2回
2021/03 訪問
けんね系圧倒的ナンバーワン!参りました!オススメです
評判のタナカロボさん。
行きたい行きたいと思いながらなかなかタイミングが合わず行けませんでした。
今日は仕事で千葉に行きましたが完全にお昼を食べそこないランチ難民に。
さてどうしたものかと迷いながらも中途半端に食べる気にもならず、結局地元に戻ってきてどうしたものかと思いついにタナカロボさんへ。
実は昨日の昼も夜も麺でモチベーション的には全然ラーメン食べたくない状態。
しかもお昼のタイミングがズレたせいか食欲もなく
(別にお昼食べなくてもいいか)
という最悪なコンディション。
そんな中での訪問です。
チョイスは前から気になっていた
『鯛煮干しの塩そば』
他の方のレビューからの
「味が薄い」
らしいとだけイメージ。
丁寧な接客で程なく着丼。
キレイに透き通ったスープ。
(さてさて、評判の鯛煮干しスープとは一体)
と、まずはレンゲでスープをひと啜り。
(うーん!なるほど!こう来たかぁ!)
鯛の風味といえばそういうことですが、それではイメージしづらく、かなり大雑把に表現すると
「アラ汁風味」
お寿司屋さんなどで頂くアラ汁を一口啜ったあの感覚を想像してください。
しかしそこは鯛という素材とおそらく店主の腕の見せどころ。
アラ汁のような生臭さ、エグさは一切無しです。
ただ鯛出汁の風味が「フワァ〜」と入ってきます。
塩スープの上品さにも関わらず、しっかりと鯛の出汁があるんですね。
さてさて麺はというと、こちらは先日お邪魔した多賀野さんに似た印象で手打ちそばのような角が立ち、もちもちとした食感。
でも、これも良くも悪くも?あまり麺自体の味わいは主張は弱い。
なんとなく「白米」を食べてる感覚。
美味しい味噌汁と美味しい米を食べてるような感覚とでも申しましょうか。
おそらくスープも麺も淡白なのでアクセントとしてのソーキなのかしら。
しっかりと煮込まれたソーキを食べてしまうとスープのバランスが崩れてしまうのではという不安がありましたが不思議に一体感が醸されます。
麺量は多い方ではないもののソーキにボリュームがあり意外と満足感があります。
ソーキの軟骨は好き嫌いがあるかもしれませんが豚の精肉よりも原料原価の安い豚バラ軟骨をチョイスすることで原価は安くおさえてボリュームを出すことが出来て、かつ骨の部位で旨味も出る。
そして、チャーシューではなくソーキということで話題性も作れる、と店主さんの練り上げられた戦略か(考えすぎ?)
とにかくごちゃごちゃと申しましたが、結論は感動的に美味しかったです。
また出会い方も良かったのかも。
こちらのお店が百名店認定だったら変な期待値でまたおかしなことになってしまったかも。
でも今は多賀野さんよりも陸さんよりも九六さんよりもラーメン二郎さんよりもこちらのお店がまた行きたいと思っています。
いやー、けんね系でこんなに好きになるとは思いませんでした。
アンチけんね系な私と同じ嗜好をお持ちの方にもぜひ一度試して頂きたいオススメのお店です。
美味しかったですと店主さんにお伝えしたら
「チャーシュー麺もオススメです」
と教えて頂いてので今度はそちらをお願いしてみようと思います。
でも鯛出汁塩そばもまた食べたいなぁ。
2022/08/22 更新
私の大嫌いな「けんね系」店でありながら絶賛評価のタナカロボさん2回目。
前回同様メニューもチョイスしたいところですが今回はしょうゆスープの豚鶏そばに。
前回ほどの意外さのあるインパクトはないもののこちらも上品な仕上がりで十分美味しい。
でも鯛だしのほうが好きかな。