レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/11訪問 2016/12/13
何回となく、ここ築地に足を運んでいるが、吉野家だけはスルーしてきた。
ただ、大きなのれんと大きな看板がかかっているだけの1号店だと思ってました。
しかし、最近、初めて知ったのです!
他の吉野家の店舗には無い、日本でここだけ!と1号店のこだわりを・・・・。
・白地に黒文字の看板(他のチェーン店はオレンジに黒文字の看板)。
・営業は日曜日、祝日、市場の休場日(水曜)を除く5時~13時。
・従業員は社員だけ(アルバイトはいないらしい)。
・提供されている主メニューは「牛丼」「牛皿」のみ(牛すき鍋や朝定は無いよ~)。
・「牛丼アタマの大盛り」を注文すると「緑のどんぶり」が登場する。
・食券販売機が無い(今の時点では無い方が多いが)。
・米国BSE発症で牛丼販売休止期間も国内産牛肉を使って牛丼を販売し続けた。
・出入り口が手動、しかも裏口もあり、後ろの席に通れない時は店員さんから
「裏口から入って!」と言われる事がある。
・牛丼では「肉シタ」「ツメシロ」「ネギだくだく」「トロぬき」「やわネギ」・・などなど、
お新香では「芯だけ」、味噌汁では「お湯わり」、玉子では「黄身だけ」等のオーダーができる。
・従業員の制服が他のチェーン店と違う。
これはもう移転前にいくしかないっ!いや、いくべきだっ!
(豊洲に移転したらフツーの吉野家、最新式の吉野家、元1号店の吉野家になってしまうっ!!)
注文しましたよ「アタマの大盛、トロだく、つゆヌキで」。
味は、もはや説明不要。
この「吉野家築地1号店」の口コミを投稿したり、読む様な人は★3か★5しか、いないのでは?
“吉牛”には皆さん同様、色々な思い出があります(人生いろんな場面で常に“吉牛”があったなぁ~)。
ここに来たおかげて改めて吉野家には「味」を超えた何かがあるっ!と思った・・・。
(司令塔の従業員の方はオバちゃんではなく、メガネをかけたおにいさんでした。
マニュアルに沿った接客だが、温かみある、人の良さを感じる仕事っぷりでした)。
味は勿論、一級品!余りある付加価値、他の牛丼店にない重みある付加価値で★5つ。
2位
1回
2016/02訪問 2016/03/26
平日の夜に訪問。
場所は大体分かっていたが、駅からの歩道の幅がとても狭く、早足で歩くと
うっかり通り過ぎてしまいまた。
この日の注文はジビエコースで、なんと個室に案内してくれました(!)。
○アミューズ1
エスカルゴのフリット 兎レバーのグジェール。
○アミューズ2
レンズ豆のブルテ。
○オードブル
豚肉白レバーのテリーヌ キャロットラペ。
○メイン
ベカス、山梨産ヤーコンと水菜のサラダ。
○デセール
ワゴンのビュッフェスタイル(好きなだけ)、紅茶は4種類からストロベリーを選択。
○パン
自家製、ローズマリーと岩塩の2種類、ストンプ付き。
○ドリンク
リンゴのソルベ・カクテルとグラスワイン・キールを。
○カモミールティーと小菓子
ジビエコース¥7000+ベカス¥4320+ソルベ¥1400+キール¥750(全て税込)
+サービス料10%で総額¥14817円。
・豚のテリーヌ、これは絶品!今まで食べたテリーヌの中でNO1だな。
柔和なシェフとは正反対な肉肉しくワイルドな、豚の甘み、旨み、脂が凝縮されています。
感じとしては“高級鉄板焼、ステーキ店のA5ランク切り落とし肉で作ったサービスランチの
肉汁飛び出すハンバーグ”のテリーヌバージョン!
