せっけ段さんのマイ★ベストレストラン 2015

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「美味しさ」は料理の「味」以外にも関係あるのか?

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せっけ段 (男性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年は「○○国に本店をかまえる店が日本初上陸!」が多かったな~。
(特にスイーツ、ファストフード部門で)
その反面、築地の場内、場外市場は外国人の数がハンパない!
外国人は日本食に行列し、日本人はスイーツに行列する。
おもしろいなぁ。

マイ★ベストレストラン

1位

レ・シャンドール (烏丸、京都河原町、四条(京都市営) / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/12訪問 2015/12/18

ダイナミックの内にある繊細さ。

雷鳥が食べたくて10日ほど前に予約を入れた。
平日ランチでの利用だったので、おおよその予算内で前菜、デザートをオマカセでお願いし、訪れた。
店内はオシャレと言うより、内装も雰囲気も落ち着いた感じ。

アミューズ・・塩漬けにした牛タンをもどしたモノとジャガイモのムース。
       ほんのり塩加減とタンの旨みがマッチしていい感じ。

冷前菜・・・・うに、オマールエビのミルフィーユ仕立て。
       5層で上から、うに、オマールエビ、かぼちゃ、トマト、ブロッコリーの順。
       付け合せはリンゴのサラダ、エビのエキス入りバジルソース。
       オマールエビは大きな塊が3~4個で食べ応えはあるが、若干風味が弱いかな。
       うにも同様で質感がしっかりしていた方が好きです。

温前菜・・・・ホタテ、つぶ貝煮、セップ茸と野菜のラビオリ。
       歯ごたえのあるつぶ貝は口の中に長い間、とどまっているが
       その間もバターとオリーブオイルを使った力強いソースがまとわり付いてくる。
       貝類、ソースに比べ、セップ茸の影が薄くマリアージュ的に・・・?
       また、香りも今ひとつ足りない気がした。

メイン・・・・スコットランド産グルーズ丸ごと1羽のロースト。
       Oh!豪快!Oh!大ボリューム!こりゃー食い応えあるなっ!
       途中でくどく感じないか、飽きてこないか、シェフの心遣いなのか、
       香り、風味が思ったより弱めで(熟成の深さかな?)赤ワインソースも軽やか。
       下から、胸肉、ササミ、手羽、もも肉の順。
       胸肉はレアに近いミディアムという感じ、ササミはしっとり、手羽とももは皮目が
       パリッパリの火入れで、それぞれ楽しめた。
       付け合せの“あっさり系”は、いんげんとエンドウ、舞茸、いちじくの赤ワイン煮、
       “こってり系”は、じゃがいものガレット、内臓とフォアグラのカナッペ。
この豊富な付け合せが変化を与えてくれて肉の旨みが倍増だ!  
       カナッペなんかはあと2~3枚食べれるぞ(この美味しさはけっこう衝撃です!)。
       あれを食べてこっちをつまみ、今度はこれを食べて・・楽しいなぁ~、
       夢中で食いました・・・・。

デザート・・・ココナッツのブラン・マンジェ、カシスのシャーベット、黄桃。
       冷たくジューシーで、とっても爽やか!       
       特に奇をてらったデザートではないが、クセのあるメインを食べた後では
       ガトー系やチョコレート系は避けたかったので・・・。
       長距離マラソン後のスポーツドリンクの様な感じかな?
       特別美味しく感じましたよ。 
       改めてデザートの重要性を認識させられた・・・。

パン・・・・・クラムの気泡は大きめのハード系、温かい状態で出されます。
       バターを付けて、味は普通。

食後にエスプレッソをいただきました。

ちょっと気になる点は、最初に席に案内され、着席する寸前に「上着をお預かりしましょうか?」と。
あと、ボク、個人的に食品ロスが嫌いなので出されたものは全部食べる習慣なのです。
食べかけのパンを下げるときに「下げてもよろしいですか?」が欲しかった。

しかし、料理の説明や接客は丁寧で感じ良く、
料理もしっかりと作り込まれていてトータルで大変満足でした。
今回は特に厳選された食材を使用している感じでしたが、通常のランチやディナー、
魚のポワレやムニエルなんかも食べてみたい・・・!と思わせるお店でありました。

