だけで終わらず、
一品一品、しっかりした料理で手抜きは一切なし、全てがメインディッシュでもおかしくないレベル。

・ソース、スープ類の美味しさ、特に甘辛醤油ソースは絶品!
 金華ハムを使用した上湯スープ仕立てのフカヒレ姿煮スープもとろける様な旨さ。
・北京ダックはちゃんと目の前で調理してくれます。
 なのでネギが苦手な人は抜いてくれます。
・紹興酒は熟成された香ばしいような香りで滑らかな口当たり、めったに飲まないので
 その美味しさに気づかされた。
・なにげに野菜が多いのがうれしい。
・デザートのおまけの様な芝麻球だけど、作りたてのサックサク!甘すぎず、あと3~4個は食べれそう。
・燕の巣も大きなスプーンにたっぷりいっぱいで出し惜しみなし!しっかり堪能できた。

スタッフもフレンドリーでサービスも行き届いており、マイナスポイントは見当たらない。
また、限られた予算、原価の中でこれだけクオリティの高い料理を創り出したシェフには脱帽です。
きっと、相当実力がある方なんでしょうね。
ただ、夜だったので庭園の景色がまったく見えず残念だった。

このお店は食べログ初投稿から6年もたっているのに口コミ数30件といまいち盛り上がっていない。
来店するにあたってやや不安もあったが行ってみて大正解!
もしかしたらこれは、この店の、現状を打破する為の、静かなる大改革を行ったのかもしれない。
今後も目が離せません。
とにかく、これだけの料理で10000円は大満足です!

  • 高級感たっぷり!
  • リーガロイヤルホテルの中にあります。
  • こ・こんばんわぁ~.

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3位

Méchant Loup (京都市役所前、神宮丸太町、三条 / フレンチ、イタリアン、ワインバー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2014/03訪問 2014/03/27

味がはっきりして好きです

僕は「甘さ控えめ」の和菓子や「微糖」のコーヒー、「醤油とんこつ」のラーメンが嫌い、
はっきりしない味が嫌いだ。
この店は個々の料理が全体的に味がはっきりしているので好きです。

ランチで利用(5,775円のコースのみ)。
先客は2人連れが3組。
スタッフは若い男女2人体制。
店内は窓がなく間接照明で昼間でも仄暗く秘密基地の様。

フロマージュのアミューズ三種。
最高のコンディションで登場。
さっくりとした食感もモッチリとした食感もこの丁度いい「温度」と絡み合う。
この「温度」でクリームチーズがさらに生かされている。
これからの流れを決定づけた一品。

ムース レッドムーン ユキマスの燻製。
新玉葱がベースになっているとは・・・!
しかし今回一番旨かったのがこれ。
スプーンひとくちひとくち、全て違う味でびっくり!
とても滑らかな舌触り。
玉葱臭さは全くなし。

ブルターニュ産 リ・ド・ヴォーのフリット 色々なキャベツとタンカン。
わかりやすく言えばカニクリームコロッケの様。
仔牛の内蔵のコリッとした食感を衣のヘーゼルナッツが邪魔しておらず良い感じ。
可愛らしいミニキャベツは柔らかで味が濃く、彩りも鮮やか。

バケット。
冷たいままだがクラストはバリッと、クラムはしっかりとした気泡が入って香ばしく
付属のバター、塩はほんの少量つけるだけでよい。

明石から桜鯛 ホワイトアスパラガス 温度卵。
鯛の料理は総じてインパクトに欠けるが、
これは口に入れた瞬間に香草の爽やかさが鼻腔を駆け抜け
その後にクリーミーで濃厚なソースが口いっぱいに広がる。旨い。
言うまでもなく鯛は肉厚。
付け合せのホワイトアスパラガスはしっとり、強めの塩味がうれしい。
青豆のガシッとした食感もいいアクセントとなっている
とにかくマリニエールソースが濃厚。

富士幻豚ロースのコンフィ 子玉葱のジュ レンズ豆。
とても筋繊維の細かく柔らかい肉で噛み締めれば旨みが溢れる。
上質という言葉がピッタリの肉だ。
見た目ほど濃厚ではないソース、セージも控えめ。
桜鯛の付け合せは主張が強いのに対し、こちらの付け合せは素材の良さをひきたたせる為
黒子に徹しているのが面白い。
富士幻豚本来の旨みを堪能できる様なライトな仕上がり。

ソルティードッグ ウオッカスムージー 柑橘類のジュレ 軽い塩味。
甘味がまったくないところが良い。
柑橘系特有の酸味、にが味の角が取れ、丸みをおびた味。
ウオッカは香り付け程度、ゼラチンは少なめか。
これは気に入りました。

あまおう苺 色々なスタイルで ピスタチオ メレンゲ。
う~ん・・・・、これは難しいなぁ~。
あまおう苺という調理なしですでに完成された素材だから・・。
苺と一番相性の良い乳製品(キルシュのグラス)は使っているものの・・・。
コースの流れ上ではいいアクセントとなっているが、
やはり単品で見ると難しい。
ビジュアル的には◎。