ここまで肉肉しいテリーヌは初めてで、こういうジビエ以外でキラリと光るモノを見せられると
普通のランチやディナーも無性に食べたくなります・・・。
・2~3週間熟成させたベカス。
「焼イワシ臭」「ぶつ切りレバーと心臓」「深みあるソース」「“バリッ”と“シットリ”火入れ」
「コクの脳味噌」「内臓ピューレの濃厚カナッペ」・・・・全て堪能させていただきました。
・グラスにブルゴーニュ・スパークリングを注ぐと底のソルベが少しづつ溶け出し
時間とともに酸味から甘みに味が変化します(これが楽しいんだなぁ~)。
ちょっとしたおつまみでBarでいただきたくなる様な一品(コレだけに集中して飲みたい)。
女子ウケしそうな、とってもきめ細かい泡のカクテル。
ちょっと残念が
・最初に問い合わせの電話をした時(出られた人は)、「隣に赤ちゃんが寝ている」
「秘密にしている借金の催促電話が来て周囲に気づかれないよう」くらいのヒソヒソ声での
対応だったので(何で?)聞き返しても聞こえなく、とても困った。
(途中でシェフと思われる人が代わってくれたので助かったが・・・)。
大手百貨店、デパートの電話オペレータのレベルは求めないまでも、普通の対応を。
アミューズをいただく前に・・、予約の電話からすでにサービスがスタートしているのです。
・ワゴンのデセールが同じ系統ばかりで僕の好きなチョコレート系、生クリーム系が無かった。
・・・・でもこれは重箱の隅をつっつくというもの。
全体としては十分満足!
ランチもおおむね好評のようで、まさにシェフ全力投球という感じ。
素材の使い方に慣れている様な仕事ぶりで、上質で重厚な料理、
期待していた以上に良い時間を過ごさせてもらったなぁ~。
この日はとっても満ち足りた気分でふとんに入りました・・・・・。
3位
1回
2016/08訪問 2016/09/04
7~8年ぶりの再訪。
以前はランチのスッポン茶漬けをいただいた。
スッポンとご飯だけ食べたらお腹一杯になり、汁は残して
「ご馳走さま」したら、お店のおばちゃんに
「これが美味しいんだから残しちゃダメよ~」と言われた・・。
それ以来だ。
通常、うなぎ蒲焼(うな丼)はうなぎ半分、たれ半分を味わって食べていると
僕は思っているので、うなぎを鍋にすると一体どうなるか?
別にうなぎでなくとも良いのでは?うなぎの味がしないのでは?
白身魚とどう違うのか?
色々と考えてしまいます・・・・・・。
今回の目的はその「うなぎ鍋」だ。
平日の夜に訪問。
一番乗りでカウンターに座ったが、あとから4~5人のグループ、
2人連れ、などがやってきたが、いずれも5~60才代と年齢高め。
先ずは先付け、(写真左から)鱸(すずき)の蒸し物の新銀杏のせ、
ホタルイカの沖漬とオクラ、鴨肉。
まさに日本酒に合いそうな一品料理、味付けだ(僕は日本酒飲めない・・)。
なので飲み物はゑびすビールをいただく。
続いて、ハモの冷やし汁。
ハモの淡泊さを邪魔しない、あっさりだが上品で優しい汁が美味い。
そしてコンロが置かれいよいよメインのうなぎ鍋登場!
うーん、見た目はあまりうまそうじゃないなぁ~。
今回のうなぎは愛知県産とのこと。
一緒に煮込まれているのは、シメジ、ナス、白ネギ、湯葉。
おばちゃんがお茶碗によそってくれて、いざ、実食!
おお!うなぎだ!まぎれもなくうなぎだ!ちゃんとうなぎの「あの」旨味がある!
おいしいなぁ~。
おばちゃん2杯めよそってくれる。
だしは主にカツオと昆布とのこと。
ここで思ったのだが、うなぎは予め白焼きにされているため、
汁をすってふやけて柔らかくなっている事はない。
「煮込んだ感」がゼロなのである。
これはお客さんの目の前に鍋が置かれる寸前(あるいは数十秒前)に
うなぎを投入したのではないか?