  • 高級~感。
  • なんかミレニアム・ファルコンに似てない?
  • 5層の冷前菜。

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2位

モザイク (表参道、外苑前、明治神宮前 / フレンチ、バー)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/01訪問 2015/01/22

銀座でもない、代官山でもない、南青山っぽいスタッフ、エンジョイできる店です。

1月2日のランチは特別メニューの5000円のコースで。

前 菜 ・寒ブリのレアグリエ バルサミコのソース。
     酸っぱい!もう少し酸味を抑えたソースのほうが寒ブリの旨味を生かせると思う。
     (それなら、刺身か寿司でも食いに行けよ、とツッこまれそうだが・・・)
     寒ブリのレア感が良かっただけにちょっと残念。     
魚料理 ・真鯛のポワレ。
     意外にも付け合せの手長エビがプリプリして旨かった。
     真鯛は普通でした。
肉料理 ・牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。
     丁寧にプレゼされた肉は言うまでも無くホロホロ状態、ナイフの必要ないくらい。
     残ったソースはパンにすくい取って全部頂きました。
デザート・オレンジ風味のレアチーズケーキ。
     現時点で一番美味しいと思ったデザート!
     (今まではポール・ボキューズのクリーム・ブリュレが一番だったが・・・。)
     まったり濃厚のクリームチーズにオレンジの爽やかさ、ビジュアルもグッド。
     一皿に数種類のデザートを提供する店が多い中、一点盛りで勝負するのは
     やはり自信の表れなのかな? 
パ ン ・常に温かい自家製パンをサーブしてくれる。
     やっぱり温かいパンの方が美味しいし、気持ちがいい。
コーヒー・食後にいただきました。

ちなみに、ガス無し水はevianの2015年デザイナーズボトル「KENZO」でした。

お店のスタッフはいかにも南青山っぽい、独特でイイ感じ。
(あくまでも”ちゃんと制服を着たテキパキ動き回る若いギャルソン達”がいる事をふまえた上で)
うるさく感じる人もいるかも知れないが(賛否が分かれそう)・・・・、僕は好きです。
なんか、エンジョイできる店って感じで。
それでいて、ちゃんと落ち着いて食事ができます。

今回は年始の特別メニューという事で特別凝ったものではなく「保守的王道」フレンチだったが
次は「アラカルト」のダイナミックな料理とワインを試してみたい。
4Fの窓から見る昼間の景観も決して悪いものではなかったので、是非ディナーで・・・・。

  • ここから4階へ。
  • 眼下にはカルティエが。
  • なかなかの景観。

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3位

ビストロ プティラパン (京都河原町、烏丸、祇園四条 / ビストロ、フレンチ、ワインバー)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/03訪問 2015/04/16

豚の血、そして豚・鹿・猪の内臓たち・・・。

平日の13時40分ごろに入店、1組だけ居た先客がちょうど帰るところだった。
(この後、食事を終える約1時間半の間お客が入ってこなかった為、ずっとシェフとお話させていただいた)
こちらのお店、調理・接客・お会計・他・・すべてシェフ一人で頑張っておられ、
さらに、鹿の解体、店の休みには畑(野菜)までやっているという・・・・。
店内はというと、こじんまりとしており、一昔前の”純喫茶”といった感じで、
一人で回すには丁度いいサイズだ。 

まず、アラカルトメニューの多さにビックリした!
ジビエ料理、海鮮料理、野菜料理・・・・本当に一人で対応しきれるのか?と思うほど。
(当たり前のことだが、仕込み・準備に時間をかけるらしいが、何か1つでも忘れてしまうと
 注文された時に、雪崩れ式にバッタバタになってしまうらしい)

この日の注文は

・オマール海老のクリームスープ
 海老の香りがとても強く、バーベキューで大きな海老を焼いたときの、香ばしい様な独特のにおいが
 食欲をそそります。
 味はこってり濃厚、熱々で飲み込むと、花粉症で荒れた僕ののど、食道にしみわたりました。
 ただ、見た目がちょっと寂しいので”何か”彩りがほしかったなぁ。