カフェ・ド・アンディーブ スモークしたクリーム。
コーヒーと共にいただく。
炭火でグリエしたマカロン、とても甘くて好きです。(本当に甘かった!)
食用のほおずきが出された時、何となく京都を感じた、最後に。

全体を通して
食材の幅、シェフの発想と表現力が素晴らしい。
何よりも味がハッキリしているところが僕の好み。
Start~Endまで約2時間30分と長丁場ではあったが
電話予約時に食材のNGや時間の余裕が有る無し、を訊かれるので問題はない。

お店を出る時にシェフ、スタッフの方々にお見送りしていただいたが
シェフに伝えられたらなぁ~、と思った事をここに簡単に書いた。
欲を言えば食材以外の部分でもう少し、ほんの少し「異端」でもいいかな?と思った。
四季を通じて通いたくなる店である。

  • 看板
  • フロマージュのアミューズ三種
  • ムース 新玉葱 レッドムーン ユキマス

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4位

シェ・イノ (京橋、宝町、銀座一丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2014/08訪問 2014/09/08

ドレスコード。

何着ていくかって?俺にはコレしかねぇ。10年前に2980円で買ったグレーのスーツだ。何かあるときは必ず
コレ。おかげでジャケット後ろのセンター割れてるトコはへろへろ、フリルのスカートみたいだ。ズボンのケツは
薄くなってツルツル、テカテカ、黒のブリーフなんか穿いたらうっすら透けて見えるほどだ。スソも革靴と擦れて
毛羽立っている。ケバケバをハサミで切らなくっちゃ・・・。ん?かなりホコロビてるな。所々破れてるし。
こりゃ後ろに回られたらヤバイな。てか、別にレスリングやってるわけじゃねーけど。前から見ても膝がポッコリ
出てるし。ローラーブレードやってる子供の膝当てみたいだ。このスーツ、クリーニングなんか出したら破壊され
てゾーキンみたいになっちゃて戻ってきそーで、もー3年以上出してないし。でも全然OK!100円ショップで
買ったファブ○ーズもどきがあるんだよね。これでシュッシュよ。一本しかないネクタイは昔、酔っ払ってチュー
ハイ引っかけちゃって、洗濯物と一緒に洗ったら、よじれちゃって、すぐに傾くんだよね。タイピンなんかねーし。
あ、クリップでとめるか、確かバイトの給料明細にくっついてたな。わー、クリップ小さすぎ!3センチ位しかねー
無理!一足しかない革靴も今まで4回パックリ前の部分が開いた。まるで、ゴジラが火ぃ吹くときの口みたく。
その度にこれまた100円ショップで買った瞬間接着剤で貼り付けたが、もう、靴の中でガチガチに固まった接着
剤、重くて重くて。鉄ゲタトレーニングみたいだ。しかも右と左と高さが違うし。黒い革靴とゆーより灰色だね、
くすんじゃって。でもスーツもグレーだからいいか・・。これならどんな高級料理店でもOKOKよっ!あっ、
俺、パンクバンドでベースやってんの。モヒカン金髪で顔面ピアスよ。

↑昔、いつもチョット迷惑な先輩がいた。(僕ではありませんので)

この日訪れたのは気温33度、男性客は全員ノーネクタイにYシャツ、下はスラックスだった。
(ネクタイしてたの僕だけ)

メニューはメインを「マリアカラス」に変更で総額14000円くらい。

「マリアカラス」は・・とろけるフォアグラ、柔らかい仔羊肉、均一に焼かれたパイ生地、
この3つを最高の状態に到達へと導く火入れ、相当な力だと思います。
更に旨みを倍増させるペリグー、文句の付けようがありません。
ただ、付け合せのジャガイモのガレットは脂分が多く、僕には合わなかった。
また、皿数の少ないコースを選んだにも関わらず、ポーションにボリュームがあるので
メインですでにお腹いっぱい。
(「マリアカラス」自体がふた皿分、くらいの気持ちで考えるのが良いと思います)
デザートの全部盛りを考えていたが・・とても無理・・。

デザートはヘーゼルナッツの濃厚クリームをシュー生地ではさんだものとフルーツタルト。
5種類の内、この2種類を選択。
このフルーツタルト、ナイフを入れたときに「あれ?」と思った。
土台のタルト生地が有るか、無いかくらいの薄さなのである(無いのかもしれない)。
スポンジ部分はパウンドケーキをもっと「ギュッ」と固めたような食感。
若いギャルソンの方が「こういうフルーツタルトもあるんですよ」とそっと教えてくれた。
美味しい!これに遭遇した方は、ぜひお薦めです。
デザートの中にも「マリアカラス」の様な名物があってもいいんじゃないか?と思いました。

食べ終えて数日―
他レヴューや写真を見ていると無性に「マリアカラス」が食べたくなる・・・・。
みなさんもそうじゃありませんか?