うーん・・・・、これは、かなり計算されている気がします。
・うなぎがだし汁をある程度吸っている。
・うなぎからある程度の脂やうまみ成分が出ている。
・うなぎがふやけて食感が失われていることはない。
・うなぎ本来の味もちゃんと保っている。
これらを満たすタイミングでうなぎを、ほんの短時間(数十秒)
だけ煮込んだ感じがするのです。
・・・・最後の3杯めもとても美味しくいただきました。
この後はお汁の雑炊タイム、おばちゃん「ご飯は2杯分?3杯分?」
雑炊のご飯の量はお好みで作ってくれるらしく、
僕はビールも飲んでいるのでお腹いっぱい、「いえ、1杯の半分位でいいです」
・・これが間違いでした!!
しばらくして雑炊登場!
これが美味い!激しく美味い!
海鮮鍋、特に、かに鍋のあとの雑炊が一番おいしいと思っていたが
それと肩を並べるくらい美味い。
ご飯一粒一粒が芳醇でクリーミーな卵と出汁をまとった、
そのとろ~んとした“物体”は甘味デザート以上、
これなら別腹、2杯でも3杯でもたべれるぞ~~!
ちくしょう!失敗した!食いたりね~。
なので、おばちゃんが「ご飯は2杯分?3杯分?」と聞いてきたら
どんなにお腹いっぱいでも「4~5杯は食べれます!」といいましょう。
(ものには限度というものがあるのでそれだけ投入してくれるかどうか・・・)
最後にフルーツと緑茶をいただいてフィニッシュ。
ふー、満足した・・・・。
うなぎ鍋でも、うなぎはうなぎ、しっかりうなぎでした。
来年の土用の丑の日にはみなさんもどうぞ・・。
4位
1回
2016/11訪問 2016/11/20
平日の18時半ごろ、すでに満席状態。
この日は、サフィール 8000円
ペアリングワイン2種 2000円
メインを雷鳥のパイ包みに差し替え 差額2000円
合計12000円(税、サ込み 13997円)をお願いした。
・パテ ド カンパーニュ
・浅野さん 高さん 野菜
・白子 秋刀魚ソース
・冷製フォアグラ
・甘鯛うろこ焼き
(・焼きアジ、千葉県産コシヒカリ、キャビアのせ押し寿司)
・雷鳥のパイ包み
・田中農場の卵 ヤマト醤油味噌
・秋葉のタルトタタン バニラアイス
・フィナンシェ、スペキュロス、マカロンとエスプレッソ
パンは群馬県のスタイルブレッドを使用、ハード系~リッチ系など4種。
店内の空間はかなり工夫をされた造りでビックリ!
秘密基地みたいでいいなぁ~、これだけ落ち着く席は初めて。
決して大きなサイズではないけど。
ただ、床が薄いのか?歩くと足音が大きいです・・・・。
味付けは全体にとても濃い目(卵のプリン、タルトタタンも)。
甘鯛のブイヤベース風ソースは体温がカーッを2~3度上がる位、塩辛かった。
コースの途中からは
内臓珍味(僕の中で珍味とは、お茶碗一杯分も食べられないもの、ウニもそう)の
濃厚さとも重なって、くどく、もたれてくる感じ。
しかし、雷鳥のパイ包みはとても素晴らしかった。
パイも雷鳥も両方、しっかり「らしさ」の旨味が存在して、
シェフの努力と苦労を感じます。
骨、筋、腱のまったく無い雷鳥・・・、これなら僕がジジィになっても食べれるぞ!
サルミ、アルビュフェラ、2種類のソースが別々のミルクピッチャーに
入っているので自分でアレンジし、色々と楽しめます!
