紅茶に浸したマドレーヌさんが投稿した日本橋 蕎ノ字(東京/人形町)の口コミ詳細

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紅茶に浸したマドレーヌのレストランガイド

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この口コミは、紅茶に浸したマドレーヌさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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日本橋 蕎ノ字人形町、浜町、水天宮前/天ぷら

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2019/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

太刀魚のあまりの素晴らしさに、心がわれてくだけてさけて散る!...「日本橋 蕎ノ字」、駿河湾の幸を堪能しよう


天ぷらは、繊細な白身魚をおいしく食べさせてくれる最高の技術だと思う。...鱚、めごち、稚鮎、白魚、こういった食材を調理させたら天ぷらの右に出るものはないと思う。

「日本橋 蕎ノ字」さんは、以前から食べログのレビューや、YOUTUBEに上がっている動画でその存在は知っていた。ただ、"ヒラメ"や"鹿肉"といったわたしの天ぷらのイメージからあまりにもかけ離れたタネを揚げるお店という印象が先行していた。だから、2019年9月3日(火)、すこしドキドキしながら訪問する。

はたして"ヒラメ"、"鹿肉"の天ぷらとはどんなものなのか?

...結果、この日は、"ヒラメ"、"鹿肉"は出なかった。

でも、結論、「日本橋 蕎ノ字」は一目置くべき天ぷら店であった。それは間違いない。特に太刀魚、めごち、そして各種野菜(茄子、ミョウガ、栗、南瓜等々)は傑作というのが惜しいくらいの素晴らしい出来栄えであった。以下、詳細にその訪問記を書き綴っていきたい。

2019年9月3日(火)、18:00。はじめて人形町「日本橋 蕎ノ字」の暖簾をくぐる。

1.蕎麦の実となめことアオサ
出汁が優しい。すきっ腹にしみこむようだ。

2.浅利と蕎麦だしのお吸い物
柚子の仄かな香りを愉しみつつ、滋味深い浅利の味わいを堪能する。

3.巻きえび(1本目)
レアで揚げている。塩で。ただ、旨いけれど、尻尾をつけて出していただきたかった。海老は尻尾にその香りが詰まっているからだ。

4.巻きえび(2本目)
長めの火入れになっている。塩、天つゆ両方でいただく。

5.海老の頭(1本目)
塩でいただく。これは、今度ぜひ衣をまとわせず素揚げでいただいてみたい。

6.海老の頭(2本目)
大根おろしたっぷりの天つゆに落としていただく。...天つゆの中で海老の頭が泣く泣く!

7.太刀魚
焼津の太刀魚。塩と酢橘でいただくようにご案内がある。とろけるような素晴らしさ。これをいただいた瞬間、こころのこわばりが一気に溶けてほどける。

 大海の 磯もとどろに よする波 われてくだけて さけて散るかも

金槐和歌集の鎌倉右大臣の名歌の衝撃が、駿河湾に寄せる波の砕けるさまとなって、体に打ち寄せる!素晴らしい出来栄えの逸品である。天ぷらの調理技術で太刀魚の身はほどけるように柔らかい。そして衣を通して伝わった熱気の中で太刀魚の旨みが焔(ほむら)立つ!

8.めごち
塩、天つゆお好みでとのことであるが、わたしは天つゆでいく。竹岡のめごちである。これも出色の逸品であった。やはり、天ぷらの王道のタネである!めごちの繊細な味調に、瞳を閉じて感謝する。

9.折戸なす
徳川家康に献上していたという記録が残る「折戸なす」。これをまず生で塩でいただく。全く灰汁がなく身がしまっている。でも、生で食べるそれはまるでマシュマロのように軽い。

続いてこれを揚げて饗される。これが驚きの出来栄えであった。身肉がジュース(液状)と化すのだ!こうして生との食べ比べをいただくと、天ぷらという技術の凄さが際立つ。素晴らしい演出である!

10.静岡の天然のミョウガ
塩でいただく。仄かな苦みが旨い。

11.初物の静岡の栗
渋皮つきで揚げてある。20分かけてじっくり揚げてある。香ばしい。秋を感じる一品である。

12.玉取茸(たまとりだけ)
かえしを塗って饗される。茸の風味を揚げの技術で引き出して、香ばしいかえしでコーティングされている。

13.天竜川の若鮎
ゆっくりと揚げてある。これも旨かった。ほくほくとした身肉から鮎の苦みが一筋の煙のように仄かに立ちのぼる。

14.南伊豆のサザエ
酢橘、お塩、天つゆでいただく。

15.サザエの肝
一粒の小さな苦みを愉しむ。

16.南瓜
30分低温で揚げている。でんぷん質が甘みに転じている。これは絶品である。これはもはやスイーツである。これがあるから天ぷらは止められない!

17.竹岡の鱚
天ぷらにおいて鱚は絶対である。繊細な味調。ほどよい塩味、甘みが静かに口腔に漂う。

18.雲丹の大葉巻き
これも素晴らしかった!わたしのなかで雲丹の大葉巻きというと絶対的に「深町」さんなのだけれど、それに匹敵するほど素晴らしい!エクレアのようなボリューム感に圧倒される。

19.信州の松茸
日本の食材の香りのものの最高峰である。あのお香のような松茸独特の薫香をじっくりと堪能する。

20.穴子
小柴の穴子、江戸前(神奈川)である。大将が最も影響を受けた「みかわ 是山居」の早乙女(そうとめ)大将よろしく、ザクっと揚げ箸でまっぷたつに割って饗される。小柴の穴子。江戸前の穴子よろしく土の香りが漂う。対馬もよいけれど、江戸前のエッジの立ったこれも捨てがたい。大根おろしたっぷりの天つゆにたっぷりとくぐらせてザクっといただく幸せ!

21.太刀魚
お代わり。

22.めごち
お代わり。

23.温かいかき揚げ蕎麦
桜エビの天ぷらがかけ蕎麦の中で泣く泣く!

24.冷たい蕎麦
「日本橋 蕎ノ字」の蕎麦は本物である。これを蕎麦がもっとも香り立つ新そばの時期にいただきたいものだ。

「日本橋 蕎ノ字」。ここはブックマーク必須の天ぷら屋さんである。食べ友をお誘いしたくなるお店であった。次回予約は、来年の1月。蕎麦がいい時期でもある。今から再訪が愉しみだ♪

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 天竜川の若鮎

  • 天竜川の若鮎

  • めごち

  • 雲丹の大葉巻き

  • 浅利と蕎麦だしのお吸い物

  • 巻きえび(1本目)

  • 巻きえび(2本目)

  • 海老の頭(1本目)

  • 海老の頭(2本目)

  • 焼津の太刀魚

  • めごち

  • 折戸なす

  • 折戸なす

  • 静岡の天然のミョウガ

  • 初物の静岡の栗

  • 玉取茸(たまとりだけ)

  • 玉取茸(たまとりだけ)

  • 天竜川の若鮎

  • 南伊豆のサザエ

  • 南瓜

  • 竹岡の鱚

  • 雲丹の大葉巻き

  • 信州の松茸

  • いちじく

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 小柴の穴子

  • 温かいかき揚げ蕎麦

  • 冷たい蕎麦

2019/09/15 更新

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