・ブーダンノワール
 豚の血液、脂を腸詰したソーセージ・・・、といってもスパイスを効かせてあるので生臭くなく、
 ちゃんとした、誰でも食べれる料理となっています。
 普通のソーセージの様に完全に固まってはなくて、柔らかくふわっとした食感。
 (味噌+ホイップクリームという感じかなぁ)
 腸詰の両端がひもで縛られており、片方から一口分づつ、こし出して食べます。
 レバーとはまた違う独特の血の風味を楽しませてくれます。
 しかし、この付け合せ、誰が考えたのだろうか?うまく出来てるな~。
 味が濃く、くどいと感じたらマッシュポテトと一緒に食べれば中和の役目をしてくれるし、
 焼きリンゴの甘みは口の中を洗い流してクリアーにしてくれる感じ。

・アバ煮込み
 豚、鹿、猪のアバ(内臓)をトマト風味のソースで煮込んだもの。
 ていねいな下処理で臭みはなく、ふわふわ、コリコリ、プルプル、いろんな食感が楽しめる。
 具材のサイズも適当でゴロゴロ入って食べ応え十分!
 酸味は少ないが、ソースはこってり、かなり強めの味付け。
 茹でたナスが入っていて箸休めにはぴったり。

・ブルーチーズケーキ
 シェフ一押しのデザート。
 なるほど、ほんのりした甘さの中にブルーチーズ独特の塩辛さが混在する。
 しっとり感はなくカステラのようで、チーズそのものの味わいはないが大人のケーキだ。

・パン、コーヒー、ゼリー(おまけ)
 パンは自家製のライ麦風味のフランスパン、表面カリッ!のかなりのハード系。
 なぜパンまで自分で作るのか、きいてみたら「気に入ったパンが無かったから」と。
 通常のライ麦パンは酸味が強すぎるため、フランスパンにライ麦の含有量を最小限に調節し
 焼き上げたという。
 商品として提供ているので完成品だと思うが、今一歩といったところ。

全ての料理において素材そのものを味わって欲しいので「臭み」「苦味」「酸味」などをある程度
残した調理、味付けにしている、との事。

今回注文したのはどれも(ケーキも)濃い強めの味付けで100%、ワインと一緒に楽しむ事を
前提にしたかの様な料理だった。
(もしかしたら他の料理は違うかもしれません)
それを心がけて行けばきっと楽しめますよ。
なぜならば、かわいらしい店名とは裏腹に
野生的で魅力的なアラカルトメニューが盛り沢山なのですから・・・。

  • こんな高い所、プランターに花が。
  • かちかちパン。
  • 濃いオマール海老臭。

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4位

古我邸 (鎌倉、和田塚 / スペイン料理、イノベーティブ)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/08訪問 2015/09/11

そこに『横溝ワールド』はあったのか?

僕は横溝正史先生の金田一耕助シリーズが大好きなのだ(小説、ドラマ、映画、すべて)。
事件の舞台となる場所はほとんどが世間から隔絶された村の旧家か、洋館、別荘など・・・。
この「古我邸」を知ったとき、真っ先に横溝先生が描く世界と重ね合わせ、行ってみたいと思った!
なのでほとんど建物が目的だったのだが・・・・・!

この日は5600円のセット。

・胡瓜のブランマンジェと三崎沖アジのカルパッチョ、和だしのジュレ。
 アジは新鮮でコリコリ、野菜が多く鮮やか。
 これは最後までそうだったのだが、全ての地場野菜にはソース、ドレッシング類はかかっておらず
 素材そのものの新鮮な味が楽しめた。
 こういう心配りがうれしい。

・本日の地場野菜のポタージュ。
 説明では新ジャガイモだったがほとんどその味がせず、生クリームだろうか?
 生乳の様なまろやかなミルク風味でこれはこれで美味しかった。

・三浦沖、平目のポワレ、ムール貝のブイヨンソース、ブルグールと旬菜添え。
 これは絶品!夏場の平目で身は薄いものの(産卵期の為)パリッとした皮面、ふっくらした身には
 ソテーした時の油の旨みがしみ込んでおり、これを邪魔しないブイヨンソースがみごとにマッチしている!
 メートル氏いわく・・・三浦市の剣崎へ飲みに行ったとき、たまたま地元の漁師さんと一緒になり、
 親しくなり、交流がうまれ、いつもとれたて新鮮な魚介を彼から仕入れることが出来るようになった。
 今日も朝早く、彼がこの建物までの坂を登って魚を持ってきてくれたと・・・。
 ・・・そっと教えてくれた。
 僕、こ~ゆ~の好きです。
 ただ、付け合せのブルグールはいらなかった、全然美味しくなかった・・・。
 アイデアとしてはいいと思うけど・・・健康的だし・・・。