空間に、素材に、産地にこだわり、
ハンバーガー、お寿司なども取り入れ、ひねりを利かせた表現方法、
一皿一皿にストーリーがあり、
遂に新しい世界に一歩踏み込んだ!と僕には感じられた。
(大袈裟かもしれませんが・・・・)。
シェフはパイ包みシリーズの第二弾、第三弾もすでに構想済だとか・・。
大まかに教えてくれたが、これは楽しみですね~。
ドンドン突き抜けて下さい。
今後の期待度は間違いなく星5つ。
サービスも心地よい思いをさせていただきました・・が、
ただ、本当に味の濃さが僕に合わなかったのが残念です・・・・。
5位
1回
2016/11訪問 2016/11/24
ここ7~8年間で食べたラーメン、全部言えます。
・池袋「なんつっ亭」・新宿「中国料理 礼華」フカヒレ姿煮入りラーメン、の2件のみ。
さらに、さかのぼって7~8年前に食べたラーメン、全部言えます。
・新宿「竈」・新宿「麺屋武蔵」
・恵比寿「九十九とんこつラーメン」(現、九十九ラーメン)の3件のみ。
パスタ、スパゲティ類はフライや弁当類の付け合わせしか食べない。
立ち食いソバは食べないし、いつか「おにやんま」「丸亀製麺」に行きたい、と思いつつ
先延ばしになっている。
年越しソバは食べないし、汁なし担々麺ブームにも興味なかった。
コンビニ、スーパーでカップ麺100円、食パン100円があったら迷わず食パンを買う、パン大好き。
なんとな~く、「つけ麺」って一度も食べたことないな~と思って、色んな店をかなり下調べしました。
結果、一番食べたい!と思ったのが、この「つけ麺 五ノ神製作所」さん。
そして、うかがったのが平日の開店15分前到着で2番目!
5分前で合計8人。
開店時で合計12人並んでました。
いよいよ開店となり「エビつけ麺味玉子入り」900円の食券購入、奥の席から順に座ります。
もちろん、事前に調べていた通り、麺は小盛で無料トッピングはチャーシューで。
かなり待ちました、10分くらいかな・・・・。
そして着丼、見た目、スープは味が濃そう、麺はお蕎麦みたい・・・。
いよいよ食べてみます・・よ~く麺にスープをからませて・・・。
ズズズ・・美味い!こんな味(スープ)初めて食った・・もちもち太麺も美味いし。
キャベツは別に美味しくないけど、これが無いと野菜ゼロになるのであった方がいいな。
メンマもチャーシューも濃いスープが染み込んでいい感じ。
こういう食べ物もあったんですね!
これが500円くらいだったらなぁ~、
900円ならご飯お代わり自由の定食、ナン食べ放題のカレーがあるし・・・、
なんてヤボな考えはダメッ、なんだよね~!
(これが僕が麺類から遠ざけていた一因でもある)。
スープは本当に濃厚で、しかし決して雑ではない、上品でまろやかな味。
皆さん、スープが・・スープが・・って騒ぐ理由が何となく分かりました。
豚汁+味噌+煮干しのけずり粉+炒めたミンチ肉の脂+海老油・・みたいな・・・、
ラーメン素人の僕の感想。
あと、つけ麺って最後まで熱々を求めちゃダメなんですね。
ぬるくなるのが速いし・・・。
麺を食べ終えるとスープも殆ど残っていなかったので「スープ割り」?は
よく分からないのでやめました。
(また、これ以上、同じ味が続くと気持ち悪くならないか心配なので)。
満足して「ご馳走さまぁ~」、外に出ると15人くらい並んでる!
やはり、たとえ1分でも開店前に来た方が良さそうですよ。
大変いいお店に出会ったおかげで、他のラーメン・つけ麺店も知りたくなったなぁ~。
なんか他の麺類も食べなければいけないような気がしてきたし・・・。
今回、濃厚・ドロドロスープを選んだ理由は、
僕は、麺=ご飯、スープ=おかず と思っているので
あっさり系のスープのつけ麺って・・考えられない!
なので次回、気が向いたら、思いっきり「あっさり」のつけ麺にチャレンジします。
(いつになるか分からないが・・・)。
6位
1回
2016/11訪問 2017/02/18
「身長30cmの君」に会いたくて新宿NEWoManの3階、アダムエロペ店舗に併設されたサロン、
「SALON BAKE&TEA」にやってきましたよ。
席に案内され、「身長30cmの君」下さい、と店員さんに告げると「お飲み物はいかがなされますか?」。
しばらく考え 「・・・取りあえず結構です」。
(すると、冷たい水が沢山入ったポットとグラスを置いてくれました)これが正解でした。
なぜならば、完食した後に一番飲みたいものは・・・水!
他の・・何よりも水!