  • 重厚な構え。
  • 噛み締めれば旨みが。
  • 色んなソースが楽しめる!

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5位

博多屋 池袋店 (要町、池袋、椎名町 / 和菓子、ジェラート・アイスクリーム)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2014/08訪問 2014/09/03

飲めますよ、ここの粒あんは。

たい焼き、どら焼き、あんパン、あんドーナッツ、
この「あんこ四天王」よりマイナーで
大福、酒まんじゅう、おはぎ、串団子よりも食べる機会の少ない
今川焼き。

しかし、この博多屋さんの今川焼きは
「彗星のごとく現れた怪物!」と言わざるを得ない。

まず、皮の部分がこれだけ薄いのにもかかわらず
とても香ばしく、表面は「サク・パリ系」、内側は「モッチリ系」。

特筆すべき粒あんは、トロットロでジューシー、つやつやで
ゴクゴク飲めそうです(もちろん作りたて)。
近いもので言えば○村屋の「缶詰のゆであずき」だろうか?
甘さもしっかり甘いが、いやな後味が残らないので
爽やかな甘さです。
(まるで濁りのない、透明度100%の清らかな小川のようだ!)

このモッチリ皮とジューシー粒あんが口の中でぐちゃぐちゃに
混ざり合っている快感は甘党にとって至福の喜びだあぁぁ。

僕は猫舌なので作りたての熱々は苦しい戦いだが、
これでなくっちゃ~意味が無い。
ハフハフ、あっという間に完食。
もし3時のおやつに食べるなら3個は食べれるな。
(夕食の事は考えず、カロリーの事は考えず)

価格も1個130円とリーズナブル。
これと全く同じ商品が近所のコンビニにでもあったら
「あんこ四天王」を食べる機会がグッと減るだろう。
出来れば、クリーム入り、チーズ入りなどの余計なものには
目もくれず、昭和27年創業の王道を突っ走って欲しいものです。
僕にとってそれ程のインパクトです。

  • 甘党じゃなくても満足。
  • 博多じゃ有名なのか?
  • うまそ!

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6位

ザ・ロビーラウンジ&バー (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / カフェ、バー)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2014/10訪問 2014/10/27

崇高なるおままごと。

45階でのアフタヌーンティー・・・なんかメルヘンチックだな。
僕はそんなガラではない。
今までそんな事した事もなかった。
だから一度やってみた。

一休でグラスシャンパン付き4000円を予約。
16時過ぎに訪れた。

エレベータで45階まで直通!途中、耳キーン!
希望していた窓際の席に案内される。
おお、パープルドレスのおねえさん、グランドピアノひいてる。
そしてこの店構え、内装、調度品、空間、雰囲気に圧倒される、が、
あいにくの曇り空、あまり景色が見えない、眺めがよくない・・・・。残念。

係りのおねえさんからのアレルギー有無の確認後、シャンパンがやってくる。
2センチくらい注いでくれてテイスティングを促される。
ああ、美味しい・・、今度はグラス半分くらい注いでくれる。

次は瓶詰めの紅茶葉のサンプルを差し出されて(12種類前後)
1つ1つ香りをかいで、好きなものを1つチョイス。

続いてはいよいよ3段トレイの登場だ。
おねえさんが一段一段、一個一個、丁寧に説明してくれる。
料理がすべてミニサイズ、色も形もさまざまでとても可愛らしい。
大の大人がこんなオモチャの様な食事をするなんて・・・。
別にわざわざこんなことする必要もない贅沢!
たのしいなぁ~。

なんか・・・幼少期の「おままごと」を思い出しましたよ。
小石、泥、小枝、はっぱ、砂の塊、を食べ物に見立てて
「いただきまーす」「はい、あーん」
もしくは、夜、寝る前に枕元に
ミニカーやオモチャをきれいに並べてから眠りにつく。
・・・うん、これは立派なおとなの「おままごと」だ!
たのしいなぁ~。

すこし日が暮れてくるとテーブルにキャンドルを置いてくれます。
紅茶が少なくなると、さりげなく注いでくれる、
料理の味も少なくとも一定レベルに達しているものばかりで美味しいし、
サービスもこのロケーションにふさわしいもので満足です。
非日常的、とても贅沢に感じさせてくれる・・・時を過ごさせてもらいました。

東京オリンピックが近づくと外国人観光客が今より増えると思うが、
もうワンランク上のサービス、
日本が誇るジャパニーズ・スタイルの外国人もびっくりのオリジナルサービス、
(たとえばタクシーの自動ドアのような)
を取り入れると、他のホテルより頭ひとつ抜きんでる事が出来ると思う。
それが具体的にどんなサービスかは自分では分からないけど。

最後に
ピアノのおねえさん毎日耳キーン!
シャンパンのおねえさんも毎日耳キーン!
キャッシャーのおねえさんも毎日耳キーン!
洗い場の人も毎日耳キーン!
ここに来る人みんな耳キーン!

  • いざ45階ヘ。
  • フレンチ仕様。
  • グラスシャンパン、おいちい!

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