・オーストラリア産シャロレー種仔牛フィレ肉のロティー、オレンジの香るマデラソース。
 非常に柔らかい肉質は、長時間をかけて火入れしたとのこと。
 ソースも肉の旨みを邪魔しておらず美味しかったが・・・・。
 剣崎ソールにやられて、あまり覚えていません・・・・。
 
・フロマージュ。
 特に不満はない。ないよりあったほうがいいので。ドライフルーツとチーズでビンチョスにしました。

・デザート。
 ワゴンサービスでケーキの全部盛りを・・。
 一番手前にチョコレートケーキがあったのでこれから食べたら、これが激ウマッ!
 ビター味が濃く、土台のザックリ・クッキー生地もしっとりケーキ部分も濃度が濃い!
 これを食べ終わって次のケーキからはなんだかとっても薄味に感じてしまった。
 (しかし、チーズケーキも美味かったしマンゴープリン・ココナッツアイスも美味かった、
 1個1個、全て標準以上、このお店のパティシエ氏が作っているそうです)
 しかもとっても大きく切り分けてくれました。
 もし、チョコレートケーキに遭遇したときは一番最後に食することをオススメします。

・スパークリング付き、パン(おかわり自由)、紅茶・・・・以上。

デザートをケーキ全部盛りにしたことでなんとなく、価格に対し若干お徳になった感じ。
料理もあまり期待していなかったが予想以上に美味しく本当に満足した~。

トイレの洗面台のペーパータオルがタオルハンカチだったり、お冷のポットに沢山のレモンの
輪切りが浮かべられたり、随所に工夫が見られるところが感心させられる。

気になったところは「えっ!」と思う様な格好をした男性客がいたこと。
(お店側に罪はありませんが)
まぁ・・ドレスコードがないのでしかたがないが・・。

このお店の口コミ・写真を初投稿から現在まで順々に読んでいくと
お店側がいろいろな事に気づき、軌道修正・進化しているのが分かる。
(こーゆー事がよくわかるところが「食べログ」のいいところ、なんだなぁ~)
おそらく今後もどんどん内容・サービスが変わって良くなるであろう。
スタッフの情熱と常に問題意識を今のように持ち続けてくれるよう
辛口ではあるが点数は現状プラス0.1で3.6とさせていただく。
またいつか違う季節に訪れてみたいお店である。

尚、横溝ワールドは40%というところか?
(僕の心の中で、不気味で怪しい、おどろおどろしい洋館を期待していたが
 よ~く考えてみたらそんなもんレストランに出来るわけがなーい) 

  • 剣崎でとれたソール。
  • 全部盛り!1個がでかい!
  • これも美味しかったよ。

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5位

エスカーレ ホテルモントレ赤坂 (赤坂見附、赤坂、永田町 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/01訪問 2015/01/17

その時とても温かい空間になりました。

1月1日、元旦のランチ、店内はほぼ満員。
正面のとても大きな窓に赤坂東宮御所、迎賓館の緑が広がり、
はす向かいの豊川稲荷神社には初詣に行きかう人々を見下ろす・・・。
ここホテル2Fは防音が行き届いており、外の喧騒とはうって変わって
ゆったりとした時間が流れています。
そのとき誰かが言いました。
「あっ、雪だ・・・!」
「おお、雪か。」「本当だ、雪だ」「雪ですね。」
お客さんもお店のスタッフも皆が口々に、一斉に窓の外に目をやった。
どんより暗い空に、風に吹かれ、よこなぐりの雪が舞い、初詣客は足早に過ぎ去る。
・・・・その時、店内はとても温かい空間になりました。

今年最初のランチは一休で4200円のコースを予約。
前菜・・・ スモークサーモンのゼリー寄せ、白身魚のテリーヌ。
スープ・・ あさりのクラムチャウダースープ クラッカーを添え。
メイン・・ 牛肉のグリエ、ホウボウのポワレ。
デザート・ ケーキとフルーツのワゴンサービス。
パン・・・ ハード系が2種(おかわり自由)。
食後のコーヒー。
コースのプランには入っていなかったが、なぜがドリンクの飲み放題付き(泡ワインを3杯頂いた)。