そして「身長30cmの君」が登場。(とてもお綺麗ですね!)。
まずは南フランス生まれの「トロペジェンヌ」部分だけ取り外してからいただく・・。
サンドされている紫芋&バニラアイスはカチンコチンに固まっており(形成が崩れないように)
スプーンの歯が立たず、滑って、スプーンがお皿に「ガシャガシャン!」なかなか食べれない・・・。
続いてグラス部分はマロンクリーム、ジュレ、ムース、クランブル、シュトロイゼル、プリン・・など、
甘さに緩急をつけ、食感の変化もあり飽きさせない作りだ。
(味は全て甘い系だったので、プラス、酸っぱい系、塩辛い系が所々にあればもっと良かったね)。
この下はどんな味?その下の味は?・・・てな具合に食べ進めていくうちに
最後まで飽きることなくペロリと平らげてしまいました。
こんなに珍妙な格好は今年度NO1!
デザインした人、グッジョブ!
これで税込み1404円は高いか安いか?人それぞれだと思うが
今度は価格が倍でもいいので、高さが倍(1m)のモノを作ってください。
(そう思うと僕は安いと思うのです)。
7位
1回
2016/02訪問 2016/03/08
平日の18時30分頃。
オフィス街のなんだか人けのない寂し~い感じの場所にあった、ありました!
暗~い通りにポツンとライトに照らされ、そのお店はまるで「赤い魔宮」です。
入店後、中2階の様な席に通されメニューをわたされます。
すごいなぁ・・知らない鳥たち、四つ足系、カエルまでも・・・珍品ぞろい。
いろいろ迷ったが
・豚のリエット、静岡産 野菜酢漬け
・新潟産 月の輪熊 薄切りモモ肉の炙りサラダ
・茨城産 金黒羽白のロースト
・洋ナシのコンポート
・コーヒーとフェナンシェ
・グラスシャンパーニュ ロワイエ
を注文、以上で¥6804円(税込)、抜群のCP!
普通、家畜・飼育動物で噛み切れないくらい硬い硬~い「ゴム肉」料理が出ると、
「こんなもん食わすなよ・・・・」と思うものだが
ジビエとなると、それが許せるか許せないかはアナタ次第。
かといって、その個体の個性をまるで消し去ってまで、食べ易くしても良いものか
悩ましいところ・・・・・・。
獣臭、ゴム肉、これこそジビエの醍醐味!と思えるか、ロシアンルーレット。
でもジビエ
ばかりではありませんよー。
特に期待はしていなかったがモッチリ自家製パンはとっても美味しかったのでおかわりした。
ハードペッパーで引き締まった味の洋ナシのコンポートも満足感高し。
女性スタッフはとてもフレンドリーで良い雰囲気。
ソースは深みはあるが苦味、塩分共にやや強め。
量的にはライトだがちょうどいい具合。
しかし、ここほど隣の席の人は何を注文してるのか、どんな料理か、感想は?
無性に気になります・・チラ見したいのを我慢します・・・・。
この店は、ジビエお勉強中初心者~ジビエマニア上級者にとって大変重要な位置にあります。
だって、これだけ豊富で貴重なメニューをリーズナブルに体験させてくれる、
独自色豊かなお店は他にはありませんから。
今回のこのメニューは一度食べれば十分、他のものが食べたくなります。
好みは別れると思うが一度足を運んだら「期待と驚きと楽しみ」で再訪したくなる、
そんなジビエ好きには心躍るお店です。
8位
1回
2016/08訪問 2016/09/30
11時30分ちょっとすぎ、すでに先客2人が。
しかし、調理場の「ど真ん前」のカウンター席が空いていたので
そこに座る。
メニューを一通り見渡し、スペシャリテである「鳥親子天丼」が
気になるが、大好きな「穴子天丼」1300円を注文。
すると大将、「穴子2本の内、1本は塩でいいですか?」
僕、「はいっ!」。
最初に「カレー塩」「ゆかり塩」「抹茶塩」が目の前に置かれる。
(この見た目がとても美しい「塩」が曲者なんだなぁ)。
目の前で繰り広げられる調理の様子を見ながらしばし待つ。
やがて7~8分で着丼・・おお、うまそうじゃ・・・。
「塩」の別皿は取りあえず、おいといて・・・、
ノーマルの丼からいただく事に。
ネタは穴子にピーマンとナス、ネタのタレはザブンとつけるお風呂式、
見た目どおり濃い目の丼つゆだが、角のある塩っ辛さはないので
穴子の味を壊すこともなくいい感じ。
ご飯にも程よくかけられている。
しかし、残念ながら・・・ふにゃふにゃ系、穴子の身も薄い・・・。
(やはり今までの経験から、穴子丼は2500円以上出さないと
「ふわっふわ、ほっくほく」の穴子に当たらない様だ)。
今度はタレのかかっていない、別皿の穴子を「塩」でいただく。
まず「カレー塩」をパラパラ・・ガブリッ!
