せっけ段さんが投稿した森林食堂(京都/二条)の口コミ詳細

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「美味しさ」は料理の「味」以外にも関係あるのか?

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森林食堂二条、西大路御池、円町/カレー

1

  • 昼の点数:3.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 2.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/05 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP2.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

マザー・ネイチャー。

とても人気がある様なので・・・なんとか開店前にと、古風な住宅街を歩きます。

すると・・・すぐに分かります。
普通の民家の並びに、ひときわ異彩を放つ普通ではないお宅が!
今、はやりの民家をリノベーションしたと思われる、
緑いっぱい、観葉植物たちのジャングルハウス、食欲をそそる香辛料の香りがプ~ン。
時間は11時10分、誰も並んでいない、と思ったら、すぐ、僕の後ろに2人並びました。
そして・・・・・11時30分、合計10人並びで開店。

カウンター席に案内され、メニューを渡されます。
あいがけで「ひよこ豆ダルほうれん草カレー」を注文したかったが、
今日はやっていない、との事なので、
「丹後産猪カレー」と「キーマほうれん草カレー」のあいがけで。

待っている間に改めて店内を見渡しますと・・・う~ん、これは・・・。
元・芸大生の夫婦が営むという事ですが・・・、
分かります!・・・よ~く分かります。
特に芸大生や美大生にありがちな、あふれ出るアーティスト魂!
人と同じじゃイヤ、既製品じゃ満足できない、何でも自分で作ってしまう、変なモノ大好き、
自分の感性を表現したい、身の回りやインテリアには強いこだわりが、・・・などなど。

店内には、観葉植物、こけし、アフリカ動物の人形、鉄板の手作りオブジェ・・・、
そして、壁には書体がバラバラな居酒屋ふうの短冊メニュー、ドライフラワー、
インディーズなイベントのフライヤー、モノクロの人物写真、綺麗なポストカード・・・・。
無国籍、ゆる~い不思議ワールドが炸裂!
ご夫婦が作り出す空間です。

さて、10分程で待ちかねたカレーの登場です。
葉っぱ型のお皿の上に、色の配色がとても美しい、モダンアートのようなビジュアル。
「いただきま~す」
食べようとすると誰かが見ています・・・こけしだ!
目の前に置いてあるこけしさんが“ジ~ッ”とこちらを見ています。
僕も負けずに“ジッ”とにらみながら食べ始めます。

「キーマほうれん草カレー」
まず色んな大きさのそぼろの肉々しさが最初に、次はほうれん草の青臭さ、
次に優しい辛さの波がやってきます。
(辛いモノ苦手な僕には十分辛い!)。

「丹後産猪カレー」
結構な酸味(これがレモンバーベナ、レモングラスの効果なのだろうか?)、
結構な辛さ、そしてスパイスが、・・・順々に口の中に広がります!
約1cm角の猪肉はよく煮込まれて獣臭さは全く無く、歯ごたえはあります。
何も説明がなかったらスーパーで売っている「ポークカレー用肉」と思ってしまうほど。
お姉さん店主の奈良の実家では、鹿や猪が夕食に出るのが普通の環境だったらしく、
まさに“日常感”たっぷり肉のカレー。

ご飯は自家製米奈良県産コシヒカリと黒米との雑穀米。
見た目はな~んか味が付いているのかな~、と思いきや無味無臭。
僕的にうれしいのは熱々ご飯ではないところ(ルーが熱かったらご飯は冷めてた方が好き)。
やや固めでルーとの相性はバッチリ。

そして、ぱりぱりのパパドと甘酸っぱいアチャール。

ルーは日本のカレーのとろみと、サラサラのスープカレーの中間くらい。
世の中にこれだけ色々なカレーがあるが、
お店のインテリア同様、ちゃんと、こだわりのオリジナリティーあふれる仕上がり。
僕には辛いカレーだったが、完食後にお水をごっくん飲んだら・・あ~ら不思議、
口の中はスッキリ爽やか、辛みは全く無くなりました。

このお店のスタイルは基本、お姉さん店主が1人で切り盛りする時間帯が長そうだ。
僕のお会計までの流れは、
11:30 開店(僕1番)全員分のお水配膳とオーダー取り、その後調理開始。
11:40 僕の分、1番に着丼。
      ~この間に他の4人分のカレーがサーブされる。
11:55 完食。
12:00 お会計後退店。

開店時に並んでいたのが10人だが、退店するまでの間、どんどんお客さんが入って、
外には行列が。
12時以降はどの程度のスピードで料理が出されたかは分からないが・・・。
もう、お分りでしょう、よほどタイミングが合わない限り、30分待ちは普通。
(待ち時間は2階の雑貨フロアを見学するといいよ~)。
京都一魅力的なカレーは覚悟を持って行きましょう!

  • これ目立つよ。

  • 木、大きくなったね。

  • 奇怪な植物。

  • カウンター前。

  • 厨房です。

  • 右上、さりげなく・・。

  • 種類多いぞっ。

  • カウンター席の後ろ。

  • 森林オリジナルビール!

  • おいっ、ライオンに食われるぞ!

  • ご夫婦なかよく。

  • 眼前にコケシ!

  • キーマほうれん草。

  • 猪カレー。

  • 米とアチャール。

  • 組み合わせ表。

  • 筍、無しで蓮根に。

  • 帰りにカレンダーをくれました。

  • 12時すぎ並んでます。

2018/06/12 更新

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