結果から言うと、とても気持ちのいい店、とても満足しました。

いわゆるシェフの顔の見えない店、料理である。
フレンチ6:洋食4、といったところか・・・。
前菜からデザートまで、これは!というモノはない。
ファミレスレベルのモノもあったが、不満も特に無い。
一番美味かったのが白身魚(北海道産ウマヅラハギとの事)のテリーヌ
(「つみれ」でもない「かまぼこ」でもない「はんぺん」でもない初めての味と食感)と
パンにつけるオリジナルソース(原料はドライトマト、オリーブオイル、バルサミコ酢、他数種類)。
常にあったかいパン(これがもっちもちで美味い!)がサーブされるが、
このソースだったらいくつ食べても飽きない(パンのおかわり2回合計6個も食べてしまった!!)。
このレストランの至極の逸品といったところか。

何よりも特筆すべきはこのスタッフの「行き届いた」「丁寧」で「一生懸命」な接客で
とても好感が持てました。
皆さんもそうだと思うが、ホテルというと「外資系型」「超高層タワービル型」などの超一流ホテルなら
誰もが知っているが、ここ「ホテルモントレ」を僕は今日まで知りませんでした。
しかし、スタッフ一人一人が「このレストランを、このホテルをもうワンランク上げてやるぞ」と、
目標を持っているかのように僕の目にはうつった。
お正月ということもあり、ぐずり出す小さなお子様もいたが、
配膳、片付けに飛び回り、さらに一人一人の食事の進み具合を見ての「~はいかがですか?」の
声かけ、スタッフの気配りを見ていると全然気にならなかった。
本当に気持ちよくお会計をして気持ちよく帰ることが出来ました。
飲食店に限らず、このレストランをお手本にして欲しいお店はいくらでもあります。

本格フレンチを堪能したい方には不向きかもしれないが
また来よう!と思うCPの良さ、居心地の良い店である。

  • ナイフとフォークがオサレ。
  • 外人客がいっぱいいました。
  • 右にテリーヌ。

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6位

備長炭や いこる 銀座店 (宝町、京橋、新富町 / 居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/08訪問 2015/09/04

こんなの欲しかった!焼魚五種盛り定食(税込み1000円!)13時以降限定!

刺身の五種盛りはよく見かけるが焼魚の五種盛りは初めて。
食べたくてしょうがなかった・・・・。

こちらのお店、すべて注文が入ってから焼いてくれるので「あっつあつ」の焼きたて状態で
運ばれてきます。
しかも備長炭を使っての炭火焼なので皮の表面はパリッと、身はふっくら。
魚はもちろん築地市場の仲卸業者からの新鮮仕入れ(らしい)で、焼き上がりはとてもジューシー!
(ちなみに店名のIKORU=いこる、とは、炭に火がつき真っ赤になっている状態の事、らしい)

店内は13時すぎということもあって4割程度の入り。
しかしお客が1人出ていくと1人入ってくる状態で、客足が途切れることはない。
僕が座ったカウンター席に、割り箸・醤油の残量が少なく補充されていないことが
13時までのランチタイムの激戦ぶりを感じさせる・・・・。
( かといってテーブルの上が濡れていたり、ご飯粒が落ちてたり、ということはなく
やるべき事はしっかりやっている様子。)

写真左から「ほっけ」「つぼ鯛」「アジ」「サーモンハラス」「さば」の順。
ほっけ以外は全て塩分ひかえめあっさり薄味だったのでとても食べやすく美味しかった。
( 後から極端にのどが渇くこともなかったよ。)
結局最後まで醤油も大根おろしも使わずに最後までいただきました。
( やっぱこれが一番美味いのだ!!)
一番美味しかったのはやっぱり王道の「さば」。
5種類の魚の味が楽しめて、しかもご飯大盛り無料で税込み1000円は抜群のCP!
肉より魚派の僕としては近所にあったら週一で通いたいぐらい。

欲を言えばご飯がもう少し頑張って欲しかった・・・。
そんなに気になる程ではないけど。

夜の部もとても気になるなぁ・・、夜も一度訪れてみたい魅力的なお店です。

  • POPな看板です。
  • 焼きたて~。
  • いただきま~す!