あれ~?この穴子はサックサクだ!
やはりふにゃふにゃの犯人はタレかっ!
(しかし、「土手のいせや」さん「大松」さんは、なぜタレがかかって
いるのにサックサクの穴子天なのだろうか?)。
この時、「カレー塩」を少ししかふりかけなかったので
あまり味がしませんでした。
次!「ゆかり塩」!山盛りふりかけて「なるほど・・ゆかり風味だ」。
しかし、この時点で僕は穴子にかぶりつく量を無意識のうちに調節
していました。
なぜなら、欲張りな僕は「カレー、ゆかり、抹茶、カレー、ゆかり、抹茶」と
合計6回塩味を楽しみたいと思い、穴子の約6分の一しか
かぶりつかなかったのです。
そのため、一口分の穴子の量はとても少なく、それぞれの「塩」を
味わったが、わずかな穴子天に大量の塩・・、塩分取り過ぎたぁ~。
ちょっと気持ち悪くなり、あとになってとっても喉が渇きました。
(欲張って「塩」をかけ過ぎないよう注意しましょう)。
接客も感じ良く、僕のあとからはサラリーマン、三世代家族などが
来店し、地域に根付いている様子。
また大将の料理に対する探究心はとても深いようで
よくよくメニューを見て気が付いたが・・・・、
夜の「牛ほほ肉のプレゼ」、昼の「鳥親子天丼」よりも夏限定、
10食限定の「スパイシー冷やしカレー」が気になるなぁ~。
次回はこれだな。
9位
1回
2016/08訪問 2016/09/08
七里ヶ浜駅から歩くと汗ダラダラ、足の筋肉パンパンになるかなぁ、
と思っていたがそうでもなかった。
行きも帰りも苦にはならない距離だった。
お店に入りまずはドリンク、帰りも歩くのでアルコールは止め、
「コーラ下さい」。
ランチは3000円のコース一本のみ。
最初に前菜7種。
トウモロコシの粉を使った揚げポレンタなど、1つ1つ丁寧に説明してくれる。
特にイワシのマリネ、マグロ頬肉のカルパッチョが美味しかった。
(説明どうり、マグロの筋は噛めば噛むほど味が・・・・)
この小さな小さな7つが食欲を刺激してくれます。
自家製フォカッチャ、トスカーナパン、共にレベルの高さを感じる美味しさ。
しかし、最初にサーブされた分だけでお腹一杯になった。
次はオルゾット、ラザニエッテの2種からオルゾット・イカのラグーソースを。
米(リーゾ)を使うとリゾット、代わりに麦(オルゾ)を使うとオルゾット。
トスカーナ地方の伝統料理だそうで・・と説明してくれました。
食感はイクラを10倍くらい固くした様な感じ。
イカの旨そうな香り(イカのいやぁ~な匂いは一切しません)、
色々な素材が使われているので一口一口違う味がして楽しい。
セコンドピアットの肉、魚は牛のアリアータ、バルサミコ酢を。
やわらかくとても食べやすかったがお味は普通。
ドルチェはガトーショコラにピスタチオソース、
リコッタ・チーズケーキにレモンソース、これは美味しかったなぁ~。
2つとも濃厚なケーキに(特にガトーショコラ!)爽やかなソース、
もっと大きなポーションで食べたい・・・・・!
