せっけ段さんが投稿したTakumi(東京/六本木)の口コミ詳細

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「美味しさ」は料理の「味」以外にも関係あるのか?

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Takumi乃木坂、六本木、広尾/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2018/02 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

料理版『高橋ヨシキのシネマストリップ』。

○訪問前 → このお店を知った時、また風変わりなお店が現れたな・・・。
 「この地でこれぐらい突き抜けないと勝負にならない」か?
 「プレゼン、パフォーマンス重視」なのか?「“無機質な化学実験室”風を売りにする」か?
 ・・・あれこれ このお店の商売の仕方を考えてしまいます。

○ランチで訪問、前菜3種~魚料理 → 最初に料理法、素材の説明カード、サンプルが置かれ
 料理が出てくるまで想像を膨らませます・・・が・・これがまた楽しい。
 ていうか・・・僕じゃどんな料理が出てくるのか?まったく想像できない!!
 料理が出てきて、もう一度、カードを読みます・・・Oh!そ~か~!!
 ・・・と、ここで終わらないのです!
 何よりも料理、特にソースが美味しい!4皿とも全く異なるソース、全部美味い!

○肉料理 → フランス産ピジョン、火入れはバッチリ、お肉やわらか~~。
 ここでは2種類のソース、(フォアグラのソース、内臓のソース)
 どちらも、内臓臭、生臭さ、獣臭さ、は微塵もなく、ライトで洗練されたソース。
 (最後にシェフが見送りに来られた時にお話しさせて頂いたら、やはり、あえて
 ジビエ料理にありがちなクセのあるソースではない、肉が主役のソースを狙った、との事)
 お店のイメージ通り、客層にあったソースだなぁ、と思った。

○ワイン → Alsace Schoffueg 2012をグラスで。
 お店の方にチョイスしていただいたフルーティーな白。

○デザート → 僕は大きいポーションを1つだけパクパク食べるのが好きで
 ミニチュアデザートは好きじゃない・・・と、特に期待していなかったが・・・。
 完食後は、素材の説明カード効果もあって大満足!
 1つ1つがかぶっていないし、全部美味しい、
 自分でも意外だったが、量的にもちょうど良かった。
 ここにきて説明カードで初めて、唯一出てくるものがあります。
 「シェフが大学時代、初めてオリジナル料理として~~~・・・・」と、こういった、
 人生を垣間見せる出来事が書いてあるのです。
 例えば思い出だったり、修業時代の事だったり、こういった側面もイイと思うなぁ。

○コーヒー → メニューに「パナマ・ゲイシャ」なるもの発見!
 飲んでみたが、僕では値段なりの旨味が見い出せなかった・・・残念。

僕の好きなNHKラジオ・すっぴん!風に表現するならば、
「知られざるTakumiワールド!目の前の1皿の隠された裏話も交えじっくりと解説し、
その料理の魅力を丸裸にします。
たかがその日のメシごときに・・と侮るなかれ!
このカードを読み、食すればきっとあなたも無限に広がるのTakumiワールドの
魅力の虜になるはず!」

シェフの幼少期~大学生時代までの生き方、人となりを考えると、
この手法がごく普通の、自然な表現方法、自身が一番ストレスを感じないやり方、なのでは?
と思ってしまいました。
「もしかしたら・・食べる側にはない感性を提示してくれる」事、
僕的には今の、この方向性で良いと思うなぁ~。
(あくまでも今回、全ての料理、特にソースが美味しかった!事をふまえて、だが)。
別に「星」の事など気にする事無く、“わからない奴は去れ!”くらいの気概で
突き進んでいくとカッコイイと思うけど・・・、
(普通に考えて、やっぱり商売だからそんなの無理ッ!だよねー)。

とくかくソースが全部素晴らしかった。
最初から最後まで、全て、同じ淡泊な白身肉で食べても良かったくらい。
他レビュアー様が“素材の活かし方”について書かれていたが・・・・、
ああ・・、なるほど、わかります、なんとな~く感じることが出来ました・・・・、が、
僕は好き!
魚、肉はソース無しで3分の1位食べ、残りはソースを絡めて食べます。
これが一番楽しめる!

シンプルなモノしか食べない人には興味ないだろうが、ナイフとフォークを使って 
ご飯食べれる人には1度体験していただきたい。

ランチコース(6500)+ ワイン(1800)+ コーヒー(500)+8% +10% = 10454円

最後にザックリ一言解説「この手法は実力があってこそ」。

関係ないけど、この辺り懐かしいな~、昔、ここのちょっと先にクラブ「イエロー」があったな~。
(いつだったか?地下に降りる螺旋階段の途中で、故・ムッシュかまやつ氏とすれ違った
と思ったら・・・その日のライヴは外国人Vo.と故・ムッシュかまやつ氏のロックバンドだった。
かまやつ氏、黒のダブルネックギター弾いてた・・・・重くない?)。

  • 素敵なお宅ですね。

  • 素敵なワインですね。

  • 前菜①

  • 前菜①

  • 前菜②

  • 前菜②

  • 前菜③

  • 前菜③

  • 前菜③まぜまぜすると美味しい~。

  • 魚料理。

  • 魚料理。

  • 肉料理。

  • 肉料理。

  • 肉料理。

  • デザート。

  • 唯一のカード。

  • デザート。

  • デザートアップ。

  • 珈琲、ゲイシャ。

  • 珈琲、ゲイシャ。

2018/03/01 更新

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