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7位

GODIVA 神戸三田プレミアム・アウトレット (道場南口、フラワータウン、神鉄道場 / チョコレート)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/10訪問 2015/11/06

一生行かないと思っていた店。

職場の社員旅行2日目の昼食、兼自由時間は神戸三田プレミアム・アウトレット。
旅館での朝食はバイキングだったので「これでもかっ!」ってくらい腹一杯食った。
13時ころに、ここアウトレットに到着したがまったく食欲がない。
何か軽く食べようと思っていたら目の前にゴディバが・・・。
ゴディバといえば連想するのは「バレンタインのチョコ」。
僕は一生買いに行くことはないだろうと思っていたが、なんと!
チョコレート以外の商品も販売しているではないか!

メニューを見せてもらい、10月31日までの期間限定、
「ソフトクリーム・フランボワーズ・ダブルチョコ」(税込500円は強気の値段だなぁ~)を
チョイス。
代金を支払って商品の引換券をもらい、しばし待つ(5人待ちくらい)。
2~3分後にやってきました。

まず見た目がゴージャス!・・・美しい。
チョコのソフトクリームはダークで濃厚、とても濃い味。
普通のソフトクリームは味があるのは最初の2~3口で、後はただ冷たいだけの感覚。
これは濃い味のおかげで最後までしっかり味わえた。
さらに、フランボワーズ(ラズベリー)ソースの酸味、ドライフランボワーズのサックリした歯触り、
これがアクセントとなって飽きさせない。
土台(持ち手部分)のコーンの内側にもソースが塗ってあって美味しい。

今まで美味しいと思ったソフトクリームは(コールドストーンのようなトッピング中心は除いて)
15年位前かな、渋谷マークシティーEASTにあった「キハチ・カフェ」の「黒ごまハチミツ」
以来かな~。
強気の500円も納得でした・・・・。

ゴディバさん、チョコレートだけじゃなかったのね・・・・。
しかもソフトクリームを販売していない店舗もある様で。
こんな場所でいい出会いとなりました。
(この後は僕の好きな「ビギ」「メルローズ」「セオリー」に行こっと)。

  • じゅるる・・・うまそ。
  • なんかちっちゃくない?
  • おなじみのロゴ。

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8位

三軒茶屋一丁目食堂 (三軒茶屋、西太子堂 / ビストロ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/08訪問 2015/09/19

食堂で満腹定食!・・でもチョット相性悪かったなぁ・・。

夜は真っ暗になる住宅街にポツンとたたずむこちらのお店、
途中引き返して、栄通り商店街の人に道を教えてもらってたどり着きました。

メニューは一種類のみ¥4900のコース。       

①アミューズ3種
 ( 玉ねぎとアンチョビのピサラディエール
   野菜のキリシャ風マリネ
   トウモロコシと焼きモロコシ、コンソメジュレ )

②豚肉のリエット

③自家製パン ( フォカッチャ、ブリオッシュなど3種 )

④フォアグラのフラン

⑤バジルの香りビシソワーズ

⑥鮎のパスタ、ヴァン・プランとユイルド・アバ

⑦ガレット ( 牛ホホ肉を選択 )

⑧クリームブリュレ

⑨小菓子 ( マカロン3種、フィナンシェ )・エスプレッソコーヒー

飲み物はプロセッコ(¥500)を2杯いただいて 総額¥6372(税込み)。

静かな住宅街のお店、静かで落ち着いた雰囲気の中でスタート。
一皿一皿丁寧な仕事、という感じで
シェフのみの1人体制ながらこちらの歩調に合わせてくれる。

②のリエットは、バター派の僕にはやや苦手。
しかし、いつか革新的なリエットに出会えるかも、という期待でいただいたので想定内。

③の自家製パンはお客の予約時間に合わせ焼き上げるとのこと。
3種とも出来たてフカフカで「しっとり」食感を楽しむタイプ。
ハード系で「噛めば噛むほど・・・」が好きな僕には合わなかった。

⑥鮎自体の旨みは薄いもののソテーされた身にアバのピュレが乗せられ
「美味しい苦味」がアクセントになっている。
なによりも驚いたのが添えられている手打ちのパスタ、これが異常に美味いのである!
強いケチャップ酸味パスタ、白ワインソース、香ばしい鮎と、
一見、バランスが悪いように思えるが、パスタがいい感じでまとめてくれるのである。
このあたり、さすがにイタリアンで腕を磨いてきたシェフのワザである。

⑨の小菓子も全てシェフの手作り。
マカロンは(ねっちり系になっていた)美味しかったが3個とも同じような甘みの強い味、
1個くらい毛色の違うモノを入れて欲しかった。
フィナンシェは何も味がしなかった?(何かを入れ忘れたのかな?)