最後にエスプレッソを。
接客も申し分なく、
このお店ならではの良さを所々垣間見ることはできたが、
やっぱり夜なんだろうなぁ~・・、こういう店は・・・。
スペシャル感を体験できるのは。
なんか・・わりと普通で終わってしまいました・・・・。
ちょっと物足りないかなぁ~。
女子には喜びそうな要素が一杯ある気がするけど・・・。
予備知識がなくともフラッと入りやすい(席が空いていれば)、
カジュアルな、普段使いのとっても上質なランチでした。
10位
1回
2016/11訪問 2017/02/18
「FRAU KRUMM」BREAD&COFFEEさんへ、平日の10時30頃やってきました。
プロテニスプレーヤーの伊達公子さんが異業種に初参入という事で
裏通りの、やや控えめな小さいお店というところが、好感が持てます。
(彼女は「監修」という立場で親会社の様なものは存在すると思いますが・・・)。
可愛らしい店内には、ハード系・ソフト系・サンド系・ラスクやジャムまで置いてあります。
そして・・・おお、あった!
あれが次世代コーヒーマシン、米)カーティス社の「セラフィム」かっ!
(横浜のタリーズコーヒーにもあるらしいですが・・・)。
コーヒー粉に常に正確・均一・安定した湯かけ、湯量、湯温を提供できるとか。
レジ・サービス担当の女性は1人、後ろの工房では(ガラスばりになってる)3~4人の
パン職人さん達が作業していました。
商品を一通り見渡し、イートイン席が空いていたので
「シュトロイゼルクーヘン」180円と「クルムブレンドコーヒー」420円を注文。
待っている間に「本日のコーヒー」のグアテマラ産豆のコーヒーを試飲させてくれました。
とてもいい香りの、さっぱりした飲み心地、おいしいなぁ~。
そして運ばれてきました。
・クルムブレンドコーヒー・・・「東京で本当においしい珈琲店10選」(一体誰が選んだのか??)
にも選ばれたらしい「堀口珈琲」さんと共に公子さんが厳選した豆を使用したオリジナルコーヒー。
とてもあっさりめ、クセがなく飲みやすい・・・・が、ややパンチ不足かなぁ。
飲んだ後に口の中に後味が残らない爽やかさだが、アメリカンの様に薄い訳ではありません。
強い苦みが無いのでブラックが苦手な人もそのまま飲めます(それが一番旨味を感じとれます)。
たとえるなら「日本茶」のコーヒーバージョン。
・シュトロイゼルクーヘン・・・見た目で選んだ理由は「そぼろ」の散り方が粉雪の様でキレイだったから。
ふかふか、ふわふわのパン生地にカスタードの甘さ、
その上に「そぼろ」(米粉・バター・砂糖を使ったもの)の甘さとが混じり合って優しい甘さ。
「そぼろ」の“サクサクの一歩手前”ホロホロした食感がいいね!
素朴すぎない美味しさである。
まだまだ食べてみたいパン達が沢山ありました。
落ち着いた雰囲気の店員さんの接客も良かったですね。
ポイントカード持って、また来ます。
公子さんのオフィシャルブログには(ここではクルム伊達公子ではなく、大きく“伊達公子”になってる)
今年2月と7月に傷めていた膝の手術を受け、その後のリハビリ・トレーニングの様子が動画で
UPされています。
さすがは女性アスリート、格闘技系でもないのに上腕二頭筋がすごい(ムキッ!)!
惚れ惚れする位、見事にパンプアップされています(一番よく分かるのは11月15日の動画)!!
過酷なリハビリ・トレーニングを物語っているようですが、
この苦難を乗り越えて、再び活躍することを願っています・・・・。
1位の吉野家築地1号店はマイ★ベストレストランの趣旨にはそぐわないかもしれないが
改めて豊洲移転までに皆さんに訪れて欲しいものである。
これだけ皆に愛されて歴史のある、「無くなっては困る」食べ物はそうそう有る訳ではない。
松屋さん、すき家さん、・・・他にも牛丼はいろいろあるが
「ヨシギュー」ファンには取替えがきかない唯一無二のものである。
しかし、僕にとって「ヨシギュー」で思い出す場面は、なぜか深夜か明け方ばかりである・・。