ふ~、食った~、腹いっぱいだ!
たしかにこれは普通の女性だとキツイかも・・・。

再訪はあるか?・・・う~ん・・・。
過去、三軒茶屋に来たのは2~3回、しかも(たしか)車か原チャリで、だった気がする。
今回初めて田園都市線でやってきました。
世田谷区という住宅密集地域はな~んかアウェイ感がバリバリあるんだよなあ~。
用事が無い限り絶対立ち寄らない街だし。(吉祥寺なんかも同じ印象・・・)
CP抜群・満腹が目的で・・?美味しいガレットが食べたくて・・?いや、
料理でも、料理以外でも、もっと芯の太い「何か」がないと再訪はないと思う。

しかし、まだまだ出来たてのお店。
シェフもまだ色々と模索しでるようで・・・。
チームではなく一人で全てこなす分、小回りが利くので今後に期待!

今は、この街をホームグランドにしている人、沿線の人達にはとても使い勝手がよい
気取らず訪問できる大満足のお店でしょう?!

  • 鮎、ヴァンプラン、パスタ。
  • 絶品パスタアップ!
  • ・・・コンソメジュレ。

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9位

天厨菜館 銀座店 (銀座、東銀座、銀座一丁目 / 中華料理、海鮮、ダイニングバー)

1回

  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 2.7
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 1.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/08訪問 2015/09/26

年齢高め・・・その理由は?

11時30分過ぎに入店、メニューはすでに決めてあり「アワビ二味」15食限定で2036円。

店内は清潔感があり東洋風インテリア(置物、像など)が飾られ高級中華店という感じ。
個人で営んでいるお店やラーメン店のような厨房と客席が一体化しておらず、
調理の音がまったく聞こえない。
外国人の女性店員さん達はみんな若く、ワイシャツにベスト、パンツスタイルでピシッとしており
ヌーベルシノワ然としている。

メニュー内容は
・季節の前菜4種。
・アワビ(2切れ)のクリームソース。
・アワビ(1切れ)ともち豚の角煮のブラウンソース(小さな花巻付き)。
・タンメン、焼ソバ、焼飯のどれか一品(焼ソバを選択)。
・デザート(杏仁豆腐)。

前菜にサーモンのお刺身の様なものがあったが、あれも中国・北京料理なのだろうか?
もしくはカテゴリーなど超越した料理か?
中華系のお店ではじめて食べました。

料理が運ばれてくるまでアワビが合計で3切れだなんて知らなかった。
しかもとってもちっちゃく可愛らしい・・・。
今や廻る100円寿司でもアワビが食べれるのに・・・・ちょっとがっかり。
(まぁ、こちらはかなり手間隙かかっているし、アワビ自体にランクがあるのかもしれません。)

ブラウンソースのほうにフカフカちっちゃい花巻がついており(ソースに浸して食べる用)
ああ、染み込んで美味しい。
どうせなら3~4個、そしてクリームソースのほうにも欲しかった・・・。

焼ソバは具沢山、見た目が鮮やか!だがポーション自体が少ない。
また麺は表面が軽く焼かれている為、最初は食感が硬い感じで「ズルズル」とはいきませんが
じょじょに海鮮餡が染み込んで、しっとり、ふにゃふにゃして「ズルズル」食べれます。
これがまた楽しいんだなぁ~。

全体を通して味付けは安定した感じで不満はまったくなく美味しかった!
ただ量が全然物足りない。
これなら同じものをもう1セット食べれるぞー(僕、別に大食いではありません、
でも・・・結局、このあとケバブサンドを食べに行ったが・・・)。

ふと、周りを見渡すとお客さん全員(約10人位)がどー見ても50歳以上! 男性も女性も!
とても落ち着いた雰囲気はその為だったのね・・・・。
しかもその半数は「アワビ二味」を注文している。
ランチでガッツリいきたい働き盛りの若者には合わないお店か?
このポーションの少なさは年配のかた達には丁度いい量なのかな~。

  • この人赤すぎっ!
  • カニ爪まである!
  • カタフニャ